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空飛ぶ捜索医療団ARROWS

 以前もブログに投稿したことがある”全国防災関係人口ミートアップ”。今夜も途中からになってしまいましたが、久しぶりに参加することが出来ました。今日のお話は、NPO法人ピースウィンズジャパンの橋本先生。
恥ずかしい話、この法人のことも、そして空飛ぶ捜索医療団ARROWSの事も知りませんでした。今回のお話を聞き、そして、ミートアップ終了後に空飛ぶ捜索医療団の動画を視聴し、自分は、能登半島地震の本当を何も知らなかったんだと。胸がぎゅっとなりました。

現地で支援をしてきた橋本先生だからこそ、語れる話の数々。中でも、避難所として使用している学校の再開の話は、ニュースなどからは全くわからない問題でした。”子ども達のために早く、学校を再開させて欲しい””体育館で卒業式をさせてあげたい”そのような声に学校側も大きなプレッシャを感じないわけがありません。しかし、避難所として、避難している市民がいる。
熊本地震の時は、学校再開が遅いと非難を浴びたこともあり、今回は一日でも早くと再開を急ぐ学校の気持ちもわかります。
学校再開が決定し、160人の避難者は他の施設に移動することになったそうですが、160人中、30人が行方不明になったという話もありました。学校を学びの場として守るのか?避難している方の場として守るのか?。何が正解で何がベストであるか、わからない場面に遭遇する現実。

 また、検討段階では、学校の会議室や特別教室を非難場所として使用するという話も出ていたそうです。ここで、考えたのが。6月議会の請願でも出た白岡西小学校の普通教室不足の問題です。今、珠洲市と同様の事が起きたら、非難している住民を移す特別教室がないわけです。やはり災害時のことを考えれば、なおさら教室整備は必要だなと感じました。

さらに、生活再建までに十分な支援が行き届く人は、一人もいないんじゃないかなと感じる現実。国からの300万円の支給も家屋が半壊以上の人のみ。もし、今、私が同じ状況になったら?
どのようにして、生活を再建できるのだろうか・・・。
それを考えることが出来た今日のお話でした。

 そして、最後に”防災関係に携わっている皆さんに”ということで橋本先生が語られたのは、「罹災証明の取り方などの知識を身につけておいてください」という事でした。例えば、被害状況の写真を撮っておくなど申請に必要なことなど、市の出前講座などを利用し、自主防災会で学ぶことが出来たらなと思います。また、防災訓練においても、講座を開催するなど広く住民の方に知って頂くことも出来るのではないかな?とも考えます。

今日は、最後に空飛ぶ医療団のYouTubeチャンネルをご紹介します。ぜひ、ご視聴頂ければと思います。https://www.youtube.com/watch?v=6lkQTCGlfcc

https://www.facebook.com/PWJPublicRelations/videos/348165674670772