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偽情報・誤情報は見抜けるのか?

NetMamが私たちの団体です

ネット利用の啓発活動を行う「NetMam(ネットマム)」という団体を立ち上げ、かれこれ8年ぐらいでしょうか。県内では、所沢市、県外では東京都や栃木県などで講座を開催してきましたが、昨日は、全国で同様の活動をする団体やセキュリティ関連の団体が会員の一般社団法人・Grafsecの研修会でした。
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私は、お化けとか目に見えない不思議なものを信じるタイプで。例えば”あの人どうしているかな?”と思うと、次の日にお会いしたり。
今回の研修会のお話もまさにそんなものを感じました。
真実を知って頂くことの難しを伝えた前回の会派レポートから始まり、先日のPAPSの勉強会、そして今回の基調講演。全てが「情報の真偽」という点で繋がっているんです。

Grafsecは、サイバーセキュリティ推進協議会なので、冒頭の挨拶は、当然ながらサイバー攻撃のお話。犯罪組織の複雑化や身代金の相場は10億円など、現状の報告で、基調講演もそうかな?と思っていたら、今回は、そうではなかったというわけです。
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リテラシーとは・・・。社会全体を向上させるために必要な能力である。そして、メディアリテラシーとは、社会的コミュニケーション能力。だから、自分だけ持っていればいいというものではなく、みんなが持たなくてはならない力。
メディアの特性を知ることから、情報の扱い方など、NHK財団と共同開発した子ども向けカルタを紹介しながら、日本大学の中橋先生が非常にわかりやすく説明くださいました。(カルタの詳細はhttps://steranet.jp/articles/-/2186 ステラネットで)

現実は。
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SNS上では醜い誹謗中傷であふれ、とても”リテラシーを高めることが社会を良くしていく”といった状態ではありません。だからこそ、このような啓発が必要なのですよね。
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情報の真偽と言えば、先日、前市議の中村さんのブログに、藤井市政とタイトルにした記事がいくつか投稿されました。例えば「藤井市政の偽装請負行為/ポスター器物損壊」。もし、私がメディアの社員だとしたら、インパクトを与えるために、このようなタイトルにするでしょうね。(実際には、ポスター器物損壊と藤井市政は全く関係ないけれどね)。
さらに、藤井市政の偽装請負行為③:白岡市椎木隆夫副市長に対する是正指導書の内容(7つの違反、うち2つが犯罪)も投稿されています。このタイトルを読む限り、椎木副市長が指導を受けるようなことをしたの???と思いますが。指導書を受け取る時点でのシルバー人材センターの理事長が椎木副市長なだけであって、実際に問題としている偽装請負行為があったのは、ご自身の報酬を勝手にあげていた前理事長の時です。
これに関しては、白岡市シルバー人材センターのHPに詳細が報告されていますので、ご一読頂ければと思います。https://webc.sjc.ne.jp/shiraoka/blockb_pdf/7694/76193

中橋先生は、まとめとして”偽情報・誤情報を見抜く力とは別に
①自分が勝手な解釈をしていないかを疑う力 ②自分が発信したことは、受け手が勝手な解釈をするものだという前提で表現する力 ③勝手な解釈をさせやすいものとしてメディアの構造や特性を捉える力 が必要だとお話されました。

 ”しかし、これなどは序の口で、藤井市政の裏側にはもっと巨悪が・・・(省略します)。”で締め括っている中村さんのブログ。”え?どんな巨悪が・・・???”と私でも思ってしまいます。
中村さんは、市長選出馬を表明されている方ですね。

中橋先生の言葉を借りれば、リテラシーとは「社会を向上させようとする能力」です。白岡市の市政を担う首長には、やはりリテラシーがある方と私は強く思います。

研修の後は、団体の理事と情報交換。子ども家庭庁の話から、子育ての話などで盛り上がり、懇親会もまた、有意義な時間となりました。

ネット社会を生きる為には、やはりメディアリテラシーが必要ですね。