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白岡市を盛り上げよう@コエドテラス

10月24日。
りそなコエドテラスで開催された「白岡エリアにおける新規事業や共創を実現する」ことについて意見交換を行うイベント」に参加しました。

白岡市内で起業された3名の方のそれぞれのお話を拝聴した後に
①白岡における事業創出のポテンシャル 
②白岡市の地域特性を活かした起業とは? 
③白岡企業×スタートアップ企業との連携に学ぶ としてディスカッションがありました。

キーワードとしては、圏央道のインターチェンジ、飲食店が少ない、新築戸建ての増加などがあげられていました。

今回のイベントは、登壇されたフクラムコーヒーの五島さんからご案内を頂きましたが、新白岡の高岩公園で開催されたヒルズマルシェに出店されていたことをきっかけに、今回のご縁を頂くことが出来ました。
市議としては、私と同じ会派の石渡さんが参加いたしました。
「白岡市を盛り上げましょう」と、川越の地で聞けたことに、なんだか感無量。なので、遅刻はしてしまいましたが、参加して良かったです。
 でも、他業種の方が集まるこのようなイベントには、市職員が積極的に参加し、つながりを持つべきだなと思います。市役所の中だけでは、つながれない方々。そこから、新たな発想の創出や事業展開になることが期待できるチャンスの場です。

昨日は、PR会社が「白岡市の梨」を使ったPRの提案をして下さいました。それも無料で。
このような機会を見逃すのは、本当にもったいないです。
とはいえ、ご案内はしていたので、予定ありで参加できなかったのだと思います。

人とのつながり、情報とのつながり。とても大切ですね。
「会派名 TSUNAGUは・・・」と、昨日もこんな会話から、話がはずみました。

さぁ。白岡市の梨を使ったPR。
手がけたいなと思います。実現できるかは、わからないけれど。
ワクワクです😊

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社会を良い方向に

自分達の街の玄関となる新白岡駅前をキレイに! との思いから始まった「きれいプロジェクト」。中心になって活動してくださっている方々は、ずっとこの思いを温め、昨年、スタートにいたったそうです。私も新白岡に住む一人として、予定がない時に参加していますが、ポイ捨てのゴミが増えていますね。
駅からの帰り道、ちょうど吸い終わるのかな。我が家の前はタバコが目立ちます。

道徳心って?
悪いことをしてはいけないって心は、どうやって育つのだろう。

 子どもには”道徳心を持った人に育って欲しい”と思ってきました。例えば、タバコの吸い殻を見て、なんて素敵な風景なの?と思う人はいませんよね。自分が捨てたゴミが何人の人を不快にさせるのか?そんなことを想像できれば、ゴミを捨てなくなる。これは一つの例だけど、道徳心は、人への思いやりや優しさにもつながる。

 しかし、悪いことだと分かっていても、ゴミを捨てる人はいるし、そのような人を変えることは、とても難しい。というより、無理だと思っている。
だけど、ゴミを拾う人を増やすことは出来る。ゴミを減らすことは出来る。
一人、一つでいいからゴミを拾う人が増えれば、気持ちの良い街になり、ゴミも捨てにくくなるかもしれない。

私の議員としての信条は、まさにこれ。

悪いことだと分かっていながら、悪いことをする人が、変わるかもしれないと期待するよりも、
社会を良い方向に変える力になる人を増やしていきたい。

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札束では票を取れないことを突きつけたい

「札束では票をとれないことを突きつけたい」

白岡市内有権者の方から頂いた言葉です。
理由は書かずともおわかりの通り。
有権者の良識が問われ、この地域の民度が全国に知れ渡る選挙です。

16日の夜。東武動物公園駅で開催された国民民主党・橋本みきひこ候補の街頭演説で、応援演説をさせて頂きました。というより、前告知もなく、いきなりふってくるのが橋本流。

「ルールを守る こんなことが争点ではないでしょ。ルールを守るのは当然でそのルールを教えるのが大人です。埼玉13区は全国から注目の選挙区です。
ダメなことにNOを突きつける大人の姿を見せましょう」
こんなことお話いたしました。

私は完全無所属です。そもそも地方議会は、与党野党ではなく執行部と議会の2元代表制であるから、党に所属する必要はないと思っていますし、党からの縛りで自らの考えではないのに、それに従うことは、私には出来ない。だから、完全無所属です。

国選においては、一番は【人】です。
というか、国選に限らず生きていく上でこれも当然の選択肢だと思います。
どんな人と付き合うかで、人生は変わりますからね。
人をいじめて楽しんでいるような人を信頼し、懇意にするか?といえば絶対にない。
人を貶める為には、何でもする人を認めるのか?といえば絶対にない。
自分さえ良ければいい という人に社会を変える力はあるのか?と言えばNOです。

そして、次には【政策】です。
国民民主党の【手取りをふやす】は今、一番必要とされている施策。
30年、50年続いた制度を見直し、手取りをふやす。でも21議席ないとせっかく良くても法案すら出せない。

だから、今回は国民民主党とそして、その理念のもと活動している橋本みきひこ候補を全力で応援しているのです。

そして、選挙カーには乗らずに、一日中、自転車で走り、子どもからお年寄りまで隔てなく、話しかける橋本みきひこ候補。
苦労した経験から、28歳という若さで政治の役割がしっかりわかっている。
だから、本気で今を変えたいと思っている。

諦めたら変わらない。


”託したい”そう思える若者だから全力で応援しています。

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子どもに見せたい大人の姿

本日、10月7日の朝刊に連合会派のレポートが入りました。新聞購読者減少のため、なかなかお手元に届かないのが実態です。ですので、少しでも多くの市民の方に情報をお届けするために、今号も10月8日(火)19時~は、新白岡駅。9日(水)19時~は、白岡駅と両駅での配布とポスティングを行います。
なお、私たちの市政報告会は、衆議院議員選挙の投票日となってしまったため、残念ながら中止となりました。

衆議院議員選挙と言えば👇

毎日新聞より

世論迎合?
【世論とは、世間一般の感情から出た意見】。と言うことは、国民の声です。
その声に応える事が迎合?その声に応えるのが、国会議員であり政治家のはず。

悪いことをしたらお咎めがあるのは、子どもでもわかる。
ましてや法律違反を犯したのなら、当然の話なのに”反発”とは・・・。
国民の代表が国民の声に反発ですか?

今回の衆議院議員選挙で問われるのも、大人として認められた 選挙権を持つ人々の良識。
”この人に投票したのはね。こんな理由からだよ”と
子ども達に話せる人を選んでください。

このフレーズも市議選の時に使用した私の定番です。
【子ども達にどんな大人の姿を見せたいですか?】

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子ども達のために

 8日の午後は、白鳥先生のお別れ会に参加しました。児童養護施設を巣立った若者が集える場所「クローバーハウス」のOPEN日に、白鳥先生にお会いしたのが私にとっての始まりでした。

生活困窮者自立支援法。この法律は、2010年に設立した貧困の子ども達の学習支援を行う通称:アスポートがモデルとなり出来た法律です。そんな偉大な先生のお別れ会は、生前の意向で、偲ぶのではなく前を向いて欲しいとのことで「子どもたちのミライと希望を語る会」と名付けられました。深い関わりがあった方からのお話に胸が熱くなる。そして、発行された冊子に寄せられた先生へのメッセージには、お人柄と最後まで子ども達のために尽力された事への感謝の言葉が詰まっていました。

冊子より

「安心して学べる環境が整えば、乾いた砂地に水がしみこむように吸収していく。適切な支援さえあれば、子ども達は大きく成長するということが多くの方の胸に響いたと思います。」と寄せたのは、埼玉県福祉部の副部長です。このアスポート事業は、埼玉県の積極的な関わりも大きく、全国に先駆けた事業展開となりました。
今では、県内100箇所以上の教室があり、先生の意思を継ぐ方々によって運営されています。
ただ、勉強を教えるのではなく、様々な背景を持つ子ども達一人一人と向き合い、その子にあった支援と学びがアスポートにはあります。
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高校教師としての経験と知識。そして、現場で見えてきた問題を解決するために、スタートしたアスポート事業です。学校の先生が立ち上げた事業。これが大きな意味を持っているなと思います。
「安心できる人から教わること。」
「応援してくれる大人の存在の大きさ」
「大人の都合で子ども達の環境を変えてはならない。」
先生が残した言葉は沢山ありますが、その中でも私が心に響いたのは、
勉強とは分からないことを知ること。決して、優劣をつけることではない。」と「孤独にしてはいけない。」という言葉です。
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昨年の選挙時も街頭演説でお話してきましたし、このブログにも書いたことがあるかもしれませんが、私が議員になった理由は、子ども達のためです。一人では生きていけない子ども達のために、子ども達の成育環境を守るために議員になりました。最後まで、子ども達のために活動し続けた白鳥先生の思いに触れ、改めてこの志は間違っていない!!と思えた子どもたちのミライと希望を語る会でした。
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そして、今。
白鳥先生の言葉に触れたことも私にとって、心の支えとなり、新たな始まりとなりました。先生、ありがとうございました。


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新白岡きれいプロジェクト

8日日曜日。今日は、新白岡エリアマネージメントのプロジェクトの一つ。
月2回実施している新白岡きれいプロジェクトでした。今日は、参加者が多かったので、駅前ではなく、私はミニストップの交差点を集中的に行いました。信号待ちで止まる人がいる交差点は、タバコの吸い殻も多いのですが、長く伸びた雑草も目にとまる場所ですね。1時間かけてこの場所の除草を行いましたが、それでも交差点の片側一箇所だけで精一杯。

このプロジェクトのリーダーは、”駅前は街の顔だからね”とおっしゃいます。
駅に降りた時にゴミが散乱していたり、草が伸び放題ではね・・・。
キレイな駅前で訪れた方をお迎えする。それに、住んでいる人達だって自分達の街がキレイな方がいいに決まっています。
・・・・・・・・
”やっているの見たことがない”との声も聞きましたが、毎月第2と第4の日曜日、朝8時~と限られた時間なので、なかなか活動を知って頂くには、難しいかもしれませんね。
でも、今朝は”いつもありがとうございます”という声をかけて頂けました。

もっともっと。
参加者が増えてくれると、さらに清掃範囲が拡がって駅前だけでなく駅前通りまでキレイになるんだけどな。
・・・・・・
私の家の前も、以前に比べタバコの吸い殻とお菓子の包み紙が増えています。お菓子の包み紙は、生け垣の奥に入れてあるので、ポイ捨てというよりは、丁寧に捨てて行く感じですかね。
私には、理解できないけど、こういう事って楽しいんだろうか🤔

歩道も車道も、そして生け垣もゴミ箱に見えるのかな。
自分さえよければいいっていう考え、やめませんか。

普段歩く道。
普段見える景色をキレイに保ちたいですね。

我が家の前も、キレイにしなくちゃ😅

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一般質問

9月4日。15名の議員による一般質問が終了しました。一般質問は、問題だと思っていることを質問したり、改善点やアイディアを提案したりできる唯一の場であり、なんと言っても市民の声を直接、届けることができる貴重な場です。なので、年4回しかいないこの機会を逃すことは出来ません。今回の私の2問の一般質問も市民のかたから届いた声ですが、その質問については、次回のブログに書きますね。

というのは、以前、一般質問で提案したことが形となったなので、そちらのご報告を。
一つ目は、1月の能登半島地震を受け、3月議会で提案したことが早くも実現しました。こちらも市民の方からの要望でした。すごい早い対応!!農政課。
詳しくは⇒ https://www.city.shiraoka.lg.jp/bosyu/8034.html
そして、条件に合う農地を所有されている方のご協力をお願いいたします。  

 そして、二つ目は。高齢者のペット問題。
一般質問で提案したチェックシートが既に導入されています。さらに、このチェックシートの記載をお願いするケアマネさんにも研修をしてくださったとのこと。ケアマネさんは、ただでさえ、大変な業務量なのに、さらにチェックシートの記載までお願いして申し分けありません。
そして、ありがとうございます。
 高齢者宅を訪問する方々のご協力により、取り残されるペットや適正に飼育されないペットを少しでも未然に防ぐことができたらなと思います。
画像は、埼玉県が作成したチェックシートです。

このように、一般質問で提案したことを実現に向けて動いてくれる行政職員に感謝です。そして、素直に嬉しいです。

ありがとうございます😊

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魚に木登りをさせる?

 この中で木登りが得意なのは、お猿さん。
なのに、今の教育って魚にも木登りをさせるよね。っていう風刺画です。誰しも得意不得意がある。そして、魚は、木登りどころか水から出たら生きていけない。誰しも出来ることと出来ないことがある・・・。

この風刺画を見るのは、今回で2度目。先週、開催された、ふじのくに未来財団主催の「こどもの居場所づくりセミナー ~今、こどもたちに必要な支援とは~」のセミナーで発表した藤枝みんなのミライ楽校の横溝さんが使用されていました。横溝さんは、元学校の先生。
この風刺画のような教育に疑問を持ち、そして、苦しむ子ども達の姿を見て、ご自身で立ち上げた団体です。
・・・・・・
今回は、4団体による事例報告とクロストークでした。中でも元静岡県の職員の渡部達也さんのNPOは20年の実績と幅広いその活動に、議員になる前から興味を持っていました。”子どもの居場所”という言葉が叫ばれる前から、苦しむ子ども達の為に活動してきた渡部ご夫妻。このような形で直接、お話が伺えて感無量でした。
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 さて、子ども食堂を子どもの居場所と表現されることには、思いっきり否定ですが。なぜ、今、そこまで、子どもの居場所が必要なのでしょうか?
子ども達は、何に悩み・何に苦しみ・何を求めているのか。
現場を知る教員が子どもの居場所を作る。”教員を辞めてまで、今、やらなければ”と駆り立てたもの。そこに緊急性と問題の深さを感じました。
根本的な解決を模索している間にも、居場所が必要な子ども達は増えていき、受け皿となる団体の必要性は高まるばかりです。そして、どの団体も安定した運営資金が課題です。
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話は最初に戻りますが、あの風刺画を初めてみたのは、3年前に宮代町で拝聴した環境活動家の谷口たかひさ氏の講演会でした。気候変動だけでなく、自己肯定感の話をされる谷口さんのお話の中で登場しました。白岡市でも開催してから、もう2年。
 そして、なんと今回、配布された議員向けセミナー案内を見ると、そこに谷口さんの名前が😲
様々な方を対象に講演活動をされていますが、このような形のセミナーで名前をみたのは、初めてです。みんなに聴いて欲しい内容なので、このように活躍の場が拡がっていることを嬉しく思います。

少子化、不登校、子どもの貧困、教員不足、そして、自死。子どもを取り巻く環境は、昔と違う。どうにかしなければと動き出している大人がいることは救い。だけど、それでは足りない。

根本的な解決を見いだせるのは、やはり国だと思う。

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偽情報・誤情報は見抜けるのか?

NetMamが私たちの団体です

ネット利用の啓発活動を行う「NetMam(ネットマム)」という団体を立ち上げ、かれこれ8年ぐらいでしょうか。県内では、所沢市、県外では東京都や栃木県などで講座を開催してきましたが、昨日は、全国で同様の活動をする団体やセキュリティ関連の団体が会員の一般社団法人・Grafsecの研修会でした。
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私は、お化けとか目に見えない不思議なものを信じるタイプで。例えば”あの人どうしているかな?”と思うと、次の日にお会いしたり。
今回の研修会のお話もまさにそんなものを感じました。
真実を知って頂くことの難しを伝えた前回の会派レポートから始まり、先日のPAPSの勉強会、そして今回の基調講演。全てが「情報の真偽」という点で繋がっているんです。

Grafsecは、サイバーセキュリティ推進協議会なので、冒頭の挨拶は、当然ながらサイバー攻撃のお話。犯罪組織の複雑化や身代金の相場は10億円など、現状の報告で、基調講演もそうかな?と思っていたら、今回は、そうではなかったというわけです。
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リテラシーとは・・・。社会全体を向上させるために必要な能力である。そして、メディアリテラシーとは、社会的コミュニケーション能力。だから、自分だけ持っていればいいというものではなく、みんなが持たなくてはならない力。
メディアの特性を知ることから、情報の扱い方など、NHK財団と共同開発した子ども向けカルタを紹介しながら、日本大学の中橋先生が非常にわかりやすく説明くださいました。(カルタの詳細はhttps://steranet.jp/articles/-/2186 ステラネットで)

現実は。
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SNS上では醜い誹謗中傷であふれ、とても”リテラシーを高めることが社会を良くしていく”といった状態ではありません。だからこそ、このような啓発が必要なのですよね。
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情報の真偽と言えば、先日、前市議の中村さんのブログに、藤井市政とタイトルにした記事がいくつか投稿されました。例えば「藤井市政の偽装請負行為/ポスター器物損壊」。もし、私がメディアの社員だとしたら、インパクトを与えるために、このようなタイトルにするでしょうね。(実際には、ポスター器物損壊と藤井市政は全く関係ないけれどね)。
さらに、藤井市政の偽装請負行為③:白岡市椎木隆夫副市長に対する是正指導書の内容(7つの違反、うち2つが犯罪)も投稿されています。このタイトルを読む限り、椎木副市長が指導を受けるようなことをしたの???と思いますが。指導書を受け取る時点でのシルバー人材センターの理事長が椎木副市長なだけであって、実際に問題としている偽装請負行為があったのは、ご自身の報酬を勝手にあげていた前理事長の時です。
これに関しては、白岡市シルバー人材センターのHPに詳細が報告されていますので、ご一読頂ければと思います。https://webc.sjc.ne.jp/shiraoka/blockb_pdf/7694/76193

中橋先生は、まとめとして”偽情報・誤情報を見抜く力とは別に
①自分が勝手な解釈をしていないかを疑う力 ②自分が発信したことは、受け手が勝手な解釈をするものだという前提で表現する力 ③勝手な解釈をさせやすいものとしてメディアの構造や特性を捉える力 が必要だとお話されました。

 ”しかし、これなどは序の口で、藤井市政の裏側にはもっと巨悪が・・・(省略します)。”で締め括っている中村さんのブログ。”え?どんな巨悪が・・・???”と私でも思ってしまいます。
中村さんは、市長選出馬を表明されている方ですね。

中橋先生の言葉を借りれば、リテラシーとは「社会を向上させようとする能力」です。白岡市の市政を担う首長には、やはりリテラシーがある方と私は強く思います。

研修の後は、団体の理事と情報交換。子ども家庭庁の話から、子育ての話などで盛り上がり、懇親会もまた、有意義な時間となりました。

ネット社会を生きる為には、やはりメディアリテラシーが必要ですね。

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AI技術の進歩

ターミネーターと言えば、人口知能(AI)の驚異が描かれた1985年公開、約40年前の大ヒット作品ですね。あの頃は、映画として楽しめていましたが、今、その世界が現実のもとなり、AI技術の進歩も驚くものがあります。

 昨日の午後は、性的搾取やデジタル性暴力にあわれた方のサポートをしているPAPSの理事長・金尻カズナ氏による勉強会でした。

ネットアドバイザーとして活動した当初は、まだガラケーだったので、子ども達が使用するネット環境において、所謂、エロサイトなどの有害情報に触れさせないフィルタリングの啓発を保護者にしていました。しかし、スマホが登場してからは、子ども達は有害情報に触れるだけでなく、自らが裸の画像や動画を発信する側になってしまいました。映画でもR指定があるように、ネットがなかった時代は、大人が触れる情報になかなか子どもが触れることはなかったですね。 
 しかし、ゲーム機でのネット接続や安心を得るために、低年齢からスマホが与えられたことにより、このような情報に簡単に触れることが出来るようになり、また、自らが発信者になってしまう事へのハードルがとても下がっていることを活動の中で感じていました。
知識や経験の少ない、未熟な子ども時代から、そのような世界が普通になっている怖さ。そして、そんな子ども達は”世の中の本当の怖さ”を知らないことが怖いなと・・・。今回のお話を聞いて改めて思いました。

ネットアドバイザーとして、子どもの顔と裸を合成(加工)した画像が学校内で拡散された、学校のトイレで盗撮にあった等の画像や動画に関する相談をいくつも受けました。

AIが進むことにより、守れない時代がやってくる。これは、子どもに限らず全ての人に当てはまることです。AIが発達した今、フェイクだと見破ることが非常に難しくなってきています。さらに、今後、AI技術はさらに発達していきます。
”自分を守る手段はなくなってしまう”。AIの発達にこのような危惧を抱きます。

一方。
AI技術により、素晴らしいこともあります。今回、母の写真をAIにより動画にし、プレゼントしました。このAI技術を提供しているのは、写真復活スタジオ。百聞は一見にしかずです!どんなものかYouTubeチャンネルで視聴してみてください。

 今回、動画にしたのは、母が22歳頃の写真で、父と初めて海にデートに行った時の1枚でした。完成した動画の中には、輝いていた母の姿がありました。出会ったことのない、私の知らない母がいました。苦労の多い人生だったけれど、母はしっかりと自分の人生を歩んできていて、今に辿り着いていることをこの動画で感じ、さらに母を尊重する気持ちが大きくなりました。

認知症が進み、私の知っている母から遠ざかっていく。そんな状況に寂しさを感じていましたが、この動画により母の人生を感じることが出来て、本当に良かったです。母へのプレゼントでしたが、この動画は私へのプレゼントになりました。そして、このような時、AI技術が生まれてよかったと思います。

包丁は料理をするためのものであり、人を傷つけるものではない。
道具の使い方を間違えると大変なことになる。
ネットもそして、AIといった新しい道具も同じ。
使う目的を誤らないことが大切ですね。

ターミーネーターの世界が訪れないように。