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4月4日新たに24人

埼玉県(さいたま市を含む)新たに24人の新型コロナウイルスの感染が確認されました。

3月2日から学校休校になった時点での埼玉県内の感染者数は4名。どう考えても現在の感染者の方が多い。そして依然、マスクは店頭に並んでいません。それなのに縮小するとはいえ、入学式は4月8日に挙行し13日から学校再開と決定です。政令都市であるさいたま市の再開はGW明けです。同じ埼玉県内で何がどう違うのか、まったく理解ができません。大野知事のTwitterには、休校延長を望む保護者や当事者である生徒からの声がたくさん寄せられています。義務教育は自治体の所管とはいえ、やはり県の方針に右ならへなのです。この状況で再開した時の学校現場、先生や子ども達に起こりうる事すべてに万全な対応をすることなど不可能です。

 また、休校に伴い学童保育所の負担が増していること、そして4月から新たに入所してきた子どもたちで人数が増え、過密状態になっているのではと心配です。複数の教室に分散する、指導員さんのサポート体制をしっかりするなどして、負担を少しでも軽減することが求められます。

今まで経験のないことが起きているわけですから、様々なところで問題が起きるのは当然です。それでも、何に困っていて、何が必要なのかを考え対応していくことが行政に求められることであり、臨時的な措置を講じてでも市民の命を守ることを最優先にすべきです。

白岡市の令和2年度の予算には、コロナ対策費は入っていません。すぐにでも補正予算を組み臨時議会を開催する必要があると思います。国からの30万円の現金支給も所得制限が設けられ国民の約18パーセント世帯にしか給付検討がされていないとのこと。だからこそ、白岡市独自の支給措置や救済措置を早急に考えてほしいと思います。

知り合いに頂いた牡丹。この美しさに癒されます

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要望書NO.2

週末の不要不急の外出自粛に加え、平日でも都内訪問の自粛が発表されました。「いつ終息するかわからない、長期戦になる」との首相の会見。新型コロナウイルスの感染に伴う問題は、様々なところで今後も確実に広がっていきます。そこで、会派TSUNAGUでは新型コロナウイルス感染に伴う諸問題についての要望書を本日、3月30日に小島卓市長と長島秀夫教育長に提出いたしました。

市民の命、生活を第一に考えた市政運営を強く要望いたします

(要望概要)

1・小学校・中学校の再開延期…3つの密が揃っている学校環境において、ガイドラインに基づき運営することは非常に難しい。マスク不足の解消、正確なマスクの脱着、養護教諭をサポートする人員配置、いじめなど人権侵害がおこらないよう対応など。環境が整備されるまで学校延期を要望。

1・休校中の対応…全学年希望者の受け入れ、校庭や教室の開放、貧困家庭の児童、被虐待リスクの高い児童生徒の現状把握と支援、日本語の理解が難しい保護者に正確な情報を伝えるなどを要望

1・保育園(所)登園の自粛について…家庭で過ごすことができる状況であれば登園自粛をお願いする。0~2歳児で登園を控えたお子さんに対しては、保育料の減額をすることを要望 

1・市税の納付について…収入が不安定になり、納税が困難になる方が多数発生すると思われる。徴収猶予制度の周知や活用、納税期限の先送りなどの対応を要望

午前中は、公益企業会計について水道課職員さんから勉強をさせていただいておりましたので、水道料の徴収についても伺いました。こちらも徴収猶予制度が適応できるとのことから、最長1年の延納が可能とのこと。ただ、白岡市としては、まだ期限は決めていないとのことでした。

経験したことのないことが起きていることは間違いありません。無自覚、無症状の感染者かもしれないことを意識し、加害者にならない行動を一人一人がとることで、感染を防ぎたいものです。

ブログを入力している時に、東京五輪 2021年7月23日~8日8日開催決定の速報。”終息がいつになるかわからない”のに開催は決定…。不思議な世の中だな。

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JR宇都宮線新白岡駅の

3月13日から、JR宇都宮線新白岡駅の窓口が一部時間帯、インターホンでの対応となり、窓口が閉鎖になりました。

”こんな所にまで影響が出るのね”とホームでの会話が聞こえましたが、コロナ感染防止対策だと思っている方もおられました。理由がないこの張り紙。私もわからなかったので、JR東日本にメールで問合せをしましたが、現在までに返事はありません。

友達が調べてくれたところ、コロナ感染防止対策ではなく業務縮小のようです。真っ黒なシャッターが閉じた窓口。寂しさを感じる新白岡駅です。

車いすの方は、事前に電話で連絡。筆談が必要な方への対応がこれで可能なのかもわかりません。特に支援が必要な方に優しくない対応ですね。

蓮田駅駅長が東大宮、白岡、新白岡の駅長を兼務。白岡駅のみどりの窓口閉鎖。そして、インターネットの普及、AIが今後もさらに活用される世界になるのだと思いますが、やはり”人”の対応が不可欠だと思うのです。

先週の総務常任委員会において、関口議員は「サービスの向上に向け、JR東日本に市として働きかけて欲しい」旨の質問をされました。

業務縮小も致し方ない理由があるのでしょう。でも、もう少し利用者に優しく、わかりやすい説明が欲しいものです。そして、JRの駅が2つあることを魅力としてPRするのであれば、市もJR東日本に働きかけて欲しいです。

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いじめ構造を変えるために何ができるか

2月15日(土)は、第1回「いじめ構造変革プラットフォーム定例会」に参加しました。いじめ認知件数は増加し、いじめが原因で自殺する子どもが後を絶ちません。今日は様々な立場の方が集まりましたが、「よりよい環境で子どもたちに育って欲しい」との思いは一つ。何かできないか?自分たちに出来ることはないか?そんなことを探しに来た方たち。

今回は、取手市中学校で起きたいじめによる自殺事案の再発防止に携わっている千葉大学教育学部教授・藤川大祐先生と鬼澤秀昌弁護士からお話を伺い、その事案からの課題をグループワークで話し合いました。調査委員会の報告書からは、詳細ないじめ内容から、いじめがエスカレートしていった経緯などを読み取ることができました。学校の対応、担任の対応。どうすれば防ぐことができたのか?なにが足りなかったのか?グループワークでは、そのようなことが話し合われました。

医療少年院でカウンセラーとして携わってきた宮口幸治著者「ケーキの切れない非行少年たち」には、少年院には発達障害を持った子どもたちが少なくないことが書かれています。なぜ、ケーキを切ることが出いないのか?タイトルになっていることの答えがそこにありました。

いじめられる子、いじめている子。どちらにも発達障害があることもあります。いじめだけでなく、問題を抱える子どもたちに対し矯正や指導だけでは意味がないこと。根本的な事を理解し、サポートしなければ本当の解決にはつながらない、防止できないこと。そこに関しては、ほとんど出来ていないのが現実で、大きな課題。だからこそ、このような会で様々な立場の方々と話し合うことが大切なのだと思います。

一つの発信から考える多くの人を生み出していけます。子どものよりよい環境のために、集まった方々とつながれた有意義な定例会でした。

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生活保護のしおり

2月10日(月)の夕方は、「生活保護のしおり」の見直しを求める要望書提出のため白岡市を訪れてくださった反貧困ネットワーク埼玉・藤田孝典代表らと一緒に福祉課と面談をいたしました。行政からは部長、課長ら5名。反貧困ネットワーク埼玉5名。市議が5名一般が2名と計17名となりました。

生活保護制度は、偏見や差別、誤解が多い制度であること。だからこそ、「生活保護のしおり」をもっとわかりやすくという事で、埼玉県内の自治体を対象に改善箇所を示したチェックシートを持参し、要望を行っています。この日は、羽生市の後に当市にきてくださいました。

猪俣弁護士からは、他市のしおりの説明。また「1970年代は、人々の幸せのために働けると、福祉課は人気が高かった」との話には、驚きの声が上がっていました。

”福祉課としても改善点の検討を行っていたが、自分たちでは気がつかなかった項目がいくつもあった。改善をしていきたい”と部長からお話がありました。川越市は3か月で改定されたとのこと。白岡市もぜひ、後に続いて欲しいです。

改善点の話だけでなく、現在の市の状況や対応についても伺うことができ、大変有意義な面談でした。

なお、反貧困ネットワーク埼玉の代表・藤田孝典氏は著書「下流老人 」をはじめ、様々なメディアにおいて社会問題を扱っています。https://news.yahoo.co.jp/byline/fujitatakanori/

また、白岡市在住の方がこの団体の事務局として活動されています。いずれにしましても反貧困ネットワーク埼玉の活動とみなさんの心に敬服いたします。ありがとうございました。

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白岡市福祉大会

2月10日(月)社会福祉協議会法人化45周年の大会に参加しました。行政区長代理になった時に自動で福祉委員になり、子ども部会として夏休みラジオ体操やこどもふれあい広場のお手伝いをさせていただきました。本日はその5年間の活動に対して表彰を受けました。

個人での表彰のほか、団体表彰。また寄付をしてくださっている方々や賛助会員の紹介もあり、改めて社会福祉協議会が市民のボランティアで成り立っていることを実感いたしました。

表彰された白岡東支部&高岩囃子連のお二人
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マイナンバーが必要

”海外からの送金があるのですが、口座に入金するためにマイナンバーが必要になります。つきましては、ご来店ください”という電話が銀行からありました。え?自分のお金を受け取るのにマイナンバーの提出が必須?しかも営業時間に行かなければならない?

”営業時間に行くことが難しいです”とお伝えすると、”都内にお勤めなのですか?””営業時間内に来られないのですか?”と。平日フルタイムで働いている方であれば、無理です。郵送もダメ。そのために仕事を休んで対応するしかないってことですね。

しかも、”そのお金はなんですか?”とまで。

聞かなければならない決まりだということですが、かなりの個人情報を一銀行員に伝えなければならないっておかしくないですか?その二つの条件をクリアしないと自分のお金でも受け取る権利はありません!そのように言われているようなものです。

そして、マイナンバー(個人番号)を提出するということは、私の口座と完全に紐づけられるということですね。

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防災リーダー養成講習会

1月26(日)は、防災リーダー養成講習会に参加しました。平成20年度からスタートし、今年は11回目。現在、170名の方が防災リーダーとして登録されており、今回は36名が受講しました。

午前中は ①SNS災害情報サポーターについて…災害時にTwitterに#埼玉防災 #コバトン防災のハッシュタグで地域の情報を発信して欲しいというものです。②防災リーダーの役割・自主防災の必要性について ③地震災害について ④水害について の講義

午後は、⑤HUG 避難所運営ゲーム ⑥救命講習 朝8時30分~18時までと長時間でしたが、あっという間の時間でした。

特に以前から体験してみたかった避難所運営ゲームHUGをできたことは、さらに今回の講習を充実したものにしてくれました。”実際に被災者が体育館に集まってきたとき、どうなるの?” 避難訓練や防災訓練では、体験できないことを机上で体験するのがこのゲームです。人の割り振りだけでなく、支援物資が届いたり、ごみの分別問題や障がい者トイレの設置など…。様々な事柄を瞬時に判断し、避難所を運営をしていくのです。7人のグループで行いましたが、誰一人として手を抜ける時間はなく、判断能力全開、集中力全開でした。

避難所運営は、地域住民が行うものです。体育館に行けば、だれかが自分の面倒をみてくれる。そういうものではありません。だからこそ、運営のリーダーがたくさんその地域にいた方が、スムーズになるわけですね。水害は毎年、くるでしょうというお話もありました。いつ白岡も被害にあうかはわかりません。非常時に備えて備蓄すること、ペットの対策を考えるなど、まずは自分の身は自分で守るを第一に。そして、日頃から地域内の人とのつながりを大切にしていくことも非常に大切ですね。

とても役立つ講習会でした。講師の先生がた、消防署員の皆様、そして安心安全課の職員のみなさま、ありがとうございました。

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第39回全国クレサラ・生活再建問題被害者交流会in埼玉

11月2日(土)埼玉県県民活動総合センターで開催されたされた第39回全国クレサラ・生活問題被害者交流会in埼玉に会派の3人で参加しました。クレサラとは、クレジット、サラ金の略で主に多重債務で生活が困窮している方を救うための活動をされている弁護士や司法書士の方々が実行委員となり毎年1回、開催されてる交流会です。今年は、埼玉県の伊奈町でした。

オープニングは、秩父事件の説明から始まり、明治時代の着衣に身を包んだ宇都宮健児弁護士らが歌を唄いながらステージにというパフォーマンスから始まりました。

その後、埼玉県で行われている「暮らしとこころの総合相談会」についてのお話と当事者のお話がありました。埼玉県の特徴は、生活で困っているという相談と同時に、こころの健康も同時に相談できるといった複合的な問題を一度に話せる場にしているということです。このような複合的な相談会を全国に拡げようという事も今回のスローガンになっていました。

また、その後は分科会が開催され、私は「外国人問題」の分科会に参加しました。白岡市はまだ外国人の人数は少ないですが、埼玉県は全国で5番目に外国人の人口が多く、今回、登壇された講師の先生方も埼玉県で活動されている方々でした。実際に外国人留学生や技能実習生、難民申請らに携わっている方々のお話は、日本における外国人の「生きづらさ」「苦しさ」など様々な問題定義をしてくださいました。数か月前、今治市のタオル工場で働く技能実習生をNHKが取り上げていましたが、同じように苦しんでいる外国人が多いこと。また、メディアでは報道されない様々な問題があることを知りました。

樋川弁護士からは、外国籍住民の実情と非正規滞在者の権利というお話。カトリック川口教会シスターのマリアさんからは、技能実習生や留学生に対しての活動状況や問題、課題について。NPO法人・北関東医療相談会 AMIGOSの長澤さんからは、無料健康診断の活動について伺いました。

大変、中身の濃い充実した研修会でした。

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議員研修(1)

千葉県・幕張市にある市町村職員中央研修所で開催された特別セミナーに参加してきました。全国から集まった市町村議員約100名。副議長が参加する自治体や順番で参加する自治体など様々でしたが、白岡市は新人4名での参加でした。

1日目:1つ目は、イギリスの地方議員について コーンウォール州で議会議長をされているヒラリーフランク氏の講演。日本での仕事経験も長く、ご主人が日本人なので、流暢な日本語で講演してくださいました。

2つ目は、再建を考えるような状態でなかった病院を新しく建て替え、黒字経営にしたスーパー公務員で、現・常滑市副市長の山田朝夫氏によるお話。なぜ、黒字経営までになったのか?詳しく伺いました。

2日目:一つ目は、自治体の防災対策と災害時の市町村議会、議員の対応と題し、跡見学園女子大学教授 鍵屋 一氏のお話を伺いました。始まってすぐにスクリーンに映し出されたのは、”なまはげ”の画像でした。「悪い子はいないか~」「なまけている奴はいないか~」と大晦日の夜に玄関からいきなり入ってくる なまはげ。実は、なまはげ役は消防団員で、家の中に入ることで”おじいちゃん元気だな””家族が増えたな”…と家族状況を把握しているのだそうです。災害があった時の救助や援助につながる大切な風習なんですね。

2つ目の講座は、高齢になっても安心して暮らせる地域のしくみづくりと題し、東京大学特任教授 辻 哲夫氏のお話でした。千葉県柏市の豊四季をモデル地区として検証している事例をもとに急激な高齢化社会に向かう日本において、必要な地域のしくみについて伺いました。少しでも認知症になるのを遅らせるためには、家にとじこもらず外にでること。仕事をする、サークル活動に参加する…など家以外での活動場所を地域に作ることなど、予防対策が盛り込まれたお話でした。

どのお話にも共通しているのは、地域の力と若い世代の移住定住。

良好な住環境、暮らしやすい生活環境のために自治会がしっかりと機能されている。自主防災会の先進的な活動。そして、定期的に開催されるカフェ。民生委員さんや福祉委員さんによる地域活動。シニア世代のサークル活動をまとめる悠友会。白岡ニュータウンが、既にこのような街づくりに積極的に取り組んでいることは、モデル地区にもなりうるものだと改めて感じました。課題は、日常の小さな困りごとを地域で支援する活動(例えば、電球の交換やゴミ出し、お買い物)と若い世代の移住・定住です。

駅にも近く、幼稚園や小学校も近くにあるこの環境は、子育てには最適だと思います。30年の開発も最終章を迎えています。この住環境を守り、この街に住み続けるために、行政と連携し住民として出来ることをみなさんと一緒に考えていきたいと改めて思った研修会でした。

10月26日(土)・11時~12時、新白岡1丁目ノースプラザにて市政報告会を開催します。

現在までの活動状況などをご報告させて頂いた後、皆様と話し合い、一緒に考える時間を持ちたいと思っています。なお、10時~11時は住民主催による行政職員出前講座もあります。のりあいタクシーなど地域公共交通についてのお話を伺うそうです。会場は同じですので、お時間がある方は、ぜひそちらにもご参加ください。