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さくら猫活動について

公益社団法人 どうぶつ基金ホームページより

 今日は、猫の多頭飼育問題について市民の方からご相談を受けました。昨年から始めた”さくら猫・しらおか”の活動も少しづつ周知されてきたようで、嬉しいです。お家を持たない猫=野良猫の避妊・去勢手術(TNR)は、これ以上、不幸な猫を増やさない為に、そして環境改善にもつながるとして、全国でたくさんの団体が活動しています。白岡市では私たちの団体を含め、2団体が昨年から活動していますが、先日、残念なお電話を頂きました。
「市がこの取組みをしているのか。予算がついているのであれば、寄付をする必要はない」と言った内容でした。

手術代は、公益社団法人どうぶつ基金のチケットで行っており、市の予算ではないのに、なぜそのようなお電話を頂いたのか。

原因は公明党市議が発行したレポートでした。
令和4年度一般会計予算・補正予算などに公明党提案・要望が実現“と題し
飼い主のいない猫に不妊・去勢手術を行う取組。殺処分を減少させます。“と記載されていたからなのです。

今回の残念な電話を受け、昨日、公明党議員にお話をしたところ
・公明党が出した令和4年度の予算要望の項目に入っていたこと。
・表記も”令和4年度一般会計予算・補正予算などに公明党提案・要望が実現”と予算ではなく、予算などにしてあること。
そして、公明党が要望したことで実現したという根拠は、チケットが行政枠になったからとの事でした。

市が申請したからといって活動する団体がなければ行政枠チケットは、頂けません。それをご存じだったのでしょうか。
 そして、そのチケットを使用した後には、どうぶつ基金のチケットで手術した事をその団体のSNSやブログで発信することが義務づけられています。
 昨年度は、一般枠のチケットで行っていましたが、行政枠は、一般枠と違い手術代の他、のみ駆除代やワクチン代も無料になりますので、個人の負担を減らすために早めに行政枠にして頂きたい旨、市の環境課に当初からお願いしてきました。

TNRという言葉もご存じない。
公明党から謝罪を受けましたが、全く理解されていない中で、あのレポートはあんまりです。

この活動は、そう簡単なものではありません。
猫が対象ではあるけれど、その前に人間が相手なのです。
飼い主に、そして地域の方に理解を頂くことが
一番大切で
一番大変なのです。

公益社団法人 どうぶつ基金ホームページより