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地域クラブ活動・受益者負担は

東京新聞WEB(2023年3月)より
・・・・・・・ 実践研究段階での費用は県などの補助金を充て生徒の負担はゼロだが、補助金がない状態で土日祝の地域移行を全面実施すると、市の試算では「生徒1人あたり月額4500~5000円の負担になる」と出た。生徒や保護者からは「高額だと厳しい」との声も聞かれるといい、市の担当者は「生徒の負担は1500円が限度では。補助がないと非常に難しい」と語る。・・・・・・・・・・・・

 今年度11月からの受益者負担開始に伴い、今夜の地域クラブ活動運営協議会では、受益者負担額について議論が交わされました。部活動の地域移行に関しては、白岡市は先進自治体として全国から注目を集めている事業であり、また、私も立ち上げ当初から注視してきたので、毎回、傍聴するようにしています。
 
 今日は、地域クラブ活動の運営費のどこまで保護者が負担するかが、主な議題でした。
例として、①指導料のみ 1,712円/月 ②指導料+交通費 2,005円/月 ③指導料+交通費+アプリ(ケガなどの保険代含む) ④指導料+交通費+アプリ+消耗品 ⑤指導料+交通費+アプリ+消耗品+人件費 何番目までを保護者が負担するのが妥当か・・・。
 また、交通費は市内も市外も一律1000円は、再検討が必要との意見が出ましたが、市内で1回につき1000円は、やはり高すぎると思います。
 さらに言えば、アプリと保険料がなぜ、一緒に考えられているのか。また、アプリではなくLINE では運用できないのか。そもそも月にかかる内訳の一般管理費については、なんの説明もなく、なんの費用なのか全くわからない。運営人件費は別にあるのに、いったいなんの費用なのか。この様な質問はなく、疑問が残りました。
 また、令和6年度4月の実績のバランスシートを見ても、実績の47%が指導料(交通費含む)。運営スタッフ人件費(23%)と通信費、印刷費5%、意味不明な一般管理費(9%)と事業者に委託しているから発生しているお金が38%もあるのです。
地域クラブ活動専用のパソコンリースやホームページ改修費も昨年度の見積もりには入っていましたが、それはどうなったのか。
未だにホームページには、地域クラブ活動専用ページの開設もありませんね。
 さらに、前回の協議会では、【今年1月から開始予定の硬式テニス。ラケットを多数購入したのに、練習日の前日の案内だった為、生徒が集まらなかった】と驚きの発言もありました。
え? ただただ生徒が集まらなかったから、スタート出来なかったと聞いていたのですが・・・。
そりゃあ、前日に案内されたら集まるわけないですよ。これで運営がしっかりとしているとは、私は思えません。

保護者に理解を得ることが難しいのがわかっているのですから、必要最小限の経費で抑えられるように、そして持続可能な地域クラブ活動になるように、令和6年2月議会の一般質問でも提案した事業委託ではなく、市の直営で行うべきだと思います。どちらにしても、①~⑤のどれを選択しても公費(市の財源)が必要なことに変わりはなく、その公費が毎年、予算化され議会で可決される保障はないわけです。市が直営で行えば、指導料+交通費+保険代+連絡用アプリ以外の費用を抑えることができるわけですから。実現可能な道に早く方向転換すべきというのが私の考えです。
・・・

 そして、この受益者負担を考える時に思い出すのは(以前もブログに書いたかな)「夫は、土日も部活。子どもが生まれても家族で過ごす時間が殆どなくて、悲しい」と言ったママからの相談です。家族を犠牲にして、尚且つ、ほぼ無給。
「受益者負担は保護者の同意がなかなか得られない」それは、そうでしょう。今まで無料だったのものが地域クラブ活動になると費用が発生してしまうわけですから。
でも、なぜ無料で部活ができているのか?そして、もし、ご自身の配偶者が稼ぎにもならない部活動の為に家族との時間が取れないとしたら?
特に乳幼児がいたら、手伝っても欲しいし、家族との時間を大切にして欲しい。家族との思い出を作って欲しいと。私なら思います。教員の善意で成り立っている部活動。私たち保護者は、まずはそのことをしっかりと考えるべきだと思います。

今日は、受益者負担額を決定し、夏休み前に保護者へ通知の予定でしたが、検討時間の不足により8月にも協議会を開催し、さらに検討を重ねることになりました。

東京新聞WEBより
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空飛ぶ捜索医療団ARROWS

 以前もブログに投稿したことがある”全国防災関係人口ミートアップ”。今夜も途中からになってしまいましたが、久しぶりに参加することが出来ました。今日のお話は、NPO法人ピースウィンズジャパンの橋本先生。
恥ずかしい話、この法人のことも、そして空飛ぶ捜索医療団ARROWSの事も知りませんでした。今回のお話を聞き、そして、ミートアップ終了後に空飛ぶ捜索医療団の動画を視聴し、自分は、能登半島地震の本当を何も知らなかったんだと。胸がぎゅっとなりました。

現地で支援をしてきた橋本先生だからこそ、語れる話の数々。中でも、避難所として使用している学校の再開の話は、ニュースなどからは全くわからない問題でした。”子ども達のために早く、学校を再開させて欲しい””体育館で卒業式をさせてあげたい”そのような声に学校側も大きなプレッシャを感じないわけがありません。しかし、避難所として、避難している市民がいる。
熊本地震の時は、学校再開が遅いと非難を浴びたこともあり、今回は一日でも早くと再開を急ぐ学校の気持ちもわかります。
学校再開が決定し、160人の避難者は他の施設に移動することになったそうですが、160人中、30人が行方不明になったという話もありました。学校を学びの場として守るのか?避難している方の場として守るのか?。何が正解で何がベストであるか、わからない場面に遭遇する現実。

 また、検討段階では、学校の会議室や特別教室を非難場所として使用するという話も出ていたそうです。ここで、考えたのが。6月議会の請願でも出た白岡西小学校の普通教室不足の問題です。今、珠洲市と同様の事が起きたら、非難している住民を移す特別教室がないわけです。やはり災害時のことを考えれば、なおさら教室整備は必要だなと感じました。

さらに、生活再建までに十分な支援が行き届く人は、一人もいないんじゃないかなと感じる現実。国からの300万円の支給も家屋が半壊以上の人のみ。もし、今、私が同じ状況になったら?
どのようにして、生活を再建できるのだろうか・・・。
それを考えることが出来た今日のお話でした。

 そして、最後に”防災関係に携わっている皆さんに”ということで橋本先生が語られたのは、「罹災証明の取り方などの知識を身につけておいてください」という事でした。例えば、被害状況の写真を撮っておくなど申請に必要なことなど、市の出前講座などを利用し、自主防災会で学ぶことが出来たらなと思います。また、防災訓練においても、講座を開催するなど広く住民の方に知って頂くことも出来るのではないかな?とも考えます。

今日は、最後に空飛ぶ医療団のYouTubeチャンネルをご紹介します。ぜひ、ご視聴頂ければと思います。https://www.youtube.com/watch?v=6lkQTCGlfcc

https://www.facebook.com/PWJPublicRelations/videos/348165674670772

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あなたの知らない世界

 全国から注目を集める今回の東京都知事選。これだけ盛り上がりを見せる選挙は、見たことがなく、その要因としては、ネットと石丸伸二候補の力だと思います。

都民の命と暮らしを守る・・・当り前の言葉を並べる人の演説からは、残念ながら学ぶものがありません。しかし、石丸候補の「見える化とわかる化」の演説一つだけでも、納得のいく学びがあります。このブログで石丸候補を取り上げたところで、なんの影響力もないのはわかっているけれど、それでも書きたいのは、昨年の市議選において私が市民の皆さんにお伝えしてきた事と同じことを石丸候補が演説で伝えているからです。

以下は、2023年4月24日のブログからの抜粋です。https://shiraokano-mirai.com/2023/04/24/%e3%81%82%e3%82%8a%e3%81%8c%e3%81%a8%e3%81%86%e3%81%94%e3%81%96%e3%81%84%e3%81%be%e3%81%99/

だから応援したくなるのです。そして、ネット上では様々な情報が飛び交い、落とすことに一生懸命な発信も多く見ます。これは、選挙に限らず誰にでも言えることですが「本当のことは、本人しかわからない」のにです。

私は、選挙期間中ではありませんでしたが、SNSに根も葉もないことを書かれたことがありました。

SNSに投稿されたものの一部

この時、私は一期目であり前回の選挙って存在しないのです。なので、全てが嘘なわけですが。これを当時、白岡市民以外の人、なんなら全世界の人が見られるSNSに投稿されました。だから、ネットの情報の真偽って本当にわからないよなって思うのです。その立場の、その人にしかわからない事もたくさんあるし。それこそ「あなたの知らない世界」があるわけです。
なので「信じられる自分を信じる」ですかね。

 そう言えば、小学生の頃の夏の話題と言えば、「あなたの知らない世界」でした。怖いもの見たさで視聴しては、夜になると「見なければよかった」と後悔する繰り返し(笑)
さらに、そう言えば。
先日、6月23日義父の卒寿のお祝いで関西に帰省した時のこと。娘と同室で宿泊したホテルで心霊体験をしました😱 朝、起きた時に「昨日、誰か部屋に入ってきたよね」と話すと娘も「そうそう、2組入ってきたよね」と。私一人が感じたのではなく、娘も同じ。
そして、「あっ部屋間違えちゃったみたい」ぐらいの明るい外国人で、怖さも全くなかった。その感覚まで同じでした。

「私の知らない世界」「あなたの知らない世界」は、まだまだありそうです。

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社会教育委員会

 7月2日。社会教育委員会の傍聴をしました。社会教育委員は、主に生涯学習課が所管の生涯学習やスポーツ、歴史文化などの事業について話し合う委員会です。議員になる前に自分自身が委員だったのですが、その当時と違い、質問や意見が活発に交わされていました。とは言え、全委員14名中、出席者は9名。尚且つ、発言者は3名。一言も発しない委員さんがおられたのは、残念でした。昨日の内容は、令和5年度の生涯学習事業の結果と令和6年度の生涯学習事業計画についてでしたので、何の質問も意見もない?と思うところはありました。

 全体の感想としては、生涯学習分野においても”担い手不足”が課題になっており、ここでも地域人材を頼る事業の難しさを感じました。
特に今年度、9月26日スタートで8回を開催予定としている白岡東小における放課後子ども教室(新規)は、その活動を支える教育活動サポーターの応募が現時点で2名しかいません。委員からも指摘がありましたが、回覧で募集をかけただけでは、なかなか集まりません。市のホームページで募集しているのかな?と確認したところ、令和5年度の菁莪小学校放課後子ども教室のサポーターの募集のみ。(令和5年度?)
行政区長、民生委員、社協福祉委員、学校運営協議会委員、朝夕の登下校の見守り、自治会・・・。などなど地域人材を必要とする活動は多いですね。しかし、働く人が多い中、平日の日中に活動できる方は限られていて、今、活動して下さっている方の後を継ぐ方は、確実に不足しているのを感じます。国が地域共生社会の実現を目指している中、地域人材の不足は、非常に大きな課題だと思います。

その他としては、図書館に寄せられた要望が読み上げられたのですが、いやいや大変だなと思いました。その中の一つをご紹介すると
「返却した本をすぐに棚に戻して欲しい」という要望。
一方
「皆さんがどのような本を読んでいるのか知りたいので、返却された本の紹介コーナーを設置して欲しい」という要望です。

後者の方が先に出た要望のため、現在は、紹介コーナに置いているとの事でした。まぁそのコーナー行けば返却したての本が並んでいるので、かえって探しやすいのでは?と聴いていて思いましたが。どちらも市民からの要望。その要望に応えるのは、大変ですね。

 さて、白岡東小の放課後子ども教室の教育活動サポーターを募集中です。
因みに先に開始した大山小や菁莪小では、シャボン玉や七夕作り、Xmas会などを行っています。また、多くて月2回の開催です。白岡東小のお近くに住まいの皆さん。ぜひ、ご応募頂ければと思います。よろしくお願いいたしますm(_ _)m

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都市マス地域別懇談会最終日

今日は、都市計画マスタープラン改定に伴う地域別懇談会最終日で、午前中は篠津・西地域でした。参加者は、議員も含めて17人と少なく、コミセンのホールの座席が寂しかったです。
この地域は、現在、開発中の篠津北東部が含まれるため、交通渋滞や騒音など環境アセスメント(影響評価)の必要性など大規模開発に伴うことが主な質問でした。
中でも、どうしてこのような話になってしまっているのだろうか?という質問がありました。それは、篠津北東部で開発している農業法人サラダボウルに関して、「設立して間もない会社。安く土地を購入し、資金繰りが上手く行かなくなったから、高く東急不動産に売却したんだ・・・云々」

街づくり課課長が、「当初からそのような事業として行っています」丁寧な説明をされましたが、なぜ、事実とは全く違った話が出回っているのか不思議でなりません。

農業法人サラダボウルは、設立して間もない法人でないのは、ホームページでも確認できます。尚且つ、先端技術を用いたスマート農業ということで、先日6月29日に岸田総理が視察された法人です。

先週、発行された藤井市長の活動レポートにおいて、農業生産法人・サラダボウルにより世界最大級のいちご農園の開発が始まることが書かれていました。要は、岸田総理が視察するほどの最先端技術をもったサラダボウルが白岡市篠津北東部に「イチゴノオカ」を作るということです。

藤井市長活動レポートより

来週、発行する連合会派の活動レポートでは、私は一般質問の内容の報告ではなく「活動を知っていただくこと 真実を知っていただくこと」と題した文章を掲載しました。
地域別懇談会が真実を伝える場になって良かったとは思いますが、このように事実ではない話が市中にはあるのですよね。そして、伝言ゲームのように変化し伝えられていく怖さがあります。

 午後は、白岡駅周辺地域の懇談会で、約40名ほどの参加でした。白岡駅西口線や駅前広場、白岡宮代線などの道路について、また白岡中央総合病院の移転に伴う質問。商店街の行く末を案じる質問や公園関係が多かった印象です。

今日で懇談会は終了し、次回は地域別の説明会となります。
・7月28日(日)10時~ 新白岡地域  14時~東北道東側地域 市役所1階会議室
・8月3日(土) 10時~ 篠津・西地域 14時~白岡駅周辺地域 市役所1階会議室
・8月4日(日) 10時~ 大山農村センター

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保護者らの思いが届く

 6月議会最終日の今日。
白岡西小学校にプレハブ校舎を設置して欲しいと保護者ら616名から提出された請願が全会一致で採択となりました。請願書によれば児童増加に伴い、平成30年から特別教室を普通教室にするなど余儀なくされてきており、学習環境としては、もう限界に来ているところでした。
この教室不足問題を議会で初めて取り上げたのは、令和4年12月議会。保護者からの要望を受けた石原富子議員が一般質問において、プレハブ設置の期間や予算など、かなり詳しく質問をしましたが、「学区の見直しをする」という結論に至り、プレハブ設置の実現は叶いませんでした。
 

 しかし、翌年(令和5年)に開催された学区審議会では、大山小学校の学区が西小学校に変更することだけが決まり、西小の教室不足問題はなんの解決もみないままとなりました。
今回の審議過程におていもそうですが、教育委員会においては、今後の児童推移から学級数がこれ以上、増えることはないという見解を持っていたためです。
 しかしながら、西地区における新築住宅の開発は今後もまだ続きそうですし、そうでなくても現状、キツキツ。児童の公平な学習環境の確保や安全面からは、これ以上、工夫や利活用などという言葉で乗り切れるものではなかったです。

今日は、数年に渡る関係者の思いがやっと届き、実現に向かって動き出す日となりました。

616名もの署名を集め、児童のために動いて下さった関係者の皆さん。
お疲れ様でした。そして、ありがとうございました。

 なお、請願が審議された文教厚生常任委員会では、請願採択だけでなく「プレハブが設置されるまでの間も改善に取組むこと。そして、教育委員会と学校が密に連携を図ること。」という意見も添えました。

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都市計画マスタープラン?

【都市計画マスタープラン(略して都市マス)】・・・概ね20年後のまちの将来像を描き、その実現に向けて方向性を示す計画であり、白岡市のまちづくりは、この計画を基に進められています。(街づくり課作成の資料より)
という事は、非常に重要な計画ですね。

現在の都市マスは、平成13年に作成され平成29年に一部見直しがされたものになるので、今回、全面改定となります。
という事は、これから20年後のまち=2044年ですね。私も80歳を迎える年のまちの将来像を描くということです。以下は、GD Freakというサイトにあった総務省 国勢調査及び国立社会保障・人口問題研究所 将来推計人口、総務省 住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数を基に作成したグラフです。

人口減だけでなく、年齢層の比率も変わってきているのがわかりますね。


 6月に5地域に分けて開催される地域別懇談会は、地域ごとの特色などに基づいた地域別の計画を作成するために、住民の皆様のご意見などを伺う為のものです。
16日は、午前が新白岡地区。33名の参加があり、活発な意見交換が交わされました。中でも❶新白岡地区の人口動態を示して欲しい ❷新白岡駅は白岡高校の生徒や日本工業大学の学生が利用するという点で、白岡駅とは大きな違いがある駅であること。その視点を持って頂きたい。という2点については、非常に重要なポイントだった思います。

白岡市の高齢化率は(令和5年)28.2%ですが、例えば新白岡3丁目は43.5%(令和6年3月)とかなり高くなっています。駅の東口は、駅から遠くなるほど、高齢化率が高いのが特徴です。地域ごとの計画を策定するにあたり、人口動態を知ることがまずは重要だと思います。
この点については、次回の地域別懇談会から資料として追加するとの報告を担当課から受けました。また、東口のロータリーの真ん中には、緑があると言えば聞こえはいいのですが・・・。不要と言えば不要な緑地があります。きれいプロジェクトで2週間1度、駅前の清掃活動を行っていますが、必ずここの中にゴミが落ちています。さらに定期的な除草・剪定代などを考えれば、ここを駐車スペースにし、利便性を高めた方がいいのでは?と思います。

午後は、東北道東側地区の懇談会でした。範囲としては、市役所周辺から菁莪、爪田ヶ谷、実ヶ谷、岡泉、太田新井など市全域の約38%にあたる地域です。正確な参加者は把握出来ておりませんが、若干少なく感じました。こちらの懇談会では、行政区から(自治会かな)脱退する方への対応やバス運行の要望が出されました。

6月23日は、10時~大山農村センターにて大山地域の懇談会。私はこの日は参加出来ませんが、ぜひ、皆さん参加してくださいね。
そして、篠津・西地域は、6月30日10時~コミセンホール。午後は、14時~コミセンホールにて白岡駅周辺地域の懇談会があります。

ぜひ、ぜひ。
自分達が住む白岡市の未来を。子ども達が暮す未来のためにご参加ください。

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教育支援センターの支援の在り方は

 今回のもう一つの一般質問は、「不登校児童の支援の在り方」についてでした。
議員になって2年目の令和2年12月議会において、「教育支援センターは行政の出先機関であるのに、なぜ条例がないのか?」と、一般質問をしたのが、教育支援センターのことを取り上げた始まりでした。

行政の出先機関である以上、条例がなければならないのに(地方自治法第155条第2項、第156条第2項)、平成16年~この時まで、条例なしで運営がされていました。また、「教育機関なのか?」という質問に対し、「教育機関に類する性格を持つ機関だと考えている」と非常に苦しい逃げの答弁もあり、「条例は必要のない施設と考えている」とまで言い切っていました。
地方自治法で定められているのにです。

 それから間もなく、令和4年3月に教育支援センター条例が議案にあがり、3月議会で可決され施行となりました。間違いを間違いだと認められない体質なのでしょうかね~と、その時も思いましたが、それでも改善されたので”よし”でした。

 しかしです。
白岡市のホームページ(教育委員会)に掲載されている教育支援センターの案内リーフレットには、対象が小学校高学年~中学生となっており、尚且つ、目標が高等学校進学と記載されていて。尚且つ、教育支援センターだよりにも、まるで高等学校進学を目指す学習塾の様な内容(私の主観です)。

他自治体の教育支援センターだよりと比較すると内容の違いがよくわかります。
条例で定めた目的と違ってない?

案内リーフレットより

 それに、公開されているこの☝情報を見て、”うちの子は、対象じゃない”と諦めたという保護者からの相談もありました。
ホームページで公開しているということは、白岡市の教育支援センターは、このような所ですと全国に向けて発信していることになりますよね。

教育支援センターは、学校に行けなくなってしまった児童生徒のための施設であり、条例にも条例施行規則にも、対象者を限定する条文はどこにもありません。まして、教育委員会は、白岡市青少年問題協議会で配布した参考資料に、「学習のつまづきが克服できないといった状況が進むことで。学習意欲の低下などにより、不登校に発展する事例も見受けられる」 と報告しているのです。学習意欲が低下している児童生徒も対応するのが、教育支援センターです。
その事例を報告しておきながら、なぜに、このように学習に特化した支援センターを放置しているのか?

 また、通室できなくなってしまった児童生徒がいても、その後のことは一切関知しないそうで、そこも質問しました。なぜ、通室できなくなってしまったのか?原因を知る必要はないの?それで終わり?教育支援センターを中核として、支援ネットワークの構築をするはずではなかったの?


というのは、令和4年3月議会(委員会)の条例審議の際に、私が文科省からの通知を引用し、教育支援センターを中核として支援ネットワークを作る必要性を質問した時、当時の参事は、「条例可決後に、条例施行規則の中で細かく示します」と答弁されたからです。
点、点、点。ではなくネットワークを作り、児童生徒を支援しましょう!です。

高等学校進学を目指す児童生徒のためには、今のままで問題はありませんし、また、そのためにご尽力頂いているセンター関係者には、感謝しています。また、見学も快く受入れて下さいまして、ありがとうございました。

 しかし、小学校4年生以下でも不登校児童はいます。先にも書いた通り、学習意欲が低下している児童生徒もいれば、学校の雰囲気が嫌な児童生徒もいます。本来の目的に沿った運営になるように、早期の改善を求めました。

全国の不登校児童生徒数は29万人を超えています。白岡市も年々、増加しています。

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交流ではなく、共に生活をする時代

 今日、スーパーの近くで車が通り過ぎるのを待っていたところ、同じように待っていた青年がニコッ😊と笑顔で会釈してくれました。彼の前には、数人でスーパーに入って行った外国人の若者達。その青年も外国人です。母国を離れ、日本で生活をすることを考えると苦労も多いだろうに。その若者達はとても楽しそうでした。
そして、こんなに自然に気持ち良く、挨拶を交わせて、とても嬉しかったです。

 昨日の一般質問2問目は、外国人支援についてでした。市内でも介護施設や建築現場などで働ている方も多く、私たちの生活の助けになっています。その一方、地域住民とのトラブルや問題が起きているニュースもみます。言語も文化も環境もルールも違う外国から来られたわけですから、お互いに困惑するのは当然です。
当市も例外ではなく、現在917名の方が住民登録をされており、年々増加しています。このように今後、さらに増加すると予想される外国人との暮らしを考えるにあたり、様々な分野での包括的な取組は不可欠になります。さらに地域コミュニティが連携し、お互いが安心して暮らせる環境作りが求められています。楽しんでもらう交流から、時代は、共に生活をする時代です。

白岡市・10年前と現在の比較

*16歳未満のお子さんも平成27年は24人。現在は、70名と増加しています。

 まず、前提として白岡市では無料で日本語指導などの外国人支援を行っている団体は、市から業務委託を受けている国際交流会しかありません。外国人人口は増加しているのに、利用される外国人は減っており、唯一の受け皿である国際交流会との連携の強化は必須です。白岡市では、時代に即した支援体制が整っているのか?現状と改善点について、伺いました。

❶市民課は、外国人が住民登録のために最初に訪れる窓口です。なので、その時に国際交流会のチラシをお渡し頂ければ、漏れることなく支援に繋がる情報を提供できます。しかし、現状は、国際交流会のチラシはお渡しできないだけでなく、お渡しする資料は日本人向けと全く同じものをお渡ししているのです。生活をする上で役立つ情報をお渡しして欲しいのに、これでは全くの支援になりません。

❷今回、16歳未満のお子さんの人数を確認したのは、やはり就学における問題を危惧してです。就学のタイミングは様々ですので、言葉の壁や習慣の違いなどが原因で不登校になってしまう子ども達もいます。学校での日本語指導の充実だけでなく、国際交流会にも繋げるよう要望しました。

❸公式ホームページの言語が「やさしい日本語」選択もできるように。そして、外国人専用の窓口の設置を求めました。

質問した内容の抜粋なので全てではなく、簡単に書きましたが。
外国に行った時に、日本語表記を見るとホッとしますよね。あの感覚が大事だなと思うのです。
だから、各課が「自分が当事者だったら、どうしたら安心が得られるか」という意識を一つでも持ってもらえると、変わると思います。

共生は、そんな簡単なことではないからこそ、生活をする上で必要な情報は、より丁寧に親切に提供しなければならないのだと思います。

今回の質問をするきっかけになったのは、市民課の前の記載台に設置されたこの貼り紙と
公式HPのやさしい日本語化について、要望をお寄せ下さった市民の方からのメールです。
(ありがとうございました😊)

だれに つかって ほしいのでしょうか




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6月議会 6日から始まります

文章が得意な方は、パパっと仕上げてしまうのでしょうけど、私はなかなか時間がかかってしまうタイプで、そうこうしている間に公開していない下書きの文章が増えていくパターンです^^;

 さて、早いもので今年も半年が過ぎ6月議会が間もなく始まります。今回は、報告事項が多く議案としては少ないのですが、「白岡西小学校プレハブ設置」の請願が500名以上の署名と共に提出されています。来年度から西小学校に統合される大山小学校の保護者の署名もあり、両校保護者の思いが詰まった請願です。

私は、この請願が審議される文教厚生常任委員会の委員ですが、5月にはこの委員会の所管事務調査で西小学校の視察に行き、現状を把握してきました。図工室などの特別教室を普通教室にするなど、様々な対策と工夫の中、運営されているご苦労がよくわかりました。また、避難経路となる廊下に物が置いてあるのも問題だと感じます。教室はギュウーギュー。そのため暖房機の真横まで机があるため、冬場はこの暖房器具は使えないなど、現在でも”問題はなし”とは言えない状況だと感じます。
少子化の中、どこの学校もいずれピークをむかえ減少に転じるのは、間違いないと思いますが、ここの小学校のピーク(推移)は、ずれる可能性も否めません。
どちらにしても、慎重に審議いたします。
請願関係者の皆様は可否が気になると思います。審議される委員会も傍聴可能ですので、ぜひ、お越しください。委員会は6月20日9時~。その後、26日の議会最終日で議会としての採決が行われ、決定となります。

 さて、私の一般質問ですが、こちらは6月10日。午前の最終か、はたまた午前と午後にまたがるか?もしくは午後一番になるか・・・。とまぁ中途半端な4番目です。一般質問通告開始日の8時30分に提出に行ったところ、既に遠藤議員、石渡議員、尾嶋議員が提出した後😲 会派のみんな準備が早いです。
今回の質問は↓になります。一般質問も勿論、傍聴できますのでぜひ、お越し頂ければと思います。その他、今回の議会情報はhttps://www.city.shiraoka.lg.jp/soshiki/gikaijimukyoku/5/R6teireikai-joho/7380.html  でご確認頂けます。