『誰もが住みたいと思える街に』
そんな白岡市であってほしいし、そうしていきたいと、 私は考えております。 そのために、とりわけ次のことを忘れることなく、 自らに問いかけ続けています。 『この街に住み続けたいと思えるには、何が不足しているのか?』 『この街に移り住みたいと思ってもらえるには、何が必要なのか?』 安心して快適に生活ができる街づくり。 その未来像を描くにあたり、早過ぎるということは ありません。 今からでもスタートしなければ、少子高齢化の波に 飲み込まれ、手遅れになってしまう ことさえ考えられます。 街づくりのビジョンを描き、より快適な生活空間をつくる。 その実現のためにすべきことは多々ありますが、まず私は、 次の点について当面の重点課題 として、力点を置きます。
税は未来への投資
地方自治体が事業を行うためには、しっかりとした収入の 確保と、適正な予算執行が求められます。 地方自治法では、地方公共団体は、その事務を処理するに 当たり、『最少の経費で最大の効果』を 上げなければならないと規定しております。 私達が納めた税が、どのように使われているのか? まず、その部分にしっかりと関心を持っていくことが 肝要だと、私は考えております。 ぜひ、皆様にも税について関心を持っていただき、 本当に必要なものは何なのか? このことについて、一緒に考えていただければ幸 いです。 『入りを図る』とも申しますが、まずはしっかりと 税の用途を把握し、効果的な投資をする。 ここが重要ではないでしょうか。 効果的且つ適切な予算執行が、街づくりの第一歩で あり、誰もが住みたいという街が実現すれば、 街はにぎわい、収入面にも寄与することでしょう。
教育環境の整備

子ども達をとりまく環境を整備することは、 極めて大切なことであると私は考えています。 成育環境の充実、学校環境の整備は、特に 重点を置くべき事項ではないでしょうか。 未来を担う人材の育成こそ、欠かすことの できない営みであると思います。 また、生涯を通じて学ぶことができる環境 づくりも大切です。 白岡市が、教育先進市として輝ける時を めざします。
生活環境の整備

交通アクセスの整備、安心な医療など、生活面に おいて改善していくべきことは山積しています。 高齢者の皆様、障害のある方々にとって過ごし やすい街とするために。 誰もが安心して生活できる街づくりは、 とりわけ重要であり、各種環境整備に努める ことが求められています。
自然環境の保存・整備

白岡市は、都心への通勤圏内でありつつ、田園風景 も残る佇まいを見せてくれます。 豊かな自然環境を守りながら、街の発展を図る。 緑との共存の中において、新たな形をつくること が大切ではないでしょうか。