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社協白岡東支部の視察研修に参加しました NO.1

2019年3月13日(水)社協白岡東支部の視察研修で、埼玉県立上里養護施設を訪問しました。
昭和21年に戦争孤児や貧困の子ども達のために開設され、現在は社会福祉法人 埼玉県社会福祉事業団が運営をしています、幼児から高校生まで一緒に生活をし、ここから幼稚園や学校に通学しています。本日は、家庭支援専門相談員の方が施設の説明や現状を詳しくお話してくださいました。
お世話になりありがとうございました。

10年ほど前、拝聴した「子育てのゆくえ」の著書:松井 和氏の講演会で、彼は”福祉の充実は、幸せな国ではない。”ということを話されていました。例えば児童養護施設も児童相談所もない国ではなく、必要としない国こそが本当に幸せな国ということです。この施設が開設された当時の目的と現在、入所している子どもたちの入所理由は全く違います。社会の変化と共に親が子どもを愛する思いも変わってしまったのでしょうか。

寮と寮を結ぶ廊下に飾ってあった淡い色一色で描かれていた絵画。
その絵は、母親の膝で抱かれている子どもの姿でした。

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