11月19日(火)は こもれびの森にて、家庭教育学級合同講座及び白岡市青少年健全育成推進大会が開催され、「新たな視点で考える子どものスマホ利用」と題し、NPO法人青少年メディア研究協会理事・下田太一先生のお話を伺いました。
私が埼玉県ネットアドバイザーになる前、今から10年以上前に下田太一先生のご両親である下田博次・真理子先生にご指導を頂いたのが、私の活動の原点となりました。そして、その勉強会は新白岡で開催しておりましたので、息子さんである下田太一先生が白岡市で講座を開催されることは、格別の思いがありました。
子どものネット利用啓発講座の講師はたくさんいますが、下田太一先生の様なお話をされる方はいません。”ネットは危険なことも多いので、正しく使えるように注意しましょう!””賢く使えるようにしましょう!”といった対処療法とも言える内容がほとんどです。
今日のお話の中でもいくつかのキーワードがありましたが、モンスターをゲットするために車のいる車道にさえ、飛び出す大人の大群のニュース映像を使い、”メディアは精神に影響を与える道具”だと言ったお話や。荒野行動などの戦闘ゲームから子どもたちは何を学んでいるのか?をいう問いかけ。
危険だからやめましょう!ではなく、子どもは何を学んで大人へと成長していくのか?という事を参加した方、一人一人が考える時間になったことと思います。
お隣の久喜市では、中学生とその保護者によるパネルディスカッションが12月7日(土)に開催されます。子ども達の主張、大人たちの考え。どのような意見が交わされるのか今から楽しみです。
また、各家庭で考えるだけでなく、子どもに係る団体や学校など地域でスクラムを組み、取り組んでいる群馬県前橋市の事例紹介もありました。子ども達が大人へ成長する環境を様々な角度から、立場から支えていける白岡市を目指して!と参加された方々がそう思える講座だったと思います。