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危険な通学路

八街市で起きたトラックによる小学生死傷事故。大型車がすれ違うには、狭い道路でありトラックが走行する脇を通学する子ども達は、さぞかし怖い思いをしていることでしょう。

大津市で信号待ちをしている保育園児を巻き込んだ事故の後、交差点にガードレールが設置されましたが、今回は菅総理大臣が通学路の総点検を指示しました。

白岡市では、毎年PTA地区委員(名称は学校により違いがあると思います)が通学路点検を行い行政に要望を提出しています。私の子ども達が通学していた時に感じたことは、点検が毎年の行事になっていて、提出した要望により安全箇所が増えた実感はありませんでした。

3年前。小学生の保護者の方から危険な通学路についてのご相談を頂き、岡しげお県議と登下校の様子を見に行ったことがあります。

岡しげお県議の足ギリギリを通る車

画像を見てお分かりになるように、歩行者のギリギリを車が通ります。傘をさす雨の日は、さらに危険が増します。この画像だとわかりませんが、画像右側はカーブ。左側には横断歩道があります。登校時は横断歩道に教頭先生が立哨してくださっていましたが、下校時は小学校1年生の子も誰も立哨していないこの横断歩道を渡ります。この道は久喜への抜け道で、かなりの交通量もありますのでスピードを落とす対策を要望しました。

結果は、”横断歩道ありスピード落とせ”の様な小さな看板が手前に設置されただけでした。スピードバンプ(路面を隆起させることでスピードを落とさせるもの)の設置も要望しましたが、振動が起きるため近隣住民の理解を得ることが難しいとのことで、ダメでした。

通学路に限らず、歩行者にとって危険な道路があるのは、どこの自治体同じだと思いますが、総点検だけして終わりではなく、しっかりと対策に結びつけて欲しいものです。そして、私もドライバーの一人として交通ルールを守り今後も安全運転を心掛けようと思います。