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GIGAスクールの現状

8月4日。文教厚生常任委員会の所管事務調査がありました。委員会では教育・福祉関係を所管しています。そこで、今回は「GIGAスクールについて」白岡市の現状を把握するための調査となりました。

率直な感想は、「驚き!」です。
今年1月に視察した先進事例である開智未来中・高校の活用は、既に4年が経過し学習以外でも幅広く利活用されていました。そして、このような活用はとてもハードルが高く、実際には難しいだろうと感じていたところ。

思った以上に活用されていることに驚きました。

使用する端末から、通信環境整備、ネットワークの構築、使用するソフトなどは自治体により違います。
5月下旬でもまだ、タブレットが配布されていない自治体(学校)や
夏休み前にやっと家庭での接続テストが終わった自治体(学校)もある中、白岡市はかなり進んでいると思います。

特に素晴らしいと思ったのは、フィルタリングサーバーを使用しているところです。どんな回線、どんな場所で使用しても確実にフィルタリングがかかる仕組みをとっているところは、流石だなと感心しました。ネットアドバイザーの立場からすると実は、一番気になっていたところです。先日、開催された内閣府主催の「青少年の非行・被害防止対策公開シンポジウム」の中でも、この点が課題とされていた事を考えると、フィルタリングサーバーを使用している自治体は少ないのだと思います。

使用する際のトラブルを防ぐための物理的な対策は、貸し出す側の責任としてとても重要です。

GIGAスクール構想は、全てをデジタル化ではなく、アナログとの融合。今までのアナログの良さを残しながらデジタルを活用していくことです。(各校のHPで活用している授業風景がご覧になれます)

だからこそ先生方も大変だと思います。しかし、活用が進めば確実に先生方の業務の負担軽減にもつながると思いますので、幅広い活用ができるように期待しています。

 そして、わずかな時間でここまで持ってこれたのは、やはりこの事業全般を指揮している教育指導課の指導主事のお蔭です。ここまでの高いスキルと目指す目標をしっかりと持っているからこその実現です。 
 そして、”支援員の補充を”と藤井市長に要望したところ、6月議会補正で1名追加してくださいました。これも大きいです。
(GIGAスクールサポーターとICT支援員1名の計3名)

ともかく


県内のモデル自治体になれるのでは?と思ったほどの進捗状況を把握することができた調査となりました。



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