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現在バイアス

 選挙が終了してからも、いい意味でも悪い意味でも候補者の話題が尽きないのは、今回の都知事選以外に見たことがありません。殆どテレビを視聴せず、もっぱらネット情報が多い私だから、余計に感じるのかもしれないけど・・・。
 その中の一人。それまで無名だったAIエンジニアの安野たかひろ氏も注目を集め、5位と大躍進でした。投開票を待つ会場を見ても、若者ばかり。そして、その日に4時間にもわたる振返りを行う冷静さ。私とは、舞台は全く違いますが、”選挙”という点では同じ。勝っても負けてもこの振返りが出来る人と出来ない人で今後の人生において、差が出るのだなと感じます。
以下は、安野さんのnoteの画像ですが、8項目についてKPTを行っています。これは一見の価値が大ありです ⇒  https://note.com/annotakahiro24/n/n5c7516dd2437

 また、今回の選挙においては、YouTubeでの配信など様々なコンテンツが今もなお更新されていて、視聴するのが楽しいし、勉強になります。特にReHacQの生配信は、興味深いものばかり。そして、今日、視聴したのは ⇒ https://www.youtube.com/watch?v=tE31LR7mVkY です。

台所に立ちながら、音声だけで十分楽しめました。成田悠輔氏と石丸伸二氏と安野たかひろ氏の三人の対談の編集動画ですが、成田さんご本人の了承を得て運営しているとの事なので、信頼できる内容ですね。この中で石丸伸二氏が話していた政治家について。政治家とは”目先のことだけではなく、先まで予見し方向性を示せる人”と解釈しました。
 ここで思い出したのが、目の前の利益を優先したくなる心理現象の「現在バイアス(現在志向バイアス)」です。このサイトがとてもわかりやすかったです。https://educe-hd.jp/glossaries/1814

首長が現在バイアス傾向が強かったら、やはり困りますね。

そして、私たち市議は、住民の代表として「今をどうにかして欲しい」という住民の声を行政に届ける役目があります。すぐに実現できるものもあれば、出来ないことも勿論あります。そのような時には、住民と行政とのつなぎ役として、お互いの情報をしっかりと伝え、少しでも納得のいく方向を見いだす。これも議員としての役割です。そして、首長だけでなく議員もまた、後の人のことを考える(先を予見する)ことが必要ですね。
 

 さて、明日27日は、13時30~コミセン2階で、連合会派の市政報告会です。翌日の28日は、午後14時~庁舎4階の議場にて、市議会の報告会があります。どちらも当日、参加OKです!!
ぜひ、いらしてくださいね。

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・・・ハラ。

 パワハラ、セクハラ、マタハラなど職場におけるハラスメントは、54種類にもあるそうです。7月23日に受けた全議員対象のハラスメントのセミナー後にネットで調べてみて、ちょっと驚きのハラスメントは、不機嫌ハラスメントとエアコンハラスメント😲
我が家なら間違いなく、両方とも存在しているよな・・・って思ってしまいました。

 さて、昨年から取組んでいる白岡市議会の議会改革においてもハラスメントを含めた政治倫理条例の策定に向けて。と言いたい所なのですが、取組事項としてあがったものの、倫理条例が必要かどうかまずは、研究会を立ち上げてからとなってしまっています。

政治倫理条例またはハラスメント条例を策定する自治体が増えている中、白岡市でも必要だと私たち会派では、要求してきましたが、なぜか頑なに”策定したくないの?”と思える議員がいて、スピードを上げて進まないのが現状です。(議会改革の事項は、全会一致が基本なので、一人でも反対がいると却下となってしまうのです)

セミナーでは、三郷市議の女性議員から選挙期間中に有権者から受けたハラスメントについて、質問がありました。女性ならではのハラスメントは、確かにあります。現在、公開されている市議会員名簿の住所は、私は非表記になっていますが、それもそのような理由からです。
また、「住所を非表記にさせて欲しい」と協議を申し入れた議会運営委員会ですら、「どんな事例があるのか?」などプライバシーに関わる質問が男性議員からされたりと、簡単ではありませんでした。

 また、昨年度の文教厚生常任委員会において、委員長が感情的になっている場面があったので、休憩中に「感情的にならず、冷静にお願いします」と伝えたところ、「感情的になってしまうのだから、仕方ないでしょ」と驚きの返しがありました。
その委員長は、11月の市長選に出馬を表明している方ですけどね。

 なぜ、倫理条例が必要なのか?
今も必要だし、そして、これから議員や職員になる方の為にも必要だからです。
今、困ってないから」という言葉を議会改革の会議の中でも何度も聞きましたが、私たち議員の任期は4年です。その後に続く人達の為にも必要なこと。この視点が抜けていることがとても残念ですね。

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地域公共交通 久喜市を視察

 白岡市地域公共交通のアンケートでは、乗用車が主な移動手段になっている方の割合が高い一方、免許返納に伴い足の確保を望む方からは、循環バスの要望を頂きます。バス路線図でもわかるように、白岡市は「バス空白地帯」。さらに白岡駅から菖蒲まで運行している朝日バスも運転手不足により減便となっています。「高齢化、人口減少、財政負担」を考えた時、白岡市に必要な公共交通は?

ということで、7月16日はお隣の久喜市の公共交通について勉強してきました。一言で言うと「なんて手厚い支援。うらやましい」でした。
民間バスに加え、公共交通としては、循環バス(久喜地区)、デマンド(くきまるは栗橋・鷲宮地区と菖蒲地区)、全域をカバーするふれあいタクシーの三種類が用意されています。

公共交通は、既存の民間バスと競合しないことが大前提にあるため、どうしても市民の要望に添えないことが出てきます。久喜市の場合は、民間バス3社33路線あるので、公共交通の運行を考えるのも逆に大変だなと思います。しかし、今年度末策定予定の久喜市地域公共交通計画においては、輸送資源の総動員による移動手段の確保(スクールバスや企業のバスを含める)や交通結節点での乗り継ぎなど新たな考えを打ち出しています。また、市の負担額と収支率の改善(9月より料金改定)、運転手不足などが課題としてあげられており、街づくりも考えた公共交通の在り方を模索しているのがわかりました。

 今回は、白岡市議としてはなく地方政治改革ネットでの視察でしたので、他自治体の現状を議員や市民の方からも伺うことができました。例えば、吉川市では、市街化調整区域にお住まいの方に2000円のタクシーチケットを補助しているとか。廃止路線復活に対し、数千名の署名が集まったが、再開しても結局は、乗車数が少ない・・・などなど。
 また、民間バス会社に対する補助金を出すのではなく、利用者を増やすための施策をするべきだという意見には多いに賛同いたしました。確かに、運営費補助金をバス会社に出してしまうと利用者の数に関係なく運営出来てしまい、補助金がなくなった時には、利用者は、少なく自主運営が出来ない⇒廃止。となりかねません。
 それから、私が注目したのは、久喜市のふれあいタクシーです。9月に料金改定がされますが、概ね利用者が料金の半額を支払う形で(市の負担上限あり)、無制限に利用できるサービスです。75歳以上の方など条件はありますが、これで年間予算2400万円です。事前登録が必要なので、知らない方もいるかもしれないですし、利用できなかったという方もおられると思うので、今の状況が全てではないです。にしても予算2400万円という金額には驚きでした(安い)

 私は、今までタクシーチケットの助成を要望してきていましたが、久喜市のふれあいタクシーもいいですね。移動手段として、複数の選択肢がある久喜市と白岡市では現状が違うので、このままを白岡市には難しいかもしれません。しかし、循環バスが通っても自宅からバス停までの距離によっては、利用しないというアンケート結果も出ているように、望むのは、やはり自宅の近く。
「行きはいいけど荷物を持ってバス停から帰るのは無理。だからバスが通ったけど、乗らない」と言う話を東伸団地の方から聞いたことがあります。
自宅~目的地~自宅。を叶えられるのはタクシーしかないですね。

民間バス会社の撤退などもある自治体に比べ、白岡市は元々がバスの空白地帯。さらに競合を考えずに済むだけ、公共交通は取組やすいはずです。

今後の白岡市の公共交通を考える上でも、とても勉強になった視察でした。

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中学校教科用図書の採択

 7月11日の教育委員会定例会では、令和7年度に使用する中学校の教科書採択について、各委員から意見が述べられました。学校で使用する教科書については、白岡市単独で決定するものではなく、第23区採択地区として、白岡市、蓮田市、幸手市、宮代町の3市1町の協議会において、決定されます。詳しくは、埼玉県HP https://www.pref.saitama.lg.jp/f2214/902-2009128-94.html に掲載されていますが、令和6年度までの中学の採択教科書は↓ です。

 4名の教育委員は、事前に全ての教科書に目を通しており、(かなりの時間がかかりますね)各々の感想や意見が交わされました。傍聴した私は、教科書を見ていないので内容については、わかりませんが一人の委員が「5キロという重さ」について、発言されていました。ページ数の増加(中学生:平成14年2,711ページ。平成28年では、4,182ページと増えています。)副読本の増加により、昔に比べ登下校の負担はかなりのものです。今は置き勉は、OKのようですが、それでも肩への負担は大きいと思います。

本採択は、自治体ごとに教科書を決定した後、7月16日に行われる3市1町の協議会において、決定予定です。

 そう言えば、教科書や授業料って無償ですね。校舎の維持費や備品なども含め教育には、どれだけの税金が使われているのか調べてみました。少し古いデータになりますが、小学生一人につき約84万円(年)中学生一人につき約96万円)。全日制の公立高校だと約90万円とすると、12年間で約1,000万円以上の税金が使われています。こうして改めて数字にしてみると、学びの保障のために使われている税金は大きいですね。

  では、教科書っていくらするのかな?と調べてみたところ、とても廉価。例えば小学校1年生の書写は158円。他の教科書7冊を合計しても約2,500円です。教科書の発行に関してはも少子化、経費の増大などに伴い課題も多いようです。
※詳しくはhttps://www.textbook.or.jp/publications/data/18tb_issue.pdf 「教科書発行の現状と課題」。一般社団法人教科書協会のHPに掲載されています。

 3市1町で採択を決めることから、市議会において教科書採択を取り上げることは、珍しいと思いますが、昨年、中村ただし議員(前)が一般質問で取り上げていました。「新しい歴史を作る会の教科書」を使うべきだという内容で、その教科書の一部を読み上げたのを覚えています。


そういえば・・・。
中村ただし氏に議員時代のことで、お聞きしたいことがあって、お電話したのですが。留守電に残しても折り返しが頂けなかったので、日を改めてお電話したところ、「この電話はおつなぎ出来ません」😮😮
聞き間違いか?と思い、もう一度、かけても同じ。
まさか着信拒否?????

まさかね。

7月16日に行われる3市1町の協議会の詳細は、https://www.city.shiraoka.lg.jp/material/files/group/30/dai2kaisaiosirase.pdf
傍聴可能です。


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地域クラブ活動・受益者負担は

東京新聞WEB(2023年3月)より
・・・・・・・ 実践研究段階での費用は県などの補助金を充て生徒の負担はゼロだが、補助金がない状態で土日祝の地域移行を全面実施すると、市の試算では「生徒1人あたり月額4500~5000円の負担になる」と出た。生徒や保護者からは「高額だと厳しい」との声も聞かれるといい、市の担当者は「生徒の負担は1500円が限度では。補助がないと非常に難しい」と語る。・・・・・・・・・・・・

 今年度11月からの受益者負担開始に伴い、今夜の地域クラブ活動運営協議会では、受益者負担額について議論が交わされました。部活動の地域移行に関しては、白岡市は先進自治体として全国から注目を集めている事業であり、また、私も立ち上げ当初から注視してきたので、毎回、傍聴するようにしています。
 
 今日は、地域クラブ活動の運営費のどこまで保護者が負担するかが、主な議題でした。
例として、①指導料のみ 1,712円/月 ②指導料+交通費 2,005円/月 ③指導料+交通費+アプリ(ケガなどの保険代含む) ④指導料+交通費+アプリ+消耗品 ⑤指導料+交通費+アプリ+消耗品+人件費 何番目までを保護者が負担するのが妥当か・・・。
 また、交通費は市内も市外も一律1000円は、再検討が必要との意見が出ましたが、市内で1回につき1000円は、やはり高すぎると思います。
 さらに言えば、アプリと保険料がなぜ、一緒に考えられているのか。また、アプリではなくLINE では運用できないのか。そもそも月にかかる内訳の一般管理費については、なんの説明もなく、なんの費用なのか全くわからない。運営人件費は別にあるのに、いったいなんの費用なのか。この様な質問はなく、疑問が残りました。
 また、令和6年度4月の実績のバランスシートを見ても、実績の47%が指導料(交通費含む)。運営スタッフ人件費(23%)と通信費、印刷費5%、意味不明な一般管理費(9%)と事業者に委託しているから発生しているお金が38%もあるのです。
地域クラブ活動専用のパソコンリースやホームページ改修費も昨年度の見積もりには入っていましたが、それはどうなったのか。
未だにホームページには、地域クラブ活動専用ページの開設もありませんね。
 さらに、前回の協議会では、【今年1月から開始予定の硬式テニス。ラケットを多数購入したのに、練習日の前日の案内だった為、生徒が集まらなかった】と驚きの発言もありました。
え? ただただ生徒が集まらなかったから、スタート出来なかったと聞いていたのですが・・・。
そりゃあ、前日に案内されたら集まるわけないですよ。これで運営がしっかりとしているとは、私は思えません。

保護者に理解を得ることが難しいのがわかっているのですから、必要最小限の経費で抑えられるように、そして持続可能な地域クラブ活動になるように、令和6年2月議会の一般質問でも提案した事業委託ではなく、市の直営で行うべきだと思います。どちらにしても、①~⑤のどれを選択しても公費(市の財源)が必要なことに変わりはなく、その公費が毎年、予算化され議会で可決される保障はないわけです。市が直営で行えば、指導料+交通費+保険代+連絡用アプリ以外の費用を抑えることができるわけですから。実現可能な道に早く方向転換すべきというのが私の考えです。
・・・

 そして、この受益者負担を考える時に思い出すのは(以前もブログに書いたかな)「夫は、土日も部活。子どもが生まれても家族で過ごす時間が殆どなくて、悲しい」と言ったママからの相談です。家族を犠牲にして、尚且つ、ほぼ無給。
「受益者負担は保護者の同意がなかなか得られない」それは、そうでしょう。今まで無料だったのものが地域クラブ活動になると費用が発生してしまうわけですから。
でも、なぜ無料で部活ができているのか?そして、もし、ご自身の配偶者が稼ぎにもならない部活動の為に家族との時間が取れないとしたら?
特に乳幼児がいたら、手伝っても欲しいし、家族との時間を大切にして欲しい。家族との思い出を作って欲しいと。私なら思います。教員の善意で成り立っている部活動。私たち保護者は、まずはそのことをしっかりと考えるべきだと思います。

今日は、受益者負担額を決定し、夏休み前に保護者へ通知の予定でしたが、検討時間の不足により8月にも協議会を開催し、さらに検討を重ねることになりました。

東京新聞WEBより
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空飛ぶ捜索医療団ARROWS

 以前もブログに投稿したことがある”全国防災関係人口ミートアップ”。今夜も途中からになってしまいましたが、久しぶりに参加することが出来ました。今日のお話は、NPO法人ピースウィンズジャパンの橋本先生。
恥ずかしい話、この法人のことも、そして空飛ぶ捜索医療団ARROWSの事も知りませんでした。今回のお話を聞き、そして、ミートアップ終了後に空飛ぶ捜索医療団の動画を視聴し、自分は、能登半島地震の本当を何も知らなかったんだと。胸がぎゅっとなりました。

現地で支援をしてきた橋本先生だからこそ、語れる話の数々。中でも、避難所として使用している学校の再開の話は、ニュースなどからは全くわからない問題でした。”子ども達のために早く、学校を再開させて欲しい””体育館で卒業式をさせてあげたい”そのような声に学校側も大きなプレッシャを感じないわけがありません。しかし、避難所として、避難している市民がいる。
熊本地震の時は、学校再開が遅いと非難を浴びたこともあり、今回は一日でも早くと再開を急ぐ学校の気持ちもわかります。
学校再開が決定し、160人の避難者は他の施設に移動することになったそうですが、160人中、30人が行方不明になったという話もありました。学校を学びの場として守るのか?避難している方の場として守るのか?。何が正解で何がベストであるか、わからない場面に遭遇する現実。

 また、検討段階では、学校の会議室や特別教室を非難場所として使用するという話も出ていたそうです。ここで、考えたのが。6月議会の請願でも出た白岡西小学校の普通教室不足の問題です。今、珠洲市と同様の事が起きたら、非難している住民を移す特別教室がないわけです。やはり災害時のことを考えれば、なおさら教室整備は必要だなと感じました。

さらに、生活再建までに十分な支援が行き届く人は、一人もいないんじゃないかなと感じる現実。国からの300万円の支給も家屋が半壊以上の人のみ。もし、今、私が同じ状況になったら?
どのようにして、生活を再建できるのだろうか・・・。
それを考えることが出来た今日のお話でした。

 そして、最後に”防災関係に携わっている皆さんに”ということで橋本先生が語られたのは、「罹災証明の取り方などの知識を身につけておいてください」という事でした。例えば、被害状況の写真を撮っておくなど申請に必要なことなど、市の出前講座などを利用し、自主防災会で学ぶことが出来たらなと思います。また、防災訓練においても、講座を開催するなど広く住民の方に知って頂くことも出来るのではないかな?とも考えます。

今日は、最後に空飛ぶ医療団のYouTubeチャンネルをご紹介します。ぜひ、ご視聴頂ければと思います。https://www.youtube.com/watch?v=6lkQTCGlfcc

https://www.facebook.com/PWJPublicRelations/videos/348165674670772

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あなたの知らない世界

 全国から注目を集める今回の東京都知事選。これだけ盛り上がりを見せる選挙は、見たことがなく、その要因としては、ネットと石丸伸二候補の力だと思います。

都民の命と暮らしを守る・・・当り前の言葉を並べる人の演説からは、残念ながら学ぶものがありません。しかし、石丸候補の「見える化とわかる化」の演説一つだけでも、納得のいく学びがあります。このブログで石丸候補を取り上げたところで、なんの影響力もないのはわかっているけれど、それでも書きたいのは、昨年の市議選において私が市民の皆さんにお伝えしてきた事と同じことを石丸候補が演説で伝えているからです。

以下は、2023年4月24日のブログからの抜粋です。https://shiraokano-mirai.com/2023/04/24/%e3%81%82%e3%82%8a%e3%81%8c%e3%81%a8%e3%81%86%e3%81%94%e3%81%96%e3%81%84%e3%81%be%e3%81%99/

だから応援したくなるのです。そして、ネット上では様々な情報が飛び交い、落とすことに一生懸命な発信も多く見ます。これは、選挙に限らず誰にでも言えることですが「本当のことは、本人しかわからない」のにです。

私は、選挙期間中ではありませんでしたが、SNSに根も葉もないことを書かれたことがありました。

SNSに投稿されたものの一部

この時、私は一期目であり前回の選挙って存在しないのです。なので、全てが嘘なわけですが。これを当時、白岡市民以外の人、なんなら全世界の人が見られるSNSに投稿されました。だから、ネットの情報の真偽って本当にわからないよなって思うのです。その立場の、その人にしかわからない事もたくさんあるし。それこそ「あなたの知らない世界」があるわけです。
なので「信じられる自分を信じる」ですかね。

 そう言えば、小学生の頃の夏の話題と言えば、「あなたの知らない世界」でした。怖いもの見たさで視聴しては、夜になると「見なければよかった」と後悔する繰り返し(笑)
さらに、そう言えば。
先日、6月23日義父の卒寿のお祝いで関西に帰省した時のこと。娘と同室で宿泊したホテルで心霊体験をしました😱 朝、起きた時に「昨日、誰か部屋に入ってきたよね」と話すと娘も「そうそう、2組入ってきたよね」と。私一人が感じたのではなく、娘も同じ。
そして、「あっ部屋間違えちゃったみたい」ぐらいの明るい外国人で、怖さも全くなかった。その感覚まで同じでした。

「私の知らない世界」「あなたの知らない世界」は、まだまだありそうです。

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社会教育委員会

 7月2日。社会教育委員会の傍聴をしました。社会教育委員は、主に生涯学習課が所管の生涯学習やスポーツ、歴史文化などの事業について話し合う委員会です。議員になる前に自分自身が委員だったのですが、その当時と違い、質問や意見が活発に交わされていました。とは言え、全委員14名中、出席者は9名。尚且つ、発言者は3名。一言も発しない委員さんがおられたのは、残念でした。昨日の内容は、令和5年度の生涯学習事業の結果と令和6年度の生涯学習事業計画についてでしたので、何の質問も意見もない?と思うところはありました。

 全体の感想としては、生涯学習分野においても”担い手不足”が課題になっており、ここでも地域人材を頼る事業の難しさを感じました。
特に今年度、9月26日スタートで8回を開催予定としている白岡東小における放課後子ども教室(新規)は、その活動を支える教育活動サポーターの応募が現時点で2名しかいません。委員からも指摘がありましたが、回覧で募集をかけただけでは、なかなか集まりません。市のホームページで募集しているのかな?と確認したところ、令和5年度の菁莪小学校放課後子ども教室のサポーターの募集のみ。(令和5年度?)
行政区長、民生委員、社協福祉委員、学校運営協議会委員、朝夕の登下校の見守り、自治会・・・。などなど地域人材を必要とする活動は多いですね。しかし、働く人が多い中、平日の日中に活動できる方は限られていて、今、活動して下さっている方の後を継ぐ方は、確実に不足しているのを感じます。国が地域共生社会の実現を目指している中、地域人材の不足は、非常に大きな課題だと思います。

その他としては、図書館に寄せられた要望が読み上げられたのですが、いやいや大変だなと思いました。その中の一つをご紹介すると
「返却した本をすぐに棚に戻して欲しい」という要望。
一方
「皆さんがどのような本を読んでいるのか知りたいので、返却された本の紹介コーナーを設置して欲しい」という要望です。

後者の方が先に出た要望のため、現在は、紹介コーナに置いているとの事でした。まぁそのコーナー行けば返却したての本が並んでいるので、かえって探しやすいのでは?と聴いていて思いましたが。どちらも市民からの要望。その要望に応えるのは、大変ですね。

 さて、白岡東小の放課後子ども教室の教育活動サポーターを募集中です。
因みに先に開始した大山小や菁莪小では、シャボン玉や七夕作り、Xmas会などを行っています。また、多くて月2回の開催です。白岡東小のお近くに住まいの皆さん。ぜひ、ご応募頂ければと思います。よろしくお願いいたしますm(_ _)m

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都市マス地域別懇談会最終日

今日は、都市計画マスタープラン改定に伴う地域別懇談会最終日で、午前中は篠津・西地域でした。参加者は、議員も含めて17人と少なく、コミセンのホールの座席が寂しかったです。
この地域は、現在、開発中の篠津北東部が含まれるため、交通渋滞や騒音など環境アセスメント(影響評価)の必要性など大規模開発に伴うことが主な質問でした。
中でも、どうしてこのような話になってしまっているのだろうか?という質問がありました。それは、篠津北東部で開発している農業法人サラダボウルに関して、「設立して間もない会社。安く土地を購入し、資金繰りが上手く行かなくなったから、高く東急不動産に売却したんだ・・・云々」

街づくり課課長が、「当初からそのような事業として行っています」丁寧な説明をされましたが、なぜ、事実とは全く違った話が出回っているのか不思議でなりません。

農業法人サラダボウルは、設立して間もない法人でないのは、ホームページでも確認できます。尚且つ、先端技術を用いたスマート農業ということで、先日6月29日に岸田総理が視察された法人です。

先週、発行された藤井市長の活動レポートにおいて、農業生産法人・サラダボウルにより世界最大級のいちご農園の開発が始まることが書かれていました。要は、岸田総理が視察するほどの最先端技術をもったサラダボウルが白岡市篠津北東部に「イチゴノオカ」を作るということです。

藤井市長活動レポートより

来週、発行する連合会派の活動レポートでは、私は一般質問の内容の報告ではなく「活動を知っていただくこと 真実を知っていただくこと」と題した文章を掲載しました。
地域別懇談会が真実を伝える場になって良かったとは思いますが、このように事実ではない話が市中にはあるのですよね。そして、伝言ゲームのように変化し伝えられていく怖さがあります。

 午後は、白岡駅周辺地域の懇談会で、約40名ほどの参加でした。白岡駅西口線や駅前広場、白岡宮代線などの道路について、また白岡中央総合病院の移転に伴う質問。商店街の行く末を案じる質問や公園関係が多かった印象です。

今日で懇談会は終了し、次回は地域別の説明会となります。
・7月28日(日)10時~ 新白岡地域  14時~東北道東側地域 市役所1階会議室
・8月3日(土) 10時~ 篠津・西地域 14時~白岡駅周辺地域 市役所1階会議室
・8月4日(日) 10時~ 大山農村センター

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保護者らの思いが届く

 6月議会最終日の今日。
白岡西小学校にプレハブ校舎を設置して欲しいと保護者ら616名から提出された請願が全会一致で採択となりました。請願書によれば児童増加に伴い、平成30年から特別教室を普通教室にするなど余儀なくされてきており、学習環境としては、もう限界に来ているところでした。
この教室不足問題を議会で初めて取り上げたのは、令和4年12月議会。保護者からの要望を受けた石原富子議員が一般質問において、プレハブ設置の期間や予算など、かなり詳しく質問をしましたが、「学区の見直しをする」という結論に至り、プレハブ設置の実現は叶いませんでした。
 

 しかし、翌年(令和5年)に開催された学区審議会では、大山小学校の学区が西小学校に変更することだけが決まり、西小の教室不足問題はなんの解決もみないままとなりました。
今回の審議過程におていもそうですが、教育委員会においては、今後の児童推移から学級数がこれ以上、増えることはないという見解を持っていたためです。
 しかしながら、西地区における新築住宅の開発は今後もまだ続きそうですし、そうでなくても現状、キツキツ。児童の公平な学習環境の確保や安全面からは、これ以上、工夫や利活用などという言葉で乗り切れるものではなかったです。

今日は、数年に渡る関係者の思いがやっと届き、実現に向かって動き出す日となりました。

616名もの署名を集め、児童のために動いて下さった関係者の皆さん。
お疲れ様でした。そして、ありがとうございました。

 なお、請願が審議された文教厚生常任委員会では、請願採択だけでなく「プレハブが設置されるまでの間も改善に取組むこと。そして、教育委員会と学校が密に連携を図ること。」という意見も添えました。