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魚に木登りをさせる?

 この中で木登りが得意なのは、お猿さん。
なのに、今の教育って魚にも木登りをさせるよね。っていう風刺画です。誰しも得意不得意がある。そして、魚は、木登りどころか水から出たら生きていけない。誰しも出来ることと出来ないことがある・・・。

この風刺画を見るのは、今回で2度目。先週、開催された、ふじのくに未来財団主催の「こどもの居場所づくりセミナー ~今、こどもたちに必要な支援とは~」のセミナーで発表した藤枝みんなのミライ楽校の横溝さんが使用されていました。横溝さんは、元学校の先生。
この風刺画のような教育に疑問を持ち、そして、苦しむ子ども達の姿を見て、ご自身で立ち上げた団体です。
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今回は、4団体による事例報告とクロストークでした。中でも元静岡県の職員の渡部達也さんのNPOは20年の実績と幅広いその活動に、議員になる前から興味を持っていました。”子どもの居場所”という言葉が叫ばれる前から、苦しむ子ども達の為に活動してきた渡部ご夫妻。このような形で直接、お話が伺えて感無量でした。
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 さて、子ども食堂を子どもの居場所と表現されることには、思いっきり否定ですが。なぜ、今、そこまで、子どもの居場所が必要なのでしょうか?
子ども達は、何に悩み・何に苦しみ・何を求めているのか。
現場を知る教員が子どもの居場所を作る。”教員を辞めてまで、今、やらなければ”と駆り立てたもの。そこに緊急性と問題の深さを感じました。
根本的な解決を模索している間にも、居場所が必要な子ども達は増えていき、受け皿となる団体の必要性は高まるばかりです。そして、どの団体も安定した運営資金が課題です。
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話は最初に戻りますが、あの風刺画を初めてみたのは、3年前に宮代町で拝聴した環境活動家の谷口たかひさ氏の講演会でした。気候変動だけでなく、自己肯定感の話をされる谷口さんのお話の中で登場しました。白岡市でも開催してから、もう2年。
 そして、なんと今回、配布された議員向けセミナー案内を見ると、そこに谷口さんの名前が😲
様々な方を対象に講演活動をされていますが、このような形のセミナーで名前をみたのは、初めてです。みんなに聴いて欲しい内容なので、このように活躍の場が拡がっていることを嬉しく思います。

少子化、不登校、子どもの貧困、教員不足、そして、自死。子どもを取り巻く環境は、昔と違う。どうにかしなければと動き出している大人がいることは救い。だけど、それでは足りない。

根本的な解決を見いだせるのは、やはり国だと思う。

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