福岡市は、日没から夜12時までにごみを集積所に出し、深夜に収集。1961年からこの方法を導入にしているそうです。朝の収集だと、渋滞に巻き込まれる可能性があるとの理由で始めたとのことですが、住民の満足度は97%(西日本新聞電子版2016.5.23)と殆どの住民が夜間収集に満足しています。
思わぬ効果①…ごみの散乱が少なくなった。これは、ごみを漁るカラスが眠っている時間のため。
白岡ニュータウンでも、このカラスによる被害に頭を悩ませ、現在はカラス除けにネットでごみ袋を覆い、ネットが外れないようにレンガを重石がわりに使用しています。カラスが眠っている時間。ここは考えることが出来ませんでした(-“-)
思わぬ効果②…深夜、ごみ収集車が街を走ることで防犯・防災に役立っている。
確かに、その時間帯にごみ収集が行われていれば犯罪抑止にもなりそうです。
思わぬ効果③…朝のごみ収集所の腐敗臭がなくなる
特にごみ集積所の近くにお住まいの方にとっては、この腐敗臭を感じることが少なくなるのは、ありがたいですね。
ただ、作業員の深夜手当が発生すること、騒音などの課題もあるとのことですが住民の満足度と街の魅力を高める意味で続けていくそうです。
1961年からスタートした夜間収集は福岡市の方々にとっては、当たり前のこと。でも、朝の収集が当たり前の私にとっては、新しい発見でした。
そして、自分が経験してきたことだけに縛られていると、柔軟な発想が生まれにくいものだと気づかされました。また、柔軟な発想を生むだけでなく、この様に過去の記事から様々な情報を手に入れられるインターネットを使っていくことも、当たり前を変えていく一つの方法であり、有益な使い方ですね。