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子ども達のために

 8日の午後は、白鳥先生のお別れ会に参加しました。児童養護施設を巣立った若者が集える場所「クローバーハウス」のOPEN日に、白鳥先生にお会いしたのが私にとっての始まりでした。

生活困窮者自立支援法。この法律は、2010年に設立した貧困の子ども達の学習支援を行う通称:アスポートがモデルとなり出来た法律です。そんな偉大な先生のお別れ会は、生前の意向で、偲ぶのではなく前を向いて欲しいとのことで「子どもたちのミライと希望を語る会」と名付けられました。深い関わりがあった方からのお話に胸が熱くなる。そして、発行された冊子に寄せられた先生へのメッセージには、お人柄と最後まで子ども達のために尽力された事への感謝の言葉が詰まっていました。

冊子より

「安心して学べる環境が整えば、乾いた砂地に水がしみこむように吸収していく。適切な支援さえあれば、子ども達は大きく成長するということが多くの方の胸に響いたと思います。」と寄せたのは、埼玉県福祉部の副部長です。このアスポート事業は、埼玉県の積極的な関わりも大きく、全国に先駆けた事業展開となりました。
今では、県内100箇所以上の教室があり、先生の意思を継ぐ方々によって運営されています。
ただ、勉強を教えるのではなく、様々な背景を持つ子ども達一人一人と向き合い、その子にあった支援と学びがアスポートにはあります。
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高校教師としての経験と知識。そして、現場で見えてきた問題を解決するために、スタートしたアスポート事業です。学校の先生が立ち上げた事業。これが大きな意味を持っているなと思います。
「安心できる人から教わること。」
「応援してくれる大人の存在の大きさ」
「大人の都合で子ども達の環境を変えてはならない。」
先生が残した言葉は沢山ありますが、その中でも私が心に響いたのは、
勉強とは分からないことを知ること。決して、優劣をつけることではない。」と「孤独にしてはいけない。」という言葉です。
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昨年の選挙時も街頭演説でお話してきましたし、このブログにも書いたことがあるかもしれませんが、私が議員になった理由は、子ども達のためです。一人では生きていけない子ども達のために、子ども達の成育環境を守るために議員になりました。最後まで、子ども達のために活動し続けた白鳥先生の思いに触れ、改めてこの志は間違っていない!!と思えた子どもたちのミライと希望を語る会でした。
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そして、今。
白鳥先生の言葉に触れたことも私にとって、心の支えとなり、新たな始まりとなりました。先生、ありがとうございました。


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魚に木登りをさせる?

 この中で木登りが得意なのは、お猿さん。
なのに、今の教育って魚にも木登りをさせるよね。っていう風刺画です。誰しも得意不得意がある。そして、魚は、木登りどころか水から出たら生きていけない。誰しも出来ることと出来ないことがある・・・。

この風刺画を見るのは、今回で2度目。先週、開催された、ふじのくに未来財団主催の「こどもの居場所づくりセミナー ~今、こどもたちに必要な支援とは~」のセミナーで発表した藤枝みんなのミライ楽校の横溝さんが使用されていました。横溝さんは、元学校の先生。
この風刺画のような教育に疑問を持ち、そして、苦しむ子ども達の姿を見て、ご自身で立ち上げた団体です。
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今回は、4団体による事例報告とクロストークでした。中でも元静岡県の職員の渡部達也さんのNPOは20年の実績と幅広いその活動に、議員になる前から興味を持っていました。”子どもの居場所”という言葉が叫ばれる前から、苦しむ子ども達の為に活動してきた渡部ご夫妻。このような形で直接、お話が伺えて感無量でした。
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 さて、子ども食堂を子どもの居場所と表現されることには、思いっきり否定ですが。なぜ、今、そこまで、子どもの居場所が必要なのでしょうか?
子ども達は、何に悩み・何に苦しみ・何を求めているのか。
現場を知る教員が子どもの居場所を作る。”教員を辞めてまで、今、やらなければ”と駆り立てたもの。そこに緊急性と問題の深さを感じました。
根本的な解決を模索している間にも、居場所が必要な子ども達は増えていき、受け皿となる団体の必要性は高まるばかりです。そして、どの団体も安定した運営資金が課題です。
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話は最初に戻りますが、あの風刺画を初めてみたのは、3年前に宮代町で拝聴した環境活動家の谷口たかひさ氏の講演会でした。気候変動だけでなく、自己肯定感の話をされる谷口さんのお話の中で登場しました。白岡市でも開催してから、もう2年。
 そして、なんと今回、配布された議員向けセミナー案内を見ると、そこに谷口さんの名前が😲
様々な方を対象に講演活動をされていますが、このような形のセミナーで名前をみたのは、初めてです。みんなに聴いて欲しい内容なので、このように活躍の場が拡がっていることを嬉しく思います。

少子化、不登校、子どもの貧困、教員不足、そして、自死。子どもを取り巻く環境は、昔と違う。どうにかしなければと動き出している大人がいることは救い。だけど、それでは足りない。

根本的な解決を見いだせるのは、やはり国だと思う。

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中学校教科用図書の採択

 7月11日の教育委員会定例会では、令和7年度に使用する中学校の教科書採択について、各委員から意見が述べられました。学校で使用する教科書については、白岡市単独で決定するものではなく、第23区採択地区として、白岡市、蓮田市、幸手市、宮代町の3市1町の協議会において、決定されます。詳しくは、埼玉県HP https://www.pref.saitama.lg.jp/f2214/902-2009128-94.html に掲載されていますが、令和6年度までの中学の採択教科書は↓ です。

 4名の教育委員は、事前に全ての教科書に目を通しており、(かなりの時間がかかりますね)各々の感想や意見が交わされました。傍聴した私は、教科書を見ていないので内容については、わかりませんが一人の委員が「5キロという重さ」について、発言されていました。ページ数の増加(中学生:平成14年2,711ページ。平成28年では、4,182ページと増えています。)副読本の増加により、昔に比べ登下校の負担はかなりのものです。今は置き勉は、OKのようですが、それでも肩への負担は大きいと思います。

本採択は、自治体ごとに教科書を決定した後、7月16日に行われる3市1町の協議会において、決定予定です。

 そう言えば、教科書や授業料って無償ですね。校舎の維持費や備品なども含め教育には、どれだけの税金が使われているのか調べてみました。少し古いデータになりますが、小学生一人につき約84万円(年)中学生一人につき約96万円)。全日制の公立高校だと約90万円とすると、12年間で約1,000万円以上の税金が使われています。こうして改めて数字にしてみると、学びの保障のために使われている税金は大きいですね。

  では、教科書っていくらするのかな?と調べてみたところ、とても廉価。例えば小学校1年生の書写は158円。他の教科書7冊を合計しても約2,500円です。教科書の発行に関してはも少子化、経費の増大などに伴い課題も多いようです。
※詳しくはhttps://www.textbook.or.jp/publications/data/18tb_issue.pdf 「教科書発行の現状と課題」。一般社団法人教科書協会のHPに掲載されています。

 3市1町で採択を決めることから、市議会において教科書採択を取り上げることは、珍しいと思いますが、昨年、中村ただし議員(前)が一般質問で取り上げていました。「新しい歴史を作る会の教科書」を使うべきだという内容で、その教科書の一部を読み上げたのを覚えています。


そういえば・・・。
中村ただし氏に議員時代のことで、お聞きしたいことがあって、お電話したのですが。留守電に残しても折り返しが頂けなかったので、日を改めてお電話したところ、「この電話はおつなぎ出来ません」😮😮
聞き間違いか?と思い、もう一度、かけても同じ。
まさか着信拒否?????

まさかね。

7月16日に行われる3市1町の協議会の詳細は、https://www.city.shiraoka.lg.jp/material/files/group/30/dai2kaisaiosirase.pdf
傍聴可能です。


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地域クラブ活動・受益者負担は

東京新聞WEB(2023年3月)より
・・・・・・・ 実践研究段階での費用は県などの補助金を充て生徒の負担はゼロだが、補助金がない状態で土日祝の地域移行を全面実施すると、市の試算では「生徒1人あたり月額4500~5000円の負担になる」と出た。生徒や保護者からは「高額だと厳しい」との声も聞かれるといい、市の担当者は「生徒の負担は1500円が限度では。補助がないと非常に難しい」と語る。・・・・・・・・・・・・

 今年度11月からの受益者負担開始に伴い、今夜の地域クラブ活動運営協議会では、受益者負担額について議論が交わされました。部活動の地域移行に関しては、白岡市は先進自治体として全国から注目を集めている事業であり、また、私も立ち上げ当初から注視してきたので、毎回、傍聴するようにしています。
 
 今日は、地域クラブ活動の運営費のどこまで保護者が負担するかが、主な議題でした。
例として、①指導料のみ 1,712円/月 ②指導料+交通費 2,005円/月 ③指導料+交通費+アプリ(ケガなどの保険代含む) ④指導料+交通費+アプリ+消耗品 ⑤指導料+交通費+アプリ+消耗品+人件費 何番目までを保護者が負担するのが妥当か・・・。
 また、交通費は市内も市外も一律1000円は、再検討が必要との意見が出ましたが、市内で1回につき1000円は、やはり高すぎると思います。
 さらに言えば、アプリと保険料がなぜ、一緒に考えられているのか。また、アプリではなくLINE では運用できないのか。そもそも月にかかる内訳の一般管理費については、なんの説明もなく、なんの費用なのか全くわからない。運営人件費は別にあるのに、いったいなんの費用なのか。この様な質問はなく、疑問が残りました。
 また、令和6年度4月の実績のバランスシートを見ても、実績の47%が指導料(交通費含む)。運営スタッフ人件費(23%)と通信費、印刷費5%、意味不明な一般管理費(9%)と事業者に委託しているから発生しているお金が38%もあるのです。
地域クラブ活動専用のパソコンリースやホームページ改修費も昨年度の見積もりには入っていましたが、それはどうなったのか。
未だにホームページには、地域クラブ活動専用ページの開設もありませんね。
 さらに、前回の協議会では、【今年1月から開始予定の硬式テニス。ラケットを多数購入したのに、練習日の前日の案内だった為、生徒が集まらなかった】と驚きの発言もありました。
え? ただただ生徒が集まらなかったから、スタート出来なかったと聞いていたのですが・・・。
そりゃあ、前日に案内されたら集まるわけないですよ。これで運営がしっかりとしているとは、私は思えません。

保護者に理解を得ることが難しいのがわかっているのですから、必要最小限の経費で抑えられるように、そして持続可能な地域クラブ活動になるように、令和6年2月議会の一般質問でも提案した事業委託ではなく、市の直営で行うべきだと思います。どちらにしても、①~⑤のどれを選択しても公費(市の財源)が必要なことに変わりはなく、その公費が毎年、予算化され議会で可決される保障はないわけです。市が直営で行えば、指導料+交通費+保険代+連絡用アプリ以外の費用を抑えることができるわけですから。実現可能な道に早く方向転換すべきというのが私の考えです。
・・・

 そして、この受益者負担を考える時に思い出すのは(以前もブログに書いたかな)「夫は、土日も部活。子どもが生まれても家族で過ごす時間が殆どなくて、悲しい」と言ったママからの相談です。家族を犠牲にして、尚且つ、ほぼ無給。
「受益者負担は保護者の同意がなかなか得られない」それは、そうでしょう。今まで無料だったのものが地域クラブ活動になると費用が発生してしまうわけですから。
でも、なぜ無料で部活ができているのか?そして、もし、ご自身の配偶者が稼ぎにもならない部活動の為に家族との時間が取れないとしたら?
特に乳幼児がいたら、手伝っても欲しいし、家族との時間を大切にして欲しい。家族との思い出を作って欲しいと。私なら思います。教員の善意で成り立っている部活動。私たち保護者は、まずはそのことをしっかりと考えるべきだと思います。

今日は、受益者負担額を決定し、夏休み前に保護者へ通知の予定でしたが、検討時間の不足により8月にも協議会を開催し、さらに検討を重ねることになりました。

東京新聞WEBより
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保護者らの思いが届く

 6月議会最終日の今日。
白岡西小学校にプレハブ校舎を設置して欲しいと保護者ら616名から提出された請願が全会一致で採択となりました。請願書によれば児童増加に伴い、平成30年から特別教室を普通教室にするなど余儀なくされてきており、学習環境としては、もう限界に来ているところでした。
この教室不足問題を議会で初めて取り上げたのは、令和4年12月議会。保護者からの要望を受けた石原富子議員が一般質問において、プレハブ設置の期間や予算など、かなり詳しく質問をしましたが、「学区の見直しをする」という結論に至り、プレハブ設置の実現は叶いませんでした。
 

 しかし、翌年(令和5年)に開催された学区審議会では、大山小学校の学区が西小学校に変更することだけが決まり、西小の教室不足問題はなんの解決もみないままとなりました。
今回の審議過程におていもそうですが、教育委員会においては、今後の児童推移から学級数がこれ以上、増えることはないという見解を持っていたためです。
 しかしながら、西地区における新築住宅の開発は今後もまだ続きそうですし、そうでなくても現状、キツキツ。児童の公平な学習環境の確保や安全面からは、これ以上、工夫や利活用などという言葉で乗り切れるものではなかったです。

今日は、数年に渡る関係者の思いがやっと届き、実現に向かって動き出す日となりました。

616名もの署名を集め、児童のために動いて下さった関係者の皆さん。
お疲れ様でした。そして、ありがとうございました。

 なお、請願が審議された文教厚生常任委員会では、請願採択だけでなく「プレハブが設置されるまでの間も改善に取組むこと。そして、教育委員会と学校が密に連携を図ること。」という意見も添えました。

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教育支援センターの支援の在り方は

 今回のもう一つの一般質問は、「不登校児童の支援の在り方」についてでした。
議員になって2年目の令和2年12月議会において、「教育支援センターは行政の出先機関であるのに、なぜ条例がないのか?」と、一般質問をしたのが、教育支援センターのことを取り上げた始まりでした。

行政の出先機関である以上、条例がなければならないのに(地方自治法第155条第2項、第156条第2項)、平成16年~この時まで、条例なしで運営がされていました。また、「教育機関なのか?」という質問に対し、「教育機関に類する性格を持つ機関だと考えている」と非常に苦しい逃げの答弁もあり、「条例は必要のない施設と考えている」とまで言い切っていました。
地方自治法で定められているのにです。

 それから間もなく、令和4年3月に教育支援センター条例が議案にあがり、3月議会で可決され施行となりました。間違いを間違いだと認められない体質なのでしょうかね~と、その時も思いましたが、それでも改善されたので”よし”でした。

 しかしです。
白岡市のホームページ(教育委員会)に掲載されている教育支援センターの案内リーフレットには、対象が小学校高学年~中学生となっており、尚且つ、目標が高等学校進学と記載されていて。尚且つ、教育支援センターだよりにも、まるで高等学校進学を目指す学習塾の様な内容(私の主観です)。

他自治体の教育支援センターだよりと比較すると内容の違いがよくわかります。
条例で定めた目的と違ってない?

案内リーフレットより

 それに、公開されているこの☝情報を見て、”うちの子は、対象じゃない”と諦めたという保護者からの相談もありました。
ホームページで公開しているということは、白岡市の教育支援センターは、このような所ですと全国に向けて発信していることになりますよね。

教育支援センターは、学校に行けなくなってしまった児童生徒のための施設であり、条例にも条例施行規則にも、対象者を限定する条文はどこにもありません。まして、教育委員会は、白岡市青少年問題協議会で配布した参考資料に、「学習のつまづきが克服できないといった状況が進むことで。学習意欲の低下などにより、不登校に発展する事例も見受けられる」 と報告しているのです。学習意欲が低下している児童生徒も対応するのが、教育支援センターです。
その事例を報告しておきながら、なぜに、このように学習に特化した支援センターを放置しているのか?

 また、通室できなくなってしまった児童生徒がいても、その後のことは一切関知しないそうで、そこも質問しました。なぜ、通室できなくなってしまったのか?原因を知る必要はないの?それで終わり?教育支援センターを中核として、支援ネットワークの構築をするはずではなかったの?


というのは、令和4年3月議会(委員会)の条例審議の際に、私が文科省からの通知を引用し、教育支援センターを中核として支援ネットワークを作る必要性を質問した時、当時の参事は、「条例可決後に、条例施行規則の中で細かく示します」と答弁されたからです。
点、点、点。ではなくネットワークを作り、児童生徒を支援しましょう!です。

高等学校進学を目指す児童生徒のためには、今のままで問題はありませんし、また、そのためにご尽力頂いているセンター関係者には、感謝しています。また、見学も快く受入れて下さいまして、ありがとうございました。

 しかし、小学校4年生以下でも不登校児童はいます。先にも書いた通り、学習意欲が低下している児童生徒もいれば、学校の雰囲気が嫌な児童生徒もいます。本来の目的に沿った運営になるように、早期の改善を求めました。

全国の不登校児童生徒数は29万人を超えています。白岡市も年々、増加しています。

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自転車のルールご存じですか?

「自転車で車道を走行中、交差点で左折したところ白バイに捕まり、現場で事情聴取。別日に警察に出頭して・・・」という話がラジオから流れてきて、「?????」となりました。
私は、自転車を持っていないので乗りませんが、それでも自転車の走行中の違反で警察に出頭?と興味深く、ラジオを聴きました。
よく聴いていると、自転車は軽車両だから信号を守らないといけないという話。直進が赤信号だったら、例え自転車だっとしても青信号になるまで、左折をしてはいけないと言う話でした。

 また、2008年の法改正に伴い、自転車は軽車両なので基本、車道の端を走行することが定められ、あくまでも歩道は歩行者のためのものという考えが明確になっています。
 しかし、例外規定があったり、知らないことも多いので少し調べてみました。

基本的には、13歳未満の子どもや70歳以上の高齢者、身体の不自由な方以外は、車道の端を走行することとされています。でも、歩道を走行している自転車、多いですよね。
都内のように、自転車専用道路が整備されていないので、どうしても歩道を走行してしまうのでしょうね。

 さらに「13歳未満の子どもと親が一緒に走行する時、親は車道、子は歩道となるのか」という質問に対し、「その場合、親も歩道を走行していい」という警察の答えだったとラジオで話していました。なにやら、例外なものは他にありそうですので、警察に聴いた方が良さそうですね。

 この間の休日には、中学生4人組が自転車で歩道を走行しているのを見かけました。また、スマホを操作しながらの走行も見かけます。学校に向かう保護者の方でも歩道を走行される方がいますね。中学生の自転車通学を可能にするには、まずは、指導を受けそのルールを遵守することは必須。そして、大人がその手本にならないといけないですね。
 

 今後2年以内に法改正がされ青切符でも反則金がつく予定になっているようです。
知らなかったでは済まされない。痛い罰金がついてきます。

詳しくは、朝日デジタルで https://www.asahi.com/articles/ASS346R5DS31UTIL01B.html
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中学生の自転車通学は

3年越しで要望してきた中学生の自転車通学については、従来からある「校長に申請して認められたら、教育委員会で協議して許可を出す」という方法に落ち着きました。

以下は、昨年9月議会の一般質問の抜粋になります。

6番(野々口眞由美議員) 3年前に初めて質問して、やっと検討委員会がここから始まるということで、若干遅いなという感は否めませんけれども、前に進んでいただけるということで大変ありがたく思います。   
再質問させてください。前回この自転車通学について質問をした際に確認事項という文書があって、その文章の中には校長が必要と認める場合には教育委員会とも協議して決めることができるという部分があり、協議した結果、認められるということをその時点で確認させていただきましたが、もう一度だけ確認させてください。それであれば、この検討委員会の結果を待たずとも現在でも校長に申請して教育委員会とも協議した結果、自転車通学が可能になることがあるという理解で間違いないでしょうか。

◎阿部千鶴子教育部長 議員のご質問にお答え申し上げます。現在の自転車通学の在り方でございますけれども、確認書を出していただいて協議をしてということで、個別個別の対応、またその事情を伺ってという形になっているという認識でございます。ですので、今後はこの市内の中学生、自転車通学を範囲も含めて、例えば自宅からの距離で決めるのか、そういったことも含めて統一的な考えの下に進めていきたいということで、検討委員会を開催してご意見をいただき、安全の確保、駐輪場の整備、そういったものも含めて課題を整理しながら進めていきたいということでございます。   以上、答弁とさせていただきます。

要約すると、現在は個別個別の対応になっているので、自宅からの距離で可能にするなど、決めた上で、全体で取組む方法に進めたい。という答弁でした。しかし、意見交換会の結果は実施しないとなったので、従来からの個別対応をするという事になったという話です。でも、そもそも保護者は、それすら知らされていません。なので、担当課の職員には、「現在でも校長に申請、許可がおりれば利用できる」ことを保護者に周知して欲しいと伝えました
でも。
自宅から学校までの距離で利用を決めるなど全体的に取組む方がスムーズだと思いますね。
申請方式だと、同じ距離でも許可された生徒とされない生徒など、個人の申請理由により不公平感が生まれかねません。わざわざトラブルの元になる方法をとらなくてもいいのになって思います。

 さらに、第3期白岡市教育振興基本計画策定にあたり、市内中学生の意見を反映させるために、令和3年に開催されたワークショップでは、学校の困りごととして、「夏の登下校が暑い」という意見が出されています。これも大切な当事者の意見です。
下記のグラフでもわかるように、気温は上昇し続けています。地球沸騰化時代、本当にこれでいいのでしょうか?

私の元には、今回の意見交換会の結果を受け、なおも相談が届いています。熱中症不審者などから命を守りたい。遠距離通学生徒の保護者がそう思うのは、当然です。
 しかし、このように切実に訴えている保護者は、今回の意見交換会の委員に、一人として入っていませんでした。アンケート結果から要望している実態は理解できたとしても、当事者でない方だけで構成されている意見交換会では、意見が偏るの当然です。

気象庁HPより


これも何回も言ってきましたが、部活動の練習試合などでは自転車OKなのですよ?
通学はダメで使い慣れていない道を走行する部活動ではOKって、なんの違いがあるのでしょうか。まして、今年度全面的に地域移行する地域クラブ活動は学校外の活動になるので、自転車がOKなはずです。さらに、教育支援センターへの通学は、現在でも自転車OKです。
一人の中学生の命は、場面によって変わるのでしょうか?

最後に意見交換会議事録の事務局(教育委員会)まとめより抜粋します。
アンケート結果から、自転車通学を望む声の大きさが明らかとなりました。
詳しくは、白岡市HPに掲載されておりますので、ご確認頂ければと思います。https://www.city.shiraoka.lg.jp/soshiki/kyouikubu/kyoikushidoka/7297.html

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校務支援システム導入!

 2022年12月議会。「白岡市の学校は30年前の状況。校務支援システムを導入し、教員の働き方改革を」と一般質問しました。その時の質問がこちら ↓
「次にこちらの表をご覧ください。これは文科省「GIGAスクール構想の下での校務の情報化のあり方に関する専門家会議」で使われた資料です。こちらの表でわかるように既に2000年代から統合型校務システムの導入が始まり、教員の負担軽減が図られてきたことがわかります。さらに令和3年3月1日付けの文科省のデータでは、埼玉県では統合型校務システム導入済みは、82.6%となっています。先の質問でもわかったように、当市の小中学校では、1980年代以前の手書きで処理されている事務もあります。教員の働き方改革を考える上でというより、働き方改革という言葉が出てくる前から校務事務のシステム化が進んできていたのに、なぜ白岡市は対応出来ていないのでしょうか?」

2022年12月議会で使用した資料

この質問の後、本格的稼働に向けての検討に入り、やっと今年度稼働することになりました。

本日、開催された教育委員会定例会において、令和5年度の人事評価結果や市内共通学校評価集計結果の報告がありましたが、その中で「学校全体で業務改善が行われ、教職員の働き方改革が推進されている」という項目は、低い評価でした。
中学校は、土日の部活動が地域クラブに移行され始めているので、以前よりも教員の負担軽減は図られていると思いますが、この集計は小中合わせてなので、少し低めなのかもしれません。
しかし、教員の本来の業務において、この校務支援システムの本格的な運用は、業務負担の軽減につながります。来年度の結果が楽しみです。
 また、「日本語指導員の配置により、日本語指導が必要な児童生徒に対して、必要な支援がおこなわれている」

という項目も低めの評価で、教育委員からも質問があがっていました。
6月議会、一般質問では、外国籍の児童生徒だけでなく、市内在住の外国人に関しての課題などを取り上げる予定にしているので、タイムリーな情報でした。

また、市内小中学校の概要資料を見る限り、上記のような教員欠員は白岡市は発生しておらず安心しました。
・・・
・・・
教育部長、教育指導課長、生涯学習課長の3名が4月に新たに就任され、新体制での初めての教育委員会定例会。以前よりも教育委員の方々も活発な発言だったように感じます。
来月は、農業関係の勉強(視察)と重なっており、傍聴できませんが・・・
というか、その日は一般質問の通告開始日😲 あっという間に次の議会が始まる感覚です。

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子ども達が通った幼稚園

気がつけば、4月に入ってもう11日も経過😲
久しぶりに桜が咲く中、新たな生活を迎えれたみなさん、おめでとうございます。
私は、議員になって初めて入学式に参列しました。学校行事などで子ども達を見ると、ついついその頃の我が子とダブらせてしまい、保護者でもないのに、感極まるのは本当に困ったものです。

大人になるまで、長いようであっという間の時間。そして、振返れば反省することや後悔することも多い子育てですが、その中で、これだけは正解だったと思えるのが、幼稚園です。

 先日、テレビ東京の「お直しJAPAN」という番組で、幼稚園の修理をお願いするといった内容で、紹介されていた幸手ひまわり幼稚園。Tverで配信中⇒ https://tver.jp/episodes/epjfhktd7s

「遊びと食」から子ども達の成長を考える。一言でいうとそんな理念の幼稚園です。給食は、発酵玄米に化学調味料不使用、お肉不使用の給食。そして、指定の制服やバッグもなし。自由保育と勘違いされますが、しっかりと子どもの成長を考えたカリキュラムに沿った中での保育。
・・・
そして、思いっきり体を動かした後は、静かに話を聞ける子ども達。
”静かに!”と注意されるのではなく、自然と静かにできる状態にしてくれる。
こんな「動と静」がしっかりと考えられていること。遊びの中から、子ども達が考え、選び、判断していくこと学んでいく。
・・・
ひまわり幼稚園は、子ども達だけでなく親として学ぶことも多く、私を成長させてくれた。
そして今、私を支えてくれている尊敬するママ友は、この幼稚園で出会ったママ達ばかり。今の私があるのは、ここでの時間があったから。
・・・
ジャネーの法則(子どもの1年は、大人の10年)。だからこそ、思いっきり遊べる子ども時代を過ごして欲しい。
文字は習わなかったけど、たくさんの絵本と出会った。
算数は習わなかったけど、給食の小魚の分け方で算数を覚えた。
そんな経験が出来た幼稚園。
この幼稚園に通えて、本当に良かった。
正解だったと思えます。

広い園庭でリズム体操だ~