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第2弾 新型コロナ支援策が決定 

7月29日。臨時議会が開催され新型コロナウイルス感染症対策事業など市長提出議案第62号(専決処分)が承認、第63号議案(支援策)が可決されました。

議案上程にあたり冒頭、市長より市内における集団感染についての報告があり”集団感染における濃厚接触者以外の方へのPCR検査の拡大”(7月28日当ブログ掲載)といった埼玉県の対応についてもお話がありました。今後も県と連携し対応して頂くことに期待します。

【可決された議案内容】

専決処分としては、学校給食調理室スポットクーラーの設置、配膳室のクーラー設置があります。調理員さんからは、”クールベストだけでも助かっている!”との感謝の言葉も頂いておりましたが、この対策によりさらに安心した環境下での調理ができるようになります。

主な支援策は(全32支援策より抜粋)

①赤ちゃんスマイル子育て応援特別給付金事業…令和2年4月28日~令和3年3月31日までに誕生した赤ちゃんに10万円が支給されます。こちらも市民の方々からご要望を頂いておりましたので、実現され嬉しく思います。(約3600万円)

②医療機関等支援事業…市内の病院・診療所・歯科診療所・薬局に支援金を支給します(約9900万円)

③地元応援プレミアム付き商品券発行事業…プレミアム率30%付商品券の発行により、市内事業者の支援につなげるものです。(約7400万円)

④遠隔・オンライン学習の環境整備、GIGAスクール構想への支援事業…一人一台タブレット(Ipadを予定)、オンランイン環境の整備など(約23,600万円)

⑤感染症対策用情報伝達強化事業…個別受信機を希望者へ提供(※条件があります)約2700万円

なお、私は教育関係の質問を3点いたしました(要約)

Q1) GIGAスクールの本運用までのスケジュールについて…A)タブレットはiPadを購入予定であり、令和3年4月本運用を目指し、実証実験などを行っていく。

Q2) 本運用までの間に万が一、休校措置がとられた場合の学習の保障は…A)既に200台のタブレットが準備できているので、オンライン学習などを行っていきたい。特に中学校3年生を優先に考えたい。

Q3) 学校内で感染者が出た場合の消毒作業にかかる費用は、今回の予算に盛り込まれているのか…消毒作業は、教職員や市役所職員が行い市で備蓄している消毒剤を使用する (私は、防護服を着た方が”シュー”と噴霧することをイメージしていました)

再質問①…欠席させたくないという思いから、熱が下がったら、すぐに登校する子どもがいる。安心して欠席できるよう授業のライブ配信を再度、検討して欲しい。A)プライバシー保護の問題解決が必要であるが実施している自治体などを調査する

再質問②…学校で感染者が出た場合、教職員も濃厚接触者になる。集団感染の場合、PCR検査を拡大するといった県施策によれば、学校も対象になる。現状が変化していく中、消毒作業にかかる費用を予算に組むべきだと思うがいかがか。 A)専門業者に委託するなど考える必要がある

そのほか、6名の議員が質問を行いました。

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市長へ要望書を提出

7月13日。新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金について、会派から市長に要望書を提出いたしました。

①GIGAスクールに向けた通信環境の整備…全児童・生徒の学習保障のため、ライブ配信可能な端末などの環境整備 ・双方向通信可能な通信環境の整備

②介護従事者支援の継続

③令和2年4月28日以降に生まれた新生児への特別給付金の支給

前回は約1億4千万が交付され、19の事業が執行されました。今回は約3億5千万円が交付されます。どのような対策に使うのかは、7月29日臨時議会(予定)で決まります。

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さくら猫 NO.2

6月30日のブログに書いた「さくら猫」。不幸な猫を減らすため、また、環境改善のために行われる野良猫ちゃんのTNR活動【Trap(捕獲)Neuter(不妊手術)Return(リターン)元の場所に戻す】が行われていますが、その手術の際に目印のためカットする耳の形がさくらの花びらに似ていることから”さくら猫”と呼ばれています。

宮代町へこのお話を伺いに行ったきっかけは、蓮田市の県議からお話を頂いたことに始まります。既に蓮田市では個人と行政の間で、宮代町はボランティア団体と行政で取り組まれています。

白岡市は?と担当課に伺ったところ、検討していないとの回答でした。昨年の市長への手紙にも届いておりますし、それなりに苦情が寄せられていると思われます。なので今月の広報しらおかにも野良猫について掲載されていたのだと思いますが、非常に残念です。掲載内容は、動物愛護の観点が全くなく、遅れた対応と言わざるをえません。

近隣市町と広域でこの活動に取り組めないか?と提案を受けても、今の段階では何も動けないのです。

そこで…

まずは、この活動に参加下さるボランティアの方を募集し、活動団体を作ることから始めることにしました。

2020年7月19日(日)13時30分~14時30分。こもれびの森・2階会議室にて、活動内容のご説明をいたします。ご興味ある方、ぜひご参加ください。聞いてみて、やっぱり無理ということもあるでしょう。それでも構いません。お参加いただける方は、このホームページの問い合わせからご連絡ください。

我が家の猫たちも野良猫ちゃんです。少しでも不幸な猫を減らしたい。そんな思いでゼロからのスタートです。よろしくお願いいたします。

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さくら猫

6月30日。さくら猫活動に取り組んでいる宮代町にお話を伺いに行ってきました。私がNPOの理事として宮代町で活動していた今から6、7年前ぐらい。野良猫ちゃんの苦情で悩まれていた環境課とコラボして、スキップ広場で”わんにゃんフェスタ”を開催したのが野良猫ちゃんの活動の始まりでした。埼玉県の地域猫活動を支援するための制度を利用し、環境改善ができないものか?町民にどのように周知すればいいのか?などを検討した事を覚えています。

その時から現在に至るまでの経緯から現状を丁寧にわかりやすくご説明くださった担当課の主査も以前からお世話になった方でしたので、なんでも質問もでき、とても勉強になりました。

 また、町民生活課に伺う前に秘書広報課にご挨拶に寄りました。子育て支援センター当時、大変お世話になった先生や放送局でお世話になった職員さん。偶然にも全員が揃っていて、久しぶりの会話を楽しませて頂きました。奥でお仕事をされていた新井町長もわざわざ出てきてくださり恐縮でしたが、宮代町役場のなんとも言えない温かな空気、そして懐かしさを感じた時間でした。ありがとうございました。

宮代町役場2階

さくら猫については、次回のブログで

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議会閉会

6月23日。35の議案全てが可決され、6月定例議会が終了しました。最終日には、第61号・白岡市長等の給料の額の特例に関する条例 (新型コロナ対策として、市長・副市長・教育長の給料減額)が追加議案として提出され、可決されました。

今回の議会は、密を避けるための対策を講じた自治体が多かったと思います。一般質問の時間短縮や議場とモニター視聴で議員を分散など。しかし、これいつまで続けるのでしょうか。通勤ラッシュ、学校や部活の再開など、日常生活において密を避けられない現実があります。そして既に普通の生活を送っているようにさえ感じられます。

市民の方から「専決処分が多すぎる、会派代表者質問にして全議員が一般質問しないなどありえない。議員の一番の仕事は議会」といったお話を頂きました。その通りだと思います。議会も密を避けていては役割を果たせません。

 そのような中でも注目すべきは、新型コロナ関連の補正予算など多くの議案があったこの間に臨時議会を開催した自治体です。予防対策に差があるとは思えません。動かしたものはなんなのか。「議員の一番の仕事は議会」…これでしょうか。

国からの第2次地方創生臨時交付金が決定しました。今回は、その交付金の使い方について、臨時議会を開催し審議すべきだと思います。

とは言え、6月19日には市内7例目になる感染者の報告もありましたし、東京都、埼玉県の感染者数は増えています。油断せずにしっかりと感染症対策と熱中症対策をしないとですね。

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6月議会について

令和2年度 第2回(6月)議会定例会が6月4日(木)~6月23日(火)に開催されます。新型コロナウイルス感染症対策のため様々な対策をとっての議会運営になります。

①会期日程の短縮 ②場面に応じ議会に入る議員や執行部の人数を調整し、議場内の密を防ぎます。(議場に入らない議員は控室でモニター視聴)③傍聴席は10席。そして、一番大きな対策としては、一般質問の形式変更になります。

一般質問は、コロナ関連のみとし会派代表者による質問とすることで、3日間あった一般質問日を1日に短縮します。くじ引きで決定した順番は、1:創政会 2:共産党 3:公明党 4:TSUNAGU 5:清明会です。

質問したいことは各会派重なることも多く調整をいたしましたが。後になればなるほど、質問することが減ってしまうことは否めませんが、当日の答弁を受けて、臨機応変に対応するといった形になります。

また、委員会は。6月15日(月)文教厚生委員会、16日(火)産業建設委員会、17日(水)総務常任委員会になります。

TSUNAGUは代表として私が質問に立ちます。一般質問の詳細内容は、http://www.city.shiraoka.lg.jp/secure/20492/R2.6-ippan-situmon-2.pdfでご確認ください。

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様々で 複雑で

4月14日は、石原とみこ議員と保育課、教育委員会へお話に行ってきました。

先週、全学童保育所を見学させて頂きましたが、3密状態を避けることは難しい環境であること、また、決して広いとは言えない部屋で長時間過ごすことでのストレス。そして気力で頑張っておられる指導員さんの姿がありました。8日からは、自粛のお便りが保護者にも配布され、さらに勤務状況により自粛できる子どもも増える事を期待したいところですが、少しでも、3密状態を回避し子ども達のストレス、運動不足を軽減できるように、学校体育館の使用について教育委員会と連携して欲しい旨をお伝えしました。

 また、認可外保育園でも登園自粛にご協力いただいた方への保育料軽減措置をご検討いただくようお伝えしました。有料記事にはなりますが、「一日も通園していないのに8万円…」この記事から問題点をより把握することができます。https://www.asahi.com/articles/ASN4B5HPSN49UTFL00G.html

教育委員会では、分散登校中止のお礼と教職員シフト制の勤務体制についてのお考えなどにについて伺いました。また、学童保育児童に体育館を利用できるよう、連携していただきたい事をお伝えしました。市役所窓口には、ビニールのカーテンが設置されるなど、感染防止対策がされております。刻々と変化する状況において、自治体独自での判断が重要になっています。様々で複雑なことが絡み合い決定が困難なことはどこの自治体も同様です。

野田市が補正予算を組み、ひとり親家庭など支援!17日に臨時議会開催。今朝のニュースでも流れています。

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自治体独自の支援策を

休園、休校、在宅ワーク。新型コロナウイルスの感染防止対策が最優先なのは言うまでもありません。しかし、「自粛とセットで補償(給付)が必要」と叫ばれる中、国からの給付はかなりの制限があり、生活が苦しくなる方は多いと思われます。

また、大幅ではなくても収入が減ることもあります。さらに、自宅で過ごす時間が増える事により、食費も電気代やガス代といった光熱費も増額し家計を圧迫します。だからこそ、制限をかけずに一律の給付をして欲しいものです。また、国の給付では支援できないからと自治体独自の給付決めたところもあります。

静岡県富士吉田市では、一律1万円を4万8千人の市民に給付します。https://www.nikkei.com/article/DGXMZO57942230Q0A410C2L72000/

また、中小企業者への支援を市独自で行うところもあります。いつまで続くのか誰にもわからないこの感染症。長引けば長引くほど、市民の生活は苦しくなります。自治体でできる事を!こんな時だから思い切った事をして欲しい。

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4月4日新たに24人

埼玉県(さいたま市を含む)新たに24人の新型コロナウイルスの感染が確認されました。

3月2日から学校休校になった時点での埼玉県内の感染者数は4名。どう考えても現在の感染者の方が多い。そして依然、マスクは店頭に並んでいません。それなのに縮小するとはいえ、入学式は4月8日に挙行し13日から学校再開と決定です。政令都市であるさいたま市の再開はGW明けです。同じ埼玉県内で何がどう違うのか、まったく理解ができません。大野知事のTwitterには、休校延長を望む保護者や当事者である生徒からの声がたくさん寄せられています。義務教育は自治体の所管とはいえ、やはり県の方針に右ならへなのです。この状況で再開した時の学校現場、先生や子ども達に起こりうる事すべてに万全な対応をすることなど不可能です。

 また、休校に伴い学童保育所の負担が増していること、そして4月から新たに入所してきた子どもたちで人数が増え、過密状態になっているのではと心配です。複数の教室に分散する、指導員さんのサポート体制をしっかりするなどして、負担を少しでも軽減することが求められます。

今まで経験のないことが起きているわけですから、様々なところで問題が起きるのは当然です。それでも、何に困っていて、何が必要なのかを考え対応していくことが行政に求められることであり、臨時的な措置を講じてでも市民の命を守ることを最優先にすべきです。

白岡市の令和2年度の予算には、コロナ対策費は入っていません。すぐにでも補正予算を組み臨時議会を開催する必要があると思います。国からの30万円の現金支給も所得制限が設けられ国民の約18パーセント世帯にしか給付検討がされていないとのこと。だからこそ、白岡市独自の支給措置や救済措置を早急に考えてほしいと思います。

知り合いに頂いた牡丹。この美しさに癒されます

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3月定例議会閉会

3月17日(火)来年度予算ほか全ての議案が可決され、3月定例議会が閉会いたしました。

閉会後の議会

また、議会終了後には今年度で定年退職される部長らからご挨拶がありました。私は、まだ1年です。私よりもずっとずっと長い時間、白岡市(町)とそして住民のみなさんのために歩んできた大先輩方です。

達成感、安堵。寂しさは退職された後に来る感情かもしれませんが、答弁に立った時とは違う表情から、いろいろな思いを勝手に感じていました。また、退職を見送る執行部の方々の表情もいつもと違いました。当然のことなのですが、みなさん苦楽を共にしてきた仲間なんだという事が伝わってきて、温かな空気を感じました。もちろん、議員の表情も。

長年にわたり、ありがとうございました。