議会閉会中に行われる所管事務調査。(常任委員会ごとに所管している事業等について調査=勉強すること)
私の所属する文教厚生常任委員会では、7月に久しぶりに県外に行くことが決まりました。調査をスムーズに行うため、訪問前にあらかじめ質問事項をまとめる必要があるのですが、今回はとても辛く、なかなか進みません。
というのは、今回の調査先は千葉県・野田市であり、児童虐待防止策についての調査だからです。
父親からの凄惨な虐待に対し、小学校4年生の心愛ちゃんがSOSを発していたのに、彼女を助けることが出来なかった事件。
あの事件後、野田市はどのように変わったのか?
白岡市でも役立てるために調査に伺います。
質問事項をまとめるために、今、読んでいるのは検証報告書です。
性被害にまで遭っていたこと。この報告書を読むまで知りませんでした。
しかし、読むのがとても苦しいです。
読むだけでも苦しくなるような虐待を心愛ちゃんは受け続け、命がつきてしまった。
SOSを出しても誰も助けてくれない。
そんな大人でいいわけない。
子どもは、愛されるために生まれてきた存在なのに。
愛してもらえるはずの人から虐待を受ける苦しみ。本当に辛い。
子どもは、一人では生きていけない。
まだまだ経験も少なく、未熟で。
体も心も小さいから。
だから、守られるべき存在なんだ。
何をもって大人なの?
そして、大人として子ども達のために何ができるのかを
みんなで考えていきたい。
野田市HPで報告書は公開されています
https://www.city.noda.chiba.jp/kurashi/kosodate/shien/1025003.html