7月2日。社会教育委員会の傍聴をしました。社会教育委員は、主に生涯学習課が所管の生涯学習やスポーツ、歴史文化などの事業について話し合う委員会です。議員になる前に自分自身が委員だったのですが、その当時と違い、質問や意見が活発に交わされていました。とは言え、全委員14名中、出席者は9名。尚且つ、発言者は3名。一言も発しない委員さんがおられたのは、残念でした。昨日の内容は、令和5年度の生涯学習事業の結果と令和6年度の生涯学習事業計画についてでしたので、何の質問も意見もない?と思うところはありました。
全体の感想としては、生涯学習分野においても”担い手不足”が課題になっており、ここでも地域人材を頼る事業の難しさを感じました。
特に今年度、9月26日スタートで8回を開催予定としている白岡東小における放課後子ども教室(新規)は、その活動を支える教育活動サポーターの応募が現時点で2名しかいません。委員からも指摘がありましたが、回覧で募集をかけただけでは、なかなか集まりません。市のホームページで募集しているのかな?と確認したところ、令和5年度の菁莪小学校放課後子ども教室のサポーターの募集のみ。(令和5年度?)
行政区長、民生委員、社協福祉委員、学校運営協議会委員、朝夕の登下校の見守り、自治会・・・。などなど地域人材を必要とする活動は多いですね。しかし、働く人が多い中、平日の日中に活動できる方は限られていて、今、活動して下さっている方の後を継ぐ方は、確実に不足しているのを感じます。国が地域共生社会の実現を目指している中、地域人材の不足は、非常に大きな課題だと思います。
その他としては、図書館に寄せられた要望が読み上げられたのですが、いやいや大変だなと思いました。その中の一つをご紹介すると
「返却した本をすぐに棚に戻して欲しい」という要望。
一方
「皆さんがどのような本を読んでいるのか知りたいので、返却された本の紹介コーナーを設置して欲しい」という要望です。
後者の方が先に出た要望のため、現在は、紹介コーナに置いているとの事でした。まぁそのコーナー行けば返却したての本が並んでいるので、かえって探しやすいのでは?と聴いていて思いましたが。どちらも市民からの要望。その要望に応えるのは、大変ですね。
さて、白岡東小の放課後子ども教室の教育活動サポーターを募集中です。
因みに先に開始した大山小や菁莪小では、シャボン玉や七夕作り、Xmas会などを行っています。また、多くて月2回の開催です。白岡東小のお近くに住まいの皆さん。ぜひ、ご応募頂ければと思います。よろしくお願いいたしますm(_ _)m
カテゴリー: 活動報告
都市マス地域別懇談会最終日
今日は、都市計画マスタープラン改定に伴う地域別懇談会最終日で、午前中は篠津・西地域でした。参加者は、議員も含めて17人と少なく、コミセンのホールの座席が寂しかったです。
この地域は、現在、開発中の篠津北東部が含まれるため、交通渋滞や騒音など環境アセスメント(影響評価)の必要性など大規模開発に伴うことが主な質問でした。
中でも、どうしてこのような話になってしまっているのだろうか?という質問がありました。それは、篠津北東部で開発している農業法人サラダボウルに関して、「設立して間もない会社。安く土地を購入し、資金繰りが上手く行かなくなったから、高く東急不動産に売却したんだ・・・云々」
街づくり課課長が、「当初からそのような事業として行っています」丁寧な説明をされましたが、なぜ、事実とは全く違った話が出回っているのか不思議でなりません。
農業法人サラダボウルは、設立して間もない法人でないのは、ホームページでも確認できます。尚且つ、先端技術を用いたスマート農業ということで、先日6月29日に岸田総理が視察された法人です。
先週、発行された藤井市長の活動レポートにおいて、農業生産法人・サラダボウルにより世界最大級のいちご農園の開発が始まることが書かれていました。要は、岸田総理が視察するほどの最先端技術をもったサラダボウルが白岡市篠津北東部に「イチゴノオカ」を作るということです。
来週、発行する連合会派の活動レポートでは、私は一般質問の内容の報告ではなく「活動を知っていただくこと 真実を知っていただくこと」と題した文章を掲載しました。
地域別懇談会が真実を伝える場になって良かったとは思いますが、このように事実ではない話が市中にはあるのですよね。そして、伝言ゲームのように変化し伝えられていく怖さがあります。
午後は、白岡駅周辺地域の懇談会で、約40名ほどの参加でした。白岡駅西口線や駅前広場、白岡宮代線などの道路について、また白岡中央総合病院の移転に伴う質問。商店街の行く末を案じる質問や公園関係が多かった印象です。
今日で懇談会は終了し、次回は地域別の説明会となります。
・7月28日(日)10時~ 新白岡地域 14時~東北道東側地域 市役所1階会議室
・8月3日(土) 10時~ 篠津・西地域 14時~白岡駅周辺地域 市役所1階会議室
・8月4日(日) 10時~ 大山農村センター
保護者らの思いが届く
6月議会最終日の今日。
白岡西小学校にプレハブ校舎を設置して欲しいと保護者ら616名から提出された請願が全会一致で採択となりました。請願書によれば児童増加に伴い、平成30年から特別教室を普通教室にするなど余儀なくされてきており、学習環境としては、もう限界に来ているところでした。
この教室不足問題を議会で初めて取り上げたのは、令和4年12月議会。保護者からの要望を受けた石原富子議員が一般質問において、プレハブ設置の期間や予算など、かなり詳しく質問をしましたが、「学区の見直しをする」という結論に至り、プレハブ設置の実現は叶いませんでした。
しかし、翌年(令和5年)に開催された学区審議会では、大山小学校の学区が西小学校に変更することだけが決まり、西小の教室不足問題はなんの解決もみないままとなりました。
今回の審議過程におていもそうですが、教育委員会においては、今後の児童推移から学級数がこれ以上、増えることはないという見解を持っていたためです。
しかしながら、西地区における新築住宅の開発は今後もまだ続きそうですし、そうでなくても現状、キツキツ。児童の公平な学習環境の確保や安全面からは、これ以上、工夫や利活用などという言葉で乗り切れるものではなかったです。
今日は、数年に渡る関係者の思いがやっと届き、実現に向かって動き出す日となりました。
616名もの署名を集め、児童のために動いて下さった関係者の皆さん。
お疲れ様でした。そして、ありがとうございました。
なお、請願が審議された文教厚生常任委員会では、請願採択だけでなく「プレハブが設置されるまでの間も改善に取組むこと。そして、教育委員会と学校が密に連携を図ること。」という意見も添えました。
都市計画マスタープラン?
【都市計画マスタープラン(略して都市マス)】・・・概ね20年後のまちの将来像を描き、その実現に向けて方向性を示す計画であり、白岡市のまちづくりは、この計画を基に進められています。(街づくり課作成の資料より)
という事は、非常に重要な計画ですね。
現在の都市マスは、平成13年に作成され平成29年に一部見直しがされたものになるので、今回、全面改定となります。
という事は、これから20年後のまち=2044年ですね。私も80歳を迎える年のまちの将来像を描くということです。以下は、GD Freakというサイトにあった総務省 国勢調査及び国立社会保障・人口問題研究所 将来推計人口、総務省 住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数を基に作成したグラフです。
人口減だけでなく、年齢層の比率も変わってきているのがわかりますね。
6月に5地域に分けて開催される地域別懇談会は、地域ごとの特色などに基づいた地域別の計画を作成するために、住民の皆様のご意見などを伺う為のものです。
16日は、午前が新白岡地区。33名の参加があり、活発な意見交換が交わされました。中でも❶新白岡地区の人口動態を示して欲しい ❷新白岡駅は白岡高校の生徒や日本工業大学の学生が利用するという点で、白岡駅とは大きな違いがある駅であること。その視点を持って頂きたい。という2点については、非常に重要なポイントだった思います。
白岡市の高齢化率は(令和5年)28.2%ですが、例えば新白岡3丁目は43.5%(令和6年3月)とかなり高くなっています。駅の東口は、駅から遠くなるほど、高齢化率が高いのが特徴です。地域ごとの計画を策定するにあたり、人口動態を知ることがまずは重要だと思います。
この点については、次回の地域別懇談会から資料として追加するとの報告を担当課から受けました。また、東口のロータリーの真ん中には、緑があると言えば聞こえはいいのですが・・・。不要と言えば不要な緑地があります。きれいプロジェクトで2週間1度、駅前の清掃活動を行っていますが、必ずここの中にゴミが落ちています。さらに定期的な除草・剪定代などを考えれば、ここを駐車スペースにし、利便性を高めた方がいいのでは?と思います。
午後は、東北道東側地区の懇談会でした。範囲としては、市役所周辺から菁莪、爪田ヶ谷、実ヶ谷、岡泉、太田新井など市全域の約38%にあたる地域です。正確な参加者は把握出来ておりませんが、若干少なく感じました。こちらの懇談会では、行政区から(自治会かな)脱退する方への対応やバス運行の要望が出されました。
6月23日は、10時~大山農村センターにて大山地域の懇談会。私はこの日は参加出来ませんが、ぜひ、皆さん参加してくださいね。
そして、篠津・西地域は、6月30日10時~コミセンホール。午後は、14時~コミセンホールにて白岡駅周辺地域の懇談会があります。
ぜひ、ぜひ。
自分達が住む白岡市の未来を。子ども達が暮す未来のためにご参加ください。
交流ではなく、共に生活をする時代
今日、スーパーの近くで車が通り過ぎるのを待っていたところ、同じように待っていた青年がニコッ😊と笑顔で会釈してくれました。彼の前には、数人でスーパーに入って行った外国人の若者達。その青年も外国人です。母国を離れ、日本で生活をすることを考えると苦労も多いだろうに。その若者達はとても楽しそうでした。
そして、こんなに自然に気持ち良く、挨拶を交わせて、とても嬉しかったです。
昨日の一般質問2問目は、外国人支援についてでした。市内でも介護施設や建築現場などで働ている方も多く、私たちの生活の助けになっています。その一方、地域住民とのトラブルや問題が起きているニュースもみます。言語も文化も環境もルールも違う外国から来られたわけですから、お互いに困惑するのは当然です。
当市も例外ではなく、現在917名の方が住民登録をされており、年々増加しています。このように今後、さらに増加すると予想される外国人との暮らしを考えるにあたり、様々な分野での包括的な取組は不可欠になります。さらに地域コミュニティが連携し、お互いが安心して暮らせる環境作りが求められています。楽しんでもらう交流から、時代は、共に生活をする時代です。
*16歳未満のお子さんも平成27年は24人。現在は、70名と増加しています。
まず、前提として白岡市では無料で日本語指導などの外国人支援を行っている団体は、市から業務委託を受けている国際交流会しかありません。外国人人口は増加しているのに、利用される外国人は減っており、唯一の受け皿である国際交流会との連携の強化は必須です。白岡市では、時代に即した支援体制が整っているのか?現状と改善点について、伺いました。
❶市民課は、外国人が住民登録のために最初に訪れる窓口です。なので、その時に国際交流会のチラシをお渡し頂ければ、漏れることなく支援に繋がる情報を提供できます。しかし、現状は、国際交流会のチラシはお渡しできないだけでなく、お渡しする資料は日本人向けと全く同じものをお渡ししているのです。生活をする上で役立つ情報をお渡しして欲しいのに、これでは全くの支援になりません。
❷今回、16歳未満のお子さんの人数を確認したのは、やはり就学における問題を危惧してです。就学のタイミングは様々ですので、言葉の壁や習慣の違いなどが原因で不登校になってしまう子ども達もいます。学校での日本語指導の充実だけでなく、国際交流会にも繋げるよう要望しました。
❸公式ホームページの言語が「やさしい日本語」選択もできるように。そして、外国人専用の窓口の設置を求めました。
質問した内容の抜粋なので全てではなく、簡単に書きましたが。
外国に行った時に、日本語表記を見るとホッとしますよね。あの感覚が大事だなと思うのです。
だから、各課が「自分が当事者だったら、どうしたら安心が得られるか」という意識を一つでも持ってもらえると、変わると思います。
共生は、そんな簡単なことではないからこそ、生活をする上で必要な情報は、より丁寧に親切に提供しなければならないのだと思います。
今回の質問をするきっかけになったのは、市民課の前の記載台に設置されたこの貼り紙と
公式HPのやさしい日本語化について、要望をお寄せ下さった市民の方からのメールです。
(ありがとうございました😊)
6月議会 6日から始まります
文章が得意な方は、パパっと仕上げてしまうのでしょうけど、私はなかなか時間がかかってしまうタイプで、そうこうしている間に公開していない下書きの文章が増えていくパターンです^^;
さて、早いもので今年も半年が過ぎ6月議会が間もなく始まります。今回は、報告事項が多く議案としては少ないのですが、「白岡西小学校プレハブ設置」の請願が500名以上の署名と共に提出されています。来年度から西小学校に統合される大山小学校の保護者の署名もあり、両校保護者の思いが詰まった請願です。
私は、この請願が審議される文教厚生常任委員会の委員ですが、5月にはこの委員会の所管事務調査で西小学校の視察に行き、現状を把握してきました。図工室などの特別教室を普通教室にするなど、様々な対策と工夫の中、運営されているご苦労がよくわかりました。また、避難経路となる廊下に物が置いてあるのも問題だと感じます。教室はギュウーギュー。そのため暖房機の真横まで机があるため、冬場はこの暖房器具は使えないなど、現在でも”問題はなし”とは言えない状況だと感じます。
少子化の中、どこの学校もいずれピークをむかえ減少に転じるのは、間違いないと思いますが、ここの小学校のピーク(推移)は、ずれる可能性も否めません。
どちらにしても、慎重に審議いたします。
請願関係者の皆様は可否が気になると思います。審議される委員会も傍聴可能ですので、ぜひ、お越しください。委員会は6月20日9時~。その後、26日の議会最終日で議会としての採決が行われ、決定となります。
さて、私の一般質問ですが、こちらは6月10日。午前の最終か、はたまた午前と午後にまたがるか?もしくは午後一番になるか・・・。とまぁ中途半端な4番目です。一般質問通告開始日の8時30分に提出に行ったところ、既に遠藤議員、石渡議員、尾嶋議員が提出した後😲 会派のみんな準備が早いです。
今回の質問は↓になります。一般質問も勿論、傍聴できますのでぜひ、お越し頂ければと思います。その他、今回の議会情報はhttps://www.city.shiraoka.lg.jp/soshiki/gikaijimukyoku/5/R6teireikai-joho/7380.html でご確認頂けます。
土中環境から考える防災対策
5月21日。会派WAKABA TSUNAGU の今年度 第1回目の勉強会は地方政治改革ネットとの合同開催で【土中環境から考える防災対策】と題し、白岡市内にお住まいで環境再生医(上級)の箕輪直明さんにお話し頂きました。
地中での水・空気の流れを保つ事がいかに重要か。開発により、この流れを変える・止めるのだから、液状化や土砂崩れ・水害などが起こるのは当然のこと。
市街化調整区域内の住宅については、白岡市内の事例もあり、より身近にこの問題を感じる事が出来ました。
都市計画法第34条12号による開発許可の運用を既に変えている自治体もあります。最近では、越谷市が運用規程を変更しました。地球沸騰化時代🌏。年々、上昇する気温でさらにゲリラ豪雨など異常気象が発生するリスクは高まっています。農家の後継者不足など様々な問題もある中で、慎重に考え、進めて行かなければならない問題だと考えさせられました。
・・・
今回は、再生までお話頂く時間がありませんでしたが、人災が少しでも減る為の対策は、議員として、各々持ち帰る事が出来たと思います。見える部分だけではなく、見えない土中を見ることが重要。”根本”という言葉そのものですね。”見えるものだけを見る“のではなく、見えないところに大事なものがある。これって、色んなことに通じる話だな~と個人的には思いを馳せました。
・・・
箕輪さんとのご縁は、昨年の選挙時にこの問題を提起頂いたのが始まりです。今年3月には、流山市でシンポジウムを開催。再生という視点で、環境問題、災害対策に取り組む方が白岡市内に居て下さることはとても心強いです。そして、また新たな つながり が出来たことに感謝です😊
ありがとうございました。
中学生の自転車通学は
3年越しで要望してきた中学生の自転車通学については、従来からある「校長に申請して認められたら、教育委員会で協議して許可を出す」という方法に落ち着きました。
以下は、昨年9月議会の一般質問の抜粋になります。
6番(野々口眞由美議員) 3年前に初めて質問して、やっと検討委員会がここから始まるということで、若干遅いなという感は否めませんけれども、前に進んでいただけるということで大変ありがたく思います。
再質問させてください。前回この自転車通学について質問をした際に確認事項という文書があって、その文章の中には校長が必要と認める場合には教育委員会とも協議して決めることができるという部分があり、協議した結果、認められるということをその時点で確認させていただきましたが、もう一度だけ確認させてください。それであれば、この検討委員会の結果を待たずとも、現在でも校長に申請して、教育委員会とも協議した結果、自転車通学が可能になることがあるという理解で間違いないでしょうか。
◎阿部千鶴子教育部長 議員のご質問にお答え申し上げます。現在の自転車通学の在り方でございますけれども、確認書を出していただいて協議をしてということで、個別個別の対応、またその事情を伺ってという形になっているという認識でございます。ですので、今後はこの市内の中学生、自転車通学を範囲も含めて、例えば自宅からの距離で決めるのか、そういったことも含めて統一的な考えの下に進めていきたいということで、検討委員会を開催してご意見をいただき、安全の確保、駐輪場の整備、そういったものも含めて課題を整理しながら進めていきたいということでございます。 以上、答弁とさせていただきます。
要約すると、現在は個別個別の対応になっているので、自宅からの距離で可能にするなど、決めた上で、全体で取組む方法に進めたい。という答弁でした。しかし、意見交換会の結果は実施しないとなったので、従来からの個別対応をするという事になったという話です。でも、そもそも保護者は、それすら知らされていません。なので、担当課の職員には、「現在でも校長に申請、許可がおりれば利用できる」ことを保護者に周知して欲しいと伝えました
でも。
自宅から学校までの距離で利用を決めるなど全体的に取組む方がスムーズだと思いますね。
申請方式だと、同じ距離でも許可された生徒とされない生徒など、個人の申請理由により不公平感が生まれかねません。わざわざトラブルの元になる方法をとらなくてもいいのになって思います。
さらに、第3期白岡市教育振興基本計画策定にあたり、市内中学生の意見を反映させるために、令和3年に開催されたワークショップでは、学校の困りごととして、「夏の登下校が暑い」という意見が出されています。これも大切な当事者の意見です。
下記のグラフでもわかるように、気温は上昇し続けています。地球沸騰化時代、本当にこれでいいのでしょうか?
私の元には、今回の意見交換会の結果を受け、なおも相談が届いています。熱中症や不審者などから命を守りたい。遠距離通学生徒の保護者がそう思うのは、当然です。
しかし、このように切実に訴えている保護者は、今回の意見交換会の委員に、一人として入っていませんでした。アンケート結果から要望している実態は理解できたとしても、当事者でない方だけで構成されている意見交換会では、意見が偏るの当然です。
これも何回も言ってきましたが、部活動の練習試合などでは自転車OKなのですよ?
通学はダメで使い慣れていない道を走行する部活動ではOKって、なんの違いがあるのでしょうか。まして、今年度全面的に地域移行する地域クラブ活動は学校外の活動になるので、自転車がOKなはずです。さらに、教育支援センターへの通学は、現在でも自転車OKです。
一人の中学生の命は、場面によって変わるのでしょうか?
最後に意見交換会議事録の事務局(教育委員会)まとめより抜粋します。
「アンケート結果から、自転車通学を望む声の大きさが明らかとなりました。」
詳しくは、白岡市HPに掲載されておりますので、ご確認頂ければと思います。https://www.city.shiraoka.lg.jp/soshiki/kyouikubu/kyoikushidoka/7297.html
最近のお話は
「初めまして」とお会いする方が”ブログを読んで下さっている”こともあり、本当に嬉しいです。なのに、最近、また更新が止まっていて、反省🙏。(旧Twitterは、殆ど毎日更新していますので、そちらも覗いて頂けると嬉しいです)
・・・
4月26日の臨時議会は補正予算などの専決処分の承認などが主な議案でした。
開発には、想定外のことがつきものなのかもしれませんが、東北道を跨ぐ橋脚工事では、砂混じりの水が噴き出してしまったり、旧庁舎跡地(保育所が7月開所予定)の工事では、油分を含んだ土壌の処理(有害なものは検出されていません)。そして、柴山地区の市道に不法投棄された産業廃棄物の山。まさに「想定外」の連続です。
旧庁舎跡地の土壌処理費用に関しては、反対した議員もいたので全会一致にはなりませんでしたが、その他の議案は全て全会一致で承認されました。
翌27日は、白岡駅東口にあるパークシティマンションの会議室をお借りして連合会派市政報告会でした。会場は満員。そして、16時で終了とお知らせしていたのに、16時30分と完全に勘違いし、白熱する議論に休憩も入れず、大変失礼いたしました。
・一般質問の報告とそれに対する質問 ・公共施設利用にあたっての改善点や要望 ・その他の3部構成にしていましたが、なかなかその通りにも行かず、ごちゃごちゃになってしまいましたが、まとめると①災害対策 ②公共交通の充実 ③住民自治(市民参画)に絞られました。また、その他には「限られた財源の中で優先順位をつけて取組むべき。あれもこれもと出来ないのは仕方がない。」と言ったご意見や「市長選に出馬すると発表のあった人のポスターが掲示されているが、本人と違うのではないか」「若い頃の写真を使うのは違法ではないのか」などの質問もありました。さらに「災害時井戸登録制度が出来たら、登録します」と言ったありがたいお声もあり、参加頂いた方々から、活発な発言を頂き、とても有意義な報告会となりました。
このように連合会派では、議会終了後に市政報告会を開催しています。
こちらでも開催して!という場所がありましたら、ぜひ、ご意見をお寄せください。
また、公共施設を利用していて「ここ改善してくれたらな」というご意見もありましたら、お寄せください。メール:zizi07170717@gmail.comまで、どうぞよろしくお願いします。
まだ、お会い出来ていない方々に次回は、お会いできるといいな。
ご参加頂き、ありがとうございました。
全国防災関係人口ミートアップ
★全国の公務員有志が主催する、立場や地域を超えた連携・協働のマインドと行動力を醸成する場「全国防災関係人口ミートアップ」は、公務員のみならず、地域リーダーやプロボノ、有識者、民間企業等が「関わり」と「つながり」をもって地域防災に寄与していくために、立場や地域を超えて共に創るオンラインコンテンツ(毎週月曜日20時から配信中)FBより★
今夜は、自治体職員や大学教授、消防団や地域で活動する防災組織の方々など122名の参加がありました。私もまだ数回しか参加できていませんが、今回のテーマ「災害への備えを”わがごと”にするために」はどこの自治体でも苦労していることであり、それを楽しみながらやってみる取組ってなに?と。とても興味を持ちました。
・・・
ゲストスピーカーの鈴木光先生の所属している(一社)減災ラボには、①捨てられないハザードマップを作りたい②防災訓練の参加者を増やしたい③防災・減災をわかりやすく伝えたいなどの相談があるそうです。
これって白岡市も全く同じことが言えますよね。
減災ラボで手がけている取組を事例で紹介くださいましたが、なるほどなっと思うものばかり。
「楽しむことから始めないと ”わがごとにならない”」その通りだと思うし、鈴木先生は、それを防災・減災で行っていることと、被災地支援に行っても実践していることが素晴らしいです。
ある自治体の職員さんからは「若い世代が参加したくなるような防災訓練を考えたい」との意見もあり、そう考えると、通り一遍の真面目な訓練ばかりで、「参加したい」と思うようなものが出来ていないですね。という話もありました。
・・・
また、「自分で選ぶ」ことで防災意識が高まるといった話では、my減災マップの作成や街角ベンチ(単なるベンチではなく、防災グッズが入っているベンチで、そのグッズを住民に選定してもらう⇒自分で選ぶ)の話など、ハードルが高すぎて取り組めないな。と思うものではなく、比較的取組やすい事例の数々でした。
・・・
また、「全国防災関係人口ミートアップ」のつながりにより、能登半島地震被災地支援にもつながったというお話もあり、改めて様々な地域、様々な職種の方とつながることの大切さを感じたミートアップでした。現在、FBグループの登録者は904人。
自治体の職員は勿論のこと、どなたでも参加できます。
「災害はあるもの」・・・鈴木先生の今日の冒頭の言葉。