自分達の街の玄関となる新白岡駅前をキレイに! との思いから始まった「きれいプロジェクト」。中心になって活動してくださっている方々は、ずっとこの思いを温め、昨年、スタートにいたったそうです。私も新白岡に住む一人として、予定がない時に参加していますが、ポイ捨てのゴミが増えていますね。
駅からの帰り道、ちょうど吸い終わるのかな。我が家の前はタバコが目立ちます。
道徳心って?
悪いことをしてはいけないって心は、どうやって育つのだろう。
子どもには”道徳心を持った人に育って欲しい”と思ってきました。例えば、タバコの吸い殻を見て、なんて素敵な風景なの?と思う人はいませんよね。自分が捨てたゴミが何人の人を不快にさせるのか?そんなことを想像できれば、ゴミを捨てなくなる。これは一つの例だけど、道徳心は、人への思いやりや優しさにもつながる。
しかし、悪いことだと分かっていても、ゴミを捨てる人はいるし、そのような人を変えることは、とても難しい。というより、無理だと思っている。
だけど、ゴミを拾う人を増やすことは出来る。ゴミを減らすことは出来る。
一人、一つでいいからゴミを拾う人が増えれば、気持ちの良い街になり、ゴミも捨てにくくなるかもしれない。
私の議員としての信条は、まさにこれ。
悪いことだと分かっていながら、悪いことをする人が、変わるかもしれないと期待するよりも、
社会を良い方向に変える力になる人を増やしていきたい。
カテゴリー: 環境
空飛ぶ捜索医療団ARROWS
以前もブログに投稿したことがある”全国防災関係人口ミートアップ”。今夜も途中からになってしまいましたが、久しぶりに参加することが出来ました。今日のお話は、NPO法人ピースウィンズジャパンの橋本先生。
恥ずかしい話、この法人のことも、そして空飛ぶ捜索医療団ARROWSの事も知りませんでした。今回のお話を聞き、そして、ミートアップ終了後に空飛ぶ捜索医療団の動画を視聴し、自分は、能登半島地震の本当を何も知らなかったんだと。胸がぎゅっとなりました。
現地で支援をしてきた橋本先生だからこそ、語れる話の数々。中でも、避難所として使用している学校の再開の話は、ニュースなどからは全くわからない問題でした。”子ども達のために早く、学校を再開させて欲しい””体育館で卒業式をさせてあげたい”そのような声に学校側も大きなプレッシャを感じないわけがありません。しかし、避難所として、避難している市民がいる。
熊本地震の時は、学校再開が遅いと非難を浴びたこともあり、今回は一日でも早くと再開を急ぐ学校の気持ちもわかります。
学校再開が決定し、160人の避難者は他の施設に移動することになったそうですが、160人中、30人が行方不明になったという話もありました。学校を学びの場として守るのか?避難している方の場として守るのか?。何が正解で何がベストであるか、わからない場面に遭遇する現実。
また、検討段階では、学校の会議室や特別教室を非難場所として使用するという話も出ていたそうです。ここで、考えたのが。6月議会の請願でも出た白岡西小学校の普通教室不足の問題です。今、珠洲市と同様の事が起きたら、非難している住民を移す特別教室がないわけです。やはり災害時のことを考えれば、なおさら教室整備は必要だなと感じました。
さらに、生活再建までに十分な支援が行き届く人は、一人もいないんじゃないかなと感じる現実。国からの300万円の支給も家屋が半壊以上の人のみ。もし、今、私が同じ状況になったら?
どのようにして、生活を再建できるのだろうか・・・。
それを考えることが出来た今日のお話でした。
そして、最後に”防災関係に携わっている皆さんに”ということで橋本先生が語られたのは、「罹災証明の取り方などの知識を身につけておいてください」という事でした。例えば、被害状況の写真を撮っておくなど申請に必要なことなど、市の出前講座などを利用し、自主防災会で学ぶことが出来たらなと思います。また、防災訓練においても、講座を開催するなど広く住民の方に知って頂くことも出来るのではないかな?とも考えます。
今日は、最後に空飛ぶ医療団のYouTubeチャンネルをご紹介します。ぜひ、ご視聴頂ければと思います。https://www.youtube.com/watch?v=6lkQTCGlfcc
https://www.facebook.com/PWJPublicRelations/videos/348165674670772
都市マス地域別懇談会最終日
今日は、都市計画マスタープラン改定に伴う地域別懇談会最終日で、午前中は篠津・西地域でした。参加者は、議員も含めて17人と少なく、コミセンのホールの座席が寂しかったです。
この地域は、現在、開発中の篠津北東部が含まれるため、交通渋滞や騒音など環境アセスメント(影響評価)の必要性など大規模開発に伴うことが主な質問でした。
中でも、どうしてこのような話になってしまっているのだろうか?という質問がありました。それは、篠津北東部で開発している農業法人サラダボウルに関して、「設立して間もない会社。安く土地を購入し、資金繰りが上手く行かなくなったから、高く東急不動産に売却したんだ・・・云々」
街づくり課課長が、「当初からそのような事業として行っています」丁寧な説明をされましたが、なぜ、事実とは全く違った話が出回っているのか不思議でなりません。
農業法人サラダボウルは、設立して間もない法人でないのは、ホームページでも確認できます。尚且つ、先端技術を用いたスマート農業ということで、先日6月29日に岸田総理が視察された法人です。
先週、発行された藤井市長の活動レポートにおいて、農業生産法人・サラダボウルにより世界最大級のいちご農園の開発が始まることが書かれていました。要は、岸田総理が視察するほどの最先端技術をもったサラダボウルが白岡市篠津北東部に「イチゴノオカ」を作るということです。
来週、発行する連合会派の活動レポートでは、私は一般質問の内容の報告ではなく「活動を知っていただくこと 真実を知っていただくこと」と題した文章を掲載しました。
地域別懇談会が真実を伝える場になって良かったとは思いますが、このように事実ではない話が市中にはあるのですよね。そして、伝言ゲームのように変化し伝えられていく怖さがあります。
午後は、白岡駅周辺地域の懇談会で、約40名ほどの参加でした。白岡駅西口線や駅前広場、白岡宮代線などの道路について、また白岡中央総合病院の移転に伴う質問。商店街の行く末を案じる質問や公園関係が多かった印象です。
今日で懇談会は終了し、次回は地域別の説明会となります。
・7月28日(日)10時~ 新白岡地域 14時~東北道東側地域 市役所1階会議室
・8月3日(土) 10時~ 篠津・西地域 14時~白岡駅周辺地域 市役所1階会議室
・8月4日(日) 10時~ 大山農村センター
都市計画マスタープラン?
【都市計画マスタープラン(略して都市マス)】・・・概ね20年後のまちの将来像を描き、その実現に向けて方向性を示す計画であり、白岡市のまちづくりは、この計画を基に進められています。(街づくり課作成の資料より)
という事は、非常に重要な計画ですね。
現在の都市マスは、平成13年に作成され平成29年に一部見直しがされたものになるので、今回、全面改定となります。
という事は、これから20年後のまち=2044年ですね。私も80歳を迎える年のまちの将来像を描くということです。以下は、GD Freakというサイトにあった総務省 国勢調査及び国立社会保障・人口問題研究所 将来推計人口、総務省 住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数を基に作成したグラフです。
人口減だけでなく、年齢層の比率も変わってきているのがわかりますね。
6月に5地域に分けて開催される地域別懇談会は、地域ごとの特色などに基づいた地域別の計画を作成するために、住民の皆様のご意見などを伺う為のものです。
16日は、午前が新白岡地区。33名の参加があり、活発な意見交換が交わされました。中でも❶新白岡地区の人口動態を示して欲しい ❷新白岡駅は白岡高校の生徒や日本工業大学の学生が利用するという点で、白岡駅とは大きな違いがある駅であること。その視点を持って頂きたい。という2点については、非常に重要なポイントだった思います。
白岡市の高齢化率は(令和5年)28.2%ですが、例えば新白岡3丁目は43.5%(令和6年3月)とかなり高くなっています。駅の東口は、駅から遠くなるほど、高齢化率が高いのが特徴です。地域ごとの計画を策定するにあたり、人口動態を知ることがまずは重要だと思います。
この点については、次回の地域別懇談会から資料として追加するとの報告を担当課から受けました。また、東口のロータリーの真ん中には、緑があると言えば聞こえはいいのですが・・・。不要と言えば不要な緑地があります。きれいプロジェクトで2週間1度、駅前の清掃活動を行っていますが、必ずここの中にゴミが落ちています。さらに定期的な除草・剪定代などを考えれば、ここを駐車スペースにし、利便性を高めた方がいいのでは?と思います。
午後は、東北道東側地区の懇談会でした。範囲としては、市役所周辺から菁莪、爪田ヶ谷、実ヶ谷、岡泉、太田新井など市全域の約38%にあたる地域です。正確な参加者は把握出来ておりませんが、若干少なく感じました。こちらの懇談会では、行政区から(自治会かな)脱退する方への対応やバス運行の要望が出されました。
6月23日は、10時~大山農村センターにて大山地域の懇談会。私はこの日は参加出来ませんが、ぜひ、皆さん参加してくださいね。
そして、篠津・西地域は、6月30日10時~コミセンホール。午後は、14時~コミセンホールにて白岡駅周辺地域の懇談会があります。
ぜひ、ぜひ。
自分達が住む白岡市の未来を。子ども達が暮す未来のためにご参加ください。
土中環境から考える防災対策
5月21日。会派WAKABA TSUNAGU の今年度 第1回目の勉強会は地方政治改革ネットとの合同開催で【土中環境から考える防災対策】と題し、白岡市内にお住まいで環境再生医(上級)の箕輪直明さんにお話し頂きました。
地中での水・空気の流れを保つ事がいかに重要か。開発により、この流れを変える・止めるのだから、液状化や土砂崩れ・水害などが起こるのは当然のこと。
市街化調整区域内の住宅については、白岡市内の事例もあり、より身近にこの問題を感じる事が出来ました。
都市計画法第34条12号による開発許可の運用を既に変えている自治体もあります。最近では、越谷市が運用規程を変更しました。地球沸騰化時代🌏。年々、上昇する気温でさらにゲリラ豪雨など異常気象が発生するリスクは高まっています。農家の後継者不足など様々な問題もある中で、慎重に考え、進めて行かなければならない問題だと考えさせられました。
・・・
今回は、再生までお話頂く時間がありませんでしたが、人災が少しでも減る為の対策は、議員として、各々持ち帰る事が出来たと思います。見える部分だけではなく、見えない土中を見ることが重要。”根本”という言葉そのものですね。”見えるものだけを見る“のではなく、見えないところに大事なものがある。これって、色んなことに通じる話だな~と個人的には思いを馳せました。
・・・
箕輪さんとのご縁は、昨年の選挙時にこの問題を提起頂いたのが始まりです。今年3月には、流山市でシンポジウムを開催。再生という視点で、環境問題、災害対策に取り組む方が白岡市内に居て下さることはとても心強いです。そして、また新たな つながり が出来たことに感謝です😊
ありがとうございました。
一般質問(防災関係)
未だ避難所生活を送る多くの方々。そして輪島市や珠洲市では、断水が続いています。地震の爪痕は、大きく、自然災害の脅威を感じます。
今回の一般質問では、災害時の対応と持続可能な地域クラブ活動について取り上げました。
【災害】では、災害時の農地活用と井戸水の利用について取り上げました。導入している自治体も増えてきているため、前向きな答弁を頂けましたが、いずれにしても所有者の方の善意により成り立つ制度になりますので、まずはこのような制度があることの周知、そしてご理解を頂くことからになります。ただ、どちらも市民の方々からの提案ですので、登録者が徐々に増えていけばいいのかなと思います。
また、在宅避難を選ばざるを得ない方々の「孤立」に対する不安にどう応えるのか。障害の特性上、避難所生活が出来ない方々の声を届けました。
今回の質問にあたり、発達障がいのあるお子さんの保護者の方々にお話を伺いましたが、避難行動要支援者名簿の存在すら知りませんでしたし、担当の民生委員のお名前も知りませんでした。
ホームページに公開していても、そのような制度を知らなければ、まず閲覧することはありません。なので情報が行き届くよう、今後は学校や関係機関にも案内を配布して頂くことになりました。さらに福祉避難所は能登半島地震でも協定を結んでいる施設の半分ほどしか開設できなかったという事もあり、受け入れが難しい現実がわかりました。
福祉避難所となる施設が利用できない状況になる。職員が被災するといった事もどこの自治体でもあり得ることですが、協定を結ぶ施設を増やすなど、さらなる対応が必要です。
また、現在は、福祉避難所に直接、避難することが出来ません。一度、指定避難所に避難した上で、そこでの生活が難しいと判断した時に福祉避難所に行くことになります。
ただ、福祉施設利用者であれば直接、福祉避難所に避難できるように今後、進めていくようなお話もありました。
地震の脅威と備えの重要性が改めて認識された今。私たち一人一人が、自分ごととして捉え、防災の意識を高めることが大切だと思います。
2問目は、次に。
支援策の充実が先です
車の置き去りにより、幼い子どもの命がなくなる事件は後を絶ちません。
なので、車の置き去りに関しては理解できます。
しかし、自宅放置については条例で縛る前に、学童待機児童の解消も含め子どもの居場所の確保、
家庭に対する支援員の派遣などの充実が先です。
・留守番と自宅放置の違い
・買い物に行くのにも留守番させられないのか?
・学童保育所に入れないのに、どうすればよいのか?
・不登校児童がいて、働いている保護者はどうすればよいのか?
などなど 問題は山積です。
現実に支援体制が取れるか?といえば
無理でしょう。
買い物に行くだけで、支援員が家庭に来てもらえますか?
不登校児童がいるご家庭に支援員に入ってもらえますか?
今回の県議会における一般質問では、地元の渡辺聡一郎県議は、不登校児童問題を
取り上げました。
自民党県議団が出したこの条例改正案について、どのように受け止めているのか
ぜひ、ご意見を伺いたいです。
なお、明日(6日)の福祉保健医療委員会において審議されるとのことなので
傍聴に行きたいと思います。
香害
やっとここまで来たって感じです。
今から15年ほど前、持ち回りの小学校の給食着が柔軟剤の香りがきつく、養護教諭に「香害」で体調を崩す児童がいるかもしれない事をお伝えしたことがあります。
今では柔軟剤だけでなく、食器用の洗剤まで「香りつき」があるほど。
色々なものに香りがつき、香りのきつい商品も販売されています。
当時は、そこまで大々的に取り上げられていなかった香害ですが、病気になってしまう方もいるほど、大きな問題になっています。
私は、タバコの香りがダメです。
煙だけでなく、衣服についた香りでも・・・。頭痛が起きてしまいます。
他の人と共有する物や共有する場では、特に配慮が必要ですね。
新白岡駅改札前で
今日は、3回目になる新白岡駅改札前の自由通路でのパン販売でした。
会を増すごとに、販売するパンの数も増えていますが、本日もほぼ完売でした。
「今日は、お金を持っていないので次回、買いに来ます」と言ってくれた高校生が本当に買いに来てくれたり(約束を覚えていてくれて嬉しかったな🌷)
「PANSHERのパンを購入したかったけど、この時間はお店が閉店しているから・・・。今日は、購入できて良かった」など。
パンを販売するだけでなくこのような会話もまた楽しいです。
これは、街づくり課と共同の駅自由通路(市の管理)における物品販売の社会実験です。今回は、新白岡駅東口徒歩3分ほどにある「PANSHARE」さんのパンや焼き菓子を新白岡令和クラブで販売していますが、需要があればさらに他の物販も可能になるかもしれません。
残念ながら、新白岡駅を降りてもお買い物できるお店がありません。4年前の選挙の時にも「駅前でちょっとしたおかずが購入できたら助かる」というお話を伺いました。働く方々や駅を利用する学生さんにとっては、駅自由通路でお買い物ができるのは助かるでしょうね。
最近では、新白岡駅西口に「たこ焼き」屋さんが出ているのをホームから見かけました。私が引っ越してきた時は、車でラーメン屋さんがきたり駅前に餃子販売の車がきたりしていました。キッチンカーのはしり?でしたね。
今後、駅自由通路での販売が常態になって、日替わりで出店するお店が変わるなどになったら、賑わいも生まれるでしょうね。
お買い求めくださった皆様、ありがとうございました。
そして、毎回、足を運んで下さる街づくり課の職員の皆さん、多忙の中
ありがとうございます。
次回は、2月24日17時30分ごろから開催予定です🍞
大人の背中
「子どもが怖いのは、環境の深刻さでなく、口だけで行動しない大人の背中」
これは、環境活動家・谷口たかひさ氏の言葉。
宮代町の講演会直後に予約をして5ヶ月待った白岡市での講演会は
10月2日に約130名のご来場を頂いての開催となりました。
講演会後に届いた参加者からの感想は、「心に刺さった」「自分を見つめるきっかけとなった」など、どれも地球環境そのものの事ではないのが印象的でした。
参加者からの質問にも忖度しない。どんな質問が来ても納得できる答えが返ってくる。
質問「レジ袋を有料化にしても、結局はゴミを捨てる為にビニール袋を買っている。意味がないのではないか?」といった質問に対しては、
答え「少し太ったからと諦めて、ブクブク太ろうと思いますか?」
質問「地球温暖化は嘘だという人達もいるが、本当なのか?」
答え「仮に地球温暖化が嘘だとしても、だからといって地球を破壊していい理由にはならないでしょ」
そう、「0か100ではない」「完璧より前進」
「1人の100歩よりも100人の一歩」なんだと話す。
質問の答えは、既に彼の話の中にあり。自分の中にある。
大切なのは、自分ごとと捉え、頭で考え行動すること。
だからこそ、彼の言葉が心に刺さるんだ。
「子どもが怖いのは、環境の深刻さでなく、口だけで行動しない大人の背中」
「子どもが怖いのは、未来の責任を子どもに押しつけ、口だけで行動しない大人の背中」