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社会的養護という言葉

6月22日(土)は、埼玉県と一般社団法人青少年自助自立支援機構主催の上記のイベントに参加しました。第1部は、児童養護施設のドキュメンタリー「隣る人」(となるひと)と 少年期一時養護施設で過ごした経験をお持ちの西坂來人監督の作品「レイルロードスイッチ」の上映。

第2部は、「社会的養護を知り、児童虐待のない社会を考える」と題し、当事者である3人の若者を交えたトークイベントでした。

社会的養護が必要な子ども達がなぜ、生まれてしまうのか?虐待をなくすには、どうすればいいのか?埼玉県では、平成29年度13,000件の虐待が報告されており、年々増加。これは全国的な傾向で、しかも児童相談所の数や職員の数の不足も大きな問題になっています。根本的な解決を考えれば考えるほど、様々な問題が絡みあっていて、ぐるぐると回ってしまい答えが出ません。

でも、根本的な解決を模索している中でも虐待は起こり、養護施設から若者が社会へと巣立っていきます。今回、登壇された3人は養護施設などを出たあとの「孤立」を防ぎ、そしてつながることなど…その支援のサイクルをwacca(わっか)と呼び、活動をされている方々です。詳しくは、➡http://compass-navi.or.jp

また、7月5日には心の居場所として、クローバーハウスが浦和にOPENします。食材の提供やセミナーや習い事の講師をして下さる方も募集しています。ネイル、メイク、習字、英会話、裁縫、着付け、パソコンなどなど。(そば打ちもいいですね)みなさんの特技を若者に!こちらも上記アドレスから詳細をご覧いただけます。

埼玉県福祉部こども安全課が「未来へのスタート応援事業」としてコンパスナビに委託した事業ですが、ネットアドバイザーでお世話になった課長がそこの課長!。久しぶりの再会と新たなご縁を頂き大変、貴重な時間となりました。

埼玉県のこの事業が先駆けとなり、全国的に広がっていくことを期待しています!

若者に教えてあげられる私の特技?? さてなんだろう。