に投稿

ありがとうのバレンタイン

2月14日。初めてチョコレートを渡したのは、小学校6年生の時。あの頃は、友チョコなんていうものもなく、好きな人だけに渡すバレンタインデーでしたが、今は、”ありがとう”の感謝のチョコですね。そんな今年の2月14日は、高沖秀宣先生の勉強会と学区審議会でした。


勉強会には、白岡だけでなく、改革ネットの議員さん。蓮田、久喜、吉川、宮代などの議員さんに参加を頂きました。今回の勉強会は、セミナー形式ではなく、議会運営に関しての疑問を質問し、先生に答えて頂く形でした。白岡市議限定にせず、他自治体議員の方にもお声がけをしたのは、先生からの話に加え、「うちの議会は、こんな感じだよ」といった話が聞けるかな?ということを期待したからです。

私が質問したのは、付帯決議、動議、継続審査についてでしたが、先生の答えだけでなく、「うちではこんな感じ」といった他市議会の実践を聞くこともでき、期待通りの展開でした。
学区審議会に出席のため、私は正味30分ほどで退出しましたが、有意義な勉強会になったことは間違いないです。昨年1月に先生のセミナーを受講してからのご縁。ありがとうございます。


そして、学区審議会は、2つの議題を審議しました。
1 大山小学校が廃校になった場合、どこの学校に統合するのかの方針を決定すること
  → 西小学校

2 市内全域の学区見直しについて
  → ・西小学校は、大山小学校と統合されても現状では学級数は変わらない
    ・これから約3年かけて、学校の適正規模、適正配置の計画を策定し、その上で再度、  
     学区審議会に諮問したいという理由から、市内全域の学区見直しは、計画が策定され
     た後にするという方針が決定しました。
  その際、私からは「国庫補助金を活用し、西小にプレハブ設置を要望」しました。教室不足
  はないといっても、特別教室を潰しての対応ですから。

今回の決定は、あくまでも方針であり、最終答申は、3月26日の学区審議会になります。
なぜ、西小が統合先と本決まりではないかと言うと。
3月議会で、「大山小学校は廃校しません」と議会が判断した場合には、必要がなくなるからです。なので、あくまでも最終決定、答申は議会終了後の3月26日となるわけです。


先の3連休で大山地区行政区3カ所の、住民の方々との意見交換を終え、文教厚生常任委員会として予定していた継続審査も終わりました。意見交換会時の音声の文字起こしも、先ほど終えやっと一息といったところです。仕事をしている私を温かく見守ってくれているニャンズ。
今日もありがとう。

に投稿

あべのタスカル(助かる)

2月6日の朝。
宇都宮線は平常通り。昨日の雪の影響が出るかなと心配していましたが、一安心。
 そして、積雪の朝でも新聞も届けられている。白岡市は大雪警報が出た程の積雪だったのに、みんなに感謝の朝です。

 さて、関西視察の2日目(1月30日)は、阿倍野にある「あべのハルカスではなく」「あべのタスカル」に行きました。→ http://www.abeno-bosai-c.city.osaka.jp/tasukaru/

この日は、津波体験、がれきの街体験。そして震度7の地震を体験しました。

阪神淡路大震災の震度7。そして南海トラフ想定震度7の2回を体験しましたが、どちらも手すりに掴まっていなければ、とても立っていられる状態ではなく、家具などが転倒する場面が思い浮かび、体験が終わってからは、我が家の危険箇所はどこだろうか?と考えることが出来ました。予約制で人気の高い施設ですが、自分ごととして捉えることができ、日頃の備えにつながる素晴らしい体験型の防災センターでした。

 そして、こちらは神戸のショッピングモール。

モールの中央に位置する通路に、このような地震体験車がありました。この地震体験車は、数が少なく、なかなか防災訓練でもお目にかかることが出来ません。しかし、阪神淡路大震災のあった1月のみの設置かもしれませんが、このように人が多く集まる場所に設置され、誰でも体験できる環境にしている神戸市の取組は、さすがだなと思いました。防災を意識することで、日頃の備えにつなげ、災害時に被害を最小限に抑えられるよう過去の教訓を活かしている取組ですね。

今年1月1日には、能登半島地震がありました。そして、積雪だけでも大変な思いをする関東地域。そこに位置する白岡市でも、「大丈夫」ではなく、日頃から防災に意識を持ち、せめて家庭で出来る備えはしっかりしないと思います。

に投稿

寝屋川。連合会派で視察(1日目)

今年度の連合会派視察は、1月29日~1泊で大阪府に行ってきました。テーマは、教育と防災です。
1日目は、市長部局にいじめ対応をする「監察課」がある寝屋川市。
全国唯一の取組で「寝屋川モデル」として有名です。
年間の視察数は30件と多く、私たちの視察の後も他自治体が控えているほどで、
視察出来たことは幸運でした。

画期的なのは、独立行政である教育委員会の垣根を超え、市長部局と教育委員会がタッグを組んだということ。これは、”子ども達に選択肢を増やし、いじめゼロを目指す”といった市長2期目の広瀬さんの公約とのことで、初当選した年の10月には実現した肝いりの事業です。

寝屋川市ホームページより

●教育的な指導による人間関係の再構築を目的とした教育的アプローチ。
●いじめを人権問題として捉えいじめを即時に停止させる行政的アプローチ。
●弁護士費用の補助など法的アプローチ
教育・行政・司法の側面から、いじめ問題を捉え、各々の役割を果たしいじめを解決するといった独自の取組です。
 また、毎月1回は、いじめ通報促進チラシを児童生徒に配布しており、通報窓口の周知だけでなく、抑止力としての効果もあるとの話がありました。

いじめ通報促進チラシ

 そして、この取組の根拠法令として「寝屋川市子どもたちをいじめから守るための条例」が制定されており、さらには、「寝屋川市いじめ被害者支援事業補助金交付要綱」として、弁護士費用等支援、転校費用等支援、物品の買い換えなどによる現状回復支援が定められています。

この補助金交付を除けば、実質かかる予算は、毎月配布するチラシぐらいのもので、予算確保が大きなハードルになるものではないこともわかりました。

いじめは、全国どこの自治体でも抱える大きな問題です。
この取組が全ての自治体に拡がれば、今よりもさらに子ども達を守ることが出来ます。

今回の視察をまとめ、白岡市でも実現できるよう連合会派で動いていきます。

に投稿

フードロス&支援

能登半島地震で被災されている方々の話から、フードロスの話へと発展した
昨夜の夕飯時の会話。
形が悪いというだけで、売れない野菜。
カメムシの被害にあってポチッと黒い点があるお米など。
品質や味は何も問題がないのに、見た目だけで消費されないこともあれば、
消費ではなく「賞味期限」といった、昔はなかった期限があることで、消費されなくなっている問題もあります。

食べられずに捨てられていく日本の食品は、下記の図の通りで、驚く数字ですね。

そんな会話の後、丁度このサイトを見つけました。文字通り、食品ロスの削減と社会貢献活動がセットになった取組です。なおかつ、商品がお安く手に入るといったメリットも消費者にはありがたい取組です。

また、寄付できる団体を一覧から選択できるようになっており、今は、能登半島地震緊急支援も入っています。(下記の図)

今回は、レトルトのポークカレーを購入してみました。支援金としては、わずかですが
それでもフードロスの削減につながり、社会貢献もできる。割引率は商品により違いますが、72%OFFなど割引率が高いものも多いです。

様々な支援方法がありますが、ぜひ、この取組も利用頂きたいと思います。
→ https://kuradashi.jp/

また、能登半島地震の支援については、1月15日㈪の17時30分~19時。白岡駅と新白岡駅で市長や職員と一緒に市議も募金のご協力を呼びかけます。また、市役所などの公共施設においても募金箱が設置されております。被災された方々が一日も早く平穏な日常を取り戻すことができるよう、みんなで応援していけたらと思います。よろしくお願いいたします。

に投稿

活動レポート配布中です

令和5年4月の市議選で2期目の付託を頂き、8ヶ月。令和5年を振返り、個人の活動レポートを発行いたしました。(実物はA4の二つ折りです)

新聞折込みは、1月18日を予定していますが、新聞の購読者は減る一方です。なので、本日からポスティングも始めました。
 また、レポートにも記載した通り、2月18日に個人の市政報告会を開催いたします。新白岡での開催になりますが、多くの皆様の声をお聞きしたいと思っています。

 なお、1月28日(日)は白岡市議会の議会報告会を「こもれびの森」で開催いたします。
今回で2回目となる議会報告会になります。
市民の皆様とお話できる機会となりますので、ぜひご参加頂ければと思います。
申し込みなしの当日、参加でも大丈夫です。
よろしくお願いします。

に投稿

年の瀬に1年を振返って

12月27日。
今年もあっという間に一年が終わります。

今年1月に受講した議会改革のセミナーで、二元代表制や議会力の向上に取組む必要性を強く感じ、議員個人としてだけではなく白岡市議会は?を考える1年でした。
なので、今、日本で最も視聴数が高い安芸高田市議会は勿論のこと、徳島市、浅口市、津市、杉並区などなど・・・YouTubeのながら視聴を随分としました。
私が知っている議会運営とは違う場面も数多かったです。

その一つ。”円滑でスムーズな議事進行”という言葉。
円滑とは、物事が滞らず、すらすら運ぶことです。
そもそも、二元代表制においては、市長と議会は対立関係にあるわけで、議論することにより、着地点を見いだしていくもの。そう考えれば、時には紛糾するぐらいの議会の方が活発に動いているということになりますね。

なにかと批判される安芸高田市議会ですが、私が思うに白岡市議会より、よっぽど議会として、委員会として活動し、役割を果たしているように感じます。

そして、石丸市長。
忖度しない。オブラートに包まない言葉。
特に財政説明会のこの発言は、危機感を持ち、市民の為に覚悟を決めた人の言葉です。
だからこそ、説得力がありますね。
(いくつか切り取り動画がありますが、↓が、わかりやすいです。
https://www.youtube.com/watch?v=kY4zo8Cl8dI&t=976s

そして、この危機感は決して安芸高田市だけの話ではなく、白岡市も例外ではありません。

”選挙が終わったのに野々口まゆみの立て看版がなぜ、こんな所に設置されているんだ”

こんなことですか? 
本当に情けなくなります。
その看板を外したら、白岡市が何か変わるのですか?
未来を生きる人達のために何か変わるのですか?

多くのことを学んだ2023年。
今年も1年ありがとうございました。




に投稿

12月議会閉会

12月20日。大山小学校廃校に関する条例を除く議案は、全て全会一致で可決されました。
さらに、この日は議案第100号・物価高騰支援として、国から交付される重点支援地方交付金の補正予算も追加として上程・審議されました。
❶低所得者世帯支援として1世帯につき7万円の支給
(支給は、2月を予定・・・もう少し早くなるといいですね)
❷事業者支援として、保育所に対し食材費の補助など
❸介護・障害者福祉サービス施設に対する物価高騰対策支援
❹農業者に対する肥料購入緊急支援
❺生活者支援として学校給食費補助または水道料金の減額(国の方針が決定してから、どちらかに決まります)

 そして、大山小学校廃校に関する条例は、委員会同様、本会議でも”継続審査”となりました。
(継続審査賛成は12名。反対は5名)
これにより、閉会中に文教厚生常任委員会として、執行部、大山地区の3行政区の大山小保護者、住民の方そして教育委員との意見交換をしていくことになりました。

”高校が入るって決まっているの?”など先日の新聞記事に掲載された内容について、問合せを頂いておりますが、「大島議員は”そのような情報があるが、市は把握されているのか?”を確認しただけで、根拠となる資料はお持ちではなく、そのような話を聞いたので、
あくまでも確認しただけとのこと”」です。とお応えしています。






に投稿

法人の相談資料とは

12月13日の毎日新聞・朝刊に昨日の文教厚生常任委員会(大山小)のことが掲載されました。名前入りで私の発言も取り上げて頂き、ありがたいのですが少々、勘違いをされてしまう書き方。
記事のタイトルにもなっている、「廃校直後に高校開校検討」について質疑したのは大島議長です。私は、昨日のブログに記載したように、時間が不足していることから「令和8年3月ではダメなのか?」と質疑したまでです。

「法人の相談資料に市議ら反発」という小見出しもです。
委員会にこの相談資料が提示されたわけではないので、大島議長以外の委員は私も含め、確認すらできていないのです。
なので、反発も何もありません。ましてや、確証もないことを判断材料にはしません。
よって、今回の記事は恣意的なものを感じます。

昨日、委員会終了後の大島議長との会話で「事実確認できないことで判断はしません」と伝えた私に、「埼玉県の学事課に聞けば、高校のことは教えてもらえるから」と言われましたので、早速、問合せてみました。
 しかし、「事前相談は受けているが、その内容を第三者に伝えることはありません」とのこと。当然といえば、当然ですね。
ただ、私立学校審議会でまだ、協議もされていないことがわかりました。

この条例が可決されたとしても、令和7年3月31日までは大山小学校が運営されているわけで、その翌日からいきなり高校を開校するって、準備もある中、現実的な話には思えません。

あくまで「法人の相談資料」であり、白岡市と法人の打合せ資料ではないのです。
なので、法人が要望した内容が記載されているだけと考えるのが自然だと私は思います。
現に執行部は、法人からの問合せは認めていますし、それ以外の関与はないとハッキリ答弁されていました。

しかし・・・。
県の学事課は「第三者には伝えない」と言っているものを
誰が何の目的で、どのように入手したのか?
個人的な情報が外部に流出したとすれば、埼玉県庁にとっても
これは大きな問題です。

そして、大島議長が事実の確証がない中で、質疑することはあり得ないと思います。
どちらにしても、大山小廃校に関しては、児童の減少が顕著であることが一番の理由です。このような形で問題が矮小化されてしまうのは、よくないと思っています。

に投稿

予算増額の根拠はなに?

文教厚生常任委員会での審議は、他にもいくつかの議案がありましたが、令和5年度一般会計補正予算に私は反対しました。

なぜ、反対したのかというと。
教育指導課所管の地域部活動推進事業の追加予算に対し、納得できなかったからです。
令和5年度の当初予算は、10、154、000円と1千万円を超えています。
さらに、今回の追加予算額は2、350、000円です。

なので、現在の執行残を質疑したところ、「年度末にならないと執行残は出ない」といった答弁だったのです。当初予算では不足が生じるから、追加で予算が欲しいわけですよね。現在の執行残が出ていない状況で、どのように235万円という追加予算額を出したのでしょうか。

10月31日まで契約していた日本スポーツデータバンクの委託料は400万円。ダンスのみ別の委託で30万円。
合計でも430万円です。当初予算は約1千万円なのですよね。
11月から委託先が市内NPOになり、種目も増えたとのことですが12月現在、まだ活動していないという話もあります。残り月数は正味、2ヶ月ぐらいでしょうか。

委員で反対したのは、私だけなので委員会としては”可決”されました。

に投稿

大山小廃校の条例改正について

12月12日。今日は、文教厚生常任委員会に付託された議案に対する審議日でした。
議案審議の前に、文教厚生常任委員会の委員長の中村匡志議員に、「なぜ、議案84号(簡単に言うと大山小廃校)を特別委員会に付託することに賛成したのか」について説明を求めました。
元々、文教厚生常任委員会に付託される議案であるのに、委員長自らが議案を放棄する行為をどのように思っているのか?そして審議するに値しない委員だと判断されたのだと思わざるを得ない行為に対して説明をききたかったのです。
委員長の発言を要約すると「全ての委員会に関わる内容なので、全議員参加の特別委員会に付託することに賛成した」といった説明でした。なので、議案を放棄した認識、委員を蔑ろにした認識もないことがわかりました。
 しかし、そもそも特別委員会設置及び委員定数は、議会の議決が必要です。よって、議案84号を付託する前に特別委員会の設置をしなければならないのです。簡単にいうと、カレーライスを盛るお皿(特別委員会)がないのに、カレーライス(議案)盛ろう(付託)としていたわけです。それだけはなく、先日の議案84号についての総括質疑に登壇した時は「文教厚生常任委員会の委員長なので、委員会では質疑が出来ないから総括質疑を行う」といった主旨の発言がありました。

なんとも理解し難い行為ばかりです。

 さて、議案審議ですが。
議案84号大山小廃校に関しては、委員5人中3人が賛成した「継続審査」になりました。
委員からの質疑も多く出され、かなりの時間をかけて審議しましたが、まだ可否を判断できる状況ではなかった為、継続審査の動議を提案しました。今まで問題の先送りがされてきた中、児童数の推移を見ればスピード感を持って進めなければならないことは、理解できます。しかし、全てにおいて時間が不足していることは否めません。さらに議員としてもこの短期間では、今後の事も含め保護者や住民の方々と十分な意見交換が出来ていません。また、質疑に対する答弁においても矛盾が生じていたりと納得できる状況ではありませんでした。しかし、なぜその状況で反対ではなく、継続審査の動議を提案したのかといえば、やはり教育委員4名の”同意”を経て、議案が提出されたことを重く受け止めているからです。

「教育委員は執行機関の一員であり、教育委員会の重要事項の意思決定を行う責任者である」
これが教育委員の役割だからです。私たち議員も悩みに悩んだ議案です。それと同様に教育委員の方々も悩みに悩んだ結果の”同意”。重責を担う教育委員の方々のこの結論を蔑ろには出来ません。

よって、継続審査とし閉会中に、文教厚生常任委員会として審査(調査)をする事を提案しました。
最終日の本会議で最終決定となります。