「白岡市に転居を考えているのですが、保育園のことで・・・」と移住される前にご相談を受けることがあります。働く保護者にとって入所できるか出来ないかは、大きな問題であり、移住を考える際の決め手にもなります。
昨年、新白岡駅東口に90名定員(0歳~6歳)のうぐす保育園が開所されましたが、それでも待機児童が出ています。
その待機児童解消のために保育所の開所は急務ですが、今回、白岡駅東口の旧庁舎跡地の活用において、社会福祉法人による保育所建設の話があり、令和4年度の予算に計上されておりました。(土地の賃貸料が市の歳入となるもので、市の歳出はありません)
今回の提案は、保育所だけでなく病児保育、そして地域の方も集えるカフェの併設など。白岡市にはない、そして待望の保育所の提案でした。
しかし、”土地の賃貸料が安い、例えば月極駐車場にした方が歳入が増える”との理由で予算案に修正案が出され、賛成多数のためこの予算が除かれてしまいました。今後、保育所建設にどのような影響が出るのかはわかりませんが、明らかに遅れてしまいました。
待機児童問題の解消。
駅に近く、これだけのサービスを提供してくれる保育所はなかなかありません。土地を無償提供して誘致するほど、待機児童解消に力を入れている自治体もあるのに。
残念です。
因みに当初予算(保育所建設)に賛成した議員は、石原、遠藤、斎藤、細井、石渡、関口、山崎、野々口の8名でした。(敬称略)