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便利になると関係が省かれる

* エリアマネジメントとは住民主体で地域の価値をあげていくこと


新白岡駅周辺のエリアマネジメントは全国でも
まだ数少ない”住宅地のエリマネ”です。
新白岡エリマネの立上げに向けて 行われた4回のセミナーは、残念ながら商店街のある地域のエリマネで、お店のない住宅地の新白岡とは環境が違う事例でした。店舗のリノベーションすら出来ない この住宅地で、エリマネをどのように展開し、持続可能にしていくのか?…

今回のセミナーは、住宅地限定
さらに参加費無料ということで、勉強してきました。
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どの事例をみても、思うことは基本は自治会活動ということ。
私の地元の白岡ニュータウン自治会をみても
夏祭りなどイベントを行う事業部
美しい街並みを保持するための環境部
安心を守るための保安部
活動を周知する広報部があります。
さらに、高齢の方のサークル団体である悠友会なども。
自分達の住んでいる街を自分達の手で。まさに住民自治ですから、当然といえば当然ですね。
 しかし、以前は、活発だった自治会も非加入の住民も増え、全国的にみても存続が難しい会が出てきたり。そもそも、人間関係が希薄になってきていますよね。
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便利になると関係が省かれる】・・・(FaceBookグループ・自治会UPDATEの勉強会より)
不便さを人間関係で補ってきた時代は、お互い様、そして助け合い。と自然にコミュニティがありました。”お醤油がない!お隣に頂こう”なんてことは、昔は普通にありましたよね。
でも、今はコンビニがあります。

便利だからこそ、人を頼らずとも生きていける時代=【関係】が省かれる時代
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自然に出来ていたコミュニティや人間関係。
現代は、それを作る人や物や時間が必要になっているということなのだと思います。
それをエリアとして捉えていく手法がエリマネですね。

今回の事例では、NPOエリアマネジメント北鴻巣の事例がとても参考になりました。設立して17年の実績とノウハウは新白岡エリマネに役立つと思います。

新白岡エリマネは複数の自治会、複数の行政区との連携が必要ですが、特に自治会組織運営が活発なところは、エリアで考える自治についての必要性を理解して頂くことが、大変だと思います。
 収入を得ないと持続が難しい中、これらの課題をどうしていくのか。私は エリマネ団体のメンバーには入っていませんが、このような形で 人 と 情報をつなげて行けたらなと思っています