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東京新聞に掲載されました

先日、お招き頂いた浦和大学での授業について東京新聞に掲載されました。https://www.tokyo-np.co.jp/article/213697

小さいですが記事から抜粋

記事では、議員報酬のことが書かれていますが、事前アンケートで「高額な報酬をもらっているのに議会で寝ている」というイメージを持つ、学生が非常に多かったからだと思います。

「議員定数を削減して、一人あたりの報酬をあげてはどうか」という、ありがたいご意見を市民の方から頂きますが、議員の反対があり実現に至っていません。

記事に掲載されている通り、来年4月は統一地方選挙。白岡市においても埼玉県議会議員選挙そして白岡市議会選挙と続きます。
せっかく18歳から選挙権があるのですから、無駄にせず投票に行って欲しいですね。

18歳と言えば・・・
今年の4月から18歳で成人になりました。ということは、大人ですね。

交通指導のために交差点で朝、立哨している高校生の保護者を見かけると、???と思ってしまうのは、私だけかな。

高校生の保護者も朝早くから大変だと思います。
共働き世帯、一人で育てている世帯。今はかなり環境が違っていますね。昔からやってきたからかもしれないけれど、必要なことは時代で変化していくもの。

「小学生の修学旅行先にまで親が付いていって写真を撮影している」といったSNSでの投稿も見かけました。

いつまで子ども扱いをするのかな。
18歳でいきなり大人になるわけではないのにな。

18歳だからといって、いきなり大人になるわけではないのと同じで
18歳になったから選挙に行ってというのもおかしな話ですね。
その前に今回の様に政治が身近に感じられるような授業であったり、そもそも暮らしそのものなんだという認識が持てる機会が必要です。

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野良猫を幸せに

野良猫のTNR活動とは

さくら猫・しらおかの活動も2年目になり、毎月順調にTNR活動を続けてきました。しかし、ここに来て野良猫を幸せにすることの難しさに直面しています。
それは、捕獲後、手術を迎える日まで預かっていた猫ちゃんの風邪が飼い猫に移り、飼い猫が亡くなってしまったのです。
これは、さくら猫・しらおかのスタッフのお話です。
シェルターを快く引き受けて下さるこのスタッフがいるからこそ、この活動が出来ているので、今回のことはお詫びのしようがない状況に心苦しく、野良猫ちゃんを幸せにすることの難しさを痛感しています。

 公益社団法人どうぶつ基金から避妊・去勢の手術無料チケット(行政枠)が利用できる様になったことをご自身が市に要望したことの成果として、ある議員さんはレポートに掲載しました。そもそもボランティアで活動する団体があるからこそ、どうぶつ基金の行政枠が使用できるのであって、市に要望したからと言って実現できるものではありません。
殺処分ゼロ、動物愛護を語るのは簡単です。しかし、野良猫を幸せにする活動は、そう簡単ではありません。物理的な事だけでなく、時には、このような悲しみや苦渋の決断も必要で、苦しい感情も伴うのです。
全てを理解した上で、ご自身で活動をしてからにしてほしいものです。

今日は、野良猫で困っている方からおハガキが届きました。
残念ながら差し出し人のお名前や住所がないために、連絡をとることが出来ません。私のブログもお読み頂いているとの事が書かれておりましたので、ぜひこのブログの問合せからメールでご連絡を頂けるとありがたいです。よろしくお願いいたします。

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浦和大学で

早いもので、今日で10月も終わり。今年もあと2ヶ月ですね。

今日は、浦和大学にお邪魔しました。社会学部現代社会学科の学生約40名の後期の授業は、「主権者教育と政治」についてということで、今日は、埼玉県議の井上航さんと多摩市議の岩永ひさかさん、西東京市議の田村ひろゆきさんと私の4名がゲストとして、授業に参加しました。
“自己紹介を10分で”とご連絡を頂いていたのに、すっかり忘れていたのは私だけ。でも、主権者として大切なこと(私が大切にしていること)は、「一人の100歩よりも100人の一歩」(地球環境家・谷口たかひささんが言っていた言葉)であることを伝えました。そして、渋谷ハロウィンに渋谷区の税金が1億円使われることを例に出し、実は政治は身近にあることをお話しました。

余談ですが、事前の質問で議員報酬があがっていたので、それぞれ公表しましたが、白岡市の低さに皆さん驚いていました(^^;)

 その後は、学生6~8名のグループに議員1名が入り、グループワーク。テーマがあるわけではなかったので、議員により話し合ったことは違ったようです。政治に参加することの意義を深められたらなと思い、渋谷ハロウィンについて一人一人から意見をもらったところ、
二分しました。
❶もったいない。税金の使い方として他にある。
②事故防止のためであるなら、仕方がない。

すると一人の学生から「なぜ、渋谷に集まるのか。渋谷だから仕方ないと諦めているのではないか」との発言があり、「渋谷は若者が集まる街だから」「道幅が広い」「路地があってたまりやすい」「メディアがあおっている」などの理由が挙がってきました。また、「その日は、商売にならないからお店を閉めるといった話を聞いた。経済効果もなく迷惑ではないか」といった意見も。

Q・じゃあ、この税金の使い方どうする? 
A・解決策として出てきたのは、「ハロウインが出来ない街にする」
「有料化にする」。

Q・有料化っていくらくらい?
A・13,000円くらいかな。

ここで時間切れ。15分ではここまでが限界でしたが、
「これでいいの?1億の税金の使い方」を一人一人が考えてくれて、それぞれしっかりとして意見を発表してくれました。
 家族や学校、バイト先の人以外の大人と話すことが殆どない大学生と同じで、私も息子と話す以外、現役大学生と話す機会は、殆どありません。それぞれ立場や年代が違う人の意見が聴けることは、お互いにとても有益だったと思います。

 今回、このような機会を与えて下さったのは、主権者教育アドバイザー(総務省)でもある林大介先生です。以前、東洋大学で情報リテラシー講座を担当した時に初めてお会いしましたが、その時はまだ、議員ではありませんでした。
人の縁とは、本当に不思議なものです。立場を変えての再会。
そして、学生と楽しい時間が過ごせました。

一人の100歩(気づき)より、
この授業に参加した40人全員の一歩(気づき)。
その力は大きいことをこれからの人生に役立てて欲しいなと思います。

ありがとうございました


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あたり前田のクラッカー

懐かしいフレーズだけど、未だに残り続けているフレーズ。
なんと昭和37年最高視聴率が64.8%と今では考えられない視聴率😲をたたき出した「てなもんや三度笠」のスポンサーとしてCMで流れたことで一気に全国区になったそうだ。
今でも残るフレーズを生み出すために、さぞかし苦労したことだろう。そして先駆的な戦略に基づいた宣伝だったのだろうなと思いきや、実際はそうではなかったようだ。
テレビが普及し、高度成長期の日本には偶然の大ヒット!もあったのだろうな。

コピーライターとして、私が一番に思い浮かぶのは糸井重里さん。
ネットで調べてみたところ「いまの君はピカピカに光って」「くうねるあそぶ」など懐かしいフレーズが出てきた。

白岡市は今年度からシティセールス室が出来た。
「街の魅力を発信」する目的は、移住促進? 白岡美人プロジェクトの目的は何?
移住促進を狙っているのは、どこの自治体も同じ。
糸井重里のようなプロはいない。これもどこの自治体も同じ。
その中で、白岡市はなにを仕掛けることが出来るのかな。

白岡市のあたり前田のクラッカーは、なんだろう。

実家にあったこの缶を見つめ、こんなことを考えた土曜日でした。



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野々口さんには秘書がいる!

「野々口さんには、秘書が3人ぐらいいて、その人達が一般質問を考えているのでしょ?」
そのような話を人づてに聞きました。

どう受け止めればいいのかな😏
❶有能な秘書が考えているから素晴らしい一般質問だ!
❷野々口には、そんな能力がないから秘書が作っているんだ
❸議員の中には、そのような人がいるから、野々口も当然そうなんだ

そうですね・・・。
私の一般質問を傍聴して下さった方、議会中継を視聴くださった方であれば、この疑問は持たないはずです。
人が考えた質問、人が作った原稿を読むのであれば、私は議員でいる必要はありません。そんなのつまらないし、報酬泥棒です。

 さらに、白岡市の議員報酬や政務活動費を知っている方からは、絶対に出てこない話ですね。
因みに全国815市ある中で、白岡市の報酬は775位で埼玉県内では、
最下位です。https://www.nenshuu.net/special_public/sikutyouson/in_sigikai_pre.php?prefecture=%E5%9F%BC%E7%8E%89%E7%9C%8C
政務活動費は月1万円。年4回発行している会派レポートの発行だけで、殆どなくなります。
これで秘書なんて雇えません。事務所も持てません。

だけど、現状を知って欲しいなと思っても、きっとこのブログも読まれない方ですよね。
あっ😀
SNSもブログも自分で書いてますよ。
ゴーストライターが書いていたという首長さんもいたみたいですけどね。

 しかし、私のことを話題にして下さるのは、非常に嬉しいです。
ありがとうございます。

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本気度が違う 

 今年2月17日に藤井市長に提出した会派の要望が実現し、新白岡駅東口・JRが運営する線路沿いの駐輪場にこのたび、屋根が設置され、オートバイの定期駐車も可能になりました。
(完成は12月頃の予定です)

 今年1月末に開催された閉鎖についての説明会で切実な声を聞き、その帰り道では、利用していない市民の方から”代替え案を考えて欲しい”との声も伺いました。
 その声を受け、始めは”空き店舗や屋根のある駐車場で使用できる場所はないか?”と安心安全課と探したり。ニュータウン自治会事務局にも相談にのって頂きました。この件では、安心安全課に何度も足を運びました。
 また、要望書を提出した事をインターネットで発信したところ、根も葉もない事を書かれ、嫌な思いをしたこともありました。

私は1期生ですから、前回の選挙なんてないわけです。この方の目的は、なんなのか未だに理解できませんが、こんな誹謗中傷を受けてまで、働きかけてきたことが実現し大変嬉しく思います。
 そして、置き場に困る利用者の方々の力になれた事を何より嬉しく思います。また、JRと難しい交渉し、要望を実現してくれた安心安全課の職員に感謝しています。ありがとうございました。

誰かの努力により成し得たことを自分一人の手柄にするのは簡単です。
しかし、私は横取りをするような議員にはなりません。
なぜなら、誰かの努力を語ることは出来ず、いずれ嘘がばれてしまうからです。そして、それは自分のためにならないからです。

「本気度が違う」

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会派レポート発行しました

表面では、「会派レポートを出す意義」や「議会基本の勉強会の開催を求める」議長への要望などを掲載しました。

裏面では、5人は一般質問の内容を。私は、総括質疑の内容を掲載しました。このレポートは10月6日の朝刊に折込みましたが、早速、WAKABA代表の遠藤議員に電話が入ったとのこと。
その内容は、“私の猫の吹き出しの部分がふざけている”と
いったものだったようです。

私は、ふざけてもいませんし、事実を掲載したまでです。
この話は、1年以上前の事ですが、当時は脅されたと恐怖を感じましたし、その光景を見ていた人からは、異様だったと心配されました。
なので、ネコのイラストを使って、少し柔らかく表現しただけです。

誰でもミスはします。そこを指摘したわけではありません。
今回の場合は、単なるミスではなく認識の違いなどから来る問題でもあるため、根本的な改善が必要だったのです。
財政課は、本気で取組んでくださいました。そこも伝えたかった。

市民が納めた税金が適切に適正に使われるための改善を望まない市民もいるという事なのでしょうか。
このお電話の趣旨は、わからないままです。

これからもわかりやすく読みやすい。そして、事実をお伝えする会派レポートを発行していきます。なお、今回も郵送もいたしますので、ご連絡ください。


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大人の背中

「子どもが怖いのは、環境の深刻さでなく、口だけで行動しない大人の背中」

これは、環境活動家・谷口たかひさ氏の言葉。
宮代町の講演会直後に予約をして5ヶ月待った白岡市での講演会は
10月2日に約130名のご来場を頂いての開催となりました。

講演会後に届いた参加者からの感想は、「心に刺さった」「自分を見つめるきっかけとなった」など、どれも地球環境そのものの事ではないのが印象的でした。

参加者からの質問にも忖度しない。どんな質問が来ても納得できる答えが返ってくる。

質問「レジ袋を有料化にしても、結局はゴミを捨てる為にビニール袋を買っている。意味がないのではないか?」といった質問に対しては、
答え「少し太ったからと諦めて、ブクブク太ろうと思いますか?」


質問「地球温暖化は嘘だという人達もいるが、本当なのか?」
答え「仮に地球温暖化が嘘だとしても、だからといって地球を破壊していい理由にはならないでしょ」


そう、「0か100ではない」「完璧より前進」
「1人の100歩よりも100人の一歩」なんだと話す。

質問の答えは、既に彼の話の中にあり。自分の中にある。
大切なのは、自分ごとと捉え、頭で考え行動すること。

だからこそ、彼の言葉が心に刺さるんだ。

子どもが怖いのは、環境の深刻さでなく、口だけで行動しない大人の背中」
「子どもが怖いのは、未来の責任を子どもに押しつけ、口だけで行動しない大人の背中」

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賛成討論(2)

議会閉会日。連合会派6名と共産党2名で「安倍晋三元首相の国葬に反対する決議」を提出いたしました。
※市議会HPに掲載されていますhttp://www.city.shiraoka.lg.jp/secure/27329/%E6%B1%BA%E8%AD%B0.pdf

この議提案には、質問に3名。
反対討論3名。賛成討論に3名が立ちました。
「”国葬に反対したけど否決された”と市民に言いたいだけで、議定案をだしたのだろう?」と言った質問もあり、唖然としました。
 また、「このような事は市議会で審議するべきではないので反対する」といっただけの討論もありました。なぜ、市議会で扱うべきはないのか?ぜひ、その理由も聞きたかったです。

他、地方議会でも様々な動きがあります。

共同通信より

私たちにも市民の方々から反対の意見が寄せられました。これだけ全国で問題として取り上げられ国民の6割が反対している国葬に関し、市民の代表として選ばれた私たちが民意を受け、行動するのは当然のことです。

岸田首相は、国民に十分な説明をすると言いながら説明をしていないこと。そして、国葬にする法律の根拠が示されていないこと。私はこの2点をあげ反対いたしました。
「昭恵夫人が可哀想だと思わないのか」「とても悲しい」などの発言もありましたが、感情論で議論するべきではなく、事実のみで議論するべきだと私は思います。

 さらに反対討論では、「自国の英雄を国葬するのは当然である」という発言もありました。自国の英雄と捉えるかは、個人個人が考えればいいことであり、それを国葬の理由にすることで「安倍元首相は自国の英雄である」と認め、それを国民に強制することになるのではないでしょうか。

結果、8対9で否決となり残念でした。しかし、討論原稿なく自分の思いを伝えることが出来、とても良い経験になりました。

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賛成討論

9月20日、議会閉会日。私は、2つの賛成討論に立ちました。
一つは、いじめ防止対策推進委員の報酬を上げるために条例を改正したいです。という議案第56号です。
専門的知識を有する弁護士や臨床心理士などの報酬を適正にするといったものがこの議案の趣旨になります。
 しかし、この組織の設置が法律違反だという様なことで反対討論がなされました。簡単にいうと、いじめ問題対策連絡協議会、付属機関、調査組織がそれぞれの条例のもと設置されなければならい。白岡市は、いじめ問題対策連絡協議会が設置されていないのはいかがなものか。
という事です。

議会だよりだと文字数が限られているため、
今回は、賛成討論の原稿をそのまま載せます。

第56号 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について、賛成の立場から討論いたします。まず、今回の条例改正は、委員の報酬の改定であり、設置自体の是非を問うものではなく、先ほどの反対討論は、論点がずれていると思います。
 しかし、あえて言うのであれば、白岡市いじめ防止対策推進委員会条例及び規則に則り、正しく運用されており、設置自体に何ら問題はありません。こちらの図を見てください。↓

2018年 文科省資料

これは、いじめ防止対策推進法に定める組織として、2018年に文部科学省が出した資料です。いじめ問題対策連絡協議会の設置は義務ではなく、任意設置です。また、いじめ防止対策推進法第14条1項でも、いじめ問題対策連絡協議会を設置することができると明記されております。例えば、令和4年、つい最近になりますが、浜松市は、浜松市いじめ問題第三者委員会条例を制定しました。これは、重大事案だけを調査する目的で設置されており、いじめ問題対策連絡協議会は設置されておりません。

さらに、こちらの図で↑ おわかりになるように教育委員会の付属機関と調査組織は兼ねることも考えられるとされています。白岡市に置き換えれば、教育委員会の付属機関である白岡市いじめ防止対策推進委員会(定例会)と調査組織(臨時会)は兼ねることができるということになります。要は、定例会の委員が臨時会の委員を兼ねてはいけないと言った決まりはないという事です。よって、設置には何ら問題がないことがおわかり頂けたと思います。議案の趣旨から外れていることで反対されるのであれば、せめて法律や制度を正しく理解した議論が行われるべきだと思います。

ここで、本題に戻します。既にいじめ重大事案が発生していることから早急に対応する必要があるため、8月から臨時会を開催しているわけです。今回、否決された場合、犠牲になるのは子ども達です。いじめ問題は、長期間になればなるほど、記憶も曖昧になったりと調査が上手く行かなくなることがあります。また、心労からさらに深い傷を負うこともあります。
定例会の委員と臨時会の委員を兼ねているのは、このような事を防ぎ、迅速に対応するためです。
そして、特に臨時会においては、公平性・中立性確保のため、利害関係のない専門的知識を有する者が携わることが最も重要です。今回、携わる方は、教育委員会が選出したわけではなく、それぞれの団体より推薦を頂いた方のみで構成されており、その透明性、信頼性は高いものです。弁護士、臨床心理など専門的知識を有するものの報酬が高いのは、常識です。さらに調査するにあたっては、会議以外に費やす時間も多いと聞いています。
よって、今回の報酬改定は適切だと判断し、速やかに調査が進むことを望みます。よって私は議案第56号に賛成いたします。

結果、賛成多数で可決されました。