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虐待禁止条例・今回の騒動で思うこと

※長文になります※

10月6日。審議される委員会には、白岡市議からは私と尾嶋議員、和賀議員が傍聴に行きました。(連合会派、その他の議員は組合議会などで傍聴できず)その他、自治体議員では川越市議と越谷市議の2名でした。どちらも改革ネットの議員さん。

可決したから、騒いでいるのではなく可決して欲しくなかったから委員会前から動き(空振りでしたけど)、そして傍聴もしました。

私が児童虐待問題に取組みだしたのは、市議になる前からです。子育て相談員としての仕事、そしてネットアドバイザーとしての活動にも関わることであったし。
でも、考えてみればそれ以前からですね。
それは、大人達に守られるべき存在の子ども達が、虐待に遭うことは絶対にあってはならないことだから。

そして、5年前に埼玉県が主催の社会的擁護を考えるセミナーに参加し、そこで被虐待児であったブローハン聡さんから壮絶な虐待の話を聞き、さらにこの問題に取組むようになりました。
そこでの出会いが、彩の国子ども・若者支援ネットワークの白鳥さんとの出会いに繋がり、今、白岡市で行われている見守り事業へと繋がっていきました。

だから。
この条例が可決されることを阻止しなければと本気で考えているのです。

”マスコミが誤解を与えている”という言い訳が聞こえてきますが、しっかりと事実を伝えていますよ。委員会を傍聴したので 真実はどちらかわかります。

委員会でのやり取り:
「民間企業のデータ以外に調査はされましたか?」の質疑に対し「1ヶ月間パブリックコメントを受け付けました」との答弁。

皆さんご存じでしたか?自分達の暮しに関わるこの条例のこと。
自民党県議団のホームページで意見を募集していることを。
私は知りませんでした。
地元選出の県議は、このことをどのようにして市民町民に伝えたのでしょうか?


それなのに 今になって「頂いたご意見は貴重なご意見として県議団に持ち帰り、議論します」

条例の提出者になる前に、委員会で賛成する前に市民や町民の意見を聞くものですよね。
そもそも 市民や町民の暮らしを知らないのでしょうか?

「子ども食堂 といった子どもが安心して過ごせる居場所づくりの推進においても県が講ずるべきだと考えます」と条例提出者代表が答弁していました。

子ども食堂を利用する子どものことを知らないのだなと思いました。知っていたら このような言葉は出てきません。そして 子ども食堂は推進するものではなく 子ども食堂が必要のない世の中にすることが政治の役割です。

白岡市でも、ボランティアでずっと子ども達のために活動してくれている方々います。
一度でも、話を聞いたことがありますか?
現場を見たことがありますか?


こんな事も知らない人達は、虐待で苦しむ子どもの事を知らないし考えていないだろうと思いました。実際、その議論はなく 家庭が安全でない子ども達は置き去り。

その他の質疑&答弁からもこの条例は”否決”しなければならない!!って思いました。

でも 賛成したのです。

覚悟を持って ご自身の信念に基づいて賛成したのですよね?
それなら 信念を貫くべきではないですか?
賛成・反対の判断はそれぞれなので、構いません。
だからこそ、私たち市民町民にご自身の意見をしっかりと説明して欲しいです。


* * *一連の騒動で どこをみて  だれのために なんのために活動するのか* * *
再確認が出来ました。

* * *一連の騒動で思ったこと* * *
私たちの暮らしを託す人を決めるのが選挙だということ。
諦め、無関心が生んだ結果だということ。
そして、無関心でも投票に行かなくても責任を負うのは私たちだということ。

本日、記者発表があるらしいです。
情勢が変わらない限り、私たち会派は市民に訴えます。
そして、市民と考えます。
今日は、白岡駅で。

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