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時局講演会

10月31日(土)は、生涯学習センター・こもれびの森において、大野元裕埼玉県知事と元白岡市議会議長藤井栄一郎氏による、時局講演会が開催されました。

大野知事からは、新型コロナ感染症についてのお話があり

❶病院での入院は強制できるが、ホテルなどでの療養については、強制力がない事。(これは法律で決まっているそうです。)

❷基礎疾患をお持ちの方やご高齢の方が重症化しやすい事。だからこそ、年末年始に大勢で集まることなどは、控えて欲しいこと。

❸インフルエンザも到来する季節、さらに感染防止が必要。加湿、30分に一度の換気の徹底の必要性

❹コロナ感染症だけでなく、病院では癌をはじめ様々な病気を診なければならないなど、医療機関の事を考える必要性

など、県知事としての権限や県民の命を守ることについて、お話くださいました。また、コロナ感染症においても県と市が連携し、同じ方向に向いて進んでいくことなど、県と市の連携の強化についても触れられました。そして、コロナ渦におけるリーダーは、市民の命を守る覚悟を持った人がなるべきであることなど、ユーモアも交えながら、わかりやすくお話くださいました。

 また、元白岡市議会議長の藤井栄一郎氏は”ポテンシャルの高い、この白岡市を何としても動かしたい”という熱い思いがこもったお話をされました。JRの駅が2つあり、圏央道や東北道もある。市が栄える条件としては、とてもいいものがあるのに、現状はどうなのか。

15年ほどに前にあった篠津北東部イオン進出の話が実現されていたら?大学進出の話が実現されていたら?。白岡市の発展は大きく変わっていたでしょう。

この白岡市をどのような街に発展させていきたいのか?ビジョンを明確に持ち、そのビジョンを内外に自らの言葉で語れるリーダー。コロナ渦における財政難に立ち向かう市行政の経営を先導できるリーダーの存在が今、必要です。

あの時、もっと関心を持って関わっていれば…と気づいてからでは遅いです。下のグラフにあるように、やはり20代の投票率が少ないのは最近も変わっていません。自分のことで多忙で時間に余裕がない。自分自身そんな年代だったと振り返りますが、それではよくなりませんね。

誰にリーダーになってもらいたいのか。意思を示せる時です。

公益財団法人 明るい選挙推進協会HPより
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総務常任委員会による視察

10月29日(木)は、私が所属する白岡市議会総務常任委員会で、東部消防組合白岡消防署と篠津分署の視察に伺いました。 水害など自然災害の多発、またコロナ感染症に伴う救急搬送体制など、広域で行われている消防組合の活動を知ることが目的でした。

現在、白岡市は加須市、久喜市、幸手市、宮代町及び杉戸町の4市2町で構成する管轄人口約46万人、管轄面積約321k㎡の埼玉東部消防組合に属しています。
 

東部消防組合ホームページより

平成25年にスタートした東部消防組合ですが、広域化に伴い篠津分署が閉鎖される話などもあり、広域化のメリットとデメリットを知ることも大きな目的でした。

 まず、驚いたのは高度なシステム化が図られていることです。

❶電話が入ると、パソコン上の地図にその位置が表示され(携帯電話会社により位置のずれがあります)正確な位置情報の特定後、すぐにプリントアウトされること

❷広域化により、現場に一番近い車両が向かうことになっていること(白岡市内で発生した事故でも、久喜市の救急車が一番近くにいるとすれば、その救急車がかけつけます)

広域化だからこそのシステム化の実現。迅速に対応ができ広域での協力体制が図られていることがわかりました。このシステムは平成27年から導入されたとのお話でしたが、それまでの消防がいかに大変だったかが。ご苦労がよくわかりました。

また、消防車両にも色々なタイプがあるのですね。それらの車両に応じた複雑な操作を全て習得されるって、すごい!(私には到底できないです)

今回の視察では、個人的には広域化のメリットを多く感じましたが、篠津分署が受け持っている高速道路での事故対応などについては、閉鎖してしまうことでのデメリットも考えられました。

それにしても1日24時間、365日。一日も休むことなく市民の安心・安全のためにお仕事されている職員の方々。入電があれば何時でも出動する激務。私たちの生活はたくさんの人の支えにより成り立っていることを改めて感じた視察となりました。

以前、勤務していた宮代町国納保育園では、定期的に避難訓練が開催されており、消防士さんが来るのを心待ちにしている可愛い園児達の姿がありました。 子どもたちの憧れ、消防士さん。これからもよろしくお願いいたします。

はしご消防車体験(20メートルの高さです)