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生活保護のしおり

2月10日(月)の夕方は、「生活保護のしおり」の見直しを求める要望書提出のため白岡市を訪れてくださった反貧困ネットワーク埼玉・藤田孝典代表らと一緒に福祉課と面談をいたしました。行政からは部長、課長ら5名。反貧困ネットワーク埼玉5名。市議が5名一般が2名と計17名となりました。

生活保護制度は、偏見や差別、誤解が多い制度であること。だからこそ、「生活保護のしおり」をもっとわかりやすくという事で、埼玉県内の自治体を対象に改善箇所を示したチェックシートを持参し、要望を行っています。この日は、羽生市の後に当市にきてくださいました。

猪俣弁護士からは、他市のしおりの説明。また「1970年代は、人々の幸せのために働けると、福祉課は人気が高かった」との話には、驚きの声が上がっていました。

”福祉課としても改善点の検討を行っていたが、自分たちでは気がつかなかった項目がいくつもあった。改善をしていきたい”と部長からお話がありました。川越市は3か月で改定されたとのこと。白岡市もぜひ、後に続いて欲しいです。

改善点の話だけでなく、現在の市の状況や対応についても伺うことができ、大変有意義な面談でした。

なお、反貧困ネットワーク埼玉の代表・藤田孝典氏は著書「下流老人 」をはじめ、様々なメディアにおいて社会問題を扱っています。https://news.yahoo.co.jp/byline/fujitatakanori/

また、白岡市在住の方がこの団体の事務局として活動されています。いずれにしましても反貧困ネットワーク埼玉の活動とみなさんの心に敬服いたします。ありがとうございました。

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白岡市福祉大会

2月10日(月)社会福祉協議会法人化45周年の大会に参加しました。行政区長代理になった時に自動で福祉委員になり、子ども部会として夏休みラジオ体操やこどもふれあい広場のお手伝いをさせていただきました。本日はその5年間の活動に対して表彰を受けました。

個人での表彰のほか、団体表彰。また寄付をしてくださっている方々や賛助会員の紹介もあり、改めて社会福祉協議会が市民のボランティアで成り立っていることを実感いたしました。

表彰された白岡東支部&高岩囃子連のお二人
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マイナンバーが必要

”海外からの送金があるのですが、口座に入金するためにマイナンバーが必要になります。つきましては、ご来店ください”という電話が銀行からありました。え?自分のお金を受け取るのにマイナンバーの提出が必須?しかも営業時間に行かなければならない?

”営業時間に行くことが難しいです”とお伝えすると、”都内にお勤めなのですか?””営業時間内に来られないのですか?”と。平日フルタイムで働いている方であれば、無理です。郵送もダメ。そのために仕事を休んで対応するしかないってことですね。

しかも、”そのお金はなんですか?”とまで。

聞かなければならない決まりだということですが、かなりの個人情報を一銀行員に伝えなければならないっておかしくないですか?その二つの条件をクリアしないと自分のお金でも受け取る権利はありません!そのように言われているようなものです。

そして、マイナンバー(個人番号)を提出するということは、私の口座と完全に紐づけられるということですね。

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防災リーダー養成講習会

1月26(日)は、防災リーダー養成講習会に参加しました。平成20年度からスタートし、今年は11回目。現在、170名の方が防災リーダーとして登録されており、今回は36名が受講しました。

午前中は ①SNS災害情報サポーターについて…災害時にTwitterに#埼玉防災 #コバトン防災のハッシュタグで地域の情報を発信して欲しいというものです。②防災リーダーの役割・自主防災の必要性について ③地震災害について ④水害について の講義

午後は、⑤HUG 避難所運営ゲーム ⑥救命講習 朝8時30分~18時までと長時間でしたが、あっという間の時間でした。

特に以前から体験してみたかった避難所運営ゲームHUGをできたことは、さらに今回の講習を充実したものにしてくれました。”実際に被災者が体育館に集まってきたとき、どうなるの?” 避難訓練や防災訓練では、体験できないことを机上で体験するのがこのゲームです。人の割り振りだけでなく、支援物資が届いたり、ごみの分別問題や障がい者トイレの設置など…。様々な事柄を瞬時に判断し、避難所を運営をしていくのです。7人のグループで行いましたが、誰一人として手を抜ける時間はなく、判断能力全開、集中力全開でした。

避難所運営は、地域住民が行うものです。体育館に行けば、だれかが自分の面倒をみてくれる。そういうものではありません。だからこそ、運営のリーダーがたくさんその地域にいた方が、スムーズになるわけですね。水害は毎年、くるでしょうというお話もありました。いつ白岡も被害にあうかはわかりません。非常時に備えて備蓄すること、ペットの対策を考えるなど、まずは自分の身は自分で守るを第一に。そして、日頃から地域内の人とのつながりを大切にしていくことも非常に大切ですね。

とても役立つ講習会でした。講師の先生がた、消防署員の皆様、そして安心安全課の職員のみなさま、ありがとうございました。

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第39回全国クレサラ・生活再建問題被害者交流会in埼玉

11月2日(土)埼玉県県民活動総合センターで開催されたされた第39回全国クレサラ・生活問題被害者交流会in埼玉に会派の3人で参加しました。クレサラとは、クレジット、サラ金の略で主に多重債務で生活が困窮している方を救うための活動をされている弁護士や司法書士の方々が実行委員となり毎年1回、開催されてる交流会です。今年は、埼玉県の伊奈町でした。

オープニングは、秩父事件の説明から始まり、明治時代の着衣に身を包んだ宇都宮健児弁護士らが歌を唄いながらステージにというパフォーマンスから始まりました。

その後、埼玉県で行われている「暮らしとこころの総合相談会」についてのお話と当事者のお話がありました。埼玉県の特徴は、生活で困っているという相談と同時に、こころの健康も同時に相談できるといった複合的な問題を一度に話せる場にしているということです。このような複合的な相談会を全国に拡げようという事も今回のスローガンになっていました。

また、その後は分科会が開催され、私は「外国人問題」の分科会に参加しました。白岡市はまだ外国人の人数は少ないですが、埼玉県は全国で5番目に外国人の人口が多く、今回、登壇された講師の先生方も埼玉県で活動されている方々でした。実際に外国人留学生や技能実習生、難民申請らに携わっている方々のお話は、日本における外国人の「生きづらさ」「苦しさ」など様々な問題定義をしてくださいました。数か月前、今治市のタオル工場で働く技能実習生をNHKが取り上げていましたが、同じように苦しんでいる外国人が多いこと。また、メディアでは報道されない様々な問題があることを知りました。

樋川弁護士からは、外国籍住民の実情と非正規滞在者の権利というお話。カトリック川口教会シスターのマリアさんからは、技能実習生や留学生に対しての活動状況や問題、課題について。NPO法人・北関東医療相談会 AMIGOSの長澤さんからは、無料健康診断の活動について伺いました。

大変、中身の濃い充実した研修会でした。

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議員研修(1)

千葉県・幕張市にある市町村職員中央研修所で開催された特別セミナーに参加してきました。全国から集まった市町村議員約100名。副議長が参加する自治体や順番で参加する自治体など様々でしたが、白岡市は新人4名での参加でした。

1日目:1つ目は、イギリスの地方議員について コーンウォール州で議会議長をされているヒラリーフランク氏の講演。日本での仕事経験も長く、ご主人が日本人なので、流暢な日本語で講演してくださいました。

2つ目は、再建を考えるような状態でなかった病院を新しく建て替え、黒字経営にしたスーパー公務員で、現・常滑市副市長の山田朝夫氏によるお話。なぜ、黒字経営までになったのか?詳しく伺いました。

2日目:一つ目は、自治体の防災対策と災害時の市町村議会、議員の対応と題し、跡見学園女子大学教授 鍵屋 一氏のお話を伺いました。始まってすぐにスクリーンに映し出されたのは、”なまはげ”の画像でした。「悪い子はいないか~」「なまけている奴はいないか~」と大晦日の夜に玄関からいきなり入ってくる なまはげ。実は、なまはげ役は消防団員で、家の中に入ることで”おじいちゃん元気だな””家族が増えたな”…と家族状況を把握しているのだそうです。災害があった時の救助や援助につながる大切な風習なんですね。

2つ目の講座は、高齢になっても安心して暮らせる地域のしくみづくりと題し、東京大学特任教授 辻 哲夫氏のお話でした。千葉県柏市の豊四季をモデル地区として検証している事例をもとに急激な高齢化社会に向かう日本において、必要な地域のしくみについて伺いました。少しでも認知症になるのを遅らせるためには、家にとじこもらず外にでること。仕事をする、サークル活動に参加する…など家以外での活動場所を地域に作ることなど、予防対策が盛り込まれたお話でした。

どのお話にも共通しているのは、地域の力と若い世代の移住定住。

良好な住環境、暮らしやすい生活環境のために自治会がしっかりと機能されている。自主防災会の先進的な活動。そして、定期的に開催されるカフェ。民生委員さんや福祉委員さんによる地域活動。シニア世代のサークル活動をまとめる悠友会。白岡ニュータウンが、既にこのような街づくりに積極的に取り組んでいることは、モデル地区にもなりうるものだと改めて感じました。課題は、日常の小さな困りごとを地域で支援する活動(例えば、電球の交換やゴミ出し、お買い物)と若い世代の移住・定住です。

駅にも近く、幼稚園や小学校も近くにあるこの環境は、子育てには最適だと思います。30年の開発も最終章を迎えています。この住環境を守り、この街に住み続けるために、行政と連携し住民として出来ることをみなさんと一緒に考えていきたいと改めて思った研修会でした。

10月26日(土)・11時~12時、新白岡1丁目ノースプラザにて市政報告会を開催します。

現在までの活動状況などをご報告させて頂いた後、皆様と話し合い、一緒に考える時間を持ちたいと思っています。なお、10時~11時は住民主催による行政職員出前講座もあります。のりあいタクシーなど地域公共交通についてのお話を伺うそうです。会場は同じですので、お時間がある方は、ぜひそちらにもご参加ください。

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第18回 白岡市美術家協会展

本日から10月6日(日)まで白岡市中央公民館にて白岡市美術家協会展が開催です。

水彩画、油絵、日本画などの絵画は、使用する画材によって表現する美しさや繊細さなどが違いますね。私が幼稚園のころ、8歳上の兄が絵画教室に通い、油絵を描いていたことや油絵具の匂い、そして先生の顔を懐かしく思い出しました。

本物の素晴らしさをぜひ会場で

数多く展示されている写真は、光沢紙と絹目(父はそう呼んでいました)で表現される美しさの違いを楽しめ、本物よりも小さいけれどリアリティのあるライオンの彫刻は、今にも動き出しそうでした。本当に、どれもこれも素晴らしい作品です。

このほか、書・彫刻・工芸・能面・クラフトアートなどたくさんの作品を鑑賞することができます。総勢40名の白岡市在住芸術家の作品をぜひ、みなさんもお楽しみください。

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戦没者慰霊祭と白岡八幡神社へ

9月28日(土)白岡市コミュニティセンター横の公園内になる戦没者慰霊塔の前で、慰霊祭が執り行われました。施設は何度も利用させていただいておりましたが、その横に慰霊塔があることは知らず、初めての参列でした。慰霊碑には戦死された方々のお名前が彫られており、ここ白岡市でも戦争の犠牲者がたくさんおられた事を知りました。戦争がない時代に生まれた幸せを。そして二度と悲しみを繰り返さないよう、今を生きる私たちが平和を守ることが責務だと思います。

その後、白岡八幡神社に参拝。いつも地元の高岩天満宮や鷲宮神社へ参拝に行くので、こちらの神社も初の参拝でした。日陰は爽やかな風が心地よく、また境内は掃除が行き届いており、これもまた気持ち良いです。最近は、県外からの参拝も増加しているとのこと。白岡市に訪れてくださる方が増えることは嬉しいことですね。みなさんもぜひ、ご参拝ください。

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行政視察に行ってきました

総務常任委員会のメンバーで、8月19日から一泊で静岡県に行政視察に行ってきました。両市の職員の皆様、お世話になりありがとうございました。一日目は、富士宮市の公共交通について学び、二日目は焼津市で公共施設マネジメントの取り組みについて、学んできました。

運行本数が多いほうがいい街中はバスが走り、中心地から離れた地域は宮タクというタクシーでカバーする。そして、バス停ネーミングライツ制度を導入するなど、市の負担額をゼロにする工夫もされた公共交通の成功例として有名です。

公共施設マネジメントでは、老朽化をむかえる施設の建て替えや維持管理費を考え、施設を廃止したり集約するといったお話を伺いました。焼津市では、小学校の空き教室を修繕し、地域の公民館として新たな活用をしています。宮代町の笠原小学校では、ひだまりサロンが学校内にあり児童と地域の方との交流も行われています。空き教室の利活用は、比較的取り組みやすいものでは?と思います。

焼津市と公共施設の数は違いますが、白岡市も同じように老朽化の波が一気に押し寄せます。生産人口の減少、限られた財源の中で、新しい施設を望む声や廃止反対の声にどのように向きあい、理解し合うのかが一番の課題に感じました。

そして、財政が厳しいのは、どこの自治体でも同じで。他の困りごとも似たようなものなのだと思います。だからこそ、思考、意識の向け方、ちょっとしたアイディアやセンスで大きな違いが生まれてくるのだと改めて感じました。

 また、生産人口が減少していく中で、“何かを実現または維持するためには、何かを諦めなくてはならない”という覚悟が私たちにも必要だと思っています。

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ムクドリさん ムクドリさん

毎年、この時期になるとムクドリがやってきます。電線に連なっていたり、樹木にとまっていたり。鳥といえども、数が多いのはやはり住民としては困りますね。夜の鳴き声もそうですが、やはり歩道の汚れもかなり酷くなります。 

 そんな中、市役所の環境課の方がムクドリの嫌いな音を出す装置を持って、駅前通りを歩いてくださっているのを見かけました。まだ暑い夕方、市民のために対応してくださる環境課の職員のみなさん。ありがとうございます。

街路樹を行き来するムクドリの大群。根本的な解決を見いだせないのは、この街だけでなく悩んでいる自治体は多いですね。ムクドリにしてみれば、仲間と生活をしているだけ。鳥との共存も難しいです。