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ワクチン接種は“いつ?”

八王子市などで65歳以上の方への接種が始まった事を受け“白岡市ではいつになるのですか?”というお問い合わせが昨日から増えています。
白岡市のホームページに記載されているとは言え、テレビが情報源でネットを利用されていない方には、市の最新情報は届きません。なので余計に不安になりますね。

どこの自治体も共通していることは
❶接種券と案内がご自宅に届く(住民基本台帳に記載されている住所)
❷コールセンターを通し接種予約  
この2点です。

ですので、以下をご説明した後「接種券がお手元に届くのをお待ちくださいね」とお伝えしています。
白岡市では、まずは85歳以上の方を対象
①接種券   4月20日に郵送
②予約案内  4月23日に郵送
③予約受付開始4月30日
❹5月12日接種開始

令和3年4月1日現在、85歳以上の人口は1,926人(市公式ホームページより)ですので、4月26日入荷予定1000本(約500人分)では足りません。また、次回以降のワクチン入荷日程と量も確定していないようです。

個別接種会場(市公式HPより)http://www.city.shiraoka.lg.jp/14777.htm

確定次第、順次対象者を拡大していくとの事ですので、接種券が届くのをお待ちいただければと思います。また、不安に思っている方がおられましたらぜひ、お伝えください。

参考までに
国別ワクチン接種率チャートで日本は60位です。詳細は以下のサイトでご確認いただけます。https://vdata.nikkei.com/newsgraphics/coronavirus-vaccine-status/

        途中省きますが、初めて聞く国名も多いですね

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コロナ病床確保のため、入院できない現実

 先週、実母が高熱で意識を失い救急搬送されたのですがコロナではないだろうとの事で、PCR検査をせず薬のみ処方され帰宅しました。
その日の深夜、また意識を失い救急搬送されましたが”次の日に検査予約があるから、そこで診てもらって下さい”と帰されました。幸い病気も特定され、薬が効いてきたのでしょう。それ以来、意識を失うこともありませんが、なにせ89歳です。水分がとれないだけでもガクッと落ちていきます。そして、同じ日に2度も意識を失ったことも心配で入院をお願いしましたが、”コロナ病床確保のため無理です”と断られてしまいました。入院できたらどれだけ安心だったか、入院できない事での不安を身をもって経験しました。
(注:病院によって対応は違うと思います)

 そして、今回の事でわかった事は服用している薬の多さです。
服用する薬は10種類。それも朝だけ、昼だけ、寝る前だけという薬もあり複雑極まりないです。病気により病院も違うため、その都度処方される薬が増えています。でも、本当に必要なのかどうか?母は考えず処方されたものをただ服用するだけです。また、薬のパッケージが変わっただけで分からなくなってしまったり。高齢者にとって薬の服用は誰かの手助けがないと難しいものだと実感しました。
先日、ブログでもご紹介した小原道子さんがおっしゃっている「訪問薬剤師」。この存在が本当に必要だと思います。
 
 そして、もう一つ。利用できる行政サービスを知らないということがわかりました。母は担当者の名前だけで憶えているため、利用できる地域包括支援センターを知りませんし、食事の宅配サービスなども実施していることも知らないのです。
居住地の自治体ホームページを見れば、すぐに情報は探せますが母はインターネットは使えません。また、視力も落ちているので広報誌も目を通していないようです。こう考えると情報が届かない高齢者は多数いるのだろうと思います。これは、大きな課題ですね。

私は、今まで何もして来なかったことを反省です。
そして、母が我が家で過ごしている間に居住地の行政サービスを調べ、
利用できるようにしようと思います。

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コロナでプラごみの需要増加

海洋プラスチックごみ、地球温暖化などの課題への取組として、日本では2020年7月にスーパーのビニール袋が有料化され最近では、マイバックを利用されている方も多くなりましたね。アンケート調査では、おおむね理解を得ているようですが、その反面手提げ式のビニール袋が売れていると言った矛盾も生まれているようです。確かにごみ捨ての際にスーパーの袋は便利だったので、全くないというのは不便ですね。

ゼネラルリサーチによる調査結果

 そして、コロナ禍においてはテイクアウトなどで使い捨てプラスチック容器の需要が急激に増えており、消費者レベルでできることだけではなく、企業側がプラごみを減らす必要がある事などが”bigissue-online”に掲載されています。
https://bigissue-online.jp/archives/1077796698.html


災害時用を考えれば水のペットボトルは不可欠ですし、新しい生活様式を考えれば確かに使い捨て容器のプラごみは、今後さらに増加するだろうと予測ができます。スーパーの袋だけではなく私たちの生活は驚くほどにプラスチック用品で囲まれていますね。クリアファイル、お菓子の袋、ペットボトル、お醤油さし、チューブのからし、パソコン、写真たて…など
今、机の上にあるものだけでもこれだけあります。
スーパーのビニール袋だけで問題は解決しないけれど、意識することでそれ以外のプラスチック製品も削減ができれば、効果が見込めますね。




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モラルとは…

新白岡駅で子どもを降ろすために車を止めようとした所、おじいさんが雨水桝に何かを投げました。雨水桝に入ったものは、タバコです。灰皿がないところでの喫煙も問題だと思いますが、雨水桝は灰皿ではありませんね。

 一昨日は、小学校から出てきた親子が横断歩道ではない場所を渡る光景をみかけました。授業参観の後なども以前からこのような光景を見ることが多く、非常に残念に思っています。
立哨当番として毎朝、保護者が交代で子ども達の見守りを行っても
交通指導をしても、信号を守らない大人の姿をみせる。
親が子どもと手をつなぎ校門前の横断歩道のない道を渡らせる。
このような大人の行動から、子ども達は何を学ぶのでしょうか。

道徳を教えるのは、学校教育でしかできませんか?
教科で教えて評価しなければ子ども達の道徳心は養われないものなのでしょうか。

子育ての中では、例えば
”このチューリップ可愛いね”
見ているお花がチューリップである事、そして心で感じた事を
言葉にして子ども達に教えていきますね。

”お友達には優しくしないと”
この言葉もよく聞かれる言葉です。
 でも、優しさは”優しくしよう”と思うから優しくなれるのではなく
優しくしてもらった経験があるからこそ、感じ取れる感情であり
自然に出てくるものだと思うのです。

優しい人になって欲しければ、人の優しさに触れる経験をたくさん出来る環境で育つことが一番だと思いますし、
道徳心のある子ども、大人になって欲しいと願うのであれば
学校教育の前に、私たち大人が日常生活の中で裏切ることなく
見せてあげることだと思います。

家庭の中でも同じで、子どもに要求するのに自分は出来ているのか?
こんな振り返りで過ごした雨の一日でした。

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聴覚障がいがある方のために

4月号広報しらおかと一緒に”手話で心と心をつなごう!”というタイトルの冊子が配布されました。

会派TSUNAGU代表の石原富子議員が、ずっと要望してきた「手話言語条例」が昨年6月26日に【白岡市心をつなぐ手話言語条例】として施工され、手話が言語であるとの認識のもと、理解・協力・学び・働く・活動できる共生社会の実現を目指すこととなりました。

 日常生活でも不便を感じている方が多いのは勿論のこと、特に災害時など日常ではないことが起きた時、情報入手はいつも以上に困難になります。

今回のコロナワクチン接種予約についてもコールセンターへ電話での予約が必要になります。先日の国会において、聴覚障がい者の方へのサポートの切実な訴えに対し、河野大臣は「メールやWebでの受付。また接種会場内で困ることがないようにボードでの筆談や案内掲示を行うよう地方自治体に予算をつけてお願いしている」というような答弁がありました。

 白岡市では、公式ホームページにFAXでの問い合わせができるように問い合わせシートが用意されています。また、接種会場での対応も検討してくださっています。

白岡市公式ホームページより

 それでも、接種会場となる病院などで支援が必要になる事があるかもしれません。また、日常生活の中でも協力できることがあるかもしれません。広報しらおかに掲載されている「ミニ手話コーナー」などを活用して、少しでも手話を覚えて共生社会の実現を目指したいものです。

手話で野々口はカタカナの”ノ”を、胸の前で2回書き、口を人差し指でぐるっと一周です。(娘が幼稚園の時、幼稚園にあった手話サークルで少し習いました)

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同じ一日。同じ31日なのに。

毎日午前0時には、日付が変わり新しい一日が始まるのに。12月31日だけは、年の終わりとして特別に扱ってもらえて、他の日から羨ましいと思われているのではないかな。なんて事を小さい頃、考えていました。
 そして、大人になってから追加されたのは、今日3月31日です。

明日から大学生活が始まる人。明日から新たな仕事が始まる人。定年退職される人。部署が異動する人。転勤する人…。今日を最後に明日から生活が変わる特別な31日だからです。

県庁に戻られる部長、定年退職される部長、部署異動される職員さんなどなど。市役所も年度最後の一日でした。大変、お世話になりありがとうございました。

 また、息子の中学時代の先生が退職されると知り、ご挨拶に伺いました(というよりメインは息子なので私は運転手として)。多感な思春期時代にしっかりと向き合ってくださった先生で今でも感謝しています。二人で話ている姿は、まるで中学時代にタイムスリップしたような。懐かしく、微笑ましい光景でした。息子にとっては近況報告がてらお礼が伝えられた大学生一日前の特別な31日となりました。

 そして、明日はエイプリールフール。
日本では嘘をついて良い日となっていますが、海外では
”罪のないウソ(ジョーク)で人を笑わせていい日” だそうです。

コロナ禍、暗い報道ばかりで気が滅入ってしまいますが、明日はエイプリールフールを楽しめるといいですね。






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見える景色

着々と進む葬儀場建設。

”なんて大きいのだろう”
2階部分が見えてきて、そう思いました。
お隣の3階建ての建物よりも高い。

今は鉄骨のみだけど、完成した時はさらに圧迫感を感じるのだろうなと思います。どれだけの需要があり、どれだけの頻度で葬儀がされるのだろうか。

平面図ではわからなかった建物の大きさと同様に運営が始まってからの事もやはり想像がつきません。

 私が引っ越してきた頃は、葬儀場建設地は白岡ニュータウン販売センターが建っていて、立派なシンボルツリーがありました。そして、現在リフレの杜として拡がる住宅街はバッタがたくさんいた原っぱでした。車の往来もないことから幼い娘とよくあそこで遊んだものでした。

居住して23年の間にこの街も姿を変えてきました。
子ども神輿、二日間に渡る夏祭り。お餅つき(青空市)など自治会主催のイベントの縮小や廃止もその一つですね。
街が年齢を重ねるように住む人も年齢を重ねてきました。

生活しやすい環境への変化が必要です。
そのために何ができるのだろうか。何をすべきなのだろうか。

工事現場を眺めながら、そんな事を考える夕暮れでした。

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地域包括ケア

白岡市内にあるウエルシアハウスをご存知でしょうか?
2階に地域包括支援センター(介護のなんでも相談所)、1階は講座開催や趣味の集まり、こども食堂”はらいっぱい”など地域の方が無料で使えるフリースペースになっているのがウエルシアハウスです。

 著者である小原道子さんに初めてお会いしたのは、約2年前。このウエルシアハウスで開催された県議との勉強会で講師を務めて下さった時です。優しく温和な雰囲気。でも芯の強さと仕事にかける強い思いを感じました。

”なるほど”
この本を読んで全てが繋がりました。

 そして、白岡市の取組が全国で先駆けだったこと、そして今後も非常に重要な役割を持っていることもこの本を通し知ることができました。

薬剤師といえば、処方箋に基づいて薬を調合してくれる人。そのような仕事のイメージしかありませんでしたが、小原さんの経験から語られる訪問薬剤師の必要性。さらに超高齢化を迎えるにあたり、自分が介護を受ける当事者になる時のことを考え、また、介護する側になる事を考え、どのような環境になっていて欲しいのか?そのために必要なことはなにか?。
小原さんの実体験から生まれた人との繋がりや発想は、今後の地域包括ケアが満載の1冊です。
 そして、小原さんの生き方、語られる言葉は薬剤師という職業に関係なく、とても素敵で共感できる内容でした。

 また、市民の方にウエルシアハウスがあまり周知されていないこと、誤解を受けていることがとても残念でしたが、この本を読めば地域包括の拠点としての重要性や白岡市の取組について理解することも出来ます。

ぜひ、お手に取って読んでみてください。

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味彩センターで

3月26日。
”しらおか味彩センター”にお買い物に寄ったところ、友人にばったり。
強風でしたが、ベンチに座りお互いの近況報告。気が付けば、話題は子育てから卒業し、仕事の事ばかりです。わずかな時間でしたが、やはり会って話すのはいいですね。お花も美しい季節になり、外で過ごすのも気持ちいいし購入したサンドイッチも美味しかったです。

 その後、5月発行予定の議会だよりの編集会議に参加しました。常任委員会の任期は2年ですので、このメンバーで議会だよりを作成するのは、今回が最後です。私は、来年度当初予算&来年度補正予算(第3次コロナウイルス対策地方創生臨時交付金)を担当しました。予算に対する総括質疑、委員会での質疑もかなりありますし、加えて補正予算の質疑もあり情報の取捨選択が難しかったです。(議会だよりの年間予算も決まっているため、紙面を増やすことも出来ないので掲載しきれない情報は市議会のホームぺージに掲載されることになります。)

 発行までに3回の編集会議を重ねるのですが、コロナ禍で時間短縮を心掛けたことにより、効率化が図られたことは良かったなと思います。
議会だよりの表紙も毎年テーマを決めています。内容は勿論ですが
どうぞ、表紙もお楽しみください。

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便利なLINE

2011年。新たな連絡手段として登場したLINE。
チャット形式でのトークやグループでの活用。気持ちを表すスタンプという新しい形に一機にユーザーを増やしていきました。

 丁度、その頃からスマホユーザーも増加しネットアドバイザーの講座では、スマホとLINEについての質問が多かったのを覚えています。当初から、危険だとされていた一番の理由は、自分が管理しているアドレス帳のデータをLINEに渡す事でした。例えば、その様な運用が信用できないと、いくら私がLINEを利用しなくても、私の電話番号をアドレス帳に登録している知り合いがLINEを使ってしまえば、私の電話番号がLINEに渡ってしまうわけです。

現在の利用者は8万6千人とされていますが、これはLINEを利用している人の数であって、利用者が提供しているアドレス帳の人数は、果たしてどのくらいになるのでしょうか。

ネットアドバイザーの恩師である下田博次氏は”LINEは今後、サービスを拡大していく。しかし、それに乗ってはいけない”と当初から警告されていました。また、子どもの利用については”いじめ”が問題になっており、学校からは必ず講座内容の要望に入っていました。

情報流出に関しては、以前も騒ぎになったことがありましたが、LINEが全否定したことにより今回の様に大事にはなりませんでしたが、この様に以前から問題視されていたにも関わらず、なぜ日本では行政機関での活用が進んできたのか?

 そして、Zホールディングスが手掛ける「行政のデジタルトランスフォーメーション」になくてはならない存在がLINEであり、3月1日に合流したばかり。例えば、マイナポータルと連携して行政手続きのオンライン申請をLINEで。ワクチン接種予約システムも約200の自治体で導入見込みであったことも報道されています。
LINE一社に頼り過ぎていたことも大きな問題だと思いますが、行政DXに本格的に活用される前にSTOPがかかった事は良かったのだと思います。

無料、便利!
私たちは、この言葉にとても弱いです。

”ただほど高いものはない”

「ネットは個人情報は守られないものだという覚悟の上で使用するべきもの」と以前、友人が言っていましたが
その通りですね。