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私の一般質問は

ブログ更新が滞ってしまい、久しぶりになってしまいました。
 さて、今議会の私の一般質問は、働く保護者の方々からの切実な思いを届けるため「学童保育全般について」取り上げました。

 現在、市内には11カ所の学童保育所がありシダックス(株)が指定管理を受け運営しています。今年1月には、西小内の学童保育所が新たに開所し来年度は、南小内に新設を予定しています。対策をしていないのではなく、現状に追いついていないのです。
それだけ、働く女性が増えているのですね。
そして、課題はいつも
増設して利用者が減少した時には、建物はどうするのか?です。

 しかし、待機児童問題も含め、保育課と教育委員会(学校)との連携で解決できること、前進できることがあるのです。例えば、余裕教室の利活用です。

国では、1993年から学校の余裕教室(空き教室)の有効活用の促進を始め、2014年には、学校施設の徹底活用の実施促進の方針を打ち出しています。自治体によっては、余裕教室を学童保育所としてだけでなく、地域住民のコミュニティの場として活用している例もあります。また、余裕教室ガイドラインを作成し、積極的な活用に乗り出している自治体も少なくありません。

現在、待機児童が出ている白岡東小学校では、残念ながら余裕教室がないとの答弁でしたが、特別教室はあります。せめて、長い夏期休暇時だけでも使用させてもらえないものか。朝から夜まで、小学生を一人で留守番させる事を心配しない保護者はいないでしょう。申請してもどうせ駄目だからと諦めている潜在的待機もいます。積極的利活用をするべきです。

コロナ渦の対応も学校との連携が求められてきました。2年前、休校措置がとられた時は、学童保育所側からは、せめて体育館を使用させて頂きたいとの声がありましたが、答弁から体育館の使用を認めていない学校があったことがわかりました。
学校によって対応が違うのは、校長先生の判断だからですね。
  いいのでしょうか?それで。
同じ市内の子ども達なのに、そしてその学校に通っている子どもたちなのに。
国からは、学童保育所密回避のために教室活用の通達さえ出ており、実際に教室を利用し、教員も支援に入った自治体もありました。
 なぜ、白岡市は出来なかったのでしょうか。

 また、徹底した感染予防が求められてきたのは、学童保育所も同様です。しかし、体調不良になっても学童保育所内には静養できるスペースがなく、保護者の迎えがあるまでの間、他の児童達と同じ場所にいます。感染症であれば、他の児童との隔離が必要な中、それでいいのでしょうか。パーテーションで区切り、お布団に寝かせてあげる事ぐらいできないのか?
学校の保健室の使用はできないのか?

このように保育課と教育委員会の連携で解決できる課題ばかりです。

入所に関して、今年は不服審査の申し立てもありました。

放課後の児童の安心した居場所として。
 そして、保護者が安心して働けるように課題を課題のままにせず、縦割りを解消し、しっかりと連携して欲しいです。

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令和4年2月定例議会

2月24日。全議員17名による一般質問が終了しました。

1億総活躍社会、女性の社会進出とは言うものの、現実にはその環境が整っていないことがよくわかります。保育所や学童保育所の待機児童問題だけでなく、女性が働く、特に家庭を持ちながら働くという事に対しては、まだまだ、そうまだまだ不十分です。物理的な不十分さは勿論のこと、理解もですね。(学童保育問題を取り上げた私の一般質問は次回、報告します)

今回の一般質問では、ジェンダーやLGBTQを取り上げた議員もいました。認め合うこと。大切なことですね。
 でも、身近なところを見れば、ほど遠いなと感じます。
学歴だけで判断されたり、女性だというだけで軽視されたり、攻撃の的になったり。今回もそれを嫌というほど、味わっています。

本来の姿をみようとしない人には、何も見えないものです。
自分が優秀で、全て自分が正しいと思っている人も同じく
何も見えませんね。

ギフテッドを取り上げた議員もいました。
障がいの有無に関わらず、得意なことを伸ばす教育に全体が変わる事。そしてそれこそ、一人一人の特性をみんなが認め合えればいいのですよね。

根っこは同じなんだなと思いながら、同僚議員の質問を聞いていました。来週は、各常任委員会による議案審議に入っていきます。

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「ケアラー」啓発 埼玉県の取組み

日本教育新聞(2月14日版)にヤングケアラーについての埼玉県の取組みが紹介されています。高校生、中学生向け冊子に続き、今回は、小学生向け冊子を県内の国公私立の小学校を通して、児童に配布するそうです。

この冊子では、ヤングケアラーとは「家族のために、大人がするような家事や家族の世話などをしている18歳未満の子ども」と説明しています。

小学生向け冊子より一部抜粋(埼玉県HP)

今回の小学生向け冊子には、この他に自分の状況を周囲の人に伝えられるよう切り離し式の「伝えたいカード」も付いています。

埼玉県HPより一部抜粋

自分はヤングケアラーかも?と思った子どもたちが勇気を持って周囲の大人に相談してほしいと思います。
 また、学校にも登校できないといった第三者の目が入りにくい状況にある、ヤングケアラーの子どもたちに、この情報を届けなければなりません。そして届いた後、子どもたちが本当にSOSを出せる状況なのか?電話やSNSでの相談先も記載されていますが、果たしてその相談先へコンタクトをとることが可能なのか?
支援につなげるためには、まだまだ考えなければならない事があります。

兄弟の面倒をよく見るいい子、親の家事を手伝ういい子。
いい子であることには間違いはありませんが、ヤングケアラーかも・・・と私たち周囲の大人が目を向けることも、支援につながっていくと思います。

詳しくは埼玉県HPでご確認ください。
https://www.pref.saitama.lg.jp/a0609/chiikihoukatukea/youngcarer-handbook.html

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善と悪

市内在住、15歳少年の命が奪われた事件について、二度と同じことが起きないように、全容が解明された後、市として検証し報告する責任があると思っています。

 また、この痛ましい事件に関し直接的な言葉で発信することが心苦しく、間接的な言葉を使いSNSやこのブログで発信してきました。

お問い合わせや様々な意見を頂戴いたしますが、現在もマスコミの情報以外、何もわかりません。憶測でしかない情報をもとに自分の意見を発信すると言った無責任なことは出来ませんので、全容が解明されるまで この件について発信しないことをご理解頂ければと思います。

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大切な命

1月23日。今日は、昨年から活動を始めた「さくら猫・しらおか」の1月定例会でした。新白岡駅東口、コンビニ前の駐車場にいた野良猫ちゃんは、全頭手術を終え飼い猫として引き取られましたが、2週間程前から我が家を通り道としている新人の猫ちゃんが出没。その他にも白地に薄茶の子など新白岡1丁目と2丁目付近で見かけられています。暖かくなる前に手術をしたいところです。これ以上、不幸な猫を増やさないように。そして、一代限りの命を全うできるように・・・。

命について考えます。


妊娠、出産、育児について在日外国人の方を支援する日本語文章(きずなメール)にルビをふるボランティアを先週から始めました。現在、在日外国人の数は、ほぼ広島県の人口と同じくらいです。そして、その方達が求めるのは母国語や翻訳機ではなく、やさしい日本語での情報だそうです。正確な情報は命を守るために、生活をしていくために必須ですから。

私が担当しているのは、妊娠期です。
赤ちゃんの成長や母体の変化、母親へのメッセージなどがやさしい日本語で書かれています。単にルビをふる作業だと思っていましたが、そうではありませんでした。我が子がお腹にいた時のことを思い出し、そして私が母のお腹にいた時もこんな気持ちだったのかなと考えてみたり。
大切に大切に育まれ、生まれてくる命の尊さを感じながらの作業になりました。

自分のことだけでも精一杯なのに、もう一つの命を守らなければないのですから、子育てが楽なわけがありません。親になる覚悟というより、自分以外の命を守る覚悟が必要なんだと思うのです。

子どもは親や育つ環境を選べません。しかし、親が望んだから子が誕生するのですよね。
そして、生きるために生まれてくる。
粗末にされていい命なんてない。

両方の活動をとおして、命について考えます。

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エネルギー満タン

 今朝、ポストを開けると市民の方からお便りが届いていました。先日、新聞に折り込んだ市政レポート裏面、私の一般質問に対しての労いの言葉、励ましの言葉が綴られておりました。

ありがたいです。
心から。


質問の趣旨をご理解頂けて、さらにお手紙まで届けてくださる、その気持ちが本当に嬉しいです。

 昨年9月から始めた補助金に関しての質問について、私が問題提議した内容ではなく、野々口が”補助金を減らそうとしている”、”団体を潰そうとしている”と事実をねじ曲げた形で噂を流されたり、”補助金については追求しない方がいい”と言われたこともありました。

議員って、なんのためにいるのでしょう。
皆さんが求める議員は、どんな議員ですか?

私は、私の足を引っ張ろうとする方達の機嫌をとるために議員をしているわけではありません。なので、”おかしいよね!”と思うことは、これからも問題として取り上げていきますし、”こうしたら どうかしら?”という提案もしていきます。

 励ましの言葉が私のエネルギーとなり、強い気持ちを持たせてくれます。そして、私に1票を投じてくださった方々、活動に賛同して応援してくださる方。私の原動力は、やはり市民の方々です。
エネルギー満タン。

ありがとうございます。

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感染拡大の影響は

今年、初めての「歌声」サークルに参加しました。今回は1丁目集会所の開催という事もあってか、参加者がとても多かったです。また、前回より男性の参加も多かったですね。テノールが入ると歌声に厚みも出て歌声の響きが変わります。
 選曲はピアノ伴奏の方がされているようで、この日は「シクラメンのかほり」や「津軽海峡冬景色」と言った冬の歌謡曲も入っていて、色々な曲を楽しめました。

  

 頭が痛い時やストレスがある時に、ライオンのように大きな口を開けると良いと聞いたことがあります。日常生活の中で、大きな口を開ける時はないですから、そう考えると歌を唄うって、健康管理にも とてもいいものなのですね。
昨年11月に再開できたばかりなのに、感染拡大により4月まで、活動を休止にするそうです。残念ですが、暖かくなる春に再開できることを楽しみにしています。

友好都市・千葉県君津市のカラーです。議会だよりの作成に行ったところ、議員控室に飾ってありました。kirei✨

第6波は、市民生活にどんな影響を与えるのでしょうか。

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市政レポート発行

1月13日。本日の朝刊に2会派6名による市政レポートを折込みました。
早速、読まれた方から
“請願に賛成できなかった理由がよくわかった” や
“この内容で、採択されたとは驚きだ。賛成した議員の話を聞いてみたい。”などの声が届きました。ありがとうございます。

 まだ、お手元に届いていない方には、郵送でお送りいたしておりますので、私のホームページのお問合せからご連絡ください。
よろしくお願いいたします。

画像のため、見づらくてすみません

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移動スーパーがスタート

1月10日から、移動スーパーが始まりました。
私は家から一番近い高岩天満宮(配布されたチラシでは、高岩集会所となっています)に夫と買い物に行きました。

“ずっと家に閉じこもっていて、体によくないよね。移動スーパーは家から出るきっかけになって、ありがたいわ”。と車を待っている間にお話したお婆さん。集まってきた方々は、自然に会話が始まり楽しそうでした。
 さらに高岩地区の方だけでなく、ニュータウンや駅前にお住まいの方などもお買い物に🍅🐟いらしていて、盛況でした!
 また、初日なので市民の皆様の反応も気になるところですよね。藤井市長と担当職員もお見えになり、皆さんとお話をされていました。祝日なのに、ありがとうございます。

大きなエコバッグのプレゼントも

お弁当やお惣菜。お刺身やお寿司もあります。12時前の販売になるのでお昼ご飯に利用されてもいいですよね。
お買い物に行くのが不便だった方々にとっては勿論、ありがたい移動スーパーですが、駄菓子やさんに行ったようなワクワク感を私は味わえて楽しかったです。

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20歳で迎える最後の成人式

1月9日。20歳で成人を迎える最後の年の人たちの成人式が挙行されました。今年4月1日になると、現在18歳、19歳の人も成人になります。
 そして、18歳で大人と見なされる=親権もなくなります。
今までは、まだ親の同意がなくては出来なかった契約なども18歳から可能になります。親権がなくなることで、影響してくる様々なことがありますが、あまり注目されていませんね。

例えば・・・(日本司法書会連合会HPより抜粋)
問・1 2023年3月、高校3年生(18歳)のAさんは大学に合格して一人暮らしのための部屋を探すことになりました。
Aさんの親はAさんに代わってアパートを借りる契約をすることができますか。

答・1 Aさんは18歳で既に成年となっているため、親の親権は消滅しています。よって、Aさんの親はAさんに代わって契約をする代理権がありません。

問・2 18歳のAさんが自分一人で家賃15万円の高級マンションの賃貸借契約をしてきた場合、Aさんの親はこの契約を取り消すことができますか。

答・2 未成年者が、法定代理人(親権者・未成年後見人)の同意を得ることなく、単独で行った契約は取り消すことができます。しかし、Aさんは既に成年となっているため、親には同意権がなく、Aさんが単独で行った契約を取り消すことができません。Aさんが一人暮らしを始めてから、クレジットカードを作成したり、消費者金融からお金を借りていても、Aさんの親はこれを取り消すことはできません。

親の同意なしに契約が出来ることにより、このように様々なトラブルが懸念されます。高校生までのネットトラブルと大学生(20歳以上)のネットトラブルを比較するとトラブルの違いは顕著に表れ、20歳以上だと賃貸やエステなど契約関係のトラブルが上位を占めています。

18歳で成人。
“来年は18歳、19歳、20歳が一緒に成人式をするのか?”というようなことは、自治体にお任せするとして。
親が考えなければならないことは、親権が2年も前に消滅することであり、それに併せて子どもたちに必要なことを教えてきたか?と言うことだと思います。そういう私も例外ではありません。