時折、行政防災無線で呼びかけられる行方不明のアナウンス。
数日前も無事に発見された事例がありましたが、やはり若い世代の方より高齢者の方の行方不明が多いですね。
そこで、白岡市高齢介護課では以下のサービスを提供しています。
❶はいかい高齢者早期発見ステッカー配布(初回、無料)
認知症の方や徘徊が心配な方を対象に杖や衣服などに貼れるステッカーを配布しています。以下は、白岡市ホームページより。
⑴ ステッカーの特徴は2種類
家庭用洗濯機で200回以上洗える耐久性がある「耐洗型」、自ら光を蓄えて放つ「蓄光型」の2種類をご用意しております。
⑵ 発見~引渡しまでが迅速に!
発見者がQRコードを読み取り、現在位置や本人の状況を入力すると瞬時にご家族(事前登録の最大3名まで)へメールが送信されます。夜間でも発見通知がくるため、24時間365日やりとりが可能です。
⑶ 引渡しまでのご本人のストレス軽減
事前に身体的特徴や既往歴、保護時に注意すべきことなどを登録しておくことで、発見者がQRコードを読み取った際、対処方法が分かるようになっています。引渡しまでの間、ご本人がストレスなく安心して過ごしていただくことができます。
⑷ 個人情報の保護について
伝言板を使用してやりとりするため、個人を特定する情報は必要としません。氏名や住所、連絡先の記載は不要なので、個人情報の漏えいの心配がありません。
⑸ 特別なアプリ等は必要なし
利用をするために特別なアプリ等をインストールする必要はありません。QRコードを読み取れる端末さえあればすべてのやりとりが行えます。
❷見守りキーホルダーの配布(無料)
保護された方がキーホルダーに記載されている包括支援センターにお電話し、キーホルダーに記載されている識別番号を伝えて頂くことで、その方の情報に基づき(緊急時の対応を事前に申請しておきます)対応をしてくださいます。
どちらも事前申請が必要ですが、行方不明になった場合も早期発見につながりますし、大切なご家族を守ることができますので、ぜひ、活用していただきたいと思います。
また、お一人で生活を送っておられる高齢者の方も増加する中、
家庭内での見守りも重要になってきています。
89歳になる母が居住している自治体では、高齢者緊急通報システムを提供しており、数年前にリビングの壁に通報パネルが埋め込まれました。(月額使用料などがかかっているようです)
さらに、日常よく使うテレビやエアコンなどのリモコンやトイレのリモコンを見守り電池に変えることで、日々の安否確認ができるサービスも民間から提供されています。母も必ずテレビを視聴しますので、リモコンを使わない日はありません。
”リモコンを使ってない?大丈夫かな?”
見守り電池に変えるだけで安否確認ができるのは、とても簡単で便利ですね。(月額、使用料はかかります)詳しくは→ Mabeee みまもり電池 家族みまもりサービス|Novar
本当は、電話で会話をすることが一番なのですが
なかなか毎日は難しいですし、常時見守ることは不可能なので、このようなサービスを利用して安心を手に入れられる事はありがたいです。