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知らないのに信じる人の心理

何気なく使用している洗濯洗剤だったけど、ふと思った。
「ゾンビ臭」ってなに?って。
ゾンビに遭遇したこともなければ、存在すらわからないのに、
なぜゾンビの臭いがわかるの?って。
何気なく使用している物でも、ちゃんと見てみると、考えることがありますね。

自分の目で見て、自分の耳で聞いたことで判断する。
判断の根拠は事実です。
今までもそうであった様に、これからもそうであり続けます。

今朝の新聞報道では、「市長に近い会派」が賛成したとの表現がされており、正直言って本当に頭にきました。傍聴していた方ならおわかりになると思いますが、私たちは、会派でまとめるのではなく、一人の議員としてしっかり意思を表明しようと、大山小学校廃校議案の質疑と討論に立ちました。
作っては直し、作っては直し・・・。討論原稿にも時間をかけて作りました。
生半可な気持ちで、答えを出したわけではありません。
一人一人が深く考え、悩み。出した結論。それをこんな言葉で事実を歪めないで頂きたい。
そんな安易な考えで市議をしていません。馬鹿にしないで欲しいです。
そして、そのような恣意的な報道により、
地域住民の方々の感情を刺激することも許せないです。

住民との意見交換会でも「市長派」や「反市長派」という言葉が聞かれましたが、私たちは「市長派」なんて言葉を使ったこともなければ、そのような考えも持っていません。誰が、そのような言葉を使っているのかを考えれば、本質を歪めている人がわかると思います。


【私の賛成討論】
拙速な執行部の進め方に猛省を求めた上で、議案第84号について、賛成の意見を申し上げます。
理由は、教員不足問題、教育委員の判断の重み、そして、児童の学習環境の充実という3つです。 

まず、一つ目の理由ですが、
例えば、2年生と3年生が一つの教室で、異なった授業を受けることになる、複式学級に私は、賛成ではありません。児童の教育環境を考えた場合、複式学級が最適ではないのは、おわかりの通りです。よって、この複式学級解消の為に令和7年度からは、さらに1名の市費負担教員が必要となります。

 令和4年6月の埼玉県議会において、小学校教員の年度当初の不足数が、埼玉県は上位3位だったことを受け、自民党の木下ひろのぶ議員は、改善策を求めました。このような現状を考えた時、今よりもさらに一つ複式学級が増え、それを解消するために教員が必要になること。一方、複式学級が解消できなかった場合においては、2学年の異なる児童の成長と学習をサポートする為に、より高い能力を持つ教員が求められること。どちらにしても、教員の配置が必須となります。しかし、昨今の教員不足問題を考えた時、確実に配置できる保証はないことが理由のひとつめです。

 2つめの理由は、教育行政の意思決定をする責任のある教育委員の方々が、令和7年3月廃校の条例改正に同意したことを重く受け止めるべきだと考えるからです。

 そして、3つめの理由は、児童数の顕著な減少により、学校という集団生活をする場での学習環境の充実が図れないことです。
令和7年度は1年生~4年生までが一桁しかいない児童数であり、令和8年度は、6年生を除く全学年が一桁の児童数になってしまいます。この人数では、複数のグループに分かれての学習の機会はなく、集団としての学びを得ることが減ってしまいます。これは、全ての児童が同じ基準で教育を受ける機会や教育の均等性が保たれているとは言えず、学習環境の充実が図れているとは言えません。
児童数の減少という事実と集団としての学習環境の充実が図れないという事実を受け止め、児童にとって最適な学習環境を保証することが最優先されることだと考えます。

以上の理由から賛成いたします。

自分の目で見て、自分の耳で聞いたことで判断する。
判断の根拠は、事実です。
今までもそうであった様に、これからもそうであり続けます。

ゾンビ臭。みなさんは知っていますか?



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