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口を割らない

市長選に出馬表明をしている元・白岡市議会議員の中村ただし氏が発行した市政通信に対し、ふじい栄一郎後援会が公開質問状を出しました。(ふじい栄一郎ホームページよりダウンロードが出来ます)

この市政通信の内容については、市議会議員の一人としても抗議いたします。
当時、質問したのは事実ですが、中村氏は賛成した議案であり、全会一致で可決された議案です。

議決が重いことは、議員経験者なのだから重々承知しているはずです。
私たち市議は、常に真剣に審議しています。
疑惑などという言葉で市民を誘導するのではなく、事実を発信いただきたい。
なぜ、疑惑が晴れなかったのに、賛成されたのでしょうか。

中村氏の公約には、【小島市政の時代にあった最も大切な「言葉の信頼】が失われ、市役所内には、「嘘を」ついてもその場を凌げればよい」という風潮が蔓延しています。と書かれています。そのように感じるのは、個人の勝手ですが、単なる憶測を発信することに対する「市長出馬表明をしている方への言葉の信頼」はどこにあるのでしょうか。
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現在、白岡市議会では議員政治倫理条例の制定を目指し(一部、不要との議員もいますが)ており、今日は、政治倫理についてのアンケートが届きました。その中で【日頃、政治倫理について心がけていることは】の設問に対し、私は「市議の前に、一人の人間としてモラルある行動を心がけている」と答えました。

今回の中村氏の市政通信には【部長は官僚的答弁に終始して最後まで口を割りませんでしたが…】という一文があります。

私は、この言葉にとても嫌悪感を抱きました。部長は犯人でも容疑者でもないからです。
それって私だけの感覚?と思い、ChatGPTに聞いてみたところ

  1. 犯罪者や容疑者 – 捜査中に警察などの取り調べを受けても情報を明かさない、という場合。
  2. 共犯者や仲間 – 例えば仲間同士が一緒に秘密や計画を共有しているが、何があっても他のメンバーに関する情報を漏らさないとき。
  3. 関係者や内部者 – 組織やグループの内部事情を守るため、外部には話さない人。

との答え。
私が嫌悪感を抱いたのは、刑事ドラマやサスペンスで見た犯罪者や容疑者に使われる言葉だからですね。議会の場で正式に答弁された部長に対し、口を割らない という言葉を使うのは、いかがなものでしょうか?

市長になりたい方の言葉の扱い方とは、私には到底思えません。
みなさんは、どう思われますか?