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膿を出し切って

 以前、補助金交付について一般質問で取り上げた時。 議会前に
「こんなの議会でとりあげることじゃない。しちゃダメだ」と。今回の記事に掲載されているシルバー人材センターの前理事長に直接、言われました。
当時は、他の補助金団体関係者からも「表にだしていい話と出してはいけない話がある」とか「自民党の●●さんと●●さんがいることを知っているのか」等とも言われたので、正直、怖い思いをしました。
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 まぁ。だからといって質問しなかったわけではありませんので、その後は 「野々口が補助金団体を潰そうとしている」と。 私の質問の真意から外れた悪口を言いふらされました。 1期生だから こんな嫌がらせをされるのか…と思っていたけど。 なるほど。 悪事がバレない様に 必死だったのか🤔と この記事を読んで納得。

“最近、白岡市はよくない話ばかり新聞に掲載される”と市民の方からお言葉を頂きましたが、やっと膿が出てきたんです。そして、その膿を表に出しているのが、今の藤井市政。 考えてみてください。 この方が理事長になったのは、いつ?
そして、税金の使い方をチェックする役割がある議員に対して、「質問するな」と脅しをかけるような人を着任させたのは?って。 改革しているからこそです。膿をしっかり出し切って、前進あるのみです。

補助金交付の事務執行に関しては、一般質問で取り上げたことにより、その後、詳細なチェックが行われるようになり、会計処理も見直されました。しかし、このような事件が発生していたという事は、議員として、まだまだ調査が足りなかったなと反省です。

以下は、令和5年度9月議会(決算)における補助金交付について総括質疑した時の議事録です。

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6番(野々口眞由美議員) 議案第66号、補助金交付の適正化について2問質問させていただきます。

 令和3年度に団体等運営費補助金交付事務の審査が行われましたが、そこでどのような問題点が見つかり、令和4年度はその問題点がどのように改善されたのか伺います。

◎白田進経営企画部長 それでは、野々口議員ご質疑の1点目についてお答えを申し上げます。   令和4年度決算の調製に当たりましては、昨年度に引き続き、交付実績がある団体等への補助金を対象に審査を行いました。まず、令和3年度におきまして、交付申請が補助金交付要綱に規定する提出期限の経過後に交付申請が提出されていたものにつきましては、令和4年度では提出期限を規定している全ての補助金において、提出期限内に申請がなされてございます。   次に、概算払いの関係でございます。令和3年度におきまして、概算払いの実施に当たり、団体等から概算払いの理由を徴しておりませんでしたが、令和4年度では会計課において団体への補助金を概算払いにより交付する際には、伝票提出時に理由書を添付するよう通知したところであり、概算払いを行ったものはその理由を徴したことを確認してございます。   また、令和3年度におきまして、概算払いによる交付の際に、会計処理上、支出伝票において支出区分、普通払いが選択されておりましたが、令和4年度では概算払いにより交付したものは、全て支出区分を概算払いを選択するようにしてございます。   次に、令和3年度におきまして、補助金の交付の時期または回数でございますが、要綱の規定と異なるものがございましたが、令和4年度では全て要綱の規定どおり交付したことを確認してございます。   次に、実績報告、交付確定の関係でございます。令和3年度におきまして、補助金の交付確定に伴う審査に当たって、実績報告書の支出金額と補助金交付団体が保管する領収書等の金額が一致するのか未確認なものがございましたが、令和4年度におきましても未確認のものが2件(P.227で「8件」から「2件」に発言を訂正)ございました。そのため、提出された実績報告書による形式的な審査にとどまるのではなく、交付金充当の重要性を認識するとともに、補助金の目的外使用阻止に厳格に取り組むためにも、実績報告書提出時には領収書等の確認を行うよう改めて周知したところでございます。   以上、答弁とさせていただきます。

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校務支援システム導入!

 2022年12月議会。「白岡市の学校は30年前の状況。校務支援システムを導入し、教員の働き方改革を」と一般質問しました。その時の質問がこちら ↓
「次にこちらの表をご覧ください。これは文科省「GIGAスクール構想の下での校務の情報化のあり方に関する専門家会議」で使われた資料です。こちらの表でわかるように既に2000年代から統合型校務システムの導入が始まり、教員の負担軽減が図られてきたことがわかります。さらに令和3年3月1日付けの文科省のデータでは、埼玉県では統合型校務システム導入済みは、82.6%となっています。先の質問でもわかったように、当市の小中学校では、1980年代以前の手書きで処理されている事務もあります。教員の働き方改革を考える上でというより、働き方改革という言葉が出てくる前から校務事務のシステム化が進んできていたのに、なぜ白岡市は対応出来ていないのでしょうか?」

2022年12月議会で使用した資料

この質問の後、本格的稼働に向けての検討に入り、やっと今年度稼働することになりました。

本日、開催された教育委員会定例会において、令和5年度の人事評価結果や市内共通学校評価集計結果の報告がありましたが、その中で「学校全体で業務改善が行われ、教職員の働き方改革が推進されている」という項目は、低い評価でした。
中学校は、土日の部活動が地域クラブに移行され始めているので、以前よりも教員の負担軽減は図られていると思いますが、この集計は小中合わせてなので、少し低めなのかもしれません。
しかし、教員の本来の業務において、この校務支援システムの本格的な運用は、業務負担の軽減につながります。来年度の結果が楽しみです。
 また、「日本語指導員の配置により、日本語指導が必要な児童生徒に対して、必要な支援がおこなわれている」

という項目も低めの評価で、教育委員からも質問があがっていました。
6月議会、一般質問では、外国籍の児童生徒だけでなく、市内在住の外国人に関しての課題などを取り上げる予定にしているので、タイムリーな情報でした。

また、市内小中学校の概要資料を見る限り、上記のような教員欠員は白岡市は発生しておらず安心しました。
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教育部長、教育指導課長、生涯学習課長の3名が4月に新たに就任され、新体制での初めての教育委員会定例会。以前よりも教育委員の方々も活発な発言だったように感じます。
来月は、農業関係の勉強(視察)と重なっており、傍聴できませんが・・・
というか、その日は一般質問の通告開始日😲 あっという間に次の議会が始まる感覚です。

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子ども達が通った幼稚園

気がつけば、4月に入ってもう11日も経過😲
久しぶりに桜が咲く中、新たな生活を迎えれたみなさん、おめでとうございます。
私は、議員になって初めて入学式に参列しました。学校行事などで子ども達を見ると、ついついその頃の我が子とダブらせてしまい、保護者でもないのに、感極まるのは本当に困ったものです。

大人になるまで、長いようであっという間の時間。そして、振返れば反省することや後悔することも多い子育てですが、その中で、これだけは正解だったと思えるのが、幼稚園です。

 先日、テレビ東京の「お直しJAPAN」という番組で、幼稚園の修理をお願いするといった内容で、紹介されていた幸手ひまわり幼稚園。Tverで配信中⇒ https://tver.jp/episodes/epjfhktd7s

「遊びと食」から子ども達の成長を考える。一言でいうとそんな理念の幼稚園です。給食は、発酵玄米に化学調味料不使用、お肉不使用の給食。そして、指定の制服やバッグもなし。自由保育と勘違いされますが、しっかりと子どもの成長を考えたカリキュラムに沿った中での保育。
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そして、思いっきり体を動かした後は、静かに話を聞ける子ども達。
”静かに!”と注意されるのではなく、自然と静かにできる状態にしてくれる。
こんな「動と静」がしっかりと考えられていること。遊びの中から、子ども達が考え、選び、判断していくこと学んでいく。
・・・
ひまわり幼稚園は、子ども達だけでなく親として学ぶことも多く、私を成長させてくれた。
そして今、私を支えてくれている尊敬するママ友は、この幼稚園で出会ったママ達ばかり。今の私があるのは、ここでの時間があったから。
・・・
ジャネーの法則(子どもの1年は、大人の10年)。だからこそ、思いっきり遊べる子ども時代を過ごして欲しい。
文字は習わなかったけど、たくさんの絵本と出会った。
算数は習わなかったけど、給食の小魚の分け方で算数を覚えた。
そんな経験が出来た幼稚園。
この幼稚園に通えて、本当に良かった。
正解だったと思えます。

広い園庭でリズム体操だ~
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連合会派レポート発行しました

3月28日。臨時教育委員会の傍聴に行きました。
今日の議決事項は、通学区域に関する規則の見直し。要は、学区審議会の答申を受け、大山小学校児童の通学先が令和7年4月1日から西小学校になることが正式に決定する日でした。
今回の廃校決定は、私たち議員と同様に教育委員4名にとっても大きな問題だった事は間違いなく、だからこそ今日の委員会で、それぞれ委員の皆さんの質疑やご意見をしっかりと聞きたいと思い傍聴しました。(傍聴は遠藤議員、尾嶋議員、私の3名でした)

それから、本日の朝刊に連合会派レポートを折り込みました。
お手元に届かない方のために、駅での配布やポスティングを予定しております。
今回も7名の思いが詰まった内容になっています。その分、少々字が多いのですが、是非
、お読み頂けると嬉しいです。
 また、今回も郵送でお送りいたしますので、このホームページの問合せからご連絡ください。
よろしくお願いいたします。

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学区審議会からの答申

今日は冷たく強い雨の一日。
明日は今日より5度高い気温予想と寒暖差が激しいですね。

 さて、今日は4回目の学区審議会で、教育委員会への答申をまとめました。
前回の審議会において、大山小の統合先は、西小と方針が決まり、その後の学区審議会は、
学校適正化計画が策定されてからとなっておりましたが、策定段階において学区が関わってくることから、策定段階から審議会を開催することに変更となりました。

学校適正化計画は、
・令和6年度 教育委員会内部で検討
・令和7年度 学校関係者、地域住民の方々との意見交換など外部との協議
・令和8年度末までに計画策定完了 をいうスケジュールであることが教育委員会事務局より示されました。

委員からは「適正化計画を策定することを知らない保護者も多い。保護者の不安解消の為にも、今まで以上に情報公開をして欲しい」というような主旨の要望がありました。
情報公開に関しては、学区審議会に関わらず、行政全般そして市議会においても言えることです。また、中に入っていると当り前過ぎて、省いてしまう。というより省いていることすらわからない状況も生まれてしまいます。

私たち会派も議会ごとにレポートを出したり、個々のブログやSNSで発信をしていますが、それでも届かない現実があります。「しつこいよ」と思われるぐらいに届けないとダメなんだなと痛感しています。行政には、より市民にわかる言葉で、丁寧に。そして、必要ないかも?ではなく、どんな情報でも発信して頂きたいですね。
必要な時は、検索します。その時に情報が見つからないのが、一番困りますから。

 それから、「他自治体では、何百回と意見交換会をしている。次からは、進め方をしっかり考えて欲しい」という様な要望もありました。
そうなんです。何百回もしている自治体は、統廃合が必要になるだろう10年、15年前から取組んでいるのです。

第2回目の審議会の時だったと思いますが、
「白岡市は、15年前に教育行政の評価点検委員から少子化による学校の統廃合の指摘を受けていたのに、計画策定をしてこなかったのが大きな原因」というような私の発言に対し、
「白岡市では、今でも児童は微増なので、計画を作る必要がなかった」と委員(元校長先生)からの発言がありました。

いやいや。
だから、今回の大山小学校統廃合がこのような状況になってしまったのでしょう。

その他
「統廃合は、白岡市だけじゃない。全国どこでも同じ状況」
「子どもの学習環境の整備を一番に考えて欲しい」という様な意見もありました。

白岡市が特別ではなく、全国で統廃合がされており廃校後の校舎の活用が進められています。
今週の木曜日に新聞折込みされる連合会派のレポートにおいて、遠藤議員が触れていますが、文科省は、「みんなの廃校プロジェクト」を立ち上げ、校舎の利活用を推進しています。
詳しくは⇒  https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/zyosei/1296809.htm

文科省HPより

廃校後に草ボウボウで廃墟化するのではなく、学校を違う形で利活用していく。それこそ、地域のためになる新たな形です。

明後日28日の臨時教育委員会において、今回の答申が示され正式に統合先が西小学校と決定する見込みです。

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怪文書???

我が家のポストに投函されていました。
「11月の市長選に向けて、自民党白岡支部内で事前選挙を行うため、
どうか私に票を投じてください」という4枚からなる資料で、作成したのは、中村ただし議員のようです。

藤井市政は間違った動かし方をしていると批判。
小島市政を高く評価している中村議員は、その市政を継承すると書かれています。
(簡単に要約しています)

市議になってから、差し出し人なしの封書やおハガキを頂くことはありますが、
今回のように郵便ではなく、ポストに投函されたのは、初めてです。
現在、公開されている市議会名簿は、住所表記をしていないので、そのためかな?と思ったり・・・。
 しかし、自宅に直接投函されるのも気持ちのいいものではありません。
まして、私は自民党の党員でもなければ、サポーターズクラブというものにも入会していませんので。届く理由がないのです。
・・・
そもそも、この文書が本物なのか?
はたまた怪文書なのかさえ、私には判断できません。何を知らせたくて、私に届けてくださったのでしょうか。
・・・
どちらにしても、11月に市長選があるのは事実で。
”逮捕される”とまでの怪文書が出回る地域であることも事実です。
既に根も葉もない噂を耳にしています。
これこそ、ゾンビ臭ですね😖
・・・

いつもお返事が出来ず、恐縮しておりますので、
せっかくお手紙を届けて下さるのであれば、ぜひ差し出し人のお名前もお知らせください。




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卒業おめでとう

3月22日。白岡市東小学校の卒業式でした。

68名。
今日で総数2661人が巣立った白岡東小学校も来年は30周年を迎えます。

学校現場に行くと、いつも思います。
先生ってやっぱり偉大だなって。
そして、素敵な仕事だなって。

過酷な労働環境であることは間違いなく、大変なお仕事であることも間違いないです。
しかし、やっぱり先生って素敵です。
そして、偉大です。

毎年、多くの子ども達のサポートをし、間近で成長を見つめ。
そして、一人一人と信頼関係を築いていく。
ここには、保護者が入り込めない特別なものがあるんだろうなって思います。

今日、司会を務めていた教務主任は、息子が9年前、卒業した時の担任の先生でした。
子ども達のために、今も現場で頑張っている姿がとても嬉しく、そして頼もしかったです。

寒さから鼻水が出たら嫌だな。
卒業生の保護者でもないのに、泣いていると思われたらな・・・なんて考えていましたが、
子ども達の歌声が始まる前から、感動してしまい。涙が止まらなくなってしまいました。
(私は卒業式の来賓には相応しくないですね)


キレイな心のままで育って欲しい。
優しさと勇気をもって、明日からの日々も送って欲しい。
そんなエールを子ども達に届けます。

そして、やっぱり先生って偉大で素敵!
子ども達のために本当にありがとうございます。
この気持ちを届けます。

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おもいで

数時間でも との思いで、実家に帰る日々。
自分が過ごした頃とは違う風景が車窓から拡がるけど、
記憶の中にある思い出は、たくさん浮かんできて
思わず「懐かしいな」と言葉にしてしまいます。

今日は、修繕中の歩道橋が目にとまりました。

この歩道橋は恐怖でしかなかったな。
雪が降ると歩道橋の階段は、段差がなくなり大きな滑り台のようで。
それが怖くて怖くて。
授業を潰して雪合戦をしたりするのは、楽しかったけど
歩道橋だけは、とても嫌でした。

小学校も中学校も2㎞の道のり。
あの頃でも夏の暑さは、きつかった。
この家でお水休憩をさせてもらったな。
ここらへんの木陰で休んだなとか・・・。
思い出を振返る時間になっています。

私が通った小学校も中学校も既にありません。
校舎も残ってません。

実家に帰る必要がなくなれば、きっと訪れることはなくなるでしょう。
自分が子どもとして過ごした家。
そして、子どもとして過ごした家族との大切な時間。

どんなことでも、現実を受け止めることは辛いことです。
でも、前に進むためには必要なことだと思っています。

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知らないのに信じる人の心理

何気なく使用している洗濯洗剤だったけど、ふと思った。
「ゾンビ臭」ってなに?って。
ゾンビに遭遇したこともなければ、存在すらわからないのに、
なぜゾンビの臭いがわかるの?って。
何気なく使用している物でも、ちゃんと見てみると、考えることがありますね。

自分の目で見て、自分の耳で聞いたことで判断する。
判断の根拠は事実です。
今までもそうであった様に、これからもそうであり続けます。

今朝の新聞報道では、「市長に近い会派」が賛成したとの表現がされており、正直言って本当に頭にきました。傍聴していた方ならおわかりになると思いますが、私たちは、会派でまとめるのではなく、一人の議員としてしっかり意思を表明しようと、大山小学校廃校議案の質疑と討論に立ちました。
作っては直し、作っては直し・・・。討論原稿にも時間をかけて作りました。
生半可な気持ちで、答えを出したわけではありません。
一人一人が深く考え、悩み。出した結論。それをこんな言葉で事実を歪めないで頂きたい。
そんな安易な考えで市議をしていません。馬鹿にしないで欲しいです。
そして、そのような恣意的な報道により、
地域住民の方々の感情を刺激することも許せないです。

住民との意見交換会でも「市長派」や「反市長派」という言葉が聞かれましたが、私たちは「市長派」なんて言葉を使ったこともなければ、そのような考えも持っていません。誰が、そのような言葉を使っているのかを考えれば、本質を歪めている人がわかると思います。


【私の賛成討論】
拙速な執行部の進め方に猛省を求めた上で、議案第84号について、賛成の意見を申し上げます。
理由は、教員不足問題、教育委員の判断の重み、そして、児童の学習環境の充実という3つです。 

まず、一つ目の理由ですが、
例えば、2年生と3年生が一つの教室で、異なった授業を受けることになる、複式学級に私は、賛成ではありません。児童の教育環境を考えた場合、複式学級が最適ではないのは、おわかりの通りです。よって、この複式学級解消の為に令和7年度からは、さらに1名の市費負担教員が必要となります。

 令和4年6月の埼玉県議会において、小学校教員の年度当初の不足数が、埼玉県は上位3位だったことを受け、自民党の木下ひろのぶ議員は、改善策を求めました。このような現状を考えた時、今よりもさらに一つ複式学級が増え、それを解消するために教員が必要になること。一方、複式学級が解消できなかった場合においては、2学年の異なる児童の成長と学習をサポートする為に、より高い能力を持つ教員が求められること。どちらにしても、教員の配置が必須となります。しかし、昨今の教員不足問題を考えた時、確実に配置できる保証はないことが理由のひとつめです。

 2つめの理由は、教育行政の意思決定をする責任のある教育委員の方々が、令和7年3月廃校の条例改正に同意したことを重く受け止めるべきだと考えるからです。

 そして、3つめの理由は、児童数の顕著な減少により、学校という集団生活をする場での学習環境の充実が図れないことです。
令和7年度は1年生~4年生までが一桁しかいない児童数であり、令和8年度は、6年生を除く全学年が一桁の児童数になってしまいます。この人数では、複数のグループに分かれての学習の機会はなく、集団としての学びを得ることが減ってしまいます。これは、全ての児童が同じ基準で教育を受ける機会や教育の均等性が保たれているとは言えず、学習環境の充実が図れているとは言えません。
児童数の減少という事実と集団としての学習環境の充実が図れないという事実を受け止め、児童にとって最適な学習環境を保証することが最優先されることだと考えます。

以上の理由から賛成いたします。

自分の目で見て、自分の耳で聞いたことで判断する。
判断の根拠は、事実です。
今までもそうであった様に、これからもそうであり続けます。

ゾンビ臭。みなさんは知っていますか?



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審議するのなら、正しい情報で

 3月8日。大山小学校の廃校を2年延期する修正案の審議において、
「令和7年から複式学級が2つ(2年と3年、4年と5年)になってしまうこと。その複式学級解消のために、さらに市費負担教員を加配することは、教員不足を考えた時、難しいのではないか」と、問題視した私の発言に対し、嶋田委員から以下の様な発言がありました。(私自身が議事録をとっている訳ではありませんので、一語一句正確ではありません)

嶋田委員「小学校でも教科担任制度の導入により、県費負担教員の加配が可能になるかもしれない」
野々口「埼玉県内で事例はあるのか」
嶋田委員「さいたま市で導入している(上尾市もかな)」

と言うことでしたので、複式学級解消のために県費負担教員の加配がされているのか?
翌日、さいたま市教育委員会に問合せてみました。
 ①さいたま市は政令都市なので、県費による教職員はいないこと
 ②教科担任は、さいたま市費による教員を加配していること
 ③教科担任制の導入目的は、「中1ギャップの解消と専科の学力向上」が目的であること
がわかりました。
さらに、埼玉県(県費負担教員)は、大規模校の加配はあるとのことがわかりました。
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 議員は、しっかりと調査をし、事実に基づいたことを。
そして、その発言には責任が伴うこと。だからこそ慎重な発言が求められることを。
肝に銘じます。