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保護者らの思いが届く

 6月議会最終日の今日。
白岡西小学校にプレハブ校舎を設置して欲しいと保護者ら616名から提出された請願が全会一致で採択となりました。請願書によれば児童増加に伴い、平成30年から特別教室を普通教室にするなど余儀なくされてきており、学習環境としては、もう限界に来ているところでした。
この教室不足問題を議会で初めて取り上げたのは、令和4年12月議会。保護者からの要望を受けた石原富子議員が一般質問において、プレハブ設置の期間や予算など、かなり詳しく質問をしましたが、「学区の見直しをする」という結論に至り、プレハブ設置の実現は叶いませんでした。
 

 しかし、翌年(令和5年)に開催された学区審議会では、大山小学校の学区が西小学校に変更することだけが決まり、西小の教室不足問題はなんの解決もみないままとなりました。
今回の審議過程におていもそうですが、教育委員会においては、今後の児童推移から学級数がこれ以上、増えることはないという見解を持っていたためです。
 しかしながら、西地区における新築住宅の開発は今後もまだ続きそうですし、そうでなくても現状、キツキツ。児童の公平な学習環境の確保や安全面からは、これ以上、工夫や利活用などという言葉で乗り切れるものではなかったです。

今日は、数年に渡る関係者の思いがやっと届き、実現に向かって動き出す日となりました。

616名もの署名を集め、児童のために動いて下さった関係者の皆さん。
お疲れ様でした。そして、ありがとうございました。

 なお、請願が審議された文教厚生常任委員会では、請願採択だけでなく「プレハブが設置されるまでの間も改善に取組むこと。そして、教育委員会と学校が密に連携を図ること。」という意見も添えました。

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都知事選に思う

 泡沫候補による公営掲示板ジャック。そして、全裸女性が開脚しているような卑猥な選挙ポスターの掲示。このポスターに関しては、都の条例が適用されたらしく、剥がすことになって、ほっとしましたが。
 昨年の白岡市議選においても堂々と10年近く前の顔写真を使用している候補もいました。また、秋の白岡市長選に出馬表明をした挑戦者の政治活動ポスターもまた、10年近く前の顔写真を使用しています。そもそもポスターってなんなの?って思います。公選挙法に違反しなければ、なんでもありです。以前では考えられなかったことがまさに、都知事選で起きていますね。

 選挙権は持っていませんが、都知事選で今回、注目しているのは、「東京を動かそう」をスローガンに頑張っている安芸高田前市長の石丸信二さんです。このブログでも取り上げたことがありますが、以前からずっと注目していた方です。市長時代もそうですが、街頭演説も非常にわかりやすい。

「政治屋の一掃」 ・・・自分第一、党利党略、政治のための政治。日本は、そんなことをしている場合じゃない。その通り!! ここまでハッキリ言う政治家は初めてで聴いていて、気持ちがいい。完全無所属で、なんのしがらみもないからこそ、言える言葉です。

 そして、そして。
41歳は、政治家としては若いが、若い力でと言ったこともなければ、言うつもりもありません。と言うことも明言しています。昨年の埼玉県議選では、「世代交代」などというのぼり旗を立て、若さをアピールした候補がいました。また、現在、白岡市長選に出馬表明した挑戦者のポスターにも、「若い市長」「若い市政」という言葉が並びます。

石丸さん曰く「歳の多い人もみんなでやらなければならないんです。東京を動かせるのは、みなさんなんです。」と言っています。

 しかし、白岡市に溢れる言葉は、世代交代・若い市長・若い市政。この言葉は、歳の多い人を排除するような言葉にしか私には受け取れず、”みんなで”といった石丸さんの様な気持ちは一切感じません。

 また、高学歴だけで、票を投じる危うさを今回の都知事選候補者からも感じます。なぜなら、卑猥な選挙ポスターを貼った候補者は、京都大学卒、同志社大学大学院司法研究科修了の河合悠祐氏だからです。

彼は、都議選、衆議院選、千葉県知事選に出馬し、2022年10月に草加市議に当選した人です。白塗りのジョーカーとして有名で、初めての議会において、白塗りで登場し登壇拒否されたことも新聞に掲載されました。
以下、当時の新聞記事より
~「格好を強要されるというのは人によっては屈辱的なこと。法的に言えば、憲法13条の自己決定権の侵害、憲法14条の性差別の侵害、憲法22条の職業遂行の自由にも反する。こんな政治が行われていることを知ってほしい。『草加せんべい』よりあいつらの頭の方が固い!」と怒りは収まらない。 結局、この日の一般質問ではメークを落とし素顔で行ったが、徹底抗戦の構え。「世に私がいるからこう社会が変わったという意味で爪痕を残したい」と河合氏は次なるアクションに打って出る考えだ。~

高学歴だから・・・。そう思う危うさを白岡市でも感じています。

首長たるもの、どこの政党にも属さず、しがらみがないことが一番です。

石丸さんの言葉を借りれば「政治屋の一掃」自分第一、党利党略、政治のための政治。白岡市も
そんなことをしている場合じゃない。

yahooニュースより抜粋
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都市計画マスタープラン?

【都市計画マスタープラン(略して都市マス)】・・・概ね20年後のまちの将来像を描き、その実現に向けて方向性を示す計画であり、白岡市のまちづくりは、この計画を基に進められています。(街づくり課作成の資料より)
という事は、非常に重要な計画ですね。

現在の都市マスは、平成13年に作成され平成29年に一部見直しがされたものになるので、今回、全面改定となります。
という事は、これから20年後のまち=2044年ですね。私も80歳を迎える年のまちの将来像を描くということです。以下は、GD Freakというサイトにあった総務省 国勢調査及び国立社会保障・人口問題研究所 将来推計人口、総務省 住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数を基に作成したグラフです。

人口減だけでなく、年齢層の比率も変わってきているのがわかりますね。


 6月に5地域に分けて開催される地域別懇談会は、地域ごとの特色などに基づいた地域別の計画を作成するために、住民の皆様のご意見などを伺う為のものです。
16日は、午前が新白岡地区。33名の参加があり、活発な意見交換が交わされました。中でも❶新白岡地区の人口動態を示して欲しい ❷新白岡駅は白岡高校の生徒や日本工業大学の学生が利用するという点で、白岡駅とは大きな違いがある駅であること。その視点を持って頂きたい。という2点については、非常に重要なポイントだった思います。

白岡市の高齢化率は(令和5年)28.2%ですが、例えば新白岡3丁目は43.5%(令和6年3月)とかなり高くなっています。駅の東口は、駅から遠くなるほど、高齢化率が高いのが特徴です。地域ごとの計画を策定するにあたり、人口動態を知ることがまずは重要だと思います。
この点については、次回の地域別懇談会から資料として追加するとの報告を担当課から受けました。また、東口のロータリーの真ん中には、緑があると言えば聞こえはいいのですが・・・。不要と言えば不要な緑地があります。きれいプロジェクトで2週間1度、駅前の清掃活動を行っていますが、必ずここの中にゴミが落ちています。さらに定期的な除草・剪定代などを考えれば、ここを駐車スペースにし、利便性を高めた方がいいのでは?と思います。

午後は、東北道東側地区の懇談会でした。範囲としては、市役所周辺から菁莪、爪田ヶ谷、実ヶ谷、岡泉、太田新井など市全域の約38%にあたる地域です。正確な参加者は把握出来ておりませんが、若干少なく感じました。こちらの懇談会では、行政区から(自治会かな)脱退する方への対応やバス運行の要望が出されました。

6月23日は、10時~大山農村センターにて大山地域の懇談会。私はこの日は参加出来ませんが、ぜひ、皆さん参加してくださいね。
そして、篠津・西地域は、6月30日10時~コミセンホール。午後は、14時~コミセンホールにて白岡駅周辺地域の懇談会があります。

ぜひ、ぜひ。
自分達が住む白岡市の未来を。子ども達が暮す未来のためにご参加ください。

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教育支援センターの支援の在り方は

 今回のもう一つの一般質問は、「不登校児童の支援の在り方」についてでした。
議員になって2年目の令和2年12月議会において、「教育支援センターは行政の出先機関であるのに、なぜ条例がないのか?」と、一般質問をしたのが、教育支援センターのことを取り上げた始まりでした。

行政の出先機関である以上、条例がなければならないのに(地方自治法第155条第2項、第156条第2項)、平成16年~この時まで、条例なしで運営がされていました。また、「教育機関なのか?」という質問に対し、「教育機関に類する性格を持つ機関だと考えている」と非常に苦しい逃げの答弁もあり、「条例は必要のない施設と考えている」とまで言い切っていました。
地方自治法で定められているのにです。

 それから間もなく、令和4年3月に教育支援センター条例が議案にあがり、3月議会で可決され施行となりました。間違いを間違いだと認められない体質なのでしょうかね~と、その時も思いましたが、それでも改善されたので”よし”でした。

 しかしです。
白岡市のホームページ(教育委員会)に掲載されている教育支援センターの案内リーフレットには、対象が小学校高学年~中学生となっており、尚且つ、目標が高等学校進学と記載されていて。尚且つ、教育支援センターだよりにも、まるで高等学校進学を目指す学習塾の様な内容(私の主観です)。

他自治体の教育支援センターだよりと比較すると内容の違いがよくわかります。
条例で定めた目的と違ってない?

案内リーフレットより

 それに、公開されているこの☝情報を見て、”うちの子は、対象じゃない”と諦めたという保護者からの相談もありました。
ホームページで公開しているということは、白岡市の教育支援センターは、このような所ですと全国に向けて発信していることになりますよね。

教育支援センターは、学校に行けなくなってしまった児童生徒のための施設であり、条例にも条例施行規則にも、対象者を限定する条文はどこにもありません。まして、教育委員会は、白岡市青少年問題協議会で配布した参考資料に、「学習のつまづきが克服できないといった状況が進むことで。学習意欲の低下などにより、不登校に発展する事例も見受けられる」 と報告しているのです。学習意欲が低下している児童生徒も対応するのが、教育支援センターです。
その事例を報告しておきながら、なぜに、このように学習に特化した支援センターを放置しているのか?

 また、通室できなくなってしまった児童生徒がいても、その後のことは一切関知しないそうで、そこも質問しました。なぜ、通室できなくなってしまったのか?原因を知る必要はないの?それで終わり?教育支援センターを中核として、支援ネットワークの構築をするはずではなかったの?


というのは、令和4年3月議会(委員会)の条例審議の際に、私が文科省からの通知を引用し、教育支援センターを中核として支援ネットワークを作る必要性を質問した時、当時の参事は、「条例可決後に、条例施行規則の中で細かく示します」と答弁されたからです。
点、点、点。ではなくネットワークを作り、児童生徒を支援しましょう!です。

高等学校進学を目指す児童生徒のためには、今のままで問題はありませんし、また、そのためにご尽力頂いているセンター関係者には、感謝しています。また、見学も快く受入れて下さいまして、ありがとうございました。

 しかし、小学校4年生以下でも不登校児童はいます。先にも書いた通り、学習意欲が低下している児童生徒もいれば、学校の雰囲気が嫌な児童生徒もいます。本来の目的に沿った運営になるように、早期の改善を求めました。

全国の不登校児童生徒数は29万人を超えています。白岡市も年々、増加しています。

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交流ではなく、共に生活をする時代

 今日、スーパーの近くで車が通り過ぎるのを待っていたところ、同じように待っていた青年がニコッ😊と笑顔で会釈してくれました。彼の前には、数人でスーパーに入って行った外国人の若者達。その青年も外国人です。母国を離れ、日本で生活をすることを考えると苦労も多いだろうに。その若者達はとても楽しそうでした。
そして、こんなに自然に気持ち良く、挨拶を交わせて、とても嬉しかったです。

 昨日の一般質問2問目は、外国人支援についてでした。市内でも介護施設や建築現場などで働ている方も多く、私たちの生活の助けになっています。その一方、地域住民とのトラブルや問題が起きているニュースもみます。言語も文化も環境もルールも違う外国から来られたわけですから、お互いに困惑するのは当然です。
当市も例外ではなく、現在917名の方が住民登録をされており、年々増加しています。このように今後、さらに増加すると予想される外国人との暮らしを考えるにあたり、様々な分野での包括的な取組は不可欠になります。さらに地域コミュニティが連携し、お互いが安心して暮らせる環境作りが求められています。楽しんでもらう交流から、時代は、共に生活をする時代です。

白岡市・10年前と現在の比較

*16歳未満のお子さんも平成27年は24人。現在は、70名と増加しています。

 まず、前提として白岡市では無料で日本語指導などの外国人支援を行っている団体は、市から業務委託を受けている国際交流会しかありません。外国人人口は増加しているのに、利用される外国人は減っており、唯一の受け皿である国際交流会との連携の強化は必須です。白岡市では、時代に即した支援体制が整っているのか?現状と改善点について、伺いました。

❶市民課は、外国人が住民登録のために最初に訪れる窓口です。なので、その時に国際交流会のチラシをお渡し頂ければ、漏れることなく支援に繋がる情報を提供できます。しかし、現状は、国際交流会のチラシはお渡しできないだけでなく、お渡しする資料は日本人向けと全く同じものをお渡ししているのです。生活をする上で役立つ情報をお渡しして欲しいのに、これでは全くの支援になりません。

❷今回、16歳未満のお子さんの人数を確認したのは、やはり就学における問題を危惧してです。就学のタイミングは様々ですので、言葉の壁や習慣の違いなどが原因で不登校になってしまう子ども達もいます。学校での日本語指導の充実だけでなく、国際交流会にも繋げるよう要望しました。

❸公式ホームページの言語が「やさしい日本語」選択もできるように。そして、外国人専用の窓口の設置を求めました。

質問した内容の抜粋なので全てではなく、簡単に書きましたが。
外国に行った時に、日本語表記を見るとホッとしますよね。あの感覚が大事だなと思うのです。
だから、各課が「自分が当事者だったら、どうしたら安心が得られるか」という意識を一つでも持ってもらえると、変わると思います。

共生は、そんな簡単なことではないからこそ、生活をする上で必要な情報は、より丁寧に親切に提供しなければならないのだと思います。

今回の質問をするきっかけになったのは、市民課の前の記載台に設置されたこの貼り紙と
公式HPのやさしい日本語化について、要望をお寄せ下さった市民の方からのメールです。
(ありがとうございました😊)

だれに つかって ほしいのでしょうか




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6月議会 6日から始まります

文章が得意な方は、パパっと仕上げてしまうのでしょうけど、私はなかなか時間がかかってしまうタイプで、そうこうしている間に公開していない下書きの文章が増えていくパターンです^^;

 さて、早いもので今年も半年が過ぎ6月議会が間もなく始まります。今回は、報告事項が多く議案としては少ないのですが、「白岡西小学校プレハブ設置」の請願が500名以上の署名と共に提出されています。来年度から西小学校に統合される大山小学校の保護者の署名もあり、両校保護者の思いが詰まった請願です。

私は、この請願が審議される文教厚生常任委員会の委員ですが、5月にはこの委員会の所管事務調査で西小学校の視察に行き、現状を把握してきました。図工室などの特別教室を普通教室にするなど、様々な対策と工夫の中、運営されているご苦労がよくわかりました。また、避難経路となる廊下に物が置いてあるのも問題だと感じます。教室はギュウーギュー。そのため暖房機の真横まで机があるため、冬場はこの暖房器具は使えないなど、現在でも”問題はなし”とは言えない状況だと感じます。
少子化の中、どこの学校もいずれピークをむかえ減少に転じるのは、間違いないと思いますが、ここの小学校のピーク(推移)は、ずれる可能性も否めません。
どちらにしても、慎重に審議いたします。
請願関係者の皆様は可否が気になると思います。審議される委員会も傍聴可能ですので、ぜひ、お越しください。委員会は6月20日9時~。その後、26日の議会最終日で議会としての採決が行われ、決定となります。

 さて、私の一般質問ですが、こちらは6月10日。午前の最終か、はたまた午前と午後にまたがるか?もしくは午後一番になるか・・・。とまぁ中途半端な4番目です。一般質問通告開始日の8時30分に提出に行ったところ、既に遠藤議員、石渡議員、尾嶋議員が提出した後😲 会派のみんな準備が早いです。
今回の質問は↓になります。一般質問も勿論、傍聴できますのでぜひ、お越し頂ければと思います。その他、今回の議会情報はhttps://www.city.shiraoka.lg.jp/soshiki/gikaijimukyoku/5/R6teireikai-joho/7380.html  でご確認頂けます。