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総務常任委員会による視察

10月29日(木)は、私が所属する白岡市議会総務常任委員会で、東部消防組合白岡消防署と篠津分署の視察に伺いました。 水害など自然災害の多発、またコロナ感染症に伴う救急搬送体制など、広域で行われている消防組合の活動を知ることが目的でした。

現在、白岡市は加須市、久喜市、幸手市、宮代町及び杉戸町の4市2町で構成する管轄人口約46万人、管轄面積約321k㎡の埼玉東部消防組合に属しています。
 

東部消防組合ホームページより

平成25年にスタートした東部消防組合ですが、広域化に伴い篠津分署が閉鎖される話などもあり、広域化のメリットとデメリットを知ることも大きな目的でした。

 まず、驚いたのは高度なシステム化が図られていることです。

❶電話が入ると、パソコン上の地図にその位置が表示され(携帯電話会社により位置のずれがあります)正確な位置情報の特定後、すぐにプリントアウトされること

❷広域化により、現場に一番近い車両が向かうことになっていること(白岡市内で発生した事故でも、久喜市の救急車が一番近くにいるとすれば、その救急車がかけつけます)

広域化だからこそのシステム化の実現。迅速に対応ができ広域での協力体制が図られていることがわかりました。このシステムは平成27年から導入されたとのお話でしたが、それまでの消防がいかに大変だったかが。ご苦労がよくわかりました。

また、消防車両にも色々なタイプがあるのですね。それらの車両に応じた複雑な操作を全て習得されるって、すごい!(私には到底できないです)

今回の視察では、個人的には広域化のメリットを多く感じましたが、篠津分署が受け持っている高速道路での事故対応などについては、閉鎖してしまうことでのデメリットも考えられました。

それにしても1日24時間、365日。一日も休むことなく市民の安心・安全のためにお仕事されている職員の方々。入電があれば何時でも出動する激務。私たちの生活はたくさんの人の支えにより成り立っていることを改めて感じた視察となりました。

以前、勤務していた宮代町国納保育園では、定期的に避難訓練が開催されており、消防士さんが来るのを心待ちにしている可愛い園児達の姿がありました。 子どもたちの憧れ、消防士さん。これからもよろしくお願いいたします。

はしご消防車体験(20メートルの高さです)
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