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交流ではなく、共に生活をする時代

 今日、スーパーの近くで車が通り過ぎるのを待っていたところ、同じように待っていた青年がニコッ😊と笑顔で会釈してくれました。彼の前には、数人でスーパーに入って行った外国人の若者達。その青年も外国人です。母国を離れ、日本で生活をすることを考えると苦労も多いだろうに。その若者達はとても楽しそうでした。
そして、こんなに自然に気持ち良く、挨拶を交わせて、とても嬉しかったです。

 昨日の一般質問2問目は、外国人支援についてでした。市内でも介護施設や建築現場などで働ている方も多く、私たちの生活の助けになっています。その一方、地域住民とのトラブルや問題が起きているニュースもみます。言語も文化も環境もルールも違う外国から来られたわけですから、お互いに困惑するのは当然です。
当市も例外ではなく、現在917名の方が住民登録をされており、年々増加しています。このように今後、さらに増加すると予想される外国人との暮らしを考えるにあたり、様々な分野での包括的な取組は不可欠になります。さらに地域コミュニティが連携し、お互いが安心して暮らせる環境作りが求められています。楽しんでもらう交流から、時代は、共に生活をする時代です。

白岡市・10年前と現在の比較

*16歳未満のお子さんも平成27年は24人。現在は、70名と増加しています。

 まず、前提として白岡市では無料で日本語指導などの外国人支援を行っている団体は、市から業務委託を受けている国際交流会しかありません。外国人人口は増加しているのに、利用される外国人は減っており、唯一の受け皿である国際交流会との連携の強化は必須です。白岡市では、時代に即した支援体制が整っているのか?現状と改善点について、伺いました。

❶市民課は、外国人が住民登録のために最初に訪れる窓口です。なので、その時に国際交流会のチラシをお渡し頂ければ、漏れることなく支援に繋がる情報を提供できます。しかし、現状は、国際交流会のチラシはお渡しできないだけでなく、お渡しする資料は日本人向けと全く同じものをお渡ししているのです。生活をする上で役立つ情報をお渡しして欲しいのに、これでは全くの支援になりません。

❷今回、16歳未満のお子さんの人数を確認したのは、やはり就学における問題を危惧してです。就学のタイミングは様々ですので、言葉の壁や習慣の違いなどが原因で不登校になってしまう子ども達もいます。学校での日本語指導の充実だけでなく、国際交流会にも繋げるよう要望しました。

❸公式ホームページの言語が「やさしい日本語」選択もできるように。そして、外国人専用の窓口の設置を求めました。

質問した内容の抜粋なので全てではなく、簡単に書きましたが。
外国に行った時に、日本語表記を見るとホッとしますよね。あの感覚が大事だなと思うのです。
だから、各課が「自分が当事者だったら、どうしたら安心が得られるか」という意識を一つでも持ってもらえると、変わると思います。

共生は、そんな簡単なことではないからこそ、生活をする上で必要な情報は、より丁寧に親切に提供しなければならないのだと思います。

今回の質問をするきっかけになったのは、市民課の前の記載台に設置されたこの貼り紙と
公式HPのやさしい日本語化について、要望をお寄せ下さった市民の方からのメールです。
(ありがとうございました😊)

だれに つかって ほしいのでしょうか




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