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人間のくず

「人間のくず」・・・

参議院の街頭演説の動画に衝撃を受ける。
自分とは違う党だから、自分達とは違う意見の持ち主だから。
それだけを理由に演説を聴きにきた人に対し、人格をそして人生を否定するような言葉を平然と浴びせる人々が写っていた。それも何人もが汚い言葉で罵り、排除する異様な光景である。
これが、国政を担う国会議員を選ぶための選挙なのか?と怒りさえ感じる。
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埼玉県ネットアドバイザーの養成講座で、始めに教わったのは、なぜインターネットが開発されたのか?なぜ匿名なのか?でした。(軍事の話は省きます)
 「人種や年齢に関係なく、世界の人々と議論を交わせる空間」
 「匿名は、偏見などない空間で、様々な意見を交わせるように」
差別や偏見がない中で、自分の意見を伝え、他人の意見を聞ける。
そう、最初はそうだったんでしょうね。

でも、今は。
というよりネットが普及してすぐから、崩れましたね。
特にSNSやYouTubeが登場してからは、負の面が加速しています。
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それは、そうだなと思います。
匿名だから、どこの誰なのか、わからないから、なんでも言える。
特に匿名で発信している情報の真意は、確実に「正確」であるというものは、ないのに
それに同調する。

ネットリテラシー教育を
ネットモラル教育を!!と子ども達に求める前に大人だろうって思います。
 そして、ネット空間で大切なことは、大前提としてリアルの空間で大切なこと。
言葉一つ発するのも想像力を働かせるのは、リアルもネットも同じですね。
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若者の政治離れ。得票率の低さ。
これは、小さい頃から主権者教育をしてこなかったからでしょうか?
それもあると思うけれど、それだけじゃないと思います。
子ども達は、身近にいる大人の影響を受けて、育ちますね。

「人間のくず」なんて言う言葉を公共の場でリアルの場で平気で使う大人の姿。
そして、その場に居なくても、子ども達はネットを通し、その姿を見ているのです。

子ども達は、大人から何を学んで育つのでしょうか。

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