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土中環境から考える防災対策

5月21日。会派WAKABA TSUNAGU の今年度 第1回目の勉強会は地方政治改革ネットとの合同開催で【土中環境から考える防災対策】と題し、白岡市内にお住まいで環境再生医(上級)の箕輪直明さんにお話し頂きました。

地中での水・空気の流れを保つ事がいかに重要か。開発により、この流れを変える・止めるのだから、液状化や土砂崩れ・水害などが起こるのは当然のこと。
市街化調整区域内の住宅については、白岡市内の事例もあり、より身近にこの問題を感じる事が出来ました。
都市計画法第34条12号による開発許可の運用を既に変えている自治体もあります。最近では、越谷市が運用規程を変更しました。地球沸騰化時代🌏。年々、上昇する気温でさらにゲリラ豪雨など異常気象が発生するリスクは高まっています。農家の後継者不足など様々な問題もある中で、慎重に考え、進めて行かなければならない問題だと考えさせられました。
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 今回は、再生までお話頂く時間がありませんでしたが、人災が少しでも減る為の対策は、議員として、各々持ち帰る事が出来たと思います。見える部分だけではなく、見えない土中を見ることが重要。”根本”という言葉そのものですね。”見えるものだけを見る“のではなく、見えないところに大事なものがある。これって、色んなことに通じる話だな~と個人的には思いを馳せました。

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箕輪さんとのご縁は、昨年の選挙時にこの問題を提起頂いたのが始まりです。今年3月には、流山市でシンポジウムを開催。再生という視点で、環境問題、災害対策に取り組む方が白岡市内に居て下さることはとても心強いです。そして、また新たな つながり が出来たことに感謝です😊
ありがとうございました。

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こども食堂

立憲民主党 逢坂誠議員のこども家庭庁に対する質疑によると、「全国のこども食堂の数は、2018年時点で2826箇所。2023年時点で9132箇所。」となっており、5年間で6306箇所も増えていることがわかります。

白岡市民団体が運営する子ども食堂「はらいっぱい」のお弁当

運営形態は様々ですが、白岡市で運営する市民団体「はらいっぱい」では、月1回のペースで開催。市からの補助はありませんので、民間企業の補助金やお野菜の寄付を頂いて賄っています。なので、安定した運営資金の確保は大変です。
 さらに、メニュー決定も大変だと思います。物価高騰ですし、栄養や色合いなどバランスを考えるだけでなく、時間制限がある中、コミュニティセンターの調理室で作れるもの!!(古くて、とにかく火力が弱い)に限ります。
私は、参加出来る日に調理のお手伝いをするだけなので。この活動を白岡の子ども達のために継続してくれている主催3名には感謝しかありません。

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逢坂議員の質問でもわかる様に、子どもの貧困は解消されるどころか、さらに増加しています。賃金は上がらないのに物価は高騰。税金や社会補償費は増えるばかり。当然ですね。

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それなのに、裏金で問題になった自民党議員は処分されず、さらに政治倫理審査会において弁明していない参院議員29名は、追加の参院政治倫理審査会には出席しないと報道されています。
この地区選出の三林裕巳議員もその一人。
2954万円ものキックバッグがありながら、「収支報告書の記載は秘書」と秘書の責任にし、何もなかったかのようにポスターを貼りまくっています。
有権者が求めるのは、ポスターではなく説明責任を果たすことであり、信頼に値する人物かを判断するための情報です。 
 さらに、官房機密費が自民党の選挙のために使われていたとの報道もされています。
税金ですよ。
それを自民党の選挙のために使うなどありえません。このお金で、当選できた自民党議員はどれだけいるのでしょうか?

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そのお金。ぜひ、こどもの貧困対策に使ってください。そして、こども食堂のない日本にしてください。

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自転車のルールご存じですか?

「自転車で車道を走行中、交差点で左折したところ白バイに捕まり、現場で事情聴取。別日に警察に出頭して・・・」という話がラジオから流れてきて、「?????」となりました。
私は、自転車を持っていないので乗りませんが、それでも自転車の走行中の違反で警察に出頭?と興味深く、ラジオを聴きました。
よく聴いていると、自転車は軽車両だから信号を守らないといけないという話。直進が赤信号だったら、例え自転車だっとしても青信号になるまで、左折をしてはいけないと言う話でした。

 また、2008年の法改正に伴い、自転車は軽車両なので基本、車道の端を走行することが定められ、あくまでも歩道は歩行者のためのものという考えが明確になっています。
 しかし、例外規定があったり、知らないことも多いので少し調べてみました。

基本的には、13歳未満の子どもや70歳以上の高齢者、身体の不自由な方以外は、車道の端を走行することとされています。でも、歩道を走行している自転車、多いですよね。
都内のように、自転車専用道路が整備されていないので、どうしても歩道を走行してしまうのでしょうね。

 さらに「13歳未満の子どもと親が一緒に走行する時、親は車道、子は歩道となるのか」という質問に対し、「その場合、親も歩道を走行していい」という警察の答えだったとラジオで話していました。なにやら、例外なものは他にありそうですので、警察に聴いた方が良さそうですね。

 この間の休日には、中学生4人組が自転車で歩道を走行しているのを見かけました。また、スマホを操作しながらの走行も見かけます。学校に向かう保護者の方でも歩道を走行される方がいますね。中学生の自転車通学を可能にするには、まずは、指導を受けそのルールを遵守することは必須。そして、大人がその手本にならないといけないですね。
 

 今後2年以内に法改正がされ青切符でも反則金がつく予定になっているようです。
知らなかったでは済まされない。痛い罰金がついてきます。

詳しくは、朝日デジタルで https://www.asahi.com/articles/ASS346R5DS31UTIL01B.html
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中学生の自転車通学は

3年越しで要望してきた中学生の自転車通学については、従来からある「校長に申請して認められたら、教育委員会で協議して許可を出す」という方法に落ち着きました。

以下は、昨年9月議会の一般質問の抜粋になります。

6番(野々口眞由美議員) 3年前に初めて質問して、やっと検討委員会がここから始まるということで、若干遅いなという感は否めませんけれども、前に進んでいただけるということで大変ありがたく思います。   
再質問させてください。前回この自転車通学について質問をした際に確認事項という文書があって、その文章の中には校長が必要と認める場合には教育委員会とも協議して決めることができるという部分があり、協議した結果、認められるということをその時点で確認させていただきましたが、もう一度だけ確認させてください。それであれば、この検討委員会の結果を待たずとも現在でも校長に申請して教育委員会とも協議した結果、自転車通学が可能になることがあるという理解で間違いないでしょうか。

◎阿部千鶴子教育部長 議員のご質問にお答え申し上げます。現在の自転車通学の在り方でございますけれども、確認書を出していただいて協議をしてということで、個別個別の対応、またその事情を伺ってという形になっているという認識でございます。ですので、今後はこの市内の中学生、自転車通学を範囲も含めて、例えば自宅からの距離で決めるのか、そういったことも含めて統一的な考えの下に進めていきたいということで、検討委員会を開催してご意見をいただき、安全の確保、駐輪場の整備、そういったものも含めて課題を整理しながら進めていきたいということでございます。   以上、答弁とさせていただきます。

要約すると、現在は個別個別の対応になっているので、自宅からの距離で可能にするなど、決めた上で、全体で取組む方法に進めたい。という答弁でした。しかし、意見交換会の結果は実施しないとなったので、従来からの個別対応をするという事になったという話です。でも、そもそも保護者は、それすら知らされていません。なので、担当課の職員には、「現在でも校長に申請、許可がおりれば利用できる」ことを保護者に周知して欲しいと伝えました
でも。
自宅から学校までの距離で利用を決めるなど全体的に取組む方がスムーズだと思いますね。
申請方式だと、同じ距離でも許可された生徒とされない生徒など、個人の申請理由により不公平感が生まれかねません。わざわざトラブルの元になる方法をとらなくてもいいのになって思います。

 さらに、第3期白岡市教育振興基本計画策定にあたり、市内中学生の意見を反映させるために、令和3年に開催されたワークショップでは、学校の困りごととして、「夏の登下校が暑い」という意見が出されています。これも大切な当事者の意見です。
下記のグラフでもわかるように、気温は上昇し続けています。地球沸騰化時代、本当にこれでいいのでしょうか?

私の元には、今回の意見交換会の結果を受け、なおも相談が届いています。熱中症不審者などから命を守りたい。遠距離通学生徒の保護者がそう思うのは、当然です。
 しかし、このように切実に訴えている保護者は、今回の意見交換会の委員に、一人として入っていませんでした。アンケート結果から要望している実態は理解できたとしても、当事者でない方だけで構成されている意見交換会では、意見が偏るの当然です。

気象庁HPより


これも何回も言ってきましたが、部活動の練習試合などでは自転車OKなのですよ?
通学はダメで使い慣れていない道を走行する部活動ではOKって、なんの違いがあるのでしょうか。まして、今年度全面的に地域移行する地域クラブ活動は学校外の活動になるので、自転車がOKなはずです。さらに、教育支援センターへの通学は、現在でも自転車OKです。
一人の中学生の命は、場面によって変わるのでしょうか?

最後に意見交換会議事録の事務局(教育委員会)まとめより抜粋します。
アンケート結果から、自転車通学を望む声の大きさが明らかとなりました。
詳しくは、白岡市HPに掲載されておりますので、ご確認頂ければと思います。https://www.city.shiraoka.lg.jp/soshiki/kyouikubu/kyoikushidoka/7297.html

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大丈夫?マイナンバーカード

個人番号の情報が中国に流出・・・と騒ぎになったのが2021年。そして、偽造したマイナンバーカードを使用し、スマホの機種変更をされてしまった事件が発生。

私は、マイナンバーカードを作っていませんが、作っていないくて良かったとしか言葉が出ません。今やスマホの中には、クレジットカード番号をはじめ、盗まれたら大変なものがぎっしりです。機種変すればそのようなデータが引き継がれるわけですね。

怖すぎます。


偽造されたマイナンバーカードを身分証として利用されないために、自分で防ぐ手立てはないです。カードを紛失したとかではなく、情報が流出しているわけですから。
まずは、面倒でも毎回、ログアウトしておくなどの対策を講じて、せめて何かを購入されるような被害に遭わないようにしないとです。

そして、提示されたマイナンバーカードが本人のものなのかをどうやって確認するのかは、政府や事業者が対策を講じなければ、どうにもならないです。
これで、秋には紙の保険証を廃止するのです。
大丈夫なのでしょうか?大丈夫とは思えません。
そして、マイナ保険証にしない人のために資格確認書なるものを発行。有効期限は5年。
国民健康保険の毎年更新は、なんの目的のためだったのかなと思いますね。

昨年6月に議定案で出したマイナ保険証についての国への意見書の審議では、中村ただし議員(当時)は「紙の健康保険証の不正利用。なりすまし利用をなくす為にマイナ健康保健証が必要だ」と反対討論をしましたが、顔写真が載っているマイナンバーカードでさえ、なりすましによる不正利用が起こってしまったのです。

そう簡単に紙の健康保険証を廃止し、マイナンバーカードと一体にさせてしまってよいのでしょうか?マイナンバーカードの取得は任意とは言いながら、事実上強制です。
他人の住民票が出てきたなどのトラブルの他に、本人の同意なく健康保険証の利用登録がされていたり。「信頼性に影響はない」と当時のデジタル大臣(河野太郎氏)は述べていましたが、今回の事件もあり、個人的には、信頼できないカードであることは変わりないですね。