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コロナ禍の防災体制について

4月28日。総務常任委員会で所管事務調査を行いました。これは、議会がない月などを利用し、各委員会ごとに所管している事業などについて、調査をするものです。今回の調査は【コロナ禍の防災体制について】、座学と避難所体験の両方を行いました。

白岡ニュータウン自主防災会では、地区防災計画作成チームにより発災直後から避難所を閉じるまでのマニュアル作りを昨年から始めています。今回の調査では、感染症対策により避難所運営に変更があることなどを学べ、地区防災計画作成にとても役立つものとなりました。

(抜粋)
・従来は、総合受付1か所だったところが、感染症対策により要配慮者(発熱、濃厚接触者)、一般と受付が複数になること
 ・受付に携わる自主防災会、地域の住民は感染症に対する知識の習得
が必要であること
  ・総合受付で健康チェックリスト(問診)の記入があること 
・職員が3名、シフト制で避難所に入ること(災害時に動ける職員数は
300人程で、その中で198人の職員でシフトを組むことになる予定)

 また、避難所の設営は実際にテントの設営などを体験でき、こちらもとても役立つものでした。

特に大型テントの設営や片付けなどは男性の協力が必要で、細かい配慮など力仕事ではない部分は、女性ならではの視点が必須だと感じました。

 実際の災害に直面したことがない白岡市。そして、私も経験したことがないことから、災害について、あくまでも想像でしが考えることができません。地区防災計画を作成していて感じることは、“災害が起きた時にまずは、どうする?“という発災直後の行動を考えていないということです。”無事ですタオルを門扉にかけてから、班で集まって避難所に行く“という避難訓練を行っていますが、実際の災害時にパニックにならずに、このような行動がとれるのか?役割分担を明確にすることは必要だと思いますが、果たして機能するのか?など。想像からの疑問ばかりです。

その中で、今回は“感染症対策を講じた避難所”と明確なものでしたので、地区防災計画にすぐに落とし込めるものであり、自主防災会との情報共有にもとても役立つものでした。

 また、避難所開設、運営は地区住民になりますので自主防災組織は、やはりどの地区にも必要だと感じました。

そして、私たち委員が中央公民館で体験するための事前準備に藤井栄一郎市長が参加されていたことを終了後に知りました。下の画像にある空気入れもかなりの力が必要である事を身をもって経験された市長です。現場第一主義だけありますね。
避難所運営に関しての課題も自ら学んでいらっしゃる姿勢。
とても大切なことだと思います。

関口議員も体験