緊急事態措置であっても、保育所や学童保育所など社会福祉施設は休園や休所にはなりません。しかし、3密状態であることは、学校と同様です。そこで、4月7日午前中は、保育課に保育園の対応と要望を伝えに伺い、午後は、3か所の学童保育所を見学しました。
緊急事態宣言が発令されれば、対応が変わるとのことでしたが、本日、保育園保護者あてに登園自粛の要請としてお手紙が配布されました。
それにより0~2歳児の登園自粛においては、保育料減免ほか、復職の延長などの措置が講じられることになりました。
また、学童保育所の状況把握は保育課の職員さん同行のもと、南、菁莪、東の3か所に行きましたが、1年生が入ったこともあり、前回訪問時よりも人数が増加していました。また、通常であれば学校が終わってからの3時間程度だった開所が朝7時30分(8時)~夜7時の長時間開所が1か月を超え、シフトは組んでいるものの指導員さんの疲労が限界に来ているのを感じました。どちらの学童保育所も保護者の協力もあり、申込定員より少ないですが、子どもたちが一定の距離を設けて遊ぶことは無理。また、暑くなればなるほどマスクの着用は息苦しくなり、外しやすくなります。
保育園も学童保育所もどちらも働く方達にとって、必要不可欠な施設であることは間違いありません。また、子ども達にとっても保育士や指導員にとっても3密状態のリスクがあることも間違いありません。
最小限の預かり、時間の短縮などでリスクと仕事の軽減をはかることが今の最善の方法なのだと思います。