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思春期・反抗期って大変ですよね

家庭教育学級・合同講座。今年は、埼玉教育サポートセンターの依田透氏による「思春期における親子の接し方」でした。

”ママ ママ”と言って甘えていた我が子が別人の様に変化してしまうのがこの時期ですね。大人に向かうために必要な時期だとわかっても、やはりその変貌に悲しさや寂しさを覚えます。話しかけても”別に””普通”ぐらいしか返事がなく、”ほっといてくれ”そんな態度が全面的に出ている子どもに対し、あの頃のあの子は、どこへ行ってしまったの?と面影を追ってしまったり。

心と体の急激な成長に戸惑う子ども。子どもの変貌に戸惑う親。
お互いにどうしていいのかわからない時期だから、衝突もおこるのだと思います。私の経験から言うと、この時期は正しいことを正しいと認められない時期で、親は正しさを指導してくるので、
”うざい”存在だと思われていたのだろうなということ。

でも、その正しさがいつかわかる日が来てくれることを信じて。
依田氏もおっしゃっていたように ”よくないことは よくないと言う”これを忘れてはいけないなと改めて思いました。

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ダンという名前の犬

今日は社会教育委員として 埼葛郡市 社会教育振興会の総会&研修に参加しました。八潮市の教育委員長がご挨拶の中で話されたのが”目の見えない犬・ダン”でした。
“盲導犬は見えない人を助けるのに、目の見えない犬は どうして捨てられるの?”少女のこの言葉が地域を変えた実話です。

どうせ言っても無駄と思うことばかりかもしれないけど。
言わないより言った方がいい?

政治も同じ。どうせ私一人が言ったところで何も変わらない。
みんながそう思ってしまったら、何も変わらないどころか
権力を持った人のやりたい放題になってしまいます。
一人の声が誰かにつながり、何かとつながり拡がっていく。

この少女のように動かすことができる。

松山市立潮見小学校のHPに”ダン”のお話が紹介されています。ぜひ訪れてみてください?

https://shiomi-e.esnet.ed.jp/page_20180104053407

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個人を大切にするということ

5月16日(木)憲政記念会館で開催された前川喜平氏の講演を拝聴してきました。

個人の尊厳から出発する教育論・一人一人の人間が何よりも大切なかけがえのない存在である。人は誰も自分らしく生きる権利があり、主体的に判断し行動する存在である。

憲法13条、14条や教育基本法が宣言する「教育の目的」などのお話から、なぜ【個人】という言葉を使っているのか?そして改憲草案ではなぜ、【人】に置き換えようとしているのか?を考えることが出来ました。一見同じように感じてしまうこの二つの言葉。でも、わざわざ【人】に変えようとすることに どんな目的があるのかを知らなければなりません。

等しく学ぶ権利。学ぶことの自由。学校は個人の尊厳を尊重する場所になっているのか?現実には、いじめ、登校できない子どもたち、学習環境の格差。虐待、貧困、など問題は山積みです。子ども達が成長する環境をよりよくしていく責任がある大人の一人として、白岡市の教育環境にも取り組んでいきます。

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グリーンブック

1963年。私が生まれる2年前のアメリカが舞台の映画(実話)のタイトル。黒人が宿泊できるホテルや利用できる飲食店などが掲載されているガイドブックの名前です。娘に勧められていながら、なかなか鑑賞できずにいましたがやっと観ることができました。

”そんな肌でよく平気だね”そう言われたのは19歳の時。幼い頃からアトピーの私。平気なはずがありませんよね。どれだけキレイな肌に憧れたか…。
ここ最近で言われたことは、
”その髪型は、どうなの?” ”結べばいいのに”
くせっ毛(天然パーマ)ですし、片頭痛持ちの私は髪を結ぶことが辛いんです。

そして、極めつけは
”実年齢より若く見えるのをよく思っていない人もいるんだよ”という言葉。

外見だけで判断する人たちに今までたくさん出会ってきました。そういう人たちは、この映画の主人公に”肌を白くすればいいのに…”と言うのでしょうか?

差別やいじめを作り出しているのは、大人。人の一面だけを見て、人からの話だけで判断し誹謗中傷する。人と違うことをよしとしないのも大人。
そんな大人を見て育つ子ども達。
平成30年度子どものいじめ認知件数は、41万件と過去最多となりました。




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社協白岡東支部の視察研修に参加しました NO.1

2019年3月13日(水)社協白岡東支部の視察研修で、埼玉県立上里養護施設を訪問しました。
昭和21年に戦争孤児や貧困の子ども達のために開設され、現在は社会福祉法人 埼玉県社会福祉事業団が運営をしています、幼児から高校生まで一緒に生活をし、ここから幼稚園や学校に通学しています。本日は、家庭支援専門相談員の方が施設の説明や現状を詳しくお話してくださいました。
お世話になりありがとうございました。

10年ほど前、拝聴した「子育てのゆくえ」の著書:松井 和氏の講演会で、彼は”福祉の充実は、幸せな国ではない。”ということを話されていました。例えば児童養護施設も児童相談所もない国ではなく、必要としない国こそが本当に幸せな国ということです。この施設が開設された当時の目的と現在、入所している子どもたちの入所理由は全く違います。社会の変化と共に親が子どもを愛する思いも変わってしまったのでしょうか。

寮と寮を結ぶ廊下に飾ってあった淡い色一色で描かれていた絵画。
その絵は、母親の膝で抱かれている子どもの姿でした。

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飯能市青少年問題協議会にてお話をさせて頂きました

今月は中学校の入学説明会や埼玉県青少年団体連絡協議会でお話をさせて頂き、今日は今年度最後の講座で飯能市に行ってきました。圏央道の開通によりあっという間。入間市で育った私にとって飯能市は、宮沢湖に家族で遊びに行ったり、部活で名栗川キャンプをしたり、懐かしい土地でもあります。青少年問題協議会の委員の皆様にお話をさせて頂いた場所は、飯能市の図書館です。どことなく白岡市の生涯学習施設・こもれびの森に似ていました。中は、図書館と会議室はしっかり区切らており、会議室に通じる通路や階段はカーペットになっていて、足音を吸収する工夫がみられました。今年4月に宮沢湖にオープンするムーミンのテーマパーク。館内もムーミンがたくさんいました。                                                          

今日の講座では今、大きく取り上げられているアルバイトによる不適切動画について”なぜ、投稿してしまうのか?”というテーマでワークショップを10分ほど行いました。また、小中学校のスマホ持ち込みへの動き。eスポーツが正式にオリンピック種目へなるかもしれない現実。ネットがあることで便利と安心を手に入れられる。それのどこがいけないのか?そのような話から始めました。
埼玉県ネットアドバイザー制度が発足した9年前とは、ネット環境もかなり変わり、講座内容もだいぶ違います。でも、子育てにおいて大切なことは昔から変わっていないのではないでしょうか。
大人として見せてあげられる姿は、子ども達に見せたい姿は、どんな姿ですか?

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東部地区社会教育関係委員・職員研修会に参加しました

2019年1月24日(木)今日は、東部地区社会教育関係委員・職員研修会に白岡市社会教育員として参加しました。社会教育委員向け研修は、年に数回開催されます。今日は、行田市教育文化センターみらいを会場とし全国社会教育委員連合副会長・常任理事の馬場祐次朗氏による「これからの社会教育のかたち~緩やかなネットワークによる人づくり・地域づくり~」のご講演と行田市と白岡市の事例発表がありました。

馬場氏の講演は、社会教育行政の危機から求められる社会教育。そして、子どものスマホ利用と学力の関係や基本的生活習慣の大切さと多岐にわたりました。

白岡市は、「町ぐるみん白岡」の副会長・浅野悦子氏がその取り組みについてお話をされました。私は、「町ぐるみん白岡」の発足から携わり、広報委員として2年間活動をいたしました。現在は、埼玉県ネットアドバイザーの野々口眞由美として会員になっています。「町ぐるみで子どもの様々な問題に取り組もう、見守ろう!」ということで、「町ぐるみん白岡」という団体名になりました。校長先生やPTA関係、市議、スポ少、家庭教育アドバイザーなどいろいろな立場の方で構成されているため、今後の発展も多いに期待できることを本日の発表と馬場氏の助言から知ることも出来ました。