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正解のないクイズ

車中で流れていたテレビ東京の
”誰でも考えたくなる「正解のないクイズ」”。
たまたまだったけれど、とても面白い番組だった。
今回は、童話がテーマ。

国際弁護士の清原さんは、「チーター」を登場させた。うさぎとの勝負の後にカメはチータと競争する。しかし、当然ながら負けてしまう。でも、カメは自己ベストが出せたと悔しがってはいない。この教訓は「大切なのは他人との勝負や比較ではなく、自分の成長である」ということ。なるほど・・・

イエール大学の成田助教授は「自転車に乗る人類」を登場させた。生身の人間は、鷹には勝てないが、人類は道具を使って自分の力を拡張させる事が出来る。教訓は「人間の凄さは道具を使うこと」なるほど・・・

昆虫研究家の篠原さんは「人間」を登場させた。サボったウサギには勝てたけど、カメより走るのが上手く持久力のある人間にカメは勝てない。もともと不得意なことを努力することよりもカメなら水中で息を止められるとか、方向性の正しい努力をした方が満足度が高くなるのではないか。教訓は「向いているものをやった方がいい」
なるほど・・・

環境活動家の谷口たかひさ氏も全く同じことを言っていました。
泳ぐことが得意な魚に、木登りをさせようとするのが今の教育である。
木登りは木登りが得意な猿にさせればいいのだ。苦しみながら努力することが美談。それが全て良しとされる、それが教育なのであろうか。

みなさんなら、ウサギとカメにどんなキャラクターを加えますか?

番組視聴はこちらかできます。
https://www.tv-tokyo.co.jp/seikainonaiquiz/lineup/202307/27291_202307191730.html