白岡市議会議員 野々口まゆみ

白岡市議会議員 野々口まゆみのオフィシャル・ホームページです

活動報告

議員はお客様・・・ではない

「議員さんには、来賓として挨拶しに来るのではなく活動を一緒にして欲しい。お祭りに来るのなら、運営側として一緒に汗を流して欲しい。」議員になる前に、ある会合で参加者がお話されていたことです。

その通りだなと思いました。
来賓接待として、人が必要になるし。それよりも一緒に活動して、色んなことがわかった方がよっぽど議員活動にも活かせるし。

なので、議員になっても福祉委員を辞めずに継続してきましたし、令和カフェにもスタッフとして参加するなど中に入って活動をしてきました。

3月21日の日経新聞・朝刊に掲載された新白岡駅自由通路でのパン販売もその一つです。

中には、このような活動に対し”票狙いだ”という方もおられますが、以前、ブログにも書いた通りです。活動しなければ、しないで選挙の時だけ”お願いします”という人だとの評価を受け、活動すれば”票狙いだ”と言われる。それなら、票狙いと言われようが、みんなと一緒に活動し意見を聞ける方がいいです。
だって、票が入らなければ議員になれないわけですし。

 さて明日、3月23日(木)を一区切りとしてパン販売が終了となります。
新白岡駅東口にお店を出店してくださったPANSHREさん。
どのパンも美味しく、訪れる人は市外の方もいらっしゃいますね。
せっかく新白岡でお店を営んでくださっているのだから、末永く営業していただきたいとの思いは、住民の願いだと思います。
このような思いを。そして新白岡をもっと良くしたい。そんな思いを一人の市民が形にしたのが、今回のパン販売です。

「こんな事して何になるの?」
どんな時もやらない人ほど、このようなことを言います。
そう思う人が多ければ前には動かないですね。

住んでいる街を前に進めるのも
後退させるのも、住民の思いと行動なんだと思います。
そして、私は票狙いだと言われても、住民の一人として住んでいる街をよくするために行動していきたいです。

明日は、17時頃から準備が整い次第、販売開始です。
お待ちしています🍞

こども家庭庁

寒かったり、暖かかったり。この週末の温度差は大きかったですね。

私は休日もなく、あれやこれやと忙しい週末でしたが、スマホの写真がいっぱいになってしまったので、整理していたところ懐かしい写真の数々に思い出巡りになってしまい気がつけば日曜日の午後10時😲

家庭教育研究所の冊子より

お~ 今から9年前(49歳)。
”若かったな”としみじみ写真を見て、後から冊子を読み返えし。

篠津中学校における家庭教育学級で

これは、2016年頃だったと思います。
市議になる前は、ネットアドバイザーとしての活動を今よりも多く引き受けていましので、白岡市だけでなく埼玉県内、東京都、栃木県など多くの自治体で講座を開催させて頂きました。子ども達の様子や保護者の意識。また、教育委員会の取組や学校の対応など、それぞれの違いもよくわかりました。

インターネットやゲームは、私たちの生活をそして、子ども達の生活や友達関係、コミュニケーションを大きく変えたことは間違いなく、メリットだけでなく、デメリットがある事は、当時よりも多くの大人が認識していると感じます。

4月1日には、「こども家庭庁」が設置されます。
当初は「こども庁」だったものが、こども家庭庁となってしまいました。
どんな省庁になるのでしょうか。
子どもの権利条約が重視され、子どものために役割を果たしてくれる省庁であることを期待しています。

反対討論なしの反対

令和5年第1回議会定例会が本日14日に閉会しました。
議会最終日は、各委員会に付託された議案について、討論、採決が行われます。
討論とはテレビの討論番組のようなものではなく、「反対理由」「賛成の理由」をそれぞれ述べるものです。要は、自分は何に対し反対するのかといった理由を明確に伝えるためのものです。(反対討論がない場合は、あえて賛成討論はしません)

今回の議会の目玉は、令和5年度予算になりますが、反対した議員が5名いた為、全会一致ではなく賛成多数での可決となりました。

不思議なのは、反対討論がなかったことです。
議案の何に反対なのかを主張することなく、反対。今回は可決となりましたが、否決となった場合、市民は何が理由で否決されたのか、市民の生活にどのような影響が出るのかを知ることも出来ないのです。

他の議案でも同様でした。

 さて、1期4年の最後の議会は終わりましたが、
私は議会だよりを編集する広報委員会の委員なので、原稿作りや編集会議がまだ続きます。
広報委員も4年間続けました。

1年目は、より良い紙面作りのために議会だよりの研修会にも参加しましたが、結局のところ予算の関係でページ数が決められてしまうので、思い切って変えることなど現状では不可能でした。
 しかし、議会に関することなので議長に予算要望をしてくればよかったと今さらながら後悔・・・。
 でも昨年、議会の基本から学べる研修会開催の要望書を提出した時もお返事もなくスルーされたので、無理だったかな^^;

 さて、画像は閉会後の議場です。
今期で退職される管理職4名と県からお越し頂いていた総合政策部長。
(お世話になりありがとうございました <(_ _)> )
この場所で議論することは、もうないんだなと思うと寂しくなります。

採決結果などが掲載される議会だよりの発行は5月1日。
地方統一選が終わってからになります。
新たな市議会として生まれ変わっていますね。

来期もこの場所に🌈

統合型校務システムの導入に向けて

先日のブログで令和5年度予算案にある校務システムの導入について、「残念」という書き方をしましたが、訂正いたします。
(元のブログはあえて、残しておきます)

本日、改革推進課のシステムに詳しい職員から丁寧な説明を受けました。令和5年~5年間、クラウド化に出来ないわけではないこと、なぜ今回、パッケージソフトの統合型校務システムを導入するのか?導入するメリットなど、文教厚生常任委員会では、把握できなかったことをお聞きすることが出来ました。

 また、昨年12月議会における私の一般質問を受け、すぐに取組んでくださり、最善の方法をとってくださった事などをお聞きすることが出来ました。

なので、訂正いたします。
そして、今回の導入にあたっては教育委員会だけでなく、改革推進課や財政課も関わり進めていただいたことに感謝いたします。
ありがとうございます。

予算から見える自治体の格差

令和5年第1回定例議会が2月16日から始まり、先週から各常任委員会に付託された議案の審議に入っています。今日は、私が所属する文教厚生常任委員会が開催され、令和5年度予算の審議がありました。
中でも教育委員会関係の質疑は一番多く、時間も長くかかりました。

私が質疑した中からいくつか・・・。

①教員の働き方改革に向けた取組について。

「統合型校務システム」の導入を昨年12月の一般質問で取り上げましたが、令和5年度予算案のポイント(目玉)として「統合型校務システムを構築」があげられていましたので、それについて質疑しました。質疑でわかったことは、昨年11月には、国からはクラウド化移行が示されているのに、白岡市は、旧システムをこれから導入するということ。そして、令和5年~10年という5年のリース契約のために、向こう5年はクラウド化しないと決めたという事です。先進的に進めている自治体で働く教職員の環境との格差。そして教員の働き方改革に本気で取組んでいるとは残念ながら思えません。

②就学援助を受けられる事業について。
小・中学生に対する就学援助(教育指導課所管)と高校や大学の入学に際しての援助(教育総務課所管)の2つがあるのですが、令和4年度76人の中学生が援助を受けているのに対し、高校の援助は一人分しか予算がありません。
現実的に考えて、中学で生活が苦しい状況であれば高校入学は、さらに苦しくなるはずです。それなのに一人しか援助枠がないのです。
さらに周知方法は、広報しらおかと公式HPのみ。これでは、対象者に情報が届くはずがありません。教育指導課が対象者を把握しているのですから、必要な生徒に援助できるよう教育総務課は連携するべきです。1月に視察した明石市では、中学校で生徒に配布し、申請も生徒自身が出来るようになっています。ここでも自治体による格差を感じます。

③生涯学習センターの施設利用に関して。
利用してみたいと思う方が会場を見学することは当然あります。また、会場準備のための下見をすることも当然あります。でも、そこに料金が発生するとしたら皆さんどう思われますか?
「下見をしたら料金が発生した」という市民の方からの苦情を元に質疑しましたが、「15分であっても1時間分の正規料金を徴収している」という答弁。
規則等で決められているわけでもなく、逆に規則にないから利用しているとの判断で正規料金を徴収するそうです。
規則等にないなら徴収してはいけないのではないでしょうか?
全くもって理解不能です。
そして、中央公民館、コミセンは見学や下見で料金は徴収していません。
公共施設を下見するのに正規料金を徴収する自治体って、他にもあるのでしょうか。これも住民サービスの格差を感じます。

放課後子ども教室(いきいき教育課所管)事業では、小学校の余裕教室の利用の記載があったので、「余裕教室の状況」を質疑したところ、把握されていませんでした。(教育総務課が把握)

行政は縦割りだから・・・とよく言われますが、横の連携が出来ているのでしょうか?教育委員会内の連携もしっかりと出来ているのでしょうか?

予算に現れてきていると思います。



今日から議会スタートです

今朝は、岡しげお県議の応援に駆けつけた藤井市長と3人で新白岡・辻だちからスタートしました。風もなく底冷えがなかったのですが、肌は乾燥警報が発令されたままですね(-_-;)

辻立ちの後は、1期目最後となる議会に向かいました。

今議会は本日2月16日~3月14日までの会期です。今日は、人事案件や令和5年度の予算についての説明などがありました。
県内で2例目となる公募による教育委員については、市内外から16名の応募があり、その中からお一人が任命されました。(3月で任期満了となる委員さんがお一人)
この議案に対する質問は通告なしなので、その場で挙手した議員が行いますが、私を含め3名の議員が質問しました。さすが藤井市長!納得できる答弁を全て”アドリブ”。全会一致の同意となりました。

それにしても、16名もの応募があったことに正直、びっくり!
それと非常に嬉しいです。熱意を持って、教育委員の役割をしっかり果たして頂けることと期待しています。

それから、今議会から議員はタブレットが導入されました。自身のスマホやPCの持ち込み、使用も可能となりデジタル化が一気に進みました。ありがとうございます。

20日(月)~22日(水)までは、一般質問になります。
私は、21日(火)9時~の予定で、今回は中学生の自転車通学と新白岡駅周辺のスーパーシティプロジェクトについて質問いたします。

今議会もコロナ対策で傍聴者は15名までですが、お時間がございましたらぜひ、傍聴にいらしてください。

権力を持つと

宮代町 noumachiにて

権力を持つと
①視野が狭くなる(思考の幅が狭くなる)
②偽善者になりやすい
③共感力がなくなる
④自分の意見を過信する
ノースウエスタン大学の実験結果のお話や
「自分のおでこにアルファベットのEの文字を書いてみてください」
相手から見てEに見える書き方をしたか?それとも自分から見てEに見える書き方をしたか?など
心理学の話を交えながら、お話くださったのは「政治と生活」がもっと身近に感じられるようにと全国でお話会を開催されている元衆議院議員の堀越けいにんさん。

アイヒマンは、サイコパスだったのか?極悪非道だったのか?それを検証するために行われたミルグラム実験の話では、権力を持った人間に従ってしまう人間の心理状況の怖さを知りました。Youtubeに以下の動画がありますので、ぜひご視聴ください。

https://www.youtube.com/watch?v=tv2KwH95Fgg

タイトルにもした「権力を持つと人はどうなるのか」に繋がるお話ですね。憲法改正もしかり、法律制定もしかり。

非常に考えさせられるお話でした。

 そして、多数決で決めてしまう民主主義とはかけ離れた議会。
国政は与野党に分かれますが、地方議会は、本来違います。
しかし、現状は白岡市議会ですら与党だ野党だと言う議員もおり、自公連立的な動きも見受けられます。

偏った体制は、時に恐ろしく危険なことになりかねないこと。特に私利私欲に走る議員やとりあえず反対するだけの議員が多ければそれは、顕著。

議員はなんのために必要なのか。
そして、そんな政治は私たちの暮らし全てに関わっていること。
関心を持たない人が増えれば、どうなってしまうのか。
1人1人が思考を止めてしまうことは、とても恐ろしいことですね。

極悪非道は、意思のない服従から生まれる。

市政報告会

議会ごとに開催している連合会派6名による市政報告会も定着。1月28日(日)は、新白岡1丁目にあるノースプラザで開催いたしました。

12月議会の報告。
参加頂いた方からは、新たな教育長に対する期待の声と共に地域部活動や教育現場における課題について意見がありました。
 また、事業の進捗状況を随時知らせて欲しいなど市の情報発信のあり方。緊急医療体制の充実などがありました。
皆さんに頂いた要望は、しっかりと届けてまいります。ありがとうございました。


そして遡ること3日前。
「議員の資質向上と議会運営の基本」と題した自治体議会特別セミナーに参加しました。近隣市町議員に配布されたであろうチラシですが、参加者は久喜、羽生。そして、白岡市からは私と次回、挑戦する男性のたった4名でした。

議員になる前に二元代表制などについて勉強をしたものの、議会運営については、誰にも教わっていないですし、”何でもありなの?”と思うことが特に最近、多い白岡市議会ですので学びたいと思い参加しました。

講師の話を聞けば聞くほど、白岡市議会は議会として未成熟だなと感じる事が多く(とても生意気な言い方ですが)、議会としての役割がまだまだ果たせていないことを感じます。
政策立案、条例案などは、全く行った事がないですし、そもそも議会基本条例がありません。
 また、政務活動費についても、誰でも閲覧できるようにインターネット上に公開することは当たり前であるにも関わらず、白岡市は公開されていません。参加した久喜市も羽生市も公開されており、講師からアドバイスを受けていましたが、白岡市は受けられませんでした。
ちなみに”議会事務局に行くと閲覧できるからネット公開は必要ない”という話が以前、出ていたように記憶しています。
そもそも、市民の知る権利の保障になるわけですから、議員が決めることではないですね。
今まで知らなかったことが学べ、とても勉強になりました。

私、個人の議員としての質の向上。
議会の役割と質の向上が必要だと強く感じました。

そして、市政報告会、参加者から要望のあった「傍聴者と議長の懇談会」なんて言うのも議会活性化のために非常に面白い取組みだと思います。

補足として、講師は白岡市議会の報酬の低さ(手取り20万円ほど)、そして政務活動費月1万円には、とても驚いていました。政務活動費は、調査研究のために使用するのが第一の目的であるのに、これでは無理ですねという話です。

高沖先生と

明石市視察

1月16日~17日。連合会派で神戸・明石市に視察に行きました。1週間ずれていたら、雪にみまわれ大変だったなと思いますが、先週は良い天気に恵まれました。

明石市と言えば、5つの無料化など、こども政策に力を入れており、10年連続人口増加の効果をあげていることで有名です。今回は、こども総合支援条例と高校生に対する奨学金制度の2つに絞りましたが、「子どもを核にした街づくり」を大々的に謳っている明石市は、この条例があるからこそ、一貫した施策が可能となり、充実したこども施策が実施されているのですね。また、子どもの意見表明権なども明記されており、子どものことを全て網羅できているような素晴らしい条例になっています。

また、高校生の奨学金制度は、泉市長肝いりの施策。

中学校までは、就学支援などがあるのに高校になると、なんの支援もなくなります。高校になれば、支援が必要じゃなくなるわけではないのに、いきなり切り捨てられるのです。なので、全ての子ども達が公平に教育を受けられるようにと、高校生の奨学金制度を始めたとのことでした。
この制度の画期的なところは、子ども自らが申請書に記入し提出できることです。申請書も学校で生徒に配布してくれるとのこと。

必要な生徒に届く、そして自らが申請書に記入できる。これもまた素晴らしい取組みです。

この視察を活かし、政策立案していきたいと思います。

(この日、泉市長は東京出張でお会いすることが出来ず、残念でした。)

2023年 

久しぶりも久しぶり。
2023年になって、20日も経ってしまいました。

この間、色々なことがありましたが地元新白岡のことをお話すると新白岡駅自由通路を使ってのパン販売や15日に開催された駅東口を使ったヒルズマルシェ・和まつりが開催され、今までにない新白岡の風景が生まれました。

1月12日に改口前で販売したのは、PANSHRE(パンシェア)https://jutaro123.com/shiraoka-panshareのパンで、主催は地域コミュニティの場づくりに尽力されている令和クラブです。

17時30分開始で約30分で完売と好評でした。社会実験のためアンケートを採りましたが、開店から1年が過ぎたPANSHREを知らないという方も想像以上に多く、この社会実験をする意味があるなと思っています。次回は、1月26日木曜日17時過ぎ~販売の予定です。

1月15日は、新白岡駅東口初のマルシェ。
主催は、この地区を盛り上げたいと思っている住民の女性一人と令和クラブ。そして当日、集まったボランティアの方々です。


私も朝からお手伝いに入っていましたが、「こんなにも人がいたの?」とびっくりするほど、新白岡で初めてみる人の波。
子ども達の声、親子連れ、お友達で訪れる方。思い思いに楽しまれている姿に涙が出るほど感動しました。

賑わいと温もりがたくさんのヒルズマルシェ。

埼玉県スーパーシティ構想が新白岡地区が決まりました。
今後、さらに県の支援を頂きながら、この街を盛り上げようとする住民の力と共に新白岡のさらなる発展に期待をする2023年の幕開けとなりました。

※年末に令和クラブ代表らが高圧洗浄機で綺麗にしてくださった椅子も大活躍。ここに椅子があったことすら忘れていた方も多かったようです。