に投稿

学区審議会からの答申

今日は冷たく強い雨の一日。
明日は今日より5度高い気温予想と寒暖差が激しいですね。

 さて、今日は4回目の学区審議会で、教育委員会への答申をまとめました。
前回の審議会において、大山小の統合先は、西小と方針が決まり、その後の学区審議会は、
学校適正化計画が策定されてからとなっておりましたが、策定段階において学区が関わってくることから、策定段階から審議会を開催することに変更となりました。

学校適正化計画は、
・令和6年度 教育委員会内部で検討
・令和7年度 学校関係者、地域住民の方々との意見交換など外部との協議
・令和8年度末までに計画策定完了 をいうスケジュールであることが教育委員会事務局より示されました。

委員からは「適正化計画を策定することを知らない保護者も多い。保護者の不安解消の為にも、今まで以上に情報公開をして欲しい」というような主旨の要望がありました。
情報公開に関しては、学区審議会に関わらず、行政全般そして市議会においても言えることです。また、中に入っていると当り前過ぎて、省いてしまう。というより省いていることすらわからない状況も生まれてしまいます。

私たち会派も議会ごとにレポートを出したり、個々のブログやSNSで発信をしていますが、それでも届かない現実があります。「しつこいよ」と思われるぐらいに届けないとダメなんだなと痛感しています。行政には、より市民にわかる言葉で、丁寧に。そして、必要ないかも?ではなく、どんな情報でも発信して頂きたいですね。
必要な時は、検索します。その時に情報が見つからないのが、一番困りますから。

 それから、「他自治体では、何百回と意見交換会をしている。次からは、進め方をしっかり考えて欲しい」という様な要望もありました。
そうなんです。何百回もしている自治体は、統廃合が必要になるだろう10年、15年前から取組んでいるのです。

第2回目の審議会の時だったと思いますが、
「白岡市は、15年前に教育行政の評価点検委員から少子化による学校の統廃合の指摘を受けていたのに、計画策定をしてこなかったのが大きな原因」というような私の発言に対し、
「白岡市では、今でも児童は微増なので、計画を作る必要がなかった」と委員(元校長先生)からの発言がありました。

いやいや。
だから、今回の大山小学校統廃合がこのような状況になってしまったのでしょう。

その他
「統廃合は、白岡市だけじゃない。全国どこでも同じ状況」
「子どもの学習環境の整備を一番に考えて欲しい」という様な意見もありました。

白岡市が特別ではなく、全国で統廃合がされており廃校後の校舎の活用が進められています。
今週の木曜日に新聞折込みされる連合会派のレポートにおいて、遠藤議員が触れていますが、文科省は、「みんなの廃校プロジェクト」を立ち上げ、校舎の利活用を推進しています。
詳しくは⇒  https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/zyosei/1296809.htm

文科省HPより

廃校後に草ボウボウで廃墟化するのではなく、学校を違う形で利活用していく。それこそ、地域のためになる新たな形です。

明後日28日の臨時教育委員会において、今回の答申が示され正式に統合先が西小学校と決定する見込みです。

LINEで送る
Pocket