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いわゆる独身税 来年4月から徴収

 今議会に、今年度の国民健康保険特別会計と後期高齢者医療特別会計の補正予算が上程されています。その中に来年度4月から実施される「独身税とも言われている、子ども・子育て支援金徴収の為のシステム改修費が含まれており、その額は、国民健康保険特別会計では、539万9千円
後期高齢者医療特別会計からは、173万円です。
全て、国庫支出金からとはいえ、システム改修費だけで712万円です。これが全自治体に支出されるわけですから、相当な額になりますね。
(※国庫支出金とは、国が特定の目的で地方に渡すお金です)

そもそも、健康保険や後期高齢者医療に使われずに、子育て世帯の為の使われるお金です。
それなのに、なぜ保険料から徴収されるのでしょうか?
国会審議の場でも「本来、税徴収なのに増税と言われるのを避けるためだ」など、批判的な意見が多く、激しく議論が交わされていましたが、”来年4月からの徴収”が決まってしまいました。

徴収対象は全世代。
(全制度平均:令和8年度から(250円/月額)スタートし毎年、上がっていきます。

こども家庭庁HPより

支援を受ける対象は、子育て世帯や妊娠中の方。

なので、徴収されるけど独身は恩恵がないことから、独身税と言われています。
詳しくはhttps://x.gd/HyMXb(子ども家庭庁HPへ)で、ご確認ください。

 また、メガソーラーで大切な森林(山)を破壊しておきながら、森林を守るなどの目的で徴収されている森林環境税は、1,000円/年額、徴収されています。下記の表にあるように、令和5年度までの徴収額と変化はないのですが、目的が変っていますね。

そして、徴収された森林環境税は、森林環境譲与税として自治体に入ってきます。白岡市では、令和6年度586万7000円入ってきています。
決算書では、森林環境譲与税基金に474万9479円が積み立てになっているので、約111万円を何に使ったのか?ということになります。山や森林が多い自治体とそうでもない自治体。譲与税の額も違いますが、これも本当に必要な税金なの?徴収するのなら、もっと活用方法はないの?と思います。

手取りが増えないわけですね。
でも、これを決めているのも国会議員です。
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今日は、連合会派7名全員が一般質問を終え、明日は他会派7名の一般質問と続きます。そして、来週から、決算も含めた議案審議がそれぞれの委員会で行われることになります。

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以下の動画は、子ども・子育て支援金制度がよくわかる内容なので、置いておきます。