新しい年を迎え、もう8日目。
議会が終了した翌日から、体調を崩し年末年始は、ずっと布団で過ごす時間となってしまいました。また、ホスピスに入所していた母が28日に亡くなり、最後の時間を一緒に過ごすことが出来ませんでした。
「母が死んだら、私も死ぬから」と、ずっと昔から本気で思っていて、母に話すとよく笑われたものでした。
しかし、今は、死という実感が全く持てずにいます。
母と対面しても、ただ眠っているだけにしか見えなくて。
「なに、泣いているのよ。」と
目を開けて話しかけてくれるような気さえするのです。
熱の所為で、まだ頭が朦朧としているのもあるし、そのお蔭で心も痛みを感じずにすんでいるのかもしれません。もしくは、こんな感覚のまま、過ぎていくのかもしれません。
父は76歳で亡くなり、母は92歳。
この二人のお蔭で、今の私があります。
家族と過ごす時間の大切さ。
家族と過ごせる幸せを私に与えてくれた。
間もなく60歳になる私を最後まで、子どものように甘えさせてくれた母。
心に・・・