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市政報告会 ありがとうございました

7月4日(日)。「公共交通」をテーマに絞った連合会派5名による市政報告会を開催いたしました。


利用するのは市民なのです
終了後、参加された方から届いたメッセージです。そして、会の後半に行ったグループセッションでも「市民による市民の為の公共交通のシステムを考える」「市民による協議会の発足の必要性」さらに「地域住民による地域の住民の為の地域福祉有償交通を」と自分たちが利用するための移動手段を自分たちで考えよう!。そして、行政と一緒に考えていきたいと感じられる意見が出されました。

また、公共交通だけを考えるのではなく高齢者を取り巻く環境として地域コミュニティーの形成、さらには街づくりという大きな視点にたって考える必要があるとのご意見も頂きました。

参加頂いた”3匹のおっさんSOO”の方々からは、現在の状況分析からの課題、そして今後の方向性などをまとめた提案書(要望書)を頂きました。この会の為に用意してくださった事も非常に嬉しかったのですが、なにより白岡市民のために真剣に考えてくださった思いが本当にありがたいです。

「循環バスも運行し、オンデマンドタクシーもある自治体が近隣にはある。他自治体の運営状況については?」との質問には、近隣自治体の令和元年度の収支率をお示し、どこも赤字運営であることをお伝えいたしました。

循環バス廃止時に町議をされていた岡しげお県議からは、”空気を運んでいるといった住民からの苦情が多かったこと”や議会に諮られることなく、当時の首長の政治的判断で廃止が決定したことなど詳しく経緯を伺うことができました。
”現在も運行している自治体は、赤字覚悟でも住民の足を守ろう”と決断するかどうか。首長の判断で大きく変わっていくことを考えさせられました。

また、のり合い交通を担っている昭和タクシーの明野社長からのお話も法律的な事など知らないことが多く、今後の公共交通を考えるうえで非常に役立つお話でした。

参加者からは、1回で終わらせるのではなく今後も引き続き行って欲しいとのご要望も頂きましたので、検討に入ります。

自分たちのことを自分たちで考えよう! 市民の力=住民の力で
市政を動かす。まさに市民が主体ですね。
私たち市議も大きな力を頂きながら、この声を形にし市に要望してまいります。


最後に明野社長からのクイズです。
「過去10年間、日本で廃止になったバス路線の距離は?」
さて、どれくらいなのでしょうか。

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答えは、「東京~パリまでの距離」です。
バス運行の必要性。時代と共に縮小していることがよくわかるお話でした。