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パープルリボンキャンペーン

市役所1階にて

女性に対する暴力根絶運動のシンボルがパープルリボンです。新型コロナウイルス感染症の経済対策として支給された特別定額給付金(国民一人につき10万円)について、私の元に寄せられた相談は、経済的DVを受けている方からでした。

「支給は世帯主の口座に振り込まれるため、家計のために使おうと思っても夫に全て使われてしまう。世帯主以外の口座に振り込まれるようにしてほしい」
この様な経済的DV被害者からの相談は全国であったと思います。
DVと言っても、暴力や暴言だけでなくこの様な経済的なものもあります。目に見えないからこそ救援することが難しいDVです。 

 そして、パープルリボンは女性に対する暴力の根絶運動ですが、以前、相談を受けたのは、奥様からのDVで悩んでいる男性からでした。ご本人も非常に苦しまれていましたが、それ以上にお子さんへの影響を心配されていました。
そうです。DVを受けている現場を見ている、聞いている子ども達もDV被害者なんです。


暴力は人を傷つけるだけでなんの解決になりません。
コロナ禍で児童虐待だけでなく、配偶者からのDV増加も懸念されます。根本的な解決策も容易には見つかりませんが、 このようなキャンペーンで一人一人がDVについて知ること。なにか出来ることはないか?と考えること。

そして、当事者が「もしかして、DVなのかな?助けを求めていいんだ」と気づくことが大事だと思います。

白岡市では女性のための相談日を設けています。知り合いで悩まれている方がいらしたら、ぜひ教えてあげてください。詳しくは市公式HPでhttp://www.city.shiraoka.lg.jp/9622.htm