前回のブログで紹介した白岡市教育委員会点検・評価報告書についても、一般質問の中で取り上げました。
これは、毎年1回。学識経験者とされるお二人の方に白岡市の教育行政に関して、評価、意見を頂き報告書としてまとめたものです。議会には口頭での説明はなく、報告として提出されるだけです。
この点検・評価は白岡市の教育行政にとって
とても重要な役割を持っています。
要は、この評価を元に改善・見直しを行い、よりよい教育行政にしていくと言うわけです。
しかし、正しく評価されていることが大前提です。
私が再質問したのは、上記の意見についてです。今回の事案を(前回のブログに記載した)ご存じの上で、学識経験者は”深刻な問題は発生していないことを評価する”としたのか?という点です。
教育長は、”教育委員には伝えたが、学識経験者には、伝えたか伝えていないか覚えていない”という様な答弁でした。
これだけの重大な事案を覚えていないのも
いかがなものかと思います。
そして、もう一つ。
議会では取り上げませんでしたが、以下の様な評価もあります。
重大事案を知った上で、このような評価をしているとしたら、
大問題。
重大事案を学識経験者に知らせずに評価されたのであれば、
大問題です。
先にも書いたように、この点検・評価の目的は、よりよい教育行政にするためのはずです。
教育相談の充実の前に、未然に防ぐことが最も重要な事だと思います。そのための点検・評価なはずです。
でも、それが信用に値しない評価であれば、なんの意味もないと私は思います。
http://www.city.shiraoka.lg.jp/secure/10911/R3tennkennkyoukasi-to1.pdf