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発達障がいの支援について 考える議員セミナー

10月25日(金)は、「激増する発達障がいの子どもたち!その支援は正しいのか?」を考えるセミナーに石原富子議員と参加いたしました。発達障害と診断される数が年々増加している日本において、酷い副反応があるにも関わらず、0歳~の子どもにも投与されている現状を4名の講師のそれぞれの立場からお話を伺いました。

①作業療法士の上西清吉氏からは、薬を一切使わずに改善に導く作業療法のお話を実践の動画も交えながらお話頂きました。今後さらに大きく期待される職業であり、精神科に行くのではなく作業療法士さんに…となってほしいと思います。

②元官僚で前関西学院大学・経営戦略研究科教授の松藤保孝氏からは、「社会問題 議員として考えること 行動する責任」と題し、議員がするべき仕事とは何か?についてお話頂きました。地方公務員と議員は、住民の暮らしを良くする責任がある。そして、自治体の存在意義はなんのか?議員としてするべき事を考える時間でした。

③発達障害など複数の病名がつき、精神薬を服用。入院。川へ身を投げる。など過酷な10年の精神薬服用から断薬をはたした、伏見美穂氏の実体験を伺いました。現在は、なにも問題なく生活が出来ていること。実体験から語る精神薬の怖さ、そして断薬後の心身の健康。説得力のあるお話でした。

④発達障害バブルの真相と題し、CCHR japanの小倉謙氏のお話でした。精神薬の歴史から、子どもたちへの投与について。現在の状況を詳しくお話くださいました。

以前から、小倉氏が発信する情報は目にしていたので、子どもへの精神薬投与のの危険性は知っていましたが、より理解でき深めることが出来ました。

四谷3丁目での勉強会でしたが、東京も一日、雨量も多く風も強かったです。研修中に白岡市に警告レベル4が出されたことを知りましたが、夕方には自主避難所の開設までされておりました。防災無線での案内もあったようです。これはネットが利用できない方にとって、安心につながったことと思います。ありがとうございました。

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白岡市議会全員協議会

10月24日(木)は、①白岡中学校周辺区域土地利用推進事業について②経営戦略を含む水道事業ビジョンの策定について③下水道事業に係る地方公営企業法の適用について④会計年度任用職員制度の導入について⑤白岡市災害廃棄物処理計画の策定について⑥国民健康保険税について⑦大山小学校の学級編成に対する今後の在り方についての7つについて、全員協議会で審議報告されました。

今回より、審議報告事項資料が開催3日前に配布されたことで、事前に資料に目を通すことが出来たことからか、たくさんの質疑応答がありました。私が注目しているのは、④会計年度任用職員制度の導入についてです。臨時非常勤職員という扱いがなくなり、会計年度任用職員という新たな制度に2020年4月に代わるものです。フルタイムとパートタイムの2種類に分けられ、退職金がもらえるようになる。週の勤務時間により期末手当がつく、休暇など待遇が改善されます。

他自治体では、公式ホームページで会計年度任用職員の募集情報が掲載されていたり、既に募集を締め切っている自治体もあります。また、杉並区では新しい条例も既に可決されています。白岡市では、フルタイムの会計年度任用は考えていないとのことでしたが、採用に関しては公平性を保つために募集し選考することが記載されております。臨時事務職員さんだけでなく、相談員さんや保育士さんも会計年度任用職員になります。また、行政区長・区長代理は私人となります。大変大きく変わります。どのような条件のもと、1年という単年度で働くことができる様になるのか?12月に新条例が上程される時には、さらに詳しい説明が聞けるものと思います。

今日は、サンドイッチランチ。コーヒーゼリーも嬉しいです
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トルコ文化&白岡ふるさとまつり

10月20日。午前中は、白岡市国際交流会主催の「トルコ共和国紹介」に参加しました。「絶対、行きたい!」講座の途中ではありましたが、娘にLINE。トルコの歴史、日本とトルコの関係を拝聴し、美しい風景に魅了されました。イスタンプールという地名や近年ではシリアの情報から耳にすることが多く、これほど親日であることや日本が大きく関わっていることを知りませんでした。まだまだ知らないことばかり。世界は広いですね。

会場に飾られていた
ナザールボンジュウグッツ。この目が
邪視から守ってくれるそうです

午後は、コミュニティーセンターで開催の”白岡ふるさとまつり”に。半額になっていたガラスのお皿とコーヒーを購入し、しばらくステージを鑑賞しました。

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貯水池の除草作業について

白岡市新白岡6丁目住宅街に面している貯水池の除草を行うことになりました。

今回の台風でご心配された住民の方が多かったことと思います。内側については今月末までに市の職員さんが。フェンスなどの外側については11月に業者が除草に入ってくださいます。

台風19号のあと、住民の方から連絡を受け16日に環境課にお話しに伺ったところ、貯水池は下水道課になるとのこと。環境課から下水道課にお話しを伝えてくださり、下水道課の職員さんから上記の様に除草をすることを連絡いただきました。

課と課の横の連携。そして迅速な対応に感謝申し上げます。ありがとうございました。

そして、ご連絡くださった住民の方にもお礼を申し上げます。安心安全な生活を守るためには、やはり地域住民の方の目が重要です。ありがとうございました。

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議員研修(2)

この研修会には、4つの講座で得る知識だけでなく、北海道から福岡県まで全国から参加している地方議員と情報交換ができる貴重な場でもありました。

夕飯のテーブルは、あらかじめ席が指定されており同市の議員で固まらない工夫がされていました。左隣りに座られた栃木県下野市の議員さんとは、ネットアドバイザーとして下野市の小学校で講座をしていた話や下野新聞の話などで盛り上がり、他全員が先輩議員というテーブルでの夕飯でした。

隣のお部屋に場所を移してからも、議会の進め方や委員会の在り方、議会改革、一般質問、議会だよりなどなど…先輩議員からそれぞれの自治体の話を伺え非常に勉強になりました。ご一緒させて頂きありがとうございました。

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議員研修(1)

千葉県・幕張市にある市町村職員中央研修所で開催された特別セミナーに参加してきました。全国から集まった市町村議員約100名。副議長が参加する自治体や順番で参加する自治体など様々でしたが、白岡市は新人4名での参加でした。

1日目:1つ目は、イギリスの地方議員について コーンウォール州で議会議長をされているヒラリーフランク氏の講演。日本での仕事経験も長く、ご主人が日本人なので、流暢な日本語で講演してくださいました。

2つ目は、再建を考えるような状態でなかった病院を新しく建て替え、黒字経営にしたスーパー公務員で、現・常滑市副市長の山田朝夫氏によるお話。なぜ、黒字経営までになったのか?詳しく伺いました。

2日目:一つ目は、自治体の防災対策と災害時の市町村議会、議員の対応と題し、跡見学園女子大学教授 鍵屋 一氏のお話を伺いました。始まってすぐにスクリーンに映し出されたのは、”なまはげ”の画像でした。「悪い子はいないか~」「なまけている奴はいないか~」と大晦日の夜に玄関からいきなり入ってくる なまはげ。実は、なまはげ役は消防団員で、家の中に入ることで”おじいちゃん元気だな””家族が増えたな”…と家族状況を把握しているのだそうです。災害があった時の救助や援助につながる大切な風習なんですね。

2つ目の講座は、高齢になっても安心して暮らせる地域のしくみづくりと題し、東京大学特任教授 辻 哲夫氏のお話でした。千葉県柏市の豊四季をモデル地区として検証している事例をもとに急激な高齢化社会に向かう日本において、必要な地域のしくみについて伺いました。少しでも認知症になるのを遅らせるためには、家にとじこもらず外にでること。仕事をする、サークル活動に参加する…など家以外での活動場所を地域に作ることなど、予防対策が盛り込まれたお話でした。

どのお話にも共通しているのは、地域の力と若い世代の移住定住。

良好な住環境、暮らしやすい生活環境のために自治会がしっかりと機能されている。自主防災会の先進的な活動。そして、定期的に開催されるカフェ。民生委員さんや福祉委員さんによる地域活動。シニア世代のサークル活動をまとめる悠友会。白岡ニュータウンが、既にこのような街づくりに積極的に取り組んでいることは、モデル地区にもなりうるものだと改めて感じました。課題は、日常の小さな困りごとを地域で支援する活動(例えば、電球の交換やゴミ出し、お買い物)と若い世代の移住・定住です。

駅にも近く、幼稚園や小学校も近くにあるこの環境は、子育てには最適だと思います。30年の開発も最終章を迎えています。この住環境を守り、この街に住み続けるために、行政と連携し住民として出来ることをみなさんと一緒に考えていきたいと改めて思った研修会でした。

10月26日(土)・11時~12時、新白岡1丁目ノースプラザにて市政報告会を開催します。

現在までの活動状況などをご報告させて頂いた後、皆様と話し合い、一緒に考える時間を持ちたいと思っています。なお、10時~11時は住民主催による行政職員出前講座もあります。のりあいタクシーなど地域公共交通についてのお話を伺うそうです。会場は同じですので、お時間がある方は、ぜひそちらにもご参加ください。

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白岡市聴覚障害者協会創立30周年記念大会

10月13日。自主避難所になっていたコニュニティーセンターも午後は聴覚障害者協会創立30周年記念大会で多くの方が訪れました。お祝いの式典の後には、全日本ろうあ連盟60周年記念に製作された【ゆずり葉】が上映されました。

分娩室に入った妻を廊下で待つ夫。でも、聴覚障害のある夫には、わが子の産声が聞こえない…健聴者である私が、この映画の中で一番ハッとした場面でした。健聴者にとって当たり前のことが当たり前じゃない。わかっていたようで、やっぱり理解できていない自分を目の当たりにしました。手話で展開されることが多いこの映画は、さらに無音の辛さを感じ苦しくなりました。無音。そうなのですよね。聴覚障害者の方々は常にその中にいる。ハンカチなくしては見れない感動のストーリーでしたが、意識しなければ見失いがちな大切なこと、当たり前のことを気づかせてくれる素晴らしい映画でした。

白岡市では、手話を言語として認める【手話言語条例】の制定に向け委員会で検討中です。ちょっとした手話ができる人が増えることにより、日常生活だけでなく、特に避難所などを利用しなければならない不安な状況になった時に、どれだけ心強いだろうと思います。

聴覚障害の方には視覚での情報を。視覚障害者の方には、聴覚からの情報を。災害時は特にですが、バリアフリーが必要だと。この大会に参加し強く感じました。

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台風19号

20河川が氾濫するといった大きな爪痕を残した台風19号。白岡市は大きな被害はなかったものの、自主避難場所を開設するといった対策をとったのは、新白岡に住んで21年の間にはなかったように思います。12日の夜、白岡東小学校は市の職員さん、地元自主防災会の三役と自治会長が詰め、3組の方が避難されていました。翌朝は、みなさん無事にご帰宅され、利根川の水位が下がるまで開設しているとのことで、市の職員お二人が残っていらっしゃいました。いつもは水はけが悪い校庭は、水たまりがなく台風が通過したことが嘘のような風景でした。

13日朝の白岡東小学校

また、不安が続く中、安心安全のための情報受発信は非常に大事です。そして、どのような環境にいる方にも正確な情報を届けること。情報の格差をなくすことに努めるのは必須です。私のSNSにも不安の声が届いておりましたので、出来るだけTwitterなどSNSで情報発信をいたしました。13日の朝は、元荒川の画像を石原とみ子議員から、関口まさお議員からは総合運動公園などの画像。そして白岡市の画像をUPされていた方の情報をシェアーし、今その時点での白岡市の情報を発信しました。

13日朝の元荒川

今後の課題は、ネットの利活用とネットを利用できない方々への情報の届け方だと思います。

さいたま市では防災無線を使い、その内容をネットでも発信していました。暴風雨で聞こえづらいなどの問題があった自治体もあるようですが、市全域に伝えられる唯一の手段です。

また、ペット同伴の避難所がないこと。そして、同伴可能かどうかも周知されていないことです。ペットは禁止ということで、車の中で過ごされた方のお話も聞きました。動物アレルギーなどの問題もありますし、避難時に備え日ごろからペットをゲージに慣らさせるなど飼い主側の対応も必要になります。我が家にも2匹の猫がいるので、家に置いて避難所に行くという選択はやはりありません。さいたま市のようにペットだけの場所を設置するなどの対策が必要だと思います。

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雨戸を閉めていても

雨戸を閉めていても、雨戸を突き破り窓ガラスが粉々になった画像がSNSにあがっていました。今回の台風の被害画像ではありませんが、雨戸を閉めていればニュースで報道されるような被害はないと思っていたので、びっくりです。なおかつ、今回の台風は昭和33年の狩野川台風に匹敵すると言われており、家屋が崩壊の恐れとまで言われています。大げさと思うほどの準備をするべきだなと思います。各地でイベントなども中止になっておりますが、白岡ニュータウンのふるさと祭りも早々に中止となりました。

白岡市でも自主避難所を開設します。詳しくはhttp://www.city.shiraoka.lg.jp/item/20162.htm#ContentPaneをご確認ください。
また、参院選ポスター掲示板も一部の箇所で撤去となりました。その他、公共施設の案内なども発信されておりますので、自治体対応の最新情報は市のホームページでご確認ください。

屋外の物を家の中に入れる。物干しざおをおろす。お風呂に水をためておく。スマホの充電(機内モードにすると電池の減りが少なくなります)。窓に段ボールを貼る。飲料水の確保。懐中電灯。我が家で準備できることは、これ位でしょうか。

とにかく予報が外れてほしいと願うばかりです。でも、みなさんも準備はしっかりとされてくださいね。

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日本スクールソーシャルワーク協会 秋季研修会

10月6日(日)は、日本スクールソーシャルワーク協会の秋季研修会【地域での虐待予防・防止の仕組みと機関連携の在り方を考える】に参加しました。SSW(スクールソーシャルワーカー)さんの参加が多かったと思いますが、私と同じ立場だったり、少年鑑別所の職員など子どもに携わるお仕事の方々で、会場は満員でした。登壇者も元児相職員や家裁で働いていた方。現役の中学校教師やSSWさんなど。様々な子どもたちの問題に取り組まれてきた(いる)方々でした。

午前中は、【子どもの権利に基づく一時保護所の在り方を考える】と題し、元埼玉県庁の職員で現在は、江戸川区一時保護所開設準備担当課の茂木健司氏の講座。一時保護所ってどんな所?そしてそこに来るのは、どんな子どもなの?といった基礎から、一時保護所における子どもの権利保障について、わかりやすくお話くださいました。

午後は【さいたま市の実践報告】。オーストラリアの児童相談所から生まれたというサインズ・オブ・セーフティー・アプローチを導入しているさいたま市の職員、SSWさんなど6名による実践報告とさいたま市児童相談所の児童福祉司によるお話、最後はワークショップと盛りだくさんの内容でした。

当事者抜きに、憶測だけで目先の問題を解決しようとすることが間違い。問題がある中でも、今出来ていることを認め、出来ていないことを確認し、将来どうなりたいか?というものをゴールとしてはっきりと意識すること。こんな簡単ではありませんが、ざっくり言うとこんなアプローチです。

特にさいたま市では、SSWさんが十分に力を発揮できる環境にあること。そして、SSWさんを中心に学校や他機関がしっかりと連携がとれていること。本来の支援ができていることを非常に羨ましく思いました。

そして、とても印象的だったのが登壇者の方々の目です。傷ついた子どもや生活が苦しい方、様々な苦しい境遇にある方々に寄り添ってきた登壇者は、みなさんとても優しい目をされていました。