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理解する気持ち

不審な男にスマホで尻部分を撮られ「盗撮ではないか」と訴えたが、法令で罰せられる「盗撮」に当たらないと警察庁は判断した。男性のスマホからは、この女性の尻部分の静止画のほか、ほかの女性を写したという同様の画像も多く見つかり、「ズボンをはいたお尻が好きだった」と男性も説明した との朝日新聞デジタルの記事を読みました。

最高裁でも判断が割れるようですが、見ず知らずの人に許可もなく目的を持って体の一部を撮影されているのに盗撮にならないとは驚きです。
被害に遭われた女性がどれだけ嫌な思いをして、恐怖を感じたことか。
当事者にならないとその怖さは、わからないのでしょう。残念です。

そして、当事者という繋がりでのお話ですが。
”生理用品の学校トイレ内設置”の必要性も女性にしかわからない事なのかもしれませんね。コロナ禍において生理用品購入を躊躇するほどの困窮生活を強いられていることが”生理の貧困”という言葉で表面化されたのが今年に入ってからです。既に学校のトイレに設置をした自治体も増えているようですが、忘れてしまった、不足してしまったという緊急事にも必要なことです。

”保健室に行けばもらえる”と言っても、保健室に男子生徒がいたら?
特に思春期には、恥ずかしさもあって言い辛いものです。
これも当事者じゃないとわからない気持ちです。

”この様な学校もありますよ”と市民の方が他自治体の対応を画像付きで教えてくだいました。この画像のホルダーは、300円均一の商品です。

もっと安価にできる方法はないかと調べてみると100円均一のものを代用したり、ワインの袋を代用したり。”予算がない”とは言えない安価で設置が可能なことがわかりました。
生理用品に関しては、寄付を申し出て下さる方もおられますし、これで実現できない理由はなし!と思い

簡単な試算と画像を持ち、学校教育部長に昨日(9月21日)要望いたしました。

出来ない理由はなにもないと思います。
盗撮にしても生理用品の設置についても、当事者の気持ちを想像してみて欲しいです。



 

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